うしねこ福旅日記 その25
真冬の北海道新婚旅行 第2部

旅の中盤はレンタカーで釧路からウトロまで北上しながら
撮り鉄ごっこをしました。

ダイヤモンドダストパーティー
流氷ウォッチング
感動の知床ファンタジア

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 ダイヤモンドダストパーティー

釧路の宿をあとにした我々は、3日間かけて釧路〜川湯温泉〜ウトロへと
移動するためにレンタカーに乗り込みました。
SLなどの撮り鉄ごっこをしながら少しずつ北上していきます。
道路には雪が凍った状態で残っていますが、天気は良く大変快適なドライブです。

まずは釧網本線沿いに進みます。釧路湿原はいつ来てもすばらしい風景です。
茅沼駅のホームのすぐ近くには丹頂鶴が3羽ほどウロウロしていました。
この日は川湯温泉に宿泊です。宿には「満室」の札がかかっていました。
そして入り口に「オホーツク流氷〜」「感動の雪まつり〜」
などといった同じようなツアー名の札がずらりと並んでいます。
平日ということもあり、ツアーの参加者のほとんどは
熟年のグループか外国人で、我々はかなり浮いていました。

夕食後温泉に入って温まった後、再び防寒着に身を包んだ我々は
宿の近くで行われている「ダイヤモンドダストパーティー」へ足を運びました。
ここでは毎晩ダイヤモンドダストを人工的に作るイベントをしています。
昨年の北海道旅行で本物のダイヤモンドダストを見た我々ですが
このイベントではまた違った感じでダイヤモンドダストを楽しむことができました。
会場の温度計では気温はマイナス9度となっていました。
観光客があちこちから続々と押し寄せてきます。
人々の熱気もあり、思ったよりも暖かく感じました。

翌朝は網走へ向けて走ります。
撮り鉄ごっこをしようと新雪の中をがんばって歩いて高台に上ると、
海が一面白い氷で覆われています。どうやらこれが流氷のようです。
その場で相棒とともに感動を分かち合いたかったのですが、
相棒はさらに高いところへ登ってひとりで撮り鉄に夢中になっておりました。
新婚旅行とはいえ、撮り鉄ごっこのスタイルはいつもと変わらない我々です。

北浜駅の駅舎内にある「停車場」で昼食をとりました。
この駅には猫が住みついています。
駅舎の中が寒いためか、猫はちょっとした隙にさっと店内に入ってきて、
そのたびにお店の人につまみ出されていました。
翌日、我々もこの猫に一本とられることになろうとはこのときは夢にも思いませんでした。

SL湿原号@塘路付近 ダイヤモンドダストパーティー@川湯温泉

 流氷ウォッチング

午後はいよいよ網走から砕氷船「おーろら号」に乗船です。
乗り場の駐車場には観光バスがびっしりと停まっていました。
乗船ターミナルに入ると、中は外国人観光客でいっぱいです。
自分の周りで全く日本語が聞かれず、逆に自分が外国に来たような気分になりました。
みるみるうちに乗客の列は伸びていき、まるでどこかの遊園地のアトラクションのようです。

我々は最初から甲板に出て流氷ウォッチングをすることにしました。
港の中にも流氷はたくさん浮かんでいましたが、船が進むにつれ
氷のかたまりはどんどん厚く大きくなります。
大きな氷にぶつかるたびにゴーンという音とともに船が揺れ、
バリバリと氷を砕く音が聞こえてきます。
ときどき砕けた氷のしぶきがこちらまで飛んできそうですごい迫力でした。
鼻水が垂れてくるのもかまわずに、じっと流氷を見つめていましたが
一向に飽きることがありません。
甲板にじっとしていると体が冷えてきて耳がちぎれそうなほどになりましたが、
それに耐えながら見るだけの価値があるすばらしい光景でありました。

下船後は今宵の宿のあるウトロへ向かいます。
途中から少しずつ曇り始め、やがて風が激しく吹き始めました。
地吹雪の中、日が落ちてすっかり暗くなった道路を相棒ががんばって運転してくれます。
目的地が近づくと、なにやら奇妙な光が見えました。
バスがたくさん停まっていたので我々も車をとめて降りてみると
「オシンコシンの滝」がライトアップされていたのでした。
改めて地図で滝の場所を見てみましたが、ずいぶん遠くまで来たものだと
しみじみ思ったうしねこです。

トンネルを抜けてウトロへ到着すると、道端に茶色いものがうずくまっています。
良く見るとそれはキタキツネでした。
相棒と「いやー、初めて見たねぇ」と喜んでいると、
今度は目の前にシカが2頭立ってこちらを見つめています。
驚きのあまり、思わず私は「あのぅ、すみませんが通りますのでどいていただけますか」
などとシカに丁重な口調でお願いしてしまいました。
シカは私の困った顔を見て察したのか、すっとどこかへ行ってしまいました。

 感動の知床ファンタジア

この日の宿の夕食はバイキングでした。
あまり期待せずにレストランへ向かったのですが、中に入ってそのメニューの充実ぶりに
「おそれいりました!」と思わず土下座したくなるほど、すばらしいディナーでした。
おなかがパンパンになるまでごちそうを詰め込んだあと、
「知床ファンタジア」というイベント会場へ行くために
重いおなかをさすりながらホテルのバスに乗り込みます。
ツアー参加者はみなツアーの専用バスに乗るので
ホテルのバス車内には20名ほどしか乗っていませんでした。

会場に到着するととても煙たくてどこかで焚火をしているのかと思いましたが、
どうやら煙を発生させてその煙に光を当てていろいろな演出をするようです。
海岸に面したステージに数百人の観客が海面の方を見つめながら立ちます。
イベントが始まると、音楽とともにいろいろな色の光が空と海に照らし出され
幻想的な光景が繰り広げられます。私は素直に感動してしまいました。

終了後、会場のあちこちに設けられた「感動箱」のそばで
スタッフの人が「できれば感動料を箱の中にお願いします〜。そしてできれば
『音のしないお金』をお願いします〜」と叫んでおりどっと笑い声が起こりました。
私も感動料を箱に入れましたが、音のするお金しか持ち合わせておらず、
思いっきりちゃりーーーん!という音を立ててしまったのでした。

釧網本線@北浜〜原生花園 知床ファンタジア@ウトロ温泉特設会場

この旅行記の続きは2月16日頃のアップ予定です。

福猫くんの持ち主である同行者の旅行記は こちらです。


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