新婚旅行の行き先は迷わず北海道を選んだうしねこ一行。
式の準備で見事にスリムになったうしねこに次々と襲いかかるおいしい食べ物。
果たしてうしねこはそれらに打ち勝つことができたのでしょうか。
10時きっかりの争奪戦
不可思議な二人組
眠気をこらえて
振り子で釧路へ
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新婚旅行の行き先は双方の両親と同じようにお約束の別府の地獄めぐりか
北海道がいいな〜と思っていたうしねこ。
今回はたくさんの思い出のつまった北海道にもう一度渡ることにしました。
カシオペア乗車と流氷見物という夢をいつかかなえられたら、
と思っていたので是非ともカシオペアの指定券を押さえなくてはなりません。
ちょうど雪まつりの開催時期と重なるため、きっぷを取るのも容易なことではありません。
堅実派の我々は最初からスイートは諦め、ツイン狙いでいきました。
9時50分に最寄の駅のみどりの窓口へ到着し、
10時ぴったりにツインを発券してもらえるようお願いしました。
ところがそこの係の人は「あぁ、こんな小さな駅じゃあ絶対無理だよ。
うちじゃあ今まで取れたためしがないよぉ。」と最初からやる気がない様子です。
でも10時に打ってみてくださいと頼み、係の人はマルスの操作を始めました。
ところが何だか様子が変です。「あれぇ?これ、どうやるんだっけ〜??」
そうこうしているうちに10時の時報が鳴りました。
係の人は「おーい、これ分かるー?」と別の係の人を呼んできました。
そこでようやく操作はできたのですが、時すでに遅し。
「あーあ、やっぱり満席だねぇ」と苦笑いされてしまいました。
結局私が事前に電話予約をしていたので、そこで無事にツインがとれたのですが
今後旅をするときは別の駅で頼んだほうが良さそうだ、とひとつ学習しました。
無事にゲットしたツインの指定券を大事に寝かせておくこと1ヶ月。
結婚式も無事に終わり、翌日の午後、慌しくおうちを出発します。
上野駅に到着したときにはすでにカシオペアが入線していました。
やはりカシオペアの人気はすごく、老若男女問わずたくさんの人々が
あちこちで写真撮影をしていました。
ネッ友が差し入れをもってお見送りにきてくれました。
駅員さんがカシオペアをバックに私達の写真を撮ってくれました。
サービスいいなあ、と感心してしまいました。
発車ベルが鳴り、いよいよ車内に潜入します。
私達のお部屋は2階です。眺めがとてもよく、寝転がると星空が見えます。
室内にはテレビのほかに、トイレと洗面台がついています。
実は乗るまで知らなかったので大感激してしまいました。
さらに乗車後しばらくすると、ウェルカムドリンクと夕張メロンキャラメルが配られました。
すでにすっかりいい気分に浸っていると第1回目のディナーの放送が入りました。
我々は1回目の懐石膳を予約していたので、胸を躍らせながらダイニングカーに向かいました。
まわりを見渡すと、ほとんどが若いカップルでした。
どうやらみな私達と同じように新婚旅行に向かうようです。
お互いの顔を見つめあって幸せそうにしているカップルの横で、
私達は貨物列車が通るたびに食事そっちのけで車窓に釘付けになっていました。
はたから見たら新婚旅行らしからぬ不可思議な二人組…という感じです。
食後はラウンジカーへ探検に行きました。
機関車の真後ろの車両なので、全面の窓から機関車が見えます。
ラウンジカーはがらがらだったので、先頭の椅子に座って機関車見物を堪能しました。
ラウンジの後方には乗客用のノートが備え付けてありました。
それを見ても書き込んでいるのは新婚旅行のカップルと
子連れの家族がほとんどでした。私も足跡を残してみました。
これを見ても多くの人にとって「特別な列車」であることは間違いないようです。
黒磯のあたりから地面が白くなり、その後はずっと雪景色が続きます。
これから北へ向かうんだなあと思うとますますわくわくしてきました。
夕食後から何となく鼻が詰まってきました。思えば前日、式の終りころから
頭痛がして薬を飲んでいたのでした。これから体調が下り坂になってくるのでしょうか。
そのうちに滝のように鼻水が流れてきたため、眠くなるのを覚悟で泣く泣く
鼻炎用の薬を飲みました。
懸命に眠気をこらえているとようやくパブタイム開始の放送が入り、
私達は再びダイニングカーに向かいました。
お酒とともになぜかほとんどの人が生ハムを頼んでいましたが、
私達はお酒が飲めないのでジュースとピザを頼みました。
以前北斗星のパブタイムを利用しようと思ったにもかかわらず
大宮から爆睡してしまい気づいたらパブタイムが終了していたという苦い思い出をもつ
うしねこですが、今回はようやくパブタイムデビューを果たすことができました。
満足な気分で眠りにつきました。青函トンネル通過にも機関車交換にも
気づかぬまま朝を迎えると、私の鼻は完全に不通状態となっていました。
朝食を食べにダイニングカーへ向かい、1600円の洋朝食を頼みました。
安くないのだからしっかり味わおうと思ったのに、鼻詰まりのために
味がよくわかりませんでした。
16時間以上の長旅を終え、ようやくカシオペア号は札幌に到着しました。
もっと乗っていたいなあと思いつつ、列車を降りて大通公園へ向かいます。
ここでは2日後に始まる雪まつりに向けて最終的な準備が進められていました。
雪像はほぼできあがっており、観光客もぱらぱらと集まっていました。
少し時間があったので、乗ったことのなかった札幌の市電に乗り、一気に完乗しました。
久しぶりの北海道における乗りつぶし活動であります。
その後は明日からの道東レンタカー移動にむけ、釧路へ向かいます。
釧路行のスーパーおおぞらは指定席が満席だったので自由席に乗りました。
久しぶりの振り子の乗り心地を堪能するぞ!と張り切っていたのですが
鼻炎薬の効果はてきめんで、南千歳あたりからまぶたが下がってきました。
そして気がついたらもう外は暗く、あと数分で釧路に到着云々という放送が流れていました。
九州旅行に次いでまたしても振り子で爆睡してしまったうしねこでありました。
本日の宿は1泊朝食つきで予約していたので、夕食を食べる場所を探さなくてはなりません。
しかし釧路の夜は早く、夜7時過ぎだというのに駅構内のお店は閉まっていました。
しかたなく20分近くかけて「フィッシャーマンズワーフMOO」まで歩きましたが、
ここもビールのお店しか開いておらず、お酒を飲まない私達が入れるような
お店はなかなか見当たりませんでした。
駅までとぼとぼと歩いて戻り、駅前にある定食屋さんを見つけて入りました。
そこには「イクラ丼」の文字がありました。
せっかく北海道に来たのでそれを頼んでみました。
すると、ご飯の上にイクラがこれでもか!というほどびっしりと
乗せられたイクラ丼が出てきました。
イクラの量が凄すぎて喉が渇きそうです。
このイクラ丼をおかずにして白飯を丼一杯食べられそうなほどでした。
しかし依然として鼻炎がひどかったため、肝心のイクラの味がよく分からず悔しかったです。
夜、宿泊したホテルにて、浴槽のお湯を抜いた途端ユニットバスの床が
水びだしになって置いてあった服がびしょぬれ…というトラブルもありましたが、
お詫びにとホテル側がやたらと広い部屋に移動させてくれました。
朝チェックアウト時に料金表を見ると、我々には絶対に手が出ないような値段のお部屋でした。
災い転じて福となす、とはこういうことかと思ったうしねこです。
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福猫くんの持ち主である同行者の旅行記は
こちらです。
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