福島県内 「あやしい道」を旅する

  infomation ◆当コーナーのご案内◆
 このコーナーでは、地元・福島県の「あやしげな道」をご紹介します。とは言っても、所詮はヘナチョコしゅわっちのこと・・・・。本格的なオフロードやダートの峠道、はたまた大峠道路旧道のように危険な(その筋の人にとっては甘美な香りのする^^)峠道などには手を出し(せ)ません。
せいぜい、普通乗用車でちょっと勇気を出して行った道のレポートに過ぎませんので、スリルを味わいたい方は、諸先輩方の"気合の入った"サイトをご覧下さい。

★プロローグ★ なぜ「あやしい道」なのか?・・・・あやしげな道との出会い
<県道原町二本松線>

 小生が今の仕事に就いて担当した一つが「相双地区」という浜通り北部の地域。郡山からだと100km弱、郡山〜二本松は高速道路を使い、R4経由で松川から飯野・川俣を経由して、県道原町川俣線を通り飯舘村・八木沢峠を越えて片道2時間弱の行程になる。
そもそも郡山から相双地区になんて仕事じゃなきゃ行く機会もない。言われた通りのこの道を月に2回往復していたある日、地図をしげしげと眺めていたら、「県道原町二本松線」なる文字を発見したのだ!
 地図上をたどると、二本松から東和町を通り、山木屋、比曽、高ノ倉ダムを結ぶほぼ一直線の道だ。名前からして「二本松と原町とを最短距離で結ぶルートに違いない」。しかしながら、比曽から高ノ倉ダムまでは県道表記とはいえかなり道幅の狭い区間のように受け取れる。が、仮にも「県道」だ。いつの日か、最短距離で結ぶ(であろう)この道を無視するわけにはいかない!という熱い想いが募っていったのである。
<下見を重ねて・・・・>
 とはいえ、原町の人から誰一人として通常の往来でこの道を通った、という話は聞いたことがない。恐らく、日常の往来には不向きな条件があるのだろう、といったことは容易に想像がつく。道幅が狭い、カーブが多い、道が悪いetc.。が、そうしたことを思えば余計に気になる存在になるのだから人間とは恐ろしいものだ。気になる原町二本松線を求めて、往来の合間に少しずつリサーチを重ねてみたのである。
 この道の原町側の起点(終点?)は原ノ町駅である。地図を見ても分かるが、駅前から西へ向かう道が件の道なのだ。が、まずもって不思議なのは、原ノ町駅から出発して西進しても、「直進:比曽・山木屋」との表記がない。直進する行き先は「高ノ倉ダム」なのだ。
 その後、リサーチを重ねたところ、原町側で交差する最西端の県道のところで県道側からの表示でやっと「山木屋」と出てくることが判明した。(その後はその表記も書き換えられたらしく、現在では原町側から「山木屋に行ける」ことを示す表示がなくなっている。2002.9調査)。
右折の行き先が書かれていない・・・・ 一方の比曽側も、「原町に行ける」という表示は飯舘側最後の国道との交差点に申し訳程度に出ているだけ。しかも、何やらゴチャゴチャと「通り抜けができないようなできるような」お知らせの掲示が出ている(正直、リサーチ現場までの道も結構な「あやしさ」だったため、既に戦意喪失だった訳で・・・・)。
 このことからも、「この道は原町から山木屋までは通り抜けできるようなシロモンじゃございません」と主張しているのだ。そうと分かるとなおさら出かけてみたい、と思うのは単なるスケベ心か?はたまた怖いもの見たさなのか??(単なるアホでしょう・・うん)
<ついにその日がやって来た!>
 早春のある日。その日は休日である土曜日。前日原町に宿泊し、今日はオフで郡山に帰るだけである。まさにチャンス到来!午前中から寄り道できるのだから!!
 はやる心を抑えて、スーパーで昼食用のサンドイッチを調達して、いざ、原町二本松線への冒険がスタートしたのだ。
<高ノ倉ダム>
 石神第二小学校前の交差点。ここで県道相馬浪江線と交わってから先がいよいよ本番!これより先に迂回路はない。ちょっとした緊張感が支配する。まだまだのどかな農村地帯を走り、センターラインも存在する。ハートランドはらまち、なるちょっとした観光施設の入り口を通り、ダムが近づくにつれて勾配を登る。緊張感を持ちつつ、10分ほどで高ノ倉ダムまで到着。プロローグは順調であった。
<ダムを過ぎて・・・・沿道の人の視線が>
 
ダムを過ぎるとちょっと様相が変わってくる。センターラインはなくなり、道幅も狭まる。ダム湖は静かに水をたたえている。人家が姿をあらわして一寸安心。が、農作業か何かをしている人のこちらに対する視線が「奇妙なもの」に注がれる視線のように感じた。全くの気のせいかもしれないが、「そんな車でこの先、どこまで行くつもりだろうね?むっふっふ」と言わんばかりの視線に感じた。ふっと不安が増幅。が、ここまで来た以上、さらに歩を(車を)進める。
<道幅狭し、暗し>
 ダム湖も終わり、橋を渡ると道はさらに狭くなる。沢に落ち込む崖沿いに道は続いている。落石注意の標識も色褪せている。道には両側から草が進出し、道幅が余計に狭く感じる。おまけに木々の生い茂る沢道は太陽の光も入らず薄暗い。舗装路とはいえ、何やら路面状態も悪い。
 先ほどの視線の意味を思い返しながら、ゆっくりと車を進めるが、薄気味悪さといったらこの上ない状況だ。ふと、先ほど高ノ倉ダムを出てから1台の車ともすれ違っていないことに気がついた。本当にこの道は通り抜けられるのだろうか?だとしたら1台ぐらい車が来ても良さそうなモンだが??そんな不安がよぎる。もっとも、道はコロナ1台がやっと通れる程度、しかも張り出した草が車体をこする程の幅なので、いざここで対向車が来てもすれ違いは困難だ。この先の道路状況を聞いてみたい&淋しさで対向車が来て欲しいやら、すれ違いできないのだから来ないで欲しいやら、まさに複雑な気分。
<ついに・・・>
時間にして大した時間にはならないだろうが、自分としては相当の時間経過だと感じた。ゆるい左カーブを前に、路肩に若干の余裕のある地点を発見。極度の緊張と不安にもはや限界を感じた。
「ここで転回しなければ恐らく後戻りはできないだろう」と、アクセルを戻し、路肩を使って車の向きを変えたのである。
 こうして念願だった「原町二本松線」へのチャレンジは、敢無く原町から約20分の進入で退散という結果で終わったのである。敗戦虚しく帰路をたどる。先ほどの農作業の人はまだ作業中だったが、こちらを見て「やっぱり退散だったか」というような視線。
<リベンジはHPで??>
 
あれから数年。相双地区からも遠ざかり、しばらく原町二本松線のことなど忘れていた。
 ある日、ふとしたことから覗いたのが「峠と旅」というサイト。制作者の蓑上氏が実際には大峠旧道をはじめ全国各地の「あやしい」峠道を旅したレポートは、スリリングにも独特のタッチで書かれており心を惹かれた。まして、大峠をはじめとして自分の知る福島県内の峠についても記述があるではないか!そんな中で思い出したのが「原町二本松線」での退散。さすがの「峠と旅」サイトでもまだ取り上げられてはいない(もっとも、この道は「峠」ではないようなので当然であるが・・・・)が、検索の結果・・・・・あったあった!!
 地元のあやしい道をこれまた克明にレポートしている「ROADweb」というサイトが。。「険道ランキングNo.1候補。一度は通ってみたい。二度と通りたくはない。」というコメントを読むにつけ、つくづく「無理をせずに尻尾を巻いて逃げていて良かった」と実感した次第である。
 とはいえ、こうした「あやしい道」のサイトを読むにつけ、"初心者コース"ぐらいは制覇してみたい、という想いも募り、「地元福島県内・初心者・普通乗用車で行ける範囲」のあやしい道体験、という本欄を創設するに至ったのだ。

  このページ創設に至った師匠(と勝手にしゅわっちが思っている)の皆さんのHP
   「峠と旅」
   「ROADweb」
     「山さ行がねが」 自転車で踏破する武闘派?そのフットワークと無謀さ?に脱帽!

・Part.1:中通り(母畑温泉)〜会津(東山温泉)への最短コースをめざす



◆諏訪峠
@湖南側から

◆大規模開発林道 米沢下郷線(会津若松区間)
A国道からの分岐付近






◆林道??線



◆県道背あぶり山線

B背あぶり山 山頂付近

Cちょっと高度を下げたあたり
D国道との交差付近

◆(おまけ)黒森峠&三森峠

E崩落修復中


F三森トンネル

・Part2:R399紀行







・Part3:天栄村道羽鳥1号線&県道矢吹天栄線(県道58号線)

「左折←118須賀川」が「村道・羽鳥1号線」。れっきとした「ナンバーワン!」
「羽鳥湖メルヘン街道」と言うらしい


いよいよ「58・大型車通り抜けできません」へと突入!




路上に「折れた木の枝」が・・・・



「その他の危険!」
ここで離合・・・・左下は崖^^;


聖ヶ岩ふるさとの森