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ファイル1 国立市「大学通り」マンション訴訟の現場

 国立市「大学通り」マンション

 すごい裁判になっているので、さぞかしひどい建物かと思って内心期待していたのだが、実はそうでもなかった。私も、業界ボケしていたと言うべきか。開発業者も「こんなに配慮したのに、とんだ災難だ」と思っていることだろう。
 各地で紛争になっているマンションは、これよりよっぽどひどいのだ。それでも裁判になったりしない。それが「紛争の相場」なのに、ここでは都市計画変更まで実現し、さらに裁判で争っている。これは、地域住民の力のほうを評価すべきなのだろう。
 一方、開発業者側は、どうして設計変更しなかったのだろう。意地になって工事を続けて建物は完成したが、販売はどうするのか。それに、既存不適格で建て替えできないマンションを売るとは・・・    next

ファイル2 新宿区神楽坂「プロジェクト」の現場

 新宿区神楽坂「プロジェクト」

 東京の都市計画道路というものは、未完成が当たり前である。いつできるかなんてことは誰にもわからない。
 だから、この建築中の超高層マンションも、建て替えの際に同じ大きさのものが建てられるかどうかは、ある種の「かけ」であるといえよう。なにせ、道路が完成すれば、現在の敷地面積の約1/4が道路に取られるので、計画建物は法定容積率(500%)を150%も超過する既存不適格建築物になってしまうのだ。
 もっとも、「かけ」とは言っても、定期借地権付分譲なので、住宅を購入する方は、建て替えを考えなくても良い理屈である。結局、貧乏くじを引くのは、巨大な建物に圧迫される周辺の住民なのだ。
 それにしても、こういうのを「計画」というのだろうか・・・   next

ファイル3 港区元麻布「アーバンニューディール」の現場

 

  超高層マンションというと、一般に「開発業者が利潤を最大限に追求した結果」と思われがちだが、実はそうではない。
 ましてや、業界を代表するトップカンパニーともなれば、「建築法規をきちんと守っている。適法な建物を建てて、なぜ悪い」などと見苦しく開き直ったりできるものではない。まっとうな商売の基本を踏まえて、なお、より良いものを創造していくのが、トップカンパニーたる者の社会的使命であろう。それを十分に意識し、実行した結果がこの建物なのである。
 しかし、私は、「もっと高く、空へ」という都心居住の有り難い思想にも、世界最高の免震超高層の技術力にも、感心できなかった。ただただ、かっこ悪いのが気になってしまう。とにかく立地が悪い、というか地域に似合わない。なぜ、この場所に建てなきゃいけなかったのか・・・next

ファイル4 中央区月島「西仲通りタワーマンション」の現場

 月島は再開発すべき地区である。よく手入れされた鉢植えの並ぶ路地を見て「このまま残したい」などと言うのは、よそ者の勝手な郷愁にすぎない。密集した街のたたずまいは、ときにある種の成熟したコミュニティの存在を感じさせるものの、その狭さと古さは、必ず造り替えなければならない都市計画の課題である。
 しかしながら、だからと言って、隣近所の家々の生活がにじみ出てくるような、すれ違う度に挨拶を交わさざるを得ないような、そうした路地空間を、全面的にスーパーブロックの超高層ビルと公開空地に置き換えるのだとしたら、たとえ地権者の合意形成に大変な努力を傾注したとしても、ありふれた街に変わるだけだろう。本家が隣にあるのに第2の銀座・日本橋を目指すなら、月島は月島でなくなることになる・・・next

ファイル5 

 (準備中)

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