sh-katoの電子掲示板 フリートーク放送ネタから(2009年度)

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(c) 2009-2010  sh-kato

4月 5月 6月 7月 8月 9月
朝日・日経などのラテ欄の配列が変わった
SMAP草なぎ剛容疑者逮捕で,地デジCM放送中止
民放連 地デジPRキャラクター“地デジカ”を発表
2009年4月期TVドラマざっと見
BS日テレ、巨人戦視聴でポイント チケットなどと交換 
地デジやACが減って、広く浅いスポットCMに
ケーブルテレビのACV、地デジ移行断念を検討 事業継続模索
亀田製菓、広告宣伝活動を強化 「柿の種」、6年ぶりテレビCM
地デジ簡易チューナーの無償給付事業はNTT‐MEが実施へ など
2009年4月期TVドラマ感想
BPO,『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に関し勧告
日テレ『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に対する対応
BPO放送と人権等権利に関する委員会、TBSサンジャポの放送内容に勧告
2009年7月期TVドラマざっと見
龍谷大が実験局、ワンセグ放送 大津でスタート 
バンキシャ!内で誤報報道の検証を放送 
デジタル化がもたらすテレビ番組の「質の低下」
総選挙報道、地上波は熱くBSは静かに 
プロ野球中継はBS,CSにシフト
関西民放ラジオ局、AMステレオラジオ停止へ 
低予算化で番組が消える?
2009年7月期TVドラマ感想
民放TVキー局 制作手法に新機軸
10月 11月 12月 1月 2月 3月
アクトビラ、2010年度末に接続台数3倍目指す
BPO、TBS朝ズバに対し重大な放送倫理違反があるとの勧告
2009年10月改編TVドラマざっと見 
地上デジタル専用B-CASカードのユーザー登録廃止
地デジの番組表機能はTVで使われる?録画機は使えるが
道内の共同アンテナの地デジ化、年度末でも5割届かず
2009年10月改編TVドラマ感想
放送局への出資上限、3分の1未満に緩和 総務省
スカパー、3D番組を放送 10年夏めど、対応テレビに弾み
2010年1月改編TVドラマざっと見
2010年4月期は大幅改編の見込み アナログ放送の画面上下に黒帯 NHKと民放、地デジ移行に向け
2010年1月改編TVドラマ感想

 
 

●朝日・日経などのラテ欄の配列が変わった
(2009/04/04)

2009年3月30日の朝刊より、朝日新聞や日本経済新聞などの関東地区のラテ欄(ラジオテレビ番組表欄)のTV局の配列が、アナログ放送のチャンネルの配列からデジタル放送のチャンネルの配列に変更した。(左からNHK総合,NHK教育,日テレ,TBS,フジ,テレ朝,テレ東→NHK総合,NHK教育,日テレ,テレ朝,TBS,テレ東,フジに変更)
(ちなみに、朝日新聞の関西地区では同種の変更はないらしい)

デジタル化に備えた変更であるが、新聞社の放送局に対する資本関係などなどで結構配列が新聞ごとに異なっていたりする。そういった極端なものを除いて、ほぼ似た配列をしていた新聞のラテ欄のうちTV番組表部分が、どんどん異なっていることが、興味深いといえる。
個人的には、見慣れた配列と異なると違和感と番組を探す手間が増えるので、困ることが多かったりする。(ただでさえ、番組の放送曜日・時間移動が多いのに…)

●SMAP草なぎ剛容疑者逮捕で,地デジCM放送中止
(2009/04/23)

日経BP ITpro 2009.4.23
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090423/328994/
 2009年4月23日にSMAPメンバーの草なぎ剛容疑者が公然わいせつ容疑で警視庁に現行犯逮捕されたことを受け,総務省は2011年から始まる地上デジタル放送の普及推進メインキャラクターから外す考えを示した。
 並行して,地上デジタル放送の普及推進CMを作成しているデジタル放送推進協会(Dpa)は,23日10時にNHKや民放各社へCM放送中止の要請を出したことを明らかにした。
---引用終わり

地デジCMは、民放だけでなくNHKでも共通で放送していたため、この様な中止要請となったとのこと。これ以外でも、P&Gやトヨタ自動車、公共広告機構なども素早く本日(4/23)付でCM放送中止を決めている。それくらい、彼がTVにかなり関わりを持っていたことを示していて、かつ、この逮捕された事件は、日本の放送にとって報道での表見上の出来事以上にインパクトのある事件であるといえる。

●民放連 地デジPRキャラクター“地デジカ”を発表
(2009/04/27)

Dpa(デジタル放送推進協会) プレスリリース(NEWS) 2009.4.27
http://www.dpa.or.jp/articles/archives/news/3698

あくまで民放連が作ったPRキャラクターですが、鹿だけに中途半端なゆるキャラという感じが…
あと2年近いということで民放など各局の女子アナウンサー(地デジ推進大使)だけではばらけた感じなので、共通化のためのものと推定される。ただし、タイミングがあまりにも全局向けPRキャラクター(自然人:タレント)による放送中止と重なっただけに、無理して置き換えたように思われても仕方ないか。
 

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●2009年4月期TVドラマざっと見
(2009/05/03)

ここ数期連続平均視聴率が下がっている状況下で、初回たとえ15%越えだとしても、その後危うい結果を招くことが多かったTVドラマ。

第1話は突貫作業で企画された割にうまく行ったBOSS(CX木22時)は、2話目以降の設定のバラツキをうまく演出やストーリーで調整できず撃沈。
同様に突貫作業で企画された感じのある婚カツ!(CX月21時)は、直近3期の低迷のおかげか、狙いとしたラインには乗った感じはする。しかし、狙い以外も引き付けるだけのネタの提供はできずに、イマイチという感じ。

白い春(CX火22時)は、引き付けられるだけの深みのある設定を提示できず、アタシんちの男子(CX火21時)は、設定のズレ以外に見せるべき内容を伴わず、いずれも苦戦の見込み。
魔女裁判(CX土23:10)は、内容の際ばかりが目立ち、もともとキャッチィにしたい部分(たとえば裁判員制度とか)が見えなくなって厳しいかも。

アイシテル〜海容〜(NTV水22時)は、1話で提示した出来事の大きさや内容と、最終的に視聴者に受け取ってほしいものとのズレが大きく、前提として受け取れる人以外は見てもらえない可能性が高い。

ザ・クイズショウ(NTV土21時)は、ドラマの主体としたい伏線を伴った(と思い込んでいる)演出と実際の表現とがミスマッチングして、ただ現実離れしたクイズショウが流れているだけにしか見えない。

臨場(テレ朝水21時)や夜光の階段(テレ朝木21時)、名探偵の掟(テレ朝金23:15)は、脚本に頼りすぎて平板な演出に収まっている感じ。
むしろ、京都地検の女(テレ朝木20時)までベタな演出になりきれず、気合いが入ったのが逆効果になったかも。

以上、共通していえるのは、作品のタイトルや内容より、出演俳優の方が思い出しやすいという難点を抱えている。(ドラマにとってそれって問題ないかい)

TBSは、さらに問題が大きく、ハンチョウ(月20時)、夫婦道(水21時)、スマイル(金22時)、ゴッドハンド輝(土20時)、ぼくの妹(日21時) いずれも、元になっている脚本かキャストで引っ張っていく感じだが、そのどちらもうまく機能せず、さらに演出的な興味も持ち込めていない感じである。

かつての昼ドラのように30分に分けて2クール放映する方が、また見られるかも。
(実は、プライムタイムでクォーター制(15分刻み)の番組編成にした方が、見てもらえる番組が多かったりするんじゃないかと思う。深夜枠からの移行は特に)

●BS日テレ、巨人戦視聴でポイント チケットなどと交換
(2009/05/06)

NIKKEI NET 2009.5.6
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090506AT1D0400405052009.html
巨人戦をBS日テレで1試合見るたびに、1ポイントを視聴者に与える。中継を一定時間見ると、薄型テレビ内の記憶装置に自動的にポイントが記録される仕組み。ポイント数に応じ「ジャイアンツクラブ」向けの巨人軍関連商品や内野指定席チケットと交換できる。
---引用終わり

BSデジタルでの双方向放送(データ放送)で活用する機能を使って行うのだが、開幕当初の4月からでないことから認知されるかどうかは微妙な気がする。
高画質よりも確実に見られるCS(スカパー!)のプロ野球パックの方が…だが、無料放送で手間をかけずにポイントがたまって応募できるというなら、この手はありかも。
1イニング以上見るのが条件となるようで、ジャイアンツCLUB G-Poへの加入して、ボーナスポイント購入ができるというものなので、結局は入会する手間がかかる。
 

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●地デジやACが減って、広く浅いスポットCMに
(2009/06/13)

かつては、ある種禁じ手とされた、消費者金融がやたら目立ったり、パチンコホールやパチンコ機などが目立つ時期もあったが、最近日用品や自動車、商業施設(バーゲンや○○の日)など結構業種ごとにTVスポットCMが均等になってきたように思える。
例の一件以降、地デジや公共広告機構(AC)といった放送局側の無収入スポットがあまり目立たないと思えるくらい減り、とにかく何でも入れていこうという雰囲気が出ている気がする。
そうすると、不思議と興和新薬やハウス食品、P&Gなども目立ってくるが、それも以前よりは目立たないように思える。同様に、番宣もそんなに増えていない気がする。

以上の話は、あくまでも個人的な感覚による話であるが、一時期減らしすぎた反動なのか、それともかなりスポットCMの単価を下げているのか、変わってきていることは変わっているんじゃないかと。

●ケーブルテレビのACV、地デジ移行断念を検討 事業継続模索
(2009/06/17)

NIKKEI NET 地域経済 2009.6.17
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090616c3b1604m16.html
長野県大町市などでケーブルテレビ事業を手掛けるアルプスケーブルビジョン(ACV、大町市、相模一男社長)が事業清算を視野に入れ、地上デジタル放送への移行を断念する検討に入ったことが明らかになった。地デジ移行に対応するための設備投資資金の調達が困難になった。今後は事業継続に向け、関係自治体などと協議する方針。
---引用終わり

地方のケーブルテレビ局では、こういったことも起こりうると思っていた、地デジ移行できず経営継続も危うくなったことが表面化した一事例といえる。伝送路や機器を現在のサービスをしつつ移行するのは、利用者にとって明確に対価を払うだけの理由にはならないし、利用者の増加見込みや資金援助など無いとそう簡単に現在の収入で何とかするのは難しい。それによって、事業継続自体も検討しなければならないというのは、地デジ移行というのは本末転倒したことのように中小のケーブルテレビ事業者は思っているように感じられる。
 

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●亀田製菓、広告宣伝活動を強化 「柿の種」、6年ぶりテレビCM
(2009/07/07)

NIKKEI NET 地域経済 2009.7.7
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090706c3b0604w06.html
亀田製菓は広告宣伝活動を強化する。主力製品「柿の種」のテレビCMを6年ぶりに全国で再開するなど、積極策に転じる。ここ数年は食品スーパーなどの店頭での販売促進活動が中心だったが、テレビCMなどで若者から中高年まで幅広い層に自社製品をアピールし、売り上げ増につなげる狙い。
---引用終わり

よく、ネット広告と対比してテレビ広告の地盤沈下を述べることを見かけるが、広告の狙いによってはテレビ広告ってまだ使えるというか、使い切っていないように思えてならない。さらにいうと、広告媒体はそれぞれ対立するものではなく、特性によって補完していく関係だと私は思う。
そういう意味で、この亀田製菓の広告宣伝活動の方針変更は、出てきて素直に納得出来るものだったりする。状況が厳しいから減らすだけではなく、それによる効果を見極めていくべきである。ただし、異常にTV広告などの出稿を増やしている企業が時折あるが、TV広告をできる企業だから…と思わせる部分が多い可能性もあるので、見る側も当然見極めは必要である。(その場合は、広告内容から推測できる例も多いです)
 

●地デジ簡易チューナーの無償給付事業はNTT‐MEが実施へ など
(2009/07/16)

日経BP ITPro 2009.7.15
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090715/333888/
総務省は2009年7月15日,経済的に困窮度の高い世帯(NHK受信料全額免除世帯)に地上デジタル放送の簡易チューナーを無償給付する事業である「平成21年度地上デジタル放送受信機器購入等支援事業」の実施団体にエヌ・ティ・ティ エムイー(NTT‐ME)を採択したと発表した。
---引用終わり

つまり、地デジの簡易チューナーはNHK受信料全額免除世帯でないと無償給付されない。その実施団体が決まったが、それはあんまりどうでもいいように思えるなぁ。総務省と、実施したいと名乗っていた企業以外は。

でも、地デジ簡易チューナーはRCA端子(いわゆるビデオ端子など)がないと使えない代物で、VHFなどへのRF接続くらいしか手段のないTVしか持っていない世帯はどうなるのかという問題も抱えている。

地方自治体の福祉としての施策として、地デジ対応もこの無償給付から外れる世帯に対しては検討しなければならず、そこまで総務省が動いてくれることもどうも無さそう。

ちなみに、最近の地デジ対応TVはビデオ端子やS端子を1つしか持っていない、D端子も2つくらいしかない例が多く、既存のビデオデッキなどの接続だけならそんなに困らないが、HDD&DVDレコーダーを複数もっている人は、大変な目に合う可能性があり得る。こんな人には全く援助はない。

ついでに、

日経BP ITPro 2009.7.14

総務省、B-CAS見直しでパブコメ募集
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090714/333759/

地デジに絡んだ問題は、まだまだ山積み状態というところでしょうかねぇ。
さっさと地デジ対応TVにBDレコーダーをやたら高いHDMIケーブルで接続しちゃえ、ってなれば、そりゃあっさり解決するけど。

●2009年4月期TVドラマ感想
(2009/07/22)

5月開始でなんとか平均20%確保のMR BRAIN(TBS土19:58)は、それでも内容のバラツキなどで20%を下回り、キムタクドラマのある種の神話を崩す結果となったといわざるを得ない。
プラスアルファを呼び込むだけの内容に乏しく、かなり早い段階で犯人などのオチが見えやすい点も問題だった。(その最終話に、脳科学について放送するNHK総合(追跡AtoZ土20:00)も、人が悪いと思うのだが)

この作品が視聴率で及第点とすると後は、ざっと見通りの想定範囲で終わったといえるか。

BOSS(CX木22時)は、2話目以降の設定のバラツキをなんとか作品中で調整しきったといっていいが、次回作が作れるほどの勢いを持つことできず(と、個人的には思った)。
婚カツ!(CX月21時)は、当初視聴者が感じた方向性からずれて見事に撃沈。それでも、かろうじて視聴率確保というところだろうか。

白い春(CX火22時)は、薄っぺらさにはまれた人だけ残り、コミカルさを出し切れずにアタシんちの男子(CX火21時)は、静かに終わった感じ。

アイシテル〜海容〜(NTV水22時)は、最終話のみきちんと作り込んだ(それ以外をみなくても実は泣ける)いわゆるネット小説的な手法で止まった感が強い。(ゆえに、表見上の視聴率は高めだし、最終話の評価だけは高いはず)

テレ朝系ドラマはいずれも想定の範囲で上ブレ無し。(下ブレしないだけいいともいえる)

ザ・クイズショウ(NTV土21時)は、なんでここまでクイズショウの過剰な演出でつまらなくしたかと、思える状況。

TBSは、ハンチョウ(月20時)こそスタンダードな刑事物で何とかなったが、そのほかは見事に脚本の悪さやキャストで無理に引っ張った部分のおかげで機能不全となり、演出的な興味も持ち込めていない。

以上、低迷状況で7月期のざっと見をかけるかどうかも不安な状況となった。

●BPO,『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に関し勧告
(2009/07/30)

BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、日本テレビ『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に関する勧告を7/30付けで通知したことと、その内容を公表した。
http://www.bpo.gr.jp/topics/2009/20090730.html

勧告というかなり強い形に出たのは、情報の集め方やその検証のずさんさの程度が悪いということと、その後の訂正報道も適切性を欠くというだめ押しがあったからではないかと思われます。

それにしても、福澤氏はBPOから問題とされる番組に関わることが多いなぁ…彼自体に問題があるというより、エンタメ性が強い報道色のある番組は、こういったリスクが高いことを示しているということなんでしょう。たぶん。

合わせて、人的資源が不足している制作状況でチェック機能まで現場任せにしている放送制作の根本的問題も絡んでいるんじゃないかと。(委員会勧告でも、人的資源不足に踏み込んでいる。40ページもあるが、読んでみることをおすすめする)
 
 

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●日テレ『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に対する対応
(2009/08/03)

日本テレビ放送網のプレスリリース(7/30付け)
http://www.ntv.co.jp/info/news/513.html

8/16(日)の真相報道 バンキシャ!中で検証した内容を放送し、さらに8/17(月)(8/16深夜)0時50分に特別番組を別途編成し放送する。また、検証内容についてはホームページにアップするとのこと。
対応内容について、プレスリリース及び同日の放送などで提示された範囲では、適切に体制確立したとはいえないので、検証番組を見てから判断ということになるでしょう。

個人的に疑問に思う点は、関西テレビ放送のあるある大事典の一連の検証放送がプライムタイムで行われたのであるが、その対応と比較すると分散していて弱いと思われること。バンキシャ!の放送を維持しつつ、勧告通りの検証番組はある程度の時間が必要との認識があるが、それをプライムタイムまたはそれに準ずる時間には放送したくない、という風に見えて仕方ない。
実際に二つの番組を確認してから反応するしかないのだが、0:50からでは個人では録画して翌日以降見るしかないように思う。

(2009/08/15追記)
当初8/16,17に検証番組等を放送するとしていたが、1週間先へ延長するとの報道が8/13にあり。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090813-OYT1T00506.htm
8/17(8/16深夜)の該当時間は、検証番組以外のものが編成されており、検証番組等は放送延期となった模様。
ただし、日テレのホームページの企業情報-プレスリリースには、上記時間での検証放送等をするとの情報はあったが、変更された旨の告知はない。

●BPO放送と人権等権利に関する委員会、TBSサンジャポの放送内容に勧告
(2009/08/07)

TBSサンデージャポン(日10:00)は、もともとバラエティ色が強く、取り上げる相手をサンジャポファミリーといったりするなど、BPOから何らかの処分を受けるような危うい放送表現をしていたからなぁ…芸能人などなら、まあそうそう問題にならないがそれ以外では、やはりBPOの放送と人権等権利に関する委員会の勧告となってしまった。

http://www.bpo.gr.jp/topics/2009/20090807.html
TBSの情報バラエティー番組「サンデージャポン」は昨年10月、大阪の保育園の野菜畑が道路建設のため行政代執行される様子を伝えた。保育園理事の男性は、あたかも保育園が代執行の当日、園児たちを現場に動員して並ばせたかのような事実に反する放送内容で名誉を毀損され、その後の訂正放送も不十分だったと委員会に申し立てていた。
---引用終わり

バラエティなら時系列でない場面の挟み込む編集は、結構よくやる手法ですが、報道色が強い内容ではこれが許されるものでないけど、ノリで進めるのが得意なサンジャポのスタッフ陣だけに、悪意なくやっちゃったんだろうねぇ。
そのビデオだけ見てスタジオは話を進めちゃったし、代執行についての状況の誤認までさせちゃったという、だめ押しをしているようです。

さらに、その訂正放送も不十分だったということで、今回の勧告となりました。

詳細は、委員会の勧告内容を参照のこと。
http://www.bpo.gr.jp/brc/decision/031-040/040_k_tbs.pdf

委員会としては、ニュースを取り扱うことへ注意すべきとの意見を付しているが、個人的には芸能人などの公人以外のニュースっぽい内容では、バラエティ番組であっても、報道番組に近い取り扱いの注意が必要なのかもしれないと、思ったわけである。結局、訂正放送後でももめてしまう事態になるわけだし。

(2009/08/09追記)
8/9の放送の最後の方で、今回の勧告を受けた放送を実施。勧告内容をトレースしておわびしただけにとどまるが、それでも1分以上と前の訂正放送よりずいぶん長くなっていた。

●2009年7月期TVドラマざっと見
(2009/08/12)

7月期のドラマ視聴率は低迷する、は、もう開き直っちゃった制作局側の姿勢が見え隠れするようなラインナップと言い切っちゃっていいかも。

ブザー・ビート(CX月21:00)は、出演者を集めて、それに合いそうな素材を組み合わせてみましたという雰囲気が出ている。ドラマとして何を主軸で表現するか、全然見えずに物語がキャラ設定通りに組み合わせて進んでいくだけという感じ。

恋して悪魔(CX火22:00)は、たぶんラブコメのはずなのだが、キャラ設定の妙な感じだけが前面に出て、いわゆるすれ違いさせるドラマの出来事が見えてこない。

任侠ヘルパー(CX木22:00)は、素材のもともと持っているズレを、しっかりストーリーに反映しているから、ドラマとしてはなんとか見られる感じ。でも、それより上を期待できるほどの意外なネタやどんでん返しが感じられないように設定が縛りになっちゃうかも。

赤鼻のセンセイ(NTV水22:00)は、手段と目的がひっくり返ってしまっていて、あんまりにもコミカルに動ける出演者が、逆にそのコミカルさを受け入れるような話を演じさせてくれずに、空回りしている気がする。

科捜研の女(テレ朝木20:00)は、これまでのシリーズ同様なので、特に可も不可もなし。

ダンディ・ダディ(テレ朝木21:00)は、世間ズレした感じの設定が前面に出すぎて、ドラマに視聴者が入り込む前に引いてしまっちゃった感じ。

コールセンターの恋人(テレ朝金21:00)は、主人公が頑張っていることだけは伝わるが、そこで行われる出来事があまりに平板で、むしろガイアの夜明け(TX火22:00)を見た方が…と思っちゃう内容。

オルトロスの犬(TBS金22:00)は、素材の際っぽさのみ目立っちゃって、話がダラリと流れているようなそこ浅さが感じられる。

こちら葛飾区亀有公園前派出所(TBS土20:00)は、アニメやマンガなら許されるドタバタを、リアルで表現しようとすると、逆に周囲のロケでの迷惑している状況とその割に楽しめるような効果が薄い気がする。無茶するにしても、舞台演劇のようなお約束のような落とし方を構築できていないので、ドラマの先の現実に引き戻されちゃっているので、損をしている。

損をしているというなら、官僚たちの夏(TBS日21:00)で扱う素材自体が、かつてNHK 電子立国日本の自叙伝や新・電子立国でドキュメンタリーとして扱われたものだったりする。それを、いくら通商産業省と産業界とのドラマとして仕立てられても、ドラマ的な過剰な表現の方が目立ってしまっちゃう。また、ルビコンの決断(TX木22:00)も、その点で損をしている気がするんだよねぇ。

となりの芝生(TBS水21:00)は、時代と合った過去にNHKが作ったものとの比較される自体、時代ズレもあって厳しいと思う。それを抜きにしても、登場人物のいろいろと対立などを
する部分が、画一的(別の長期継続のドラマに似た)な印象が強く出ているような気がして、興味を削がれる。

華麗なるスパイ(日テレ土21:00)は、舞台設定や登場人物の設定に凝りすぎて、話が上っ滑りしてコメディドラマとしてみるには、かなり厳しい。

救命病棟24時(CX火21:00)は、内容そのものが安定していて、再放送やってもそこそこ取れ、新作もある程度安心して見てくれる状況。ゆえに、上限はほぼ決まっていて下ブレもそんなにしないし、低迷しがちな夏ドラマにもってこいの内容だったりする。

日経エンタテインメントのTVドラマのページを見て、ドラマ自体を見て、過剰な制作側の売り文句などを差っ引いて、その通りであると確認しているような状況。
…ああ。ドラマでまともに見るものがない。

●龍谷大が実験局、ワンセグ放送 大津でスタート
(2009/08/22)

NIKKEI NET 地域経済 2009.8.21
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090820c6b2002n20.html
無線局は瀬田学舎1号館に置き、周波数はUHF22チャンネル(527メガヘルツ帯域)。送信出力は10ミリワットでキャンパスとその周辺で、ワンセグ受信機能のある携帯電話かチューナー付きゲーム機などを使って視聴できる。22日は大学案内の番組を放送するほか、入試情報などのデータも流す。
---引用終わり

こういった実験局について記事として出てくること自体、珍しいと思ったので紹介。出力もかなり微弱だし、期間限定でかなり限定的な実験局という感じではある。技術的な研究目的が主でまず先行して進めていて、オープンキャンパスに合わせて大学案内など一般向けの内容を流し、ソフト面の実験的な試みをするというものらしい。ただし、微弱でも放送用の周波数を使うため、免許が必要となるわけでして、放送用の周波数を使えるからこそ、一般向けのワンセグ放送を行える。確かに、そうじゃないとソフト面の実験にもならないから当然ではあるのだが。

●バンキシャ!内で誤報報道の検証を放送
(2009/08/23)

本日(8/23)の日テレ バンキシャ!は、通常の編成を大幅に変更し、総選挙について10数分ほどのコンパクトな特集コーナーにして、残りの報道を報道局からのコーナーニュースで放送して実質的には終えた。TBSが世界陸上の女子マラソンのスタートを待つ18:27頃から、番組内でBPOに勧告を受けた誤報報道に関する検証内容を約26分間にわたり放送した。

内部でのインタビューや検証組織などによる報告は、意外と少なく、BPOからの報告内容そのものを引用し、それを追認するような内容が目立った。
最後に、バンキシャ!の全スタッフ・司会者が登場し、謝罪するという形で終わり、その少し前から0:50からの検証番組の告知テロップを流していた。

まあ、今晩の検証番組を見なければ何ともいえないが、検証番組の放送時間が約40分と言うことを考えると、番組内の検証内容に多少肉付けした程度にとどまって、(比較対象となる関テレのあるある大事典にかかる検証番組と比較すると)BPOの指摘の対応にとどまり、具体的な対策は多少弱いものにとどまる(まだ組織を作って取り組み始めたところ)感じがした。

(追記 2009/08/24)
深夜の検証番組は、上記の予想通りの内容にとどまった。それを示すように、新聞各社のネット向けの記事でもバンキシャ!での検証内容の報道にとどまるものがほとんどである。

●デジタル化がもたらすテレビ番組の「質の低下」
(2009/08/26)

表題は「デジタル化と合わせて行われた制作費削減と、その配分の歪みによるテレビ番組の質の低下」とした方がいいんじゃないかと。

NIKKEI NET IT+PLUS 2009.8.26
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITel000025082009
「最近のテレビ番組の質の低下には目に余るものがある」という意見をよく聞く。人によって意味することは異なるだろうが、制作現場の状況を改めて見直してみると、デジタル化によって負のスパイラルが起きていることもその一因だとわかる。
---引用終わり

まず、視聴率も落ちているが、それ以前に広告費が下がって制作費削減にまず向いたことに問題の発端があるのは、番組内容を見ていて私にも同意できる内容に思う。
(デジタル化設備やきれいな社屋にかけて、結果として 番組制作費にまずしわ寄せが来た、ということである。むろん、デジタル化の費用がかかっても、新社屋を建てても、制作費は落としていないところもある。そういった放送局は、比較的質は安定していると、私は思った)

デジタル化で、手軽で機動性のある機器で、スタッフも減らして番組が取れるようになってきている。民生用のハンディービデオ機器と大きさがほぼ同じもので、実際スタジオを出て撮影したもので作っていることを見せている番組もあるし、私が番組を見た感じでもそれを感じている。
当然、編集も人数を減らして出来るようになっている。(デジタル化によって機器の使い勝手も含めて、容易に出来るようになったらしい)
それによって、複数人によって手間と時間をかけていたノウハウやスキル込みの番組が、手軽になんとか少ない人数で体裁がつくろえる状況になった。

ここで、技術的なコストダウンの恩恵はあるが、一緒に番組制作のノウハウ、いわゆる職人技の伝承が途切れてしまったという。
この部分には、ある程度疑問符がつくが、操作の仕方だけ教育して、その後編集そのものにはあまり教育などしないで、かつその後も続くとそうなるかもしれない。

さらに、少ない人数での番組編集や演出は、偏りのあることを忘れて番組が作られるということに繋がっているのではないか、とのこと。
これは、直近のバンキシャ!での件同様に、コーナーの時間枠と事前の内容の確認くらいしかオンエアまで他のチェックがないと、確かにこうなるはずである。
そこまで、問題意識を持っている番組制作側の人がどれだけいて、そういった声を上げて変えていけるかというと、制作費削減など余裕のない状況では難しいと、私には思えてならない。

●総選挙報道、地上波は熱くBSは静かに
(2009/08/30)

衆議院総選挙に伴う報道が今晩(8/30)ありますが、これまでは総選挙になると、報道特別番組の編成を地上波・BS問わず行われていた記憶があります。

今回は、過去の予測が活用しにくいため、当確にかなりの選挙区で時間がかかることが予想されるため、かなり深夜まで地上波は報道特別番組を編成します。
ところが、BSは総選挙特番を編成するのはNHK BS1とBSジャパン、BS11の3局に限られています。
以前だと、確か地上波とサイマル放送で総選挙特番をBSの多くの民放局も編成していたのですが、今回はそういった編成になっていません。そう言う意味で、総選挙報道、地上波は熱くBSは静かに、ということのようです。
 

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●プロ野球中継はBS,CSにシフト
(2009/09/04)

CSであるスカパー!は、TV-CMでかなりプロ野球中継をしていることをアピールしているので気づいていると思うが、実はBSも結構プロ野球中継をしている。NHKはBS1では平日夜はほぼ毎日、たまにハイビジョンでも行っている。BS11とTwellVでは、パ・リーグの中継を結構行っている。また、 BS日テレでは昨年以上に地上波からシフトして巨人戦の中継を、BS-TBSは横浜線の中継を行っている。

うって変わって、地上波ではプロ野球中継は少なくともプライムタイム(ゴールデンタイム)からは姿を消したに等しい状況で、土・日のデーゲームがたまに編成される程度にとどまっている感じだったりする。こんなに、プロ野球中継の地上波からBS,CSへシフトしてしまうと、数年前には予想できなかったくらい変わってしまったことに、あらためて日経エンタテインメントの記事を見て、気づかされたのである。

●関西民放ラジオ局、AMステレオラジオ停止へ
(2009/09/05)

そもそも、AMステレオラジオをやっていること自体、認知度がなさ過ぎたからねぇ。かつ購入が必要では…

日本経済新聞 企業2面 ビジネスダイジェスト 2009.9.5
関西地盤の毎日放送(MBS)と朝日放送(ABC)は、ステレオ方式のAMラジオ放送をそれぞれ停止する。
---引用終わり

MBSは来春、ABCは2年以内に停止予定。
FMなどへの対抗として1992年から始まったが、そもそも対応受信機が売れていないし、番組編成も音楽主体ではないことからも、その効果は開始時から疑問符が出ていたような…デジタル化も別に動いているし。民放でも九州の2局が、NHKも停止の方向だったはず。

AMといえば、プリエンファシスによる音質向上という試みも20年以上前にやっているのだが、これだって受信機を変えず局側で変える方式で進めていたが、そんなものに聴取者の認知度があったかも疑問。

●低予算化で番組が消える?
(2009/09/13)

結構長期で放送している番組が、低予算化のあおりを受けたと思われる番組内容の変更をしていて、それがきっかけで番組自体の視聴者の興味を失わせて消えてしまう事例もあるような気がする。たとえば、スタジオ収録の割合を減らしたり、コーナー数を減らしたり、視聴率低下などの理由などなくコーナーの内容を大幅に変えたり…変化したことを視聴者は敏感に、かつ無意識に感じて「つまらなくなったなぁ」と思い、結局視聴していても強く番組をイメージできなくなる。

結果として、そこを省いちゃいけないところを低予算を理由にやっちゃって、番組自体が悪い方向に変わり、番組自体が消えてしまうようである。逆に言うと、確固たる番組スタイルは変えずに、マイナーチェンジか部分的なコーナーの定期的変更で済ましている番組は、不思議と長続きしていたりする。

TV番組は、番組を作っている人がその時代にいる限り、時代の気分を反映するものではあるが、中長期的には「慣れ」で見ていくものでもあるわけで、そのバランスを崩す(不景気→低予算 とか 社会性のある番組として時代に沿ってまたは反していく とか)ものは、結局視聴者から離れてしまうんじゃないかと。

●2009年7月期TVドラマ感想
(2009/09/24)

キャストの都合で放送話数を減らしたものの、もうパターンで見所も決まっている「救命病棟24時」が視聴率的にもトップだったが、短くても長くてもあんまり視聴する人が変わらないことも露呈したといえる状況といっていいと思う。

残りは、続編ものは安定した視聴者を確保したものの、それ以外はかなりの苦戦。ドラマの主題であるメインの物語の部分に、キャストなどの設定からの制約で、新作でそこそこの視聴率のものも、結果として上ぶれなく終わっちゃったというところか。

ざっと見で書いた内容と、終わってみても感想としては変わることがなかったのが、見事に期待通りの夏ドラマの低迷を確定させたといっていいと思う。

●民放TVキー局 制作手法に新機軸
(2009/09/26)

記事の別枠にある囲みのキー局5社の新たな取り組みなどについて、引用する。

日経産業新聞 2009.9.25 ネット・メディア面

日本テレビ
米社とバラエティ番組のフォーマットを共同制作・販売。8月に第1弾を放送。
TBS
英国の制作大手のフォーマットに基づくバラエティー番組を10月から放送。
フジテレビ
バラエティー番組のアイディアを若手社員から公募し、番組制作も指揮させる。
テレビ朝日
グルメやヒット商品を紹介するランキング番組を10月から放送。放送外収入につなげる。
テレビ東京
漫画を原作としないオリジナルアニメ3作品をSMEと制作。10年に3作品放送。
---引用終わり

視聴率低下や広告収入減少に悩む民放キー局の取り組みとして、放送外事業へのテコ入れや、制作力の向上を図るということのよう。

ただし、高予算の頃の制作体制のままで知恵を絞っても厳しいのも事実で、だからといって番組をあまり打ち切れない→つまり新番組をすぐに投入できない状態では効果も限定的。(プライムタイムで9月までの打ち切り番組は、 TBS3,テレ朝2,CX1,TX1と少なめのはず)それでも、目先の収益増に必死であるように見えてくる。

番組の実質的な制作は、放送局ではなく制作会社であることからも、放送局の社員はプロデュース能力の方を求められるが、その能力の伝承がうまくいっていないようにも見受けられる。その状態で、番組を若手に任せることでは即効性のあるものではないと考えるべきだが、それでも任せて育てることに意味があるかもしれない。
 

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●アクトビラ、2010年度末に接続台数3倍目指す
(2009/10/12)

日経産業新聞 2009年10月12日
テレビ向けインターネット事業のアクトビラ(東京・渋谷)は、現在約130万台のサービス接続台数を2010年度末に約3倍の400万台に伸ばすことを柱とする普及計画を明らかにした。
---引用終わり

TVにアクトビラに接続する機能があったとしても、インターネットに接続できる環境にあるところもそこそこだし、それ以前にB-CASカードの手続きでへきえきとしている人も多いはず。それだけの手間をかけても、見てくれる人がどれくらいいるのか。レンタルよりもお手軽さを感じられるかも含めて、実接続台数を増やすのは容易でないと思えてならないのだが。

●BPO、TBS朝ズバに対し重大な放送倫理違反があるとの勧告
(2009/10/30)

BPO/放送倫理・番組向上機構の放送と人権等権利に関する委員会のトピックス
http://www.bpo.gr.jp/topics/2009/20091030.html

TBSの「みのもんたの朝ズバ!」で、男児が割り箸を喉に刺して死亡した、いわゆる「割り箸事故」の民事裁判判決を取り上げた際に、民事判決などで提示された内容と異なり、当該医師の名誉と毀損する発言を出演者がしたとされる件について、当該医師の名誉を毀損するものではないとしたが、重大な放送倫理違反があると判断し、TBSに対し勧告をした。
同番組は、その半年ほど前の不二家にかかる報道でもBPOから勧告を受けており、その点についても勧告の中で言及している。
今回の件は、VTR部分での判決の取り扱いが不十分であることが、結果としてトーク部分への放送倫理違反を呼び込むことに結びついていると考えるべきで、きちんと報道する側が配慮をして作り込んでいれば防げるものであり、その点からもTBSは十分勧告内容を受け止めてほしいと思うのである。
 
 

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●2009年10月改編TVドラマざっと見
(2009/11/09)

TVドラマは、かなりお金がかかっていると思える「不毛地帯」がいまいち派手さに欠けるのか不発っぽい感じである。お金がかかっているかもしれないが当初ノーマークの「JIN-仁-」が予想外に善戦しているといった、ある意味番狂わせがあったとされている。それでも、かつてのドラマの勢いを取り戻すまでのものではない。

「交渉人」「ギネ産婦人科の女たち」は、気合いの入った制作側とは対照的に、意外とタイトルから感じられるベタさが感じられるのか、視聴率的にすぐに失速した感じ。

視聴率的には「東京DOGS」は善戦だが、表層上の表現の際どさの割には、ストーリーや設定の薄さが気にかかる。

「相棒」は、ある意味安定した視聴層を確保しているが、上ブレするような前シリーズのような意外な物語もなく、淡々とドラマが進んでいくように思える。

…あと、なんだっけなぁ。いくつかドラマはあったが、思い出せないので、残りはコメントしないでおく。

●地上デジタル専用B-CASカードのユーザー登録廃止
(2009/11/09)

B-CASのお知らせ
http://www.b-cas.co.jp/whatsnew/091109.html

地デジ専用の青いB-CASカードについて、CSなどへの情報提供が不要であり、NHKへの受信料収受状況は地上波ではこれまでの対応で十分であることから、ユーザー登録を2010年3月で廃止することとした。これまでユーザー登録した情報も、2010年3月をもって消去または廃棄するとのこと。

これまで3波共用の赤いB-CASカードと同じようにユーザー登録してた意味って何だろうねぇ。早めに気づければ防げる無駄費用という風に言われても仕方がない。

●地デジの番組表機能はTVで使われる?録画機は使えるが
(2009/11/14)

地上波デジタル放送で、データ放送とともにTV自体にも番組表機能(EPG)がつき、番組に関する文字による情報や番組の放送時間の変更にも対応するし、現在放送している各チャンネルの番組もすぐに分かるようになっている。でも、それらの機能をTVに限定して使っている人というのはほとんどいないように思う。とりあえず、今やっている番組はざっとチャンネルボタンを押して確認した方が早いし、番組名や文字情報ではピンと来なかったりする。録画する機能があるならともかく、それ以外は1週間分の番組表が見られるメリットはないはず。最小機能の地デジチューナーでもEPGがあるためボタンはこれまでのTVより多くなるが、たぶんそれを押されることはないように思われる。たぶん、地デジのEPGはTV単機能ではその程度のニーズしかないものらしい。

これが、録画機になると様子は変わる。EPGに載っていない番組の予約は手間がかかるし、事実上予約が困難な機器もある。番組名などを特定して毎週録画も出来るとか、時間変更にも自動的に追従し取り逃すこともない機器もある。逆にこちらではEPGないと困るくらいだし、地デジのメリットを十分享受できると思う。(アナログでもEPGはあるが、データ更新が1日数回のため放送時間変更に対応しきれないことが多い)
 

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●道内の共同アンテナの地デジ化、年度末でも5割届かず
(2009/12/01)

NIKKEI NET 地域経済 2009.12.1
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091130c3c3000r30.html
山間地やビル影などテレビ放送を受信しにくい地域で使われる共同アンテナの地上デジタル放送への対応が道内で遅れていることが、北海道総合通信局の調べで30日わかった。対応済みの比率は今年度末でも5割に届かず、目標の6割前後に及ばない見込みだ。
---引用終わり

北海道は、視聴世帯の割に置局が多い地域であり、それを補う共同アンテナも地デジ普及に重要なはずである。やはり、地デジ化対応のための負担がネックとなっているようである。テレビは地デジ化しても地デジ対応にならないというのは、この様な共同アンテナが対応していないことがその多くを占めるはず。とにかく、お金がかかることだけになかなか進まない話のようである。

●2009年10月改編TVドラマ感想
(2009/12/20)

原作に忠実に演出したといえる「JIN-仁-」が、比較的安定した視聴率を確保したといえるのだが、だからといってドラマとして特筆すべき作りとしたわけではない。
原作のテイストをきちんと表現したからの評価という程度にとどまっている。

刑事物であれば、ある程度主人公のズレを許容して見せ方が確立しているといえ、「東京DOGS」はそれを活かして視聴率を確保したといえそう。

「不毛地帯」は2クールなのでまだ続くが、やはりドラマとしての派手さに素材や演出が欠ける感じが残る。
対照的に「相棒」は同じ2クールでも、安定した内容で視聴者を確保している。

「ギネ産婦人科の女たち」は、かろうじて素材に助けられて引き付けた感があるが、生かし切っていない部分が素材の好き嫌いに影響して、イマイチ視聴率に伸びがないままとなったと思う。

とにかく、かつては10%が取れて当然のプライムタイムの番組が、取れていない苦戦を強いられる状況がドラマでも同様に出ていて、素材やキャスティングだけではどうしようもないことをやはり示しているといえる。
 

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●放送局への出資上限、3分の1未満に緩和 総務省
(2010/01/07)

NIKKEI NET IT PLUS 2010.1.7
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=AS3S0700I%2007012010
総務省は7日、放送局への出資規制の上限を、現在の20%未満から3分の1未満に緩和する方針を明らかにした。広告収入の減少や地上デジタル放送の投資負担で収益が悪化した地方局に対し、在京キー局が支援しやすくするのが狙いだ。
---引用終わり

こういった緩和をしていかないと、少なくとも収益が出ている在京キー局を地方局が支援できないということのよう。ただし、資本面の支援だけで何とかなるわけではなく、番組をキー局から配信されてセットで入ってくる広告収入以外の自局で収益を得られるような施策をしないと、いけないと思う。マスメディアの過度の集中を排するために、自局で制作できる放送局という独立した会社であることまで放棄できるようにしなければならなくなることは、出来れば避けてほしいものである。

●スカパー、3D番組を放送 10年夏めど、対応テレビに弾み
(2010/01/10)

NIKKEI NET 2010.1.10
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100110AT1D0900809012010.html
CS放送のスカパーJSATは立体的な3次元(3D)映像が見られる3D放送に乗り出す。日本の電機大手が国内で3D対応のテレビを発売するのに合わせ、今夏めどに放送を始め、専門チャンネルの開設を目指す。
---引用終わり

映画館での3D作品が増えてきており、BDでの3D規格も決まり、3D対応のテレビも発売されるということであれば、放送番組でもそういったものがでてくるのは当然の動きといえる。テレビの高付加価値化という意味でも3Dには注目される話ではあるが、そんなに見られる機器を購入しようという世帯も多くないので、CSであるスカパーで放送されるのはある意味妥当な動きといえそうである。

●2010年1月改編TVドラマざっと見
(2010/01/27)

ある意味、刑事ものは鉄板というのかなぁ。
続編のハンチョウ(TBS月20:00)とか赤かぶ検事京都篇(TBS水21:00)、853〜刑事・加茂伸之介(テレ朝木20:00)は、下手なものに手を出すよりもいいのかねぇ。ま、確かに無難な気がする。

まっすぐな男(CX火22:00)と曲げられない女(NTV水22:00)は、方向性は全く違うが、素材以外の引き込むだけのドラマとしての勢いは感じられない。

エンゼルバンク(テレ朝木21:00)、宿命1969-2010(テレ朝金21:00)いずれも、とがったテーマの割にはドラマとしてのスケール感が軽く、イマイチ引き込まれる雰囲気に欠ける気がする。

ヤマトナデシコ七変化(TBS金22:00)、特上カバチ!!(TBS日21:00)いずれも原作のテイストを活かしきれず、ざらついた違和感のようなものが目立つ演出になっている。

泣かないと決めた日(CX火21:00)、左目探偵EYE(NTV土21:00)は、キャストに合わせて題材を決めたという雰囲気がして、イマイチ演出と内容がちぐはぐかも。
ブラッディ・マンデイ(TBS土19:56)は、続編だからある程度の視聴はありそうだが、ちょっと際っぽい素材だけに視聴層を選ぶ感じである。

コード・ブルー(CX月21:00)は、続編で前作もかなり高視聴率ということで、安定した視聴層を確保できるんじゃないかと。スペシャルでも結構安定して演出されて作られているし。
 
 

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●2010年4月期は大幅改編の見込み
(2010/02/16)

TBSが19時台のニュース枠を無くすことや、そこそこ長期に放送していた番組やバラエティ番組のいくつかが終了することもあって、2010年4月期は大幅改編の見込みである。だからといって、目新しい番組になりそうなネタがそろえられるような状況ではなく、縮小した予算の中でのやりくりが迫られている。予算的に恵まれて無くても、放送時間よりも長く撮影して編集するより、時間内の収録で小気味よく作っていく番組が、これからは結果としてみてもらえる番組になるのではないかと、個人的には思っている。短くおもしろいと思えるネタを多数並べても、すぐに飽きられてしまってタレント自体の旬も短くなってしまっているのかもしれない、とも思っていたりする。
 

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●アナログ放送の画面上下に黒帯 NHKと民放、地デジ移行に向け
(2010/03/20)

ITmedia NEWS 2010.3.18
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/18/news069.html
NHKと民放各局は、来年7月のアナログ停波に向け、アスペクト比が4:3のアナログテレビ向けにも、デジタルハイビジョンテレビと同じ16:9サイズの映像を放送する取り組みを、今春から本格化する。
---引用終わり

画面の右上に「アナログ」と表示しているだけではなく、画面サイズまで変わると、さすがに変わったなぁ…と思い始めて、デジタル化への動きが出てくるんじゃないかと。
…いうことも、実はそんなにない気がする。

ただし、今春にはエコポイント対象TVの機種が減ることも決まっていたりする。ま、それはどうでもいいことだが。

●2010年1月改編TVドラマ感想
(2010/03/22)

コード・ブルー、曲げられない女、泣かないと決めた日、ハンチョウ といったあたりが10%を平均して超えたが、これらのドラマにしても、日常的な話題に載ったかといわれると厳しい。タイトルなり当初の印象をきちんと再現しているだけにとどまっている。

視聴率1桁のドラマが圧倒的に多く、冬なのに夏ドラマ並みの低調な状況は、TVドラマを制作する意味をも見失ったことを端的に示しているといわざるを得ない。予算的に厳しいのはTV番組全体にいえるわけで、興味のあるところにTVドラマがたどり着いていないのでは、感想を述べるにも述べにくい。

2クールで確かに丁寧な作りな「不毛地帯」は、視聴者の興味から離れた不毛なドラマに終わってしまったのだろうか。
丁寧に豪華キャストで作られても、何かズレが生じるとヒットすることもままならないのでしょう。たぶん。
 
 

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