|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
| 01 「青春18切符」を手に出発.....。 | |||||||||||||||
| 夏の暑さも遠ざかり、虫たちの音色に染まる夜、2001年夏最後の青春18切符の旅に出ることにした.....。 手元の青春18切符は既に3つスタンプが押され、残り2回(日)分。 夏から秋にかけてのこの時期は体調が思わしくないけれど、旅のチャンスを逃すわけにはいかない。 一日の日課を終え、手早く準備をして最寄り駅に立った。 手には途中のコンビニエンスストアで購入した夜食を持って.....。 まずは上野駅方面に向かう。 20時少し前の普通列車に乗車し、途中、乗り換えを挟んで赤羽駅で下車。 帰宅ラッシュで混雑する埼京線ホームに移り、終点新宿駅を目指す。 車内は、都心部に向かっているためか、思ったほど混んではいなかった。 しかし、外は暗闇で車窓も見られず、ロングシートで正面にはお客さんが座っていて視線の置き場が無いため、ひたすら我慢だ。 そして、何とか新宿駅に到着した。 迷路のような新宿駅を歩き、飲み物を追加購入して7番ホームに移動。 しばらくすると、黄緑系のストライプを引いた快速”ムーンライトえちご”が3両編成で入線してきた。
|
|||||||||||||||
| 02 ”ムーンライトえちご”夜行座席の旅.....。 | |||||||||||||||
| ホームにはまだ帰宅途中のサラリーマンの姿が多く見えたが、”ムーンライトえちご”に乗車する様子はない。 車内に入ると、お客さんの数はまばらだ。 車内放送によると先頭から6号車、5号車、4号車となっており、全車指定席であるが、本日は指定席完売とのこと。 大半のお客さんは大宮辺りで乗車してくるのだろう.....。 さっそく、指定券を確認して自分の席に着く。 改造車のためイスと窓の位置が合っていないが、足下は広く、これなら一夜を過ごすのにも楽だと思う。 残念なのは自動販売機が販売中止になっていることだ。 夜通しの旅となるのであるから水分補給を容易にできる環境を整えて欲しい。 まあ、飲み物は事前に用意してはいるが.....。 お客さんがまばらな状態で、3763M快速”ムーンライトえちご”村上駅行きは23時09分、新宿駅を出発した。 上尾駅を過ぎたところで、車内改札が始まる。 時刻は23時50分だ。 改札状況の様子を見てみると、指定席を持たずに乗車しているお客さんが意外に多いことに気づく。 指定券が完売だというのにいい根性をしている.....。 こういう人達がいるから、指定券を用意していても途中駅から安心して乗車することができないのだ。 正当な指定券を持って途中駅から乗車しても、先客が座っていると気分も良くないし、先客が熟睡していたら最悪だしね.....。 だから、今回は時間にゆとりがあったこともあり、始発駅まで来て乗車したのだった。 途中で、「なんだ、こんなに空いてんじゃねぇか。ふざけんな。」なんて悪態をつきながら、デッキに立っていたであろう客が座席に座ってきたシーンも見られた。 その後、いくつか停車したが疲れていたのか、記憶が遠のいた。 翌日(平成13年09月07日(金))の4時頃、放送再開の放送を聞いて再び眠りの中に入り、気がついたら、列車は終点村上駅に停車して折り返し態勢をとっていた。 「まずい、4分の接続時間しかないのに、乗り遅れてしまったか.....。」
|
|||||||||||||||
| 03 陸羽西線初乗り.....。 | |||||||||||||||
| 慌ててホームに駆け下り、辺りを見回すと気動車編成の821D酒田駅行き普通列車が停車していた。 何とか間に合ったようだ。 これに遅れてしまうと、予定が大幅に狂うことになるので一安心だ。 しかし、乗車が遅れたのでボックス席は埋まり、ロングシートの一角に座ることになった。 車両番号を見ると”キハ47−5”と表示してあった。 ほどなく、列車は村上駅を後にした.....。 ロングシートは窓を背にしているため、車窓を楽しむのには首が非常に疲れる場所だ。 しかし、この線は海の景色が大きく広がるため、疲れるなんて言ってられない。 苦しい態勢で窓の外を眺めると、波一つ無い穏やかな日本海がコバルトブルーに染まって広がっていた。 キハ47は意外にも静かな走りを見せ、あつみ温泉に到着すると大勢の学生さん達が乗車してきて、車内は賑やかになる。 車内は満員状態となり、車窓も見られずひたすら我慢の状態となった。 この状態は余目駅まで続き、余目駅で大勢の学生さん達と一緒に下車して乗り換えとなる。 次はいよいよ、初乗りの陸羽西線だ。 次の列車は8時21分発の3132D快速”最上川2号”。 余目駅5番ホームで5分ほど待っていると、2両編成の110系気動車が姿を見せた。
南野駅を過ぎ、狩川駅に近づくと白色の巨大なプロペラが目に飛び込んだ。 その巨大なプロペラは背の高い支柱のような構造物の最上部に風車のように取り付けられていて、風を受けて回転している。(回転スピードは、早くもなく遅くもなくと言った感じ。) それらは全部で5基確認することができたが、風力発電を行っているように見える。 写真に記録をしようかと思ったが、座席が反対側だったことや席を立ってカメラを構えるという行為に違和感を感じたため、撮影を見送ってしまった。(ちょっと後悔していたりする.....。) 次の清川駅付近ではススキの群生を目にし、東北地方の秋の訪れを実感した.....。 その後、列車が清川駅を過ぎてトンネルを潜ると、車窓は一変して山間部の様相を見せ始める。 しばらくすると川が寄り添い、車窓に彩りを添えてくれるが、残念ながら反対側の席のため景色を堪能することができなかった.....。 終点の新庄駅には8時59分、3番ホームに到着した。
|
|||||||||||||||
| 04 新庄駅探訪!! | |||||||||||||||
| 新庄駅を訪れるのは今回初めてとなる。 新庄駅に関しては、山形駅に代わって新たに山形新幹線の終着駅となったというイメージしかなく、どういった雰囲気の駅なのか非常に興味があった。 いざホームに降り立つと、山形方面の新幹線側と酒田・秋田方面の在来線側が分断され、”H”型のプラットホームとなっている。 線は1番線から5番線まであり、唯一線路が繋がっているのは陸羽東線小牛田方面の5番線のみである。 山形新幹線終着駅時代の山形駅も同じように線路が分断されていたが、駅の規模は異なり、新庄駅はかなりコンパクトといった感じだ。
内部はふんだんに木材を使い、柔らかい印象を受ける。 インターネットも自由に利用できる観光案内所など、施設も充実してなかなかのものだ。 寄せ木細工のような広い通路を歩くと、木と木がふれあってカラカラと心地よい音がして面白く、遊びも取り入れているのだなと感心した。 階段を上がり、連絡通路を通って反対側の出口に行ってみる。 駅に掲示してあった地図によると公園があるらしいのだが、駅前は開発途上のようで、公園があると思われる場所も造成中のようで、工事車両などが見えた。 再び連絡通路を通って駅舎側に戻り、今度は駅前に出てみた。
また、駅前の直ぐ横には噴水を中心とした広場が整っていて、待ち合わせやちょっとしたイベントなどにも利用ができそうな場所があった。 ただ、今は平日の午前ということもあり、人の影は全くなく静まりかえっているが.....。
そのため、早々に立ち去ったが、きっと休みの日などは大勢の人で賑わうのだろう.....。 そう言えば、朝食が未だであることに気づいた。 駅舎の片隅におそば屋さんの”のぼり”が見えたので、そばまで行くと、営業をしていた。 さっそく店内に入り、メニューを見ると名物”板そば”の表示が目に飛び込んできた。 せっかくだからと、”板そば(天ぷら付き)”を注文してみた。(税込み1,200円也。) さっそく食してみると、そばはこしがあって、みずみずしく十分な量だ。 天ぷらもボリュームがあり、カラッとして非常に美味しい。(天つゆ付き。) そば湯もちゃんと付いてきて、とろみのある喉越しはなかなかのものだった。 非常に満足をして駅舎内に戻るが、次の列車まで少し時間がある。 そのため、観光案内所のパソコンでインターネットのホームページを閲覧したりして過ごした。(一部閲覧禁止設定がされているようでしたが、”MNR”は閲覧可能でした。)
|
|||||||||||||||
| 05 陸羽東線初乗りと鳴子温泉.....。 | |||||||||||||||
| 次の列車は陸羽東線経由小牛田駅行き3132D快速”湯けむり”で、鳴子温泉駅に向かう。(もちろん、温泉が目的です。) 早めにホームに出ると風が強く吹いており、肌寒い感じだ。(長袖を着てきて正解でした。) 近くに旗を掲揚するポールが立っていたが、風を受けてカンカンと金属音を立てていた。 1番線には山形新幹線”つばさ”のE3系車両が停車しているのが見えたが、普段400系車両を見慣れているため、”こまち”以外のE3系を見るのはちょっと珍しい感じがした。 しばらくすると、5番線に快速”湯けむり”が入線。 さっそく乗車すると、一人掛けクロスシートに収まった。(車番はキハ111−216でした。)
車内は静かで快適、心地よい揺れも伴って、何時しか眠りに落ちていた.....。 どのくらい経っただろうか、よくねたなぁ〜と気が付くと立小路駅付近で、外を眺めると薄暗く、小雨が降っていた.....。(また、雨....。がっくり。) どうみても、鳴子温泉駅に達するまでに雨が上がる様子は無い。 それどころか、逆に雨量が増しているような感じだ.....。(まいったね。) 11時30分、列車は鳴子温泉駅に到着。 改札を出て、駅舎入口から外を眺めると雨は弱まる様子も無く、かさ無しでは共同温泉浴場へ行くのは無理がある。 また、キオスクのお世話になるか.....。 ありがたいことにキオスクは営業していたので、中年女性の店員さんに声を掛けた。 「カサは置いてあるけど、ちょっとしか使わないのなら、観光案内所に言えば多分貸してもらえると思いますよ。」と教えてくれた。(親切な心遣いに感謝です。) それはいいことを教えてもらった。 カサを買っても、駅と共同温泉浴場を往復するだけで、目的を果たしたら荷物になるだけだから.....。 さっそく、駅舎内の観光案内所へ。 ちょっと入りづらい感じだったけど、年輩の男性職員に声を掛けると快くカサを貸してくれた。 駅舎内の地図で共同温泉浴場の場所をよく確認する。 すると、”滝乃湯”があり、駅から近い位置にあった。 速攻で場所を記憶して、いざ”滝之湯”へ。 坂道を登り、3分ほど歩くとそこに到着することができた。
さっそく、温泉にぼちゃん!!(お客さんも多く、けっこうな賑わい。) 温泉は薄く白みがかった湯で、温度は熱め。 硫黄の臭いがして、肌に効きそうな感じがした。 肩まで浸かると、湯に慣れたためか暑さは感じなくなる。 湯船はよく見ると二つあり、奥の小さな湯船は打たせ湯になっている。 さっそく行ってみると、ちょうど良い温さで気持ちいい。 歴史を感じさせる木の湯船は、暖かみを持って包んでくれた.....。 15分くらい浸かっていただろうか、体が暖まり、これ以上は無理かなと思ったので駅に戻ることにした。 途中で”鴨うーめん”の看板があり、一瞬迷ったけど、体調が良くないためパスした。 駅に戻ると窓口は閉まっており、閑散とした状況だった。 よく見ると、窓口は12時45分に開く旨の表示がしてある。 改札は列車入線の15分前だそうだ。 先ほどのキオスクも駅の窓口に合わせるように閉まっていた。 まだかなり時間があるので、駅舎中央にある半円型のホールで休養をとった。 ※鳴子温泉は”こけし”が名産らしく、駅のスタンプも”こけし”の絵が入っていました。(「駅からハイキング JR東日本 鳴子温泉駅」とロゴが入っていました。)
|
|||||||||||||||
| 06 これで”2001年夏シーズン”も終わり.....。 | |||||||||||||||
| 13時13分、1番線に1734D普通列車が入線。 これに乗車し、東北本線とのジャンクション小牛田駅へ。 小牛田駅で乗り換えて白石駅に行き、16時34分発の快速”仙台シティラビット”に乗り換えた。
もちろん、次なる旅の計画を練りながら.....。
|
|||||||||||||||
| 今回も雨に見舞われました.....。 しかも、外を歩く段階にさしかかった時に.....。 何か因縁でもあるのでしょうか?(実は次回も意地悪い仕打ちに.....。) 困ったものです。 |
|||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||