すばらしいワタル紀行 2000年3月30日(木)
鶴見済の海外アピール STOP JAP!誰か原発を止めてくれ!
☆.どんな国際規約違反を通告するべきか?
ワタル うーん、例えば今回大泉さんがね、大泉実成さんっていう同業のライターの人が被害者の会っていうの立ち上げて。さすがに、それ、そこまで……大泉さんは絶対知ってると思うんだよね。そんな国内的に既に詰んでること。だけど、やっぱ国内で攻めるわけだ。
だけど……オレも何が、何がいいたいかって言うの……メチャクチャ大泉さんに敬意を表してるんですけど、そのことがいいたいんだよな。それってスゲエ不幸なことだからっていうね。や、大泉さんが、その国内の、例えば懐柔策を使ってくるからね。原発なんかに関しては。「話を聞くよ」なんていう。公聴会なんかを開いて発言を聞く。発言を聞かさせてくれたりするんで。
大泉さんは、そういうさ、被害者の会の、まあ会長みたいなもんだと思うけど。東海村の隣村に住んでるのね。たまたまね。で、両親被バクしてんだけど。ブチ切れてさ。被害者の会立ち上げて、今『クイック・ジャパン』とかで連載してますが。
なんかねえ、「科学技術庁はJCOに対する監督責任があることを認めますか?」って聞いてんのに、「監督責任がありますが認めない」って答えられたんだって。要するに、そういうことの繰り返しなんだよ、もうほんとに。
NGOに関しても、最終的にNGO通じて、政府に最後にそういうことを問い、問いただすことができても、最終的に返ってくるのはそれなんだよね。だから、足し算できないアレだから。連中は(笑)。足し算できない相手に対してどうするか? っていうことです。うん。
担当者不在の攻撃なんかものすごい食らいまくるでしょ。これだって官僚制は官僚制なんだからね、一応。だから、一番、オレやっぱね、こうやってねえ、みんなにねえ、「これいいぜ」って発表するぐらいだから、やっぱり最善の方法つーのを考えた結果これになってるということを理解してくださいね。ほんとに、でもこれ以上に最善な方法があったら、別にオレがやっていることじゃないっつーのを散々いうんですけど、教えてくれ。くれよな。
こんなのさあ、全部友達、友達。賛同者、賛同者の非国民な人たちから送ってもらって知ったことだぜ。これが一応日本で紹介されている、日本の国連のページのね、やつなんだけど……(吸う)……やー、いいよねえ。鼻がツーンとくるのってねえ(会場笑)。
このさあ、今回の4月から1週間やる会議のテーマを一応考えてるよね。えーっと、これは人権委員とは別にやってんだけど。やる予定で。でも両方とも、中心はたぶんAmnesty Internationalだと踏んでる。だってそこ以外中心になれない。
で、刑事司法手続きにおける説明責任と公正性っていうのは、こういう5ポイントぐらい挙がってんのかな? 7ポイントぐらい挙がってんのかな? 少なくとも10日ぐらいやるうちの……1週間か。1週間やるうちの議題の中の7つぐらい挙がって、1日ぐらいは割り振られるわけだ。司法手続きにおける説明責任と公正性、これでしょ。
この当日に、例えばオウム真理教とかっていうふうなことを問いただすんであれば、これを議題にされた時に、まさに取り上げたら、他にもう取り上げることがないぐらい。
それとインターネットにも既に書いてしまったんですが、林真須美さん、林真須美さんっていうのが、既に冤罪だということはもう決定してるんですよ。あれってカレー事件の公判はもう終わってんだよな。一連のね。カレー事件に関しては、もう立証ができなくって、最後の切り札の証人とかでも全然ダメで。で、あの人全部で6年かかるらしいんだ。裁判。だから6年間ずっと代用監獄で刑罰食らうんだけど。
ほんとは、もう、例えば三浦被告、三浦被告……って言っちゃう自分が悲しいけど、三浦和義さんね。三浦和義さんだって、一応さあ、後からわかった。あの人無罪、無罪だったんだよ。で、今逆、逆訴訟みたいなのやってて、もう8割、9割がた、無罪なんだから当たり前なんだけど、全部勝ってんだけどね。だけど、もうその過程自体において、常に我々は林真須美さんが、ほとんど何の罪もないような、今何やってるかって言ったら、保険金のあれを詐欺で、何か書類の捏造とか。そういうことをやったかやらないか、みたいなこと論争、論点にしてやってんだけど。
そんなことってさあ、そんな裁判とかで大騒ぎするようなことじゃねえんだよ。要するに無差別殺人、大量殺人だったからこそカレー事件つーのはあんだけ騒がれたわけで、カレー事件と関係ねえんだったら、もう林真須美さんをそこに閉じ込めておく……ほんとにあの人っつーの「タフだなー」と思うんだけど。自分の経験だったらあそこまでねえ、正気を保てないよ。なんであの人あんなにねえ、タフでいられるのか不思議なぐらいなんだけど。あの人無罪だよ、たぶん。なんか理由付けるんだろうけど。ここまでしちゃったら「間違ってました」って言えないから。
だけど、今その過程自体を知っているっていうことになってるんだったら、やっぱりこれって言ってやるべきじゃない。自分の身のためにもね。このあと何年もこの人……だから宮崎勤さん、宮崎勤さんに関しては、あれってまだ判決が出てないんだってね。11年たってんだよ。11年たってて、何も決めてないっていうのは、一体何をやって……ほったらかしにしてるんだったらまだ分かるけど、何も、何かやってるんだとしたらかえって怖いでしょ。
だいたい、だいたい何でそうやって、もうオレとっくにねえ、上告とか第2番目の裁判とかになってんのかと思ったら、そんなわけなくて。第1回目の最初の裁判の判決すら、「有罪/無罪」すら決まってねえんだって、まだ。で、何でそういうことになっちゃうかわかる、やっとオレわかるんだけど、あの人のはじめを見ると、途中から頭狂い出すんだよね。「ネズミ男が現れた」とか。そうなった場合に、犯行時点においてその人が精神異常だったのかどうか。それを今の、現時点においては完全に精神異常であると。だって代用監獄、あんなさあ、あんな、オレ、オレよりも酷い仕打ちを受けたはずなんだよ。
麻原彰晃がまずそうでしょ。麻原彰晃さんが。麻原彰晃さんと宮崎勤さんは、あのー、頭狂っちゃったんだよね。拘禁症状になっちゃってさ。で、英語で話し出したりとかしたよね、麻原彰晃さんはね。だから、その時点においても犯罪、えーっと、刑事責任つーもんが取れるかどうかっつーの全くわかんねえんだよ。小田晋みたいなもんにまかしてっから(会場笑)。
ほんとにそれってギャグじゃなくて、でもそうなんだよね。そういうことが絶対起きるはずなんだ。こういう代用監獄って。そのさあ、裁判の時間を利用して罰してしまうという制度を続けてる以上。だからそのことをねえ、これ……国内だって、この……これ……鼻が出てくる。鼻が出てくるに決まってんだよ、こんなのねえ。
このさあ、司法手続きにおける説明責任? こんなものが存在することすらオレ知らなかったぜ。だって、なんかさあ、麻原彰晃さんの裁判って100回やってんだってね。で、オレが掴んだ限りの情報によると、井上容疑者の容疑者、井上容疑者っていうからね、が言った証言しか、サリン事件と麻原彰晃さんの関係を結びつける証拠がないんだって。これ本当? でも、「本当」っつーのがおかしい話で。
たとえばシンプソン。アメリカのシンプソン。あんなもん冤罪だとか本当はやってるけどなんとかだって、とかって議論できるじゃん。いくらなんだって。それもう別レベルの優れた司法制度だろ。テレビとかでやってんだからさあ。仮に、O・J・シンプソンね、O・J・シンプソンは無罪になったけども、それが有罪か無罪かをみんなで議論し合えるってことはものすごい幸福なことであって。
オレらは……で、桁違いなグローバルスタンダードというものからの逸脱だとオレは思うね。ほとんど中の人たちっつーのは、日本国憲法なんか否定だよ。明治時代のことを頑なに守ろうとしてやっていると。ケーサツから、裁判官に至るまでね。だからこそ、言葉、言葉使いだって横隊とかさ、押送とかさ。この敬礼とか、足をカチッってやるやり方とかまで全部、わざわざ明治時代、今なんか使ったってわかんないような言葉使いをわざわざ使ってやってんだから。
で……こんな本※1 があるのご存知ですか? たまたま本、書店で見つけたんだけど(会場笑)。この人割と、スゲエなんかいいこと書いてんだよ。うん、ほんと。何? 何ていうのこれ? つるみ……さいさん? つるみさいさんってこれはけっこうねえ、この人はいいと思うよ。それになんかホラ、この線なんか引いてんだもん(会場笑)。や、ほんと面白いってこの人。だからオレこの人のホームページとかあったら是非お礼とか言いたい(笑)。
これさあ、今、今一番ホットなホームページ。「神経質自由人」※2 だけじゃねえんだよな、実はな。検索してみたらいっぱいあるよね。うれしくなっちったよ。
これがそうだよ。これが……日本のさあ、刑事司法制度に関して何が行われているのか? っていうのは、よく考えたらオレがここに書いたことそのもの、そのまんまでいいんじゃないか? だからオレは……お〜い、斉藤さ〜ん。どう、どうなってんだ? これ急に……どこどこ? どこ?
えーっとねえ、オレさあ、日本てさあ、拷問禁止条約はすぐに批准してなかったんだよ。死刑の禁止条約っていうのは批准してないんだけど。死刑の禁止条約について批准しているっつーのは、もう百何十ヶ国批准して、死刑を廃止しようとしているの。だけど、日本はまだそれを認めてないんだけど。百何十ヶ国ってことはさあ、国連も百何十ヶ国しか加入してないんだから、もう完全に最低な後進国と同じ位置にいるわけだ。だけど、何を言われたってやらないんだよ。
で、この拷問禁止条約っつーもん自体がさ、批准、つい最近批准したけどこれさあ、オレがさあ、やっぱりさあ、一番面白かったの地検の地下なのね。これはっきりと「拷問だと思う」と書いたけども※3。これについてはさあ、さっきのさあ、日弁連のレポートとか、カウンターレポートでも、このことは内緒にしてんだよ。これ拷問でしょ。これ一番分かりやすいじゃん、これ。これはやっちゃいけない。まあ、これはたぶん、ここにいる人はもう読んでくれたと思うんでいちいち言わんが。
これさあ……ってことはだよ、この日弁連のカウンターレポートっつーもんが、いかに架空であるかという。偽善に満ちているかっつーことを……途中までは言うけど、その、なんかさあ、懲罰用の革手錠のことは言うけども、これだけは言わないとか。そういうようなこと。小出しにする技とかね。そういうことをやっているような。
だってさあ、会議の前後に、法務省っていう実際に勧告を受ける側と話し合ってんだもん。それで決めてんだよ。カウンターレポートどういうふうに書くかっていうの。そういうことをやっている連中とかに、通じてアクセスする。だからねえ、オウムのことに関してもね、麻原彰晃さんに弁護士が付かなかったつーこと自体がものすごい大変なことなんだと思うんだよ。麻原彰晃さんに弁護士が付かなくて裁判ができない状態に一時期陥って、変な弁護士が登場してっていうような騒ぎ自体が極めて世界的に異常なことだと思うんですよね。
だからそれが、さすがにそういうことになってきちゃうから、この日弁連だって、隠してるんですよ。自分ら相談してさあ、この程度でカウンターレポートにしますから、この程度の、じゃあ、我々はこの程度のことを、法務省としてはこの程度のことをやっていることだけは……やらしてあげます、と言って。その後で「どうしようか?」っていう、みたいなことを考えてやってんだよね。
だからもう弁護士ですら頼りにならないんだったら、国内の機関っつーのは他に何かオレらの頼りになる機関なんてあるかっつーの。弁護だぜ。刑事訴訟において、裁判でこっちがやることを弁護してくれる人が敵なんだから。これはねえ、考えるとゾッとしちゃうんだけど。やっぱり、人権なんか侵害したって誰も弁護してくんねえんだよ。
で、我々は、本当にそういう弁護されるべき状態っつーのはどういうものか実感それ掴めねえから。メチャクチャわかりづらいんだけど。おそらく世界的にみても事実が明らかになったら、やっぱりオウムのことって驚愕すると思うんだよね。だからねえ、そんなにみんな挫けることないと思うんですよ。我々の言ってることは、たぶん正しいと思うんだよね。メチャクチャ正しいことが絶対明かになるって。
そもそも、こういうことをやろうとしてるオレ自身がメチャクチャ正しいというのがね、一番いいことなんじゃないかと思うんです。これスッゲー面白くってさあ。だってもう、他の仕事なんか……こんなの仕事じゃねえんだよ。オレ、自分で「何やってんだ?」と思っちゃうんだけど。オレに肩書きを誰か付けてくれってよく言うんだけどさ。これは何? 肩書き何? 何業なの? これ何の仕事? 仕事なのかこれ? で、何やってんの? 「ライター」って今まで言ってたのは、ただ単に「書く」っていうことだけはやっぱ「書く」から、「ライター」って強いて言ってたけど。もう書くのやめちゃったら、やめてんだよ。今ね。これ何、オレ?
非国民は、だけどそりゃあ、国籍、nationalityだからさあ。日本国における何(笑)? 何? 鶴見業、鶴見業っていうのはどうかなと思って。今後こうした活動する人は鶴見業と名乗る。肩書きにさあ、鶴見業。 な人は鶴見業の人。新しい職種をさあ、作ったんじゃねえかとか思っちゃってさ。だけど、ほんとにこんなことさあ、やってんのね、みんな「そんなことすんなよ」とか言うんだけどさ。「バカバカしい」とかさ。「結局しょうがねえじゃん」とかさ。だけど……そもそもこんなんでカネになんねえじゃん。考えてみりゃあ、これ1銭ももらえないよ。オレなんかロフトプラスワンからだってお金なんかもらわなくてもいい、って思ってるからね。
で、こんだけの、こんだけの大作みたいなことをやっててもさあ、誰も、有名にもならないしさあ。なりたいとも思ってないしさあ。結局成功する見込みだってそんなにあるとは限らないからな。だけど、なんかやりたいんだよ。やっちゃうんだよ。知らねえけど。そういうのがやりてえから、やると思うんだよね。
で、なぜやり……そういうことがこういうの「やる/やらない」っていうことに関する本質的な事項であると思うんですよ。「面白えからやろうじゃんよ」っていうね。辛いことはやんないで、やんなくていいんだよ。
こんなんでいいのかなあ。この話し。この話しこんなんでいいの? いいの? いいのかな。各々、各々の回で、じゃあ質問を受付ながら何か質問がある人はどうぞ。
●注
※1 『檻のなかのダンス』(鶴見済著、太田出版)
※2 Jiyuu氏が1998年末に開設したホームページ。鶴見氏に関するサイトとしては初のもので、「鶴見済情報交換掲示板」や、好きな著作について語る「ズバリ!快楽のツルミ本」は、多くの「鶴見済フェチ・ツルミスト」で賑わった。また「檻のなかのチャット」でもファン同士の交流が盛んに行われた。現在は残念ながら休止中。なお、「ワタル・ムーヴメント完全解説」はこのサイトから多大な影響を受けており、最大級の感謝をしている。
※3 『檻のなかのダンス』(鶴見済著、太田出版)P39