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TOP すずめのさんぽ 2008年 8月19日
 「アルカサル−王城−」
 なんと3年ぶりの更新なのか…。
 それはさておき、青池保子の「アルカサル−王城−」
 完結したと風の噂に聞いたので、大人買いして読んでみた。
 中世スペインは全く未知の世界だったので、非常に興味深く読めた。青池作品には珍しく(?)男女のロマンスがあったことも目新しく、楽しめた。近世では海洋覇権を争ったスペインとイングランドの王室が、実は婚姻を通じて深い関係にあることも、これを読まなければ一生知らなかったろう。
 作者も読者も残念であったであろうことは、連載中断から完結編200ページまで13年の歳月を要したこと。もし12巻までのペースで最後まで続いたら、マンガ界をどれほど豊かにしてくれたかと思うと、残念でならない。
 げに恐ろしきは掲載誌の休刊。


  ◇青池保子「アルカサル−王城−」全13巻,秋田書店,プリンセスコミックス