sh-katoの電子掲示板 フリートーク放送ネタから(2005年度)

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(c) 2005-2006 sh-kato

4月 5月 6月 7月 8月 9月
DVDレコーダー向け映像配信事業延期VOD投入するパワードコム
フジテレビ、ニッポン放送を完全子会社化
NHKなど、鉄道関連番組の放送延期
マスメディアは怒りの増幅パーツなのか
2005年4月改編TVドラマざっと見
朝日放送が買収防衛策
民放連、CMのキャンペーン実施へ
止めるに止められそうにない番組
利害関係者への配慮のやっかいさ
BSジャパンの画面のロゴ表記 再復活
日テレ、ネットで番組を有料配信
デジタルTV放送、ネットや衛星の活用を・情通審が答申
メガポート放送:「シネマ080」など終了
ビックカメラ系放送会社、毎日新聞系BS会社を吸収合併
BSデジタルなどのネタ、まとめていくつか
テレ朝は深夜に巨人戦中継
BSデジタル 4社が申請
BS朝日とUSEN、コンテンツを共同制作
民放BSデジタル5社、ゴールデンタイムは104万世帯が視聴
携帯各社、地上デジタル対応携帯を年末から相次ぎ商品化
10月 11月 12月 1月 2月 3月
TV欄無視のTBSに苦情電話 400 件
不祥事だけには終わらないNHK問題
2005年7月改編TVドラマ 感想
楽天、TBSに持ち株会社方式の経営統合を申し入れ
広島の民放4局、地上デジタル放送の投資額340億円超に 
BSCとBSQR  2006 年3月で放送終了・実質的なBSデジタルラジオ放送終了の告知
ヒット主題歌「月9」→「土6」
WOWOW、インターネットラジオに参入
電通がネット新会社・民放5社、番組無料配信 地上デジタルで詐欺行為・全国で60件、高齢者ら被害 地上波デジタルが動き出す年なのかな?
デジタルラジオ10月開始 予定より半年遅れ など
NHK、衛星放送のチャンネル削減を検討
大改造!! 劇的ビフォーアフター は、スペシャル番組にシフト
東海テレビ、全国で初めてワンセグ使った双方向試験番組開始
主要CATV70社、ハイビジョン番組の配信・制作で連携
NHK、チャンネル数削減を・首相、検討指示
アナログ放送来年9月まで NHKのBSハイビジョン
テレ東番組を視聴、子ども7人「気分悪くなった」 

 
 

●DVDレコーダー向け映像配信事業延期VOD投入するパワードコム
(2005/04/03)

nikkeibp.jp 2005.4.2
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/367991
パワードコムは2005年3月30日、FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)回線経由で映像コンテンツをDVDレコーダーにダウンロードしてDVDに録画できる実験サービス「ひかり de DVDトライアル」の実施を9月末まで延長すると発表した。
---引用終わり

技術的な問題の他に、コンテンツ所有者との間で著作権などの権利処理交渉が遅れているという事情があると、記事中にある。
放送局自身が別会社を設立してインターネットでの番組配信をやってうまくいかなかったという現実もあり、ネットと放送の誰もが考えそうな融合手段は権利交渉でそうそううまくいかないものだと認識すべきである。

デジタル放送で1回のみ書き込み可としている日本の状況では、ネットでもかなりの制限を設けないと事業としての運用がおぼつかない状況に、それを突き抜ける何かの判断なり取り組みが出てこないと、こういった延期が続くように思えてなりません。
(ライブドアの件は、その方針すらでていないので権利処理について期待するに足るものではない。関連するニュースは、もっぱら株取引の教科書の勉強としての機能しかしていない。放送にかかる枠組みの話としても、楽天やCCCまで登場した話が出てこないところが多く、つっこみがたりなすぎる)
 

●フジテレビ、ニッポン放送を完全子会社化
(2005/04/18)

形はともかく、ようやくTOB(株式公開買い付け)の目的が達成できたと言うことになります。

NIKKEI NET 2005.4.18
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050418AT3L1805D18042005.html
フジテレビジョンは18日、ニッポン放送を完全子会社化すると発表した。フジテレビはニッポン放送株の発行済み株式の32.4%を保有するライブドア子会社を670億円で取得。その後ニッポン放送が自社株を1株6300円で公開買い付けるとともに、フジテレビは産業活力再生特別法(産活法)を活用し、金銭交付(1株につき6300円)による簡易株式交換を実施する。
---引用終わり

えらくやっかいな形ですが、ようやく資本的なねじれの解消となります。ただし、TOBよりお金がかかってしまいましたが。

確か、この素直に買えない事態となった元になっている業務提携は「業務提携委員会」を設置して今後具体化させると言うことで、結局先送り。

たぶん、番組制作のノウハウという放送局以外が一番欲しいところは出してくれないんだろうなぁ…ということを感じさせるオチとなりそうです。

まあ、それでもまだメディアに関する議論は熱くつづくんでしょうけどね。
たとえばnikkeibp.jpの「ガ島通信:メディア崩壊の現場を歩く」の
第3弾のように。
http://nikkeibp.weblogs.jp/gato/2005/04/newszero.html

●NHKなど、鉄道関連番組の放送延期
(2005/04/25)

NIKKEI NET 2005.4.25http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050425STXKB075225042005.html
尼崎JR脱線事故を受けてNHKは25日、列車を取り上げた歌のコーナーがあるとして、同日夜の「きよしとこの夜」(総合)の放送を延期。26日から30日まで連日放送予定だった「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅」(BSハイビジョン、BS2)の延期も決めた。(中略)また毎日放送も5月1日にTBS系で放送を予定していた「情熱大陸 鉄道で時代を分析する政治学者・原武史」の延期を決めた。
---引用終わり

毎度恒例の反応ではありますが、過剰反応かどうかは何ともいえません。ただ、中止ではなく時期未定でありますが延期であるわけですから、適切な時期に放送を行われることを希望しておきます。

それと、目先の問題ではなく、こういった事故を再発させないための原因について、報道がとらえるべきはずなのですが、安全衛生の基礎的な視点すらなく、右から左へ情報を流している状況こそ、自粛して欲しいと思うのですが。

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●マスメディアは怒りの増幅パーツなのか
(2005/05/04)

最近の報道を見ていて、日勤教育と銘打って効果のない不満や不安を増すことをやったことと、相手に非があるにしてもただ怒りを振りかざして怒ることが、同じように思えてくるのです。それは外部の第三者だからそんなことを言っていられる、と言われるでしょうが、実際たまにしか利用しない私なので、その立ち位置にしか立てないと思うんです。

特に、怒りばかりが先走って正しい判断がしづらい状況にあればあるほど、第三者的な立ち位置が重要だと思うのですが。ところが、マスメディアは目先の興味が集中することをとらえようとするために、その怒りの渦巻く現場をそのままピックアップすることになります。そして、事実より前に怒りのエネルギーを伝えていってしまうことにつながっているように思えます。

結果として、その目につく怒りの部分だけをより見てしまうことになり、さらなる怒り(または不満)を生み出すことにつながっているように見えています。これは直近の事由に限らず、編集して送り出す部分がうまく機能していない場合に、そう言った怒りの増幅パーツになってしまうことが多いようです。

怒りが増幅されることも困った話ですが、これによって事件などの他の側面を見るのが阻害されることと重なって、ますます事件が見えなくなっていくことが一番困ることになるのですが。

(2005/05/05 追加)
マスメディアのいつも通りの過剰とも思える追求はともかくとしても、これだけ事後に不手際が連続して出てくるというのは、もはやその組織自体の自助努力で何とかなるレベルを超えてしまっているのかもしれません。

問題が後で発覚すればするほど、その対応は必要以上に負荷がかかりますし、ひょっとすると問題自体の把握そのものが難しい状況となっているのかもしれません。

でも、今いる人的資源で当座は何とかしなければなりません。他の路線ないし事業はそれでも継続して動かさなければ組織自体が存続できなくなります。

さて、そのような手がさしのべられて、変わっていくことが出来るきっかけが出てくるのでしょうか。今のままだと、組織自体をなくすという答えしか出てこないようなくらいの怒りにおおわれそうです。でも、それを消滅させ引き受ける器となりうる企業が、他の類似の企業不祥事と同じように見つからないようにも思えるだけに、このままで大丈夫なのかと問いたくなっていたりします。

●2005年4月改編TVドラマざっと見
(2005/5/11)

○名奉行 大岡越前(EX月19:00)
同じ設定でも、きちんとテレビ朝日で作った時代劇としての味わいをつくっている感じに仕上がっている。ただし、この時間枠の時代劇としてのパターンが形作られていることにもつながっていて、好みによる部分が出てくるかもしれない。

○水戸黄門(TBS月20:00)
毎度のパターンをここまで丁寧に行っていっても、出演者などによる若干の違いも感じられるというのは、一つの確立した番組フォーマットといえそう。毎回それでも微妙に違っている点も楽しめる人もいるわけですからね。

○エンジン(CX月21:00)
主人公がメインで進めていくドラマではなく、かつ等身大で描かれるということで、当初の期待ほど見せ場がない可能性がある。それでも、ドラマそのものの作りはしっかりしているのですが、さらなる視聴者の獲得は難しそう。

○離婚弁護士II(CX火21:00)
前作とさほど演出としての差は感じられないが、多少コミカルな部分がうまくなったのは、スペシャルも含めた出演者の慣れによるものなのだろうか。ただ、素材がそれほど極端にどろどろしたものではないので、パッと見る分には十分な内容かも。

○曲がり角の彼女(CX火22:00)
思ったよりもストーリーのテンションを保てるキャラクター及び話の起伏が出てきていないため、丁寧に話を作っていても、スルッと流れている感じがした。

○はぐれ刑事純情派ファイナル(EX水21:00)
ファイナルだからといっても、事件の発生や登場人物の役割に何らの変わりなく、気合いを入れることなくきちんと物語をすすめていくのは、一種の職人芸のようなものを感じます。

○anego〜アネゴ〜(NTV水22:00)
確かに登場人物は勢いある演技を見せてくれているんだが、上っ滑りしていて、納得できる話の構成になっていない気がする。それぞれの出来事がバラバラに展開している感じもする。

○おみやさん(EX木20:00)
派手さはないが、丁寧に事件を追っていくというパターン化されている話の構成で安心してみていける。それゆえ、取り上げる事件の素材の選択が見応えに影響する気がする。

○夢で逢いましょう(TBS木21:00)
設定した登場人物とそこで繰り広げられる話との間に若干違和感を感じる。主人公が望んでいることを目指す上でのやっかいごとがうまく納得した形で機能していないのは、そういった違和感が原因かもしれない。

○アタックNo.1(EX木21:00)
とにかく、極端とも思える主人公に対する(不合理とも思える)出来事がきちんと物語に組み込まれているという点で、狙い通りの出来になっている。それ以上の楽しみともいえる話なり登場人物への感情移入できる話は、でてきそうにない点が惜しい。

○汚れた舌(TBS木22:00)
設定としての暗部にやたらと凝りすぎて、登場人物が思ったより希薄な印象を受けました。実際の出来事よりもそれを行うためのいろいろなセリフに重きがある感じがして、ストーリーのバランスがあまりよくない感じを受けました。

○恋におちたら〜僕の成功の秘密(CX木22:00)
起こっている出来事が、どうもパターン化した現実とはかけ離れた印象を受けました。登場人物がうまく演じているだけに、それがより一層浮いた感じとなった気がします。

○タイガー&ドラゴン(TBS金22:00)
話の構成も、登場人物の設定もある程度の水準にあると思う。ただ、うまく作られているがゆえに、見る側がある程度力量がないと、さらっと流れてしまうかもしれない。

○雨と夢のあとに(EX金23:15)
最初の段階でその後の話が見えるくらい、そんなに懸命に見ようと思わせる部分が少ない印象を感じた。だからといって、印象的な場面を見せようという感じもないという、とりつく島もないというところでしょうか。

○瑠璃の島(NTV土21:00)
舞台となる場所にとらわれて、そこで繰り広げられる非日常を描こうとするあまり、日常的な部分が分からないまま過ぎてしまい、その非日常があまり印象に残らない気がする。

○あいくるしい(TBS日21:00)
日常の中の異なる出来事を描こうとしているようだが、必要以上に危機的な出来事のように描かれている感じがする。それが、物語全体を非日常のように思わせていて、ドラマ自体の興味をそいでいる気がする。

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なんかグッと来るセリフや場面があればいいんですが、それが感じられないのが一番問題かも。それにしても、今回の感想はこれまでよりもうまくかけなかった気がする。

○朝日放送が買収防衛策
(2005/05/22)

NIKKEI NET 地域経済 2005.5.21
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050520crf2001420.html
朝日放送は20日、敵対的買収に対する防衛策として、発行可能な株式数(授権株式数)を現在より8割増やすと発表した。関東の民放大手は相次いで防衛策を打ち出している。関西の民放で唯一の株式公開企業である同社も防衛策を導入する。
---引用終わり

非上場会社が多い民間放送会社ですが、上場している会社の多くは類似の買収防衛策を講じているようです。まあ、実際にABCは国外投資ファンドが第2位株主になっているということで危機感が高いということになっているんでしょう。

それにしても、買収防衛より番組制作などで企業価値を高めたり配当性向を高めるという話があまり聞こえないのはねぇ…(ABCは比較的番組制作はいい状況だと思うけど)

ちなみに、朝日放送の株自体購入がしやすいです。(単元株が10株で現在10万円前後で購入できますから。大証2部上場)新潟放送・中部日本放送・RKB毎日放送なども、在京局に比べると個人株主でも購入しやすいですから、個人の安定保有株主を増やすのも一つの手だと思うけどね。

追加情報
九州唯一の上場民放であるRKB毎日放送も買収防衛策をだす。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050524c6c2402f24.html
中部地区で唯一上場の中部日本放送(CBC)は、企業防衛の対策チームを発足
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050518c3d1801x18.html
 
 

○民放連、CMのキャンペーン実施へ
(2005/05/27)

NIKKEI NET 2005.5.26
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050526AT1D2607Q26052005.html
日本民間放送連盟(東京・千代田、日枝久会長)は26日、毎年8月にテレビCMへの関心を高めるキャンペーンを3年間実施すると発表した。タレントらを使ったテレビCMを制作し、民放連加盟の133社が地上波とBSで放送する。雑誌や列車内などでも広告する。年間予算は1億―2億円とみられる。
---引用終わり

広告を広告するという妙なことを行うわけなんですが、それくらい収入減の減少に対する危機感が強いということを示しているわけです。
気になるのは、TV-CMはある程度クレームが届いてしまうと放送番組よりも規制をする傾向が強くなっていて、かつてのような尖った表現のものが減って差別化が図りにくくなっていること。そして、話題となりそうなTV-CMが流れる前に別の番組や記事などで取り上げられて、CMとして流れる段階ではもう目新しさを失って、不意に見て注目するという機能を低下しているように思えること。
TV-CM自体の機能が低下して、わざわざ見ようと思えてかつ商品購入まで結びつきにくくなっている状況に思える中で、このキャンペーンの意義は見いだしにくく思えて仕方ない。さらに、デジタル放送キャンペーンのように「デジタル放送に変わっていく」ことだけしか伝わらないものしか提供していないのに、TV-CMの関心を高められるキャンペーンができるものかという点も疑わしく感じられる。

あと、CMスキップなどの機能に対する危機感もあると思うが、それよりもハードディスクレコーダーに録画していても、結局たまってきてCMどころか番組も見ないで削除しているものが多いという話も結構聞くわけで(当然、DVD-Rなどに保存することもなく)…ある程度放送してから期間が経っても見たいと思える番組がないことがより一層顕在化していることの方に問題があるように、私には思えた。
 
 
 

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○止めるに止められそうにない番組
(2005/06/16)

もともと、打ち切り番組の穴埋めとしてスタートした感じだった、細木数子氏をメインに立てたバラエティ番組。

このバラエティ番組はもっぱらタレントに対してのみ彼女が占ったりする形式をメインにすることから分かるように、適度に反応できるタレントでないと重くなりすぎてうまくいかないことを計算しているように、相当番組演出は枠をはめて(飽きられないように)やっているわけです。
さらに、それだけでは毎週1時間枠番組として維持できないので、ありきたりなコーナーで場をつなぐということをやっていたりします。そういう意味では、痛々しいものを感じる番組だったりするのです。(彼女以外に登場するタレントたちが)

そもそも、彼女自身は短期間ということでやったはずですが、周囲のバラエティ番組の低視聴率と、枠をはめたことによる質の維持によって、止めるに止められなくなっていたりします。

質の維持は、もともとスペシャル枠の番組をベースとするだけに、そちらにいつでも移行してもネタとして活用できるようにしているわけです。

もはや飽きていることを表に隠さず、それでも演じているタレントをみて、他より面白いからを理由としてみている状況。それは、2000年に入って以降の低迷した状況が定着していることによると、あらためて気づかされるのでありました。

○利害関係者への配慮のやっかいさ
(2005/06/19)

NIKKEI NET 2005.6.19

朝日放送が説明会の映像放映・JR西日本が配慮申し入れ
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050619STXKG051418062005.html
朝日放送(ABC、大阪市)は18日のニュースで、JR西日本が福知山線脱線事故の遺族を対象に非公開で開いた説明会の模様を撮影した映像を放送した。
 JR西日本は同日、朝日放送に対し「取材自粛を要請したのに、映像には遺族の姿が映っているばかりか、肉声まで入っていた。極めて残念」として、今後映像を使用する際には配慮するよう申し入れた。
---引用終わり

もともと非公開ということで実施した説明会で、特段告発すべき隠し事があったわけでもない映像を公開すること自体、その意味は本来の報道から外れているようにも思えるのですが。別に出席者の中から不満の声をピックアップすればいいだけのことで。

それよりも、いろいろと遺族との間でうまくいっていない会社側とそれに不満を持っている遺族だけでなく、非公開ということでマスメディアに積極的に発言するのを望んでいない遺族も出席していたと考えるのが妥当な場を、あれだけ遺族の姿や肉声まで流してしまうのはいかがなものかと思うのです。

確かに、ある遺族にとっては報道して欲しいと要望があったし、もう一方の当事者にもその説明会での対応には報道すべきと思える不満足な対応はあったと思う。
しかし、それでも報道して欲しくないという利害関係者の声を、結果として配慮しなくていい理由にはなり得ないと思う。
さらに、そんな場面まで報道としてみたくないのに、見せつけられる視聴者もいることを忘れちゃいけないとも思う。

それと、こういった報道をした段階で報道した側も事実上の利害関係者となるのに、正規の取材活動ということで(外形だけでなく)事実上の第三者であると言い張る姿勢は、そろそろ納得されないことにも気づくべきであると思う。

●BSジャパンの画面のロゴ表記 再復活
(2005/06/28)

2004年11月より出てきたり・消えたりと試行錯誤をしていたBSジャパンの局ロゴ表記。先日2005年6月13日頃からCM明けの10秒程度右上に色つきのかなり明瞭な局ロゴ表記をするようになりました。

3週目に入っていますが、継続していることから、これがようやく決定パターンになるのではないかと思います。
この表記をするんだから、CPRMの1回のみという制限をもう少し回数拡大して欲しいなぁ…といいたいところですが、多分そう簡単にはいかないでしょ。(そもそも1局で判断できる話ではないし)

それはそれとしても、デジタル化によって日本のテレビ番組でも局ロゴの画面への表記が一般的になっていくんじゃないでしょうかねぇ。たぶん。
 
 

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●日テレ、ネットで番組を有料配信
(2005/07/12)

NIKKEI NET 2005.7.12
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050712AT1D1105K11072005.html
日本テレビ放送網は10月からインターネットで自社番組を有料配信する。ネット上に会員制のホームページ「第2日本テレビ」(仮称)を開き、1年以内に1万本以上の番組を用意、100万人以上の視聴者を確保する計画。放送と通信の融合を見据え、民放大手が番組を本格的にネット配信するのは初めて。
---引用終わり

2000年にNTT東日本などとの共同出資で、番組のネット配信を企画するビーバット(東京・千代田)を立ち上げたり、4月にソニー系のインターネット情報配信会社AII(東京・品川)に4億円あまり出資するなど、準備を進めてきたとのこと。
番組1本は3分から15分で一律100円という設定で、再編集ものやネット配信を目的として地上波やBSデジタル放送と連動したものとするとのこと。有料配信だが広告も入れていくとのこと。

まだ放送番組の補完的なネット配信が多いなか、ネット配信を通常の番組を中心に編成する点や、短めにして購入しやすくする点など、CX,TBS,EXが進めていたトレソーラや欧米・韓国などでの配信とはずいぶん違った形での戦略となっているようです。

興味深い動きなので、注視する内容かもしれません。

(追加情報)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/12/news023.html
ITmediaの記事にあるように、まだ検討中の段階の1つの例とのこと。
ただ、方向性としてこれまでと異なるが行うことは確実のようであり、本年10月はそもそも無理だが、そう時間を経ずに有料配信するということになると思える。

→で、正式発表
日本テレビ放送網のリリース
VOD事業への本格参入に関するお知らせ
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/00/2005/471304f/471304f0.pdf

開始は10月予定(…できるのか…)
有料コンテンツの価格設定は未定だが、3から15分の長さのものとのこと。

(さらに追加情報)
日テレ、ネット配信担当の事業本部を新設
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050825AT1D2507G25082005.html

上の人がたくさんいる組織(事業部)って、力を入れていることは分かるんだけど、重み付けが不明確になって、うまくいかないような気がするんだけどなぁ。
 

●デジタルTV放送、ネットや衛星の活用を・情通審が答申
(2005/07/29)

NIKKEI NET 2005.7.29
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050729AT1F2901C29072005.html
答申では、地上波での放送を原則としたうえで、難視聴地域や設備対応が間に合わない地域でもデジタル放送を確実に受信できるようにするため、IP(インターネットプロトコル)技術を使った光回線での配信や衛星の利用を提言した。
 答申では視聴者が1回しか録画できないデジタル放送のコピー制限を緩和することも提言。私的な利用の範囲内での複製を認め、デジタル放送の利便性を改善して普及につなげる。
---引用終わり

前半は、先週来の記事で取り上げられていました。

北海道などの広域で地上波で対応しにくい地域にスカパーの機器を改良したもので受信できるようにする実験を検討しているというYOMIURI ONLINEの記事(だったと思う)。

そして、NIKKEI NET 2005.7.21の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050721AT1F2001Q20072005.html
総務省は2006年をメドにテレビの地上デジタル放送をNTTなどの光通信網を使い、インターネット経由で各家庭に配信できるようにする方針を固めた。
---引用終わり

来週末の情報通信審議会に方針提示となるとのこと。
いずれにしても現状の送信施設のリニューアルで対応するのは難しいという部分があるという認識がでてきたということなんでしょう。

後半は、昨日の記事で取り上げられていました。

日本経済新聞 2005.7.28 3面(総合面)
視聴者が一回だけしか録画できないデジタル放送のコピー制限が緩和される見通しだ。現在録画した番組を複製することはできないが、視聴者から不満が続出。総務省はデジタル放送の普及に支障をきたしかねないと判断。放送業界などと調整に入る。
二、三回に限って複製を認める案が浮上しているが、新型のデジタル録画機の購入が必要となることも考えられ、消費者の混乱を招くおそれもある。
---引用終わり。

誰がコピーワンスということで「1回」と決めたんでしょうかねぇ。
そもそも、DVD-R/+RのCPRM対応した機器があまり無い状況で、デジタルチューナー内蔵した機器もさらに無い(知られていない)状況で、新型機器云々という記事には何ともまあ。
(DVD-RAMやDVD-RW/+RWについては、確かにそういえるが…でも VR方式での記録限定だから、使っているかな?)

ムーブということでHDDからDVDメディアに記録する際に、こけてしまって利用者から機器やメディアメーカーに文句が来るけど、それもコピーワンスにした問題点になると分かっていたのに今さら…ですけどね。

まあ、コピーワンスはさっさと止める方向で動いてもらいたいものです。デジタル放送の普及への影響を抜きにしても。

そして、本気で普及させたいのなら、もっときちんと周知をしてほしいものです。先週末の新聞に「Xデーは」などというこれまたよく分からない広告を打っているようでは、まだまだ2011年にアナログTV放送が停波するという危機感は到達すべき人たちにまでには感じられていないでしょう。
 
 
 

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●メガポート放送:「シネマ080」など終了
(2005/08/01)

やはり…終了か。

mainichi-INTERACTIVE 2005.8.1
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/news/20050802k0000m040001000c.html
メガポート放送は1日、BSデジタルデータ放送と、WOWOWをプラットホームとしている東経110度CSデジタル放送の「シネマ080」「囲碁・将棋チャンネル」の放送を9月30日で終了すると発表した。
---引用終わり

スカパーでの「囲碁・将棋チャンネル」は継続するとのことですが、やはりスカパー!110では、なかなか顧客がつかないのでしょうかねぇ。
角川映画を中心に編成していた「シネマ080」は、その編成上の特徴をアピールすることなく終わっちゃったのでしょうかねぇ。

追加情報(2005/08/18)
・BSデジタルデータ放送 日本データ放送(NDS)が9月30日で放送終了する
 巨人戦や読売新聞ニュースなどを配信していた。
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2005081208308ea

・110度CSデジタル放送(スカパー!110)も9月30日で3チャンネルが放送終了する
 カミングスーンTV・グルメ旅★FoodiesTV・カラオケチャンネル

●ビックカメラ系放送会社、毎日新聞系BS会社を吸収合併

NIKKEI NET 2005.8.26
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050826AT1D2605D26082005.html
家電量販店大手のビックカメラの子会社、日本ビーエス放送(東京・豊島)は26日、毎日新聞社や角川書店が出資するメガポート放送(東京・千代田)と10月1日付で合併すると発表した。
---引用終わり

ビックカメラとスター・チャンネル、BSデジタル申請へ
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050811AT1D1008F10082005.html

という話と、メガポート放送が一部放送を終了する話が、これで一つの線となった感じです。
 

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●BSデジタルなどのネタ、まとめていくつか
(2005/09/07)

マツキヨ、 10 月にCSデジタル放送局・健康や美容情報発信(NIKKEI NET IT+PLUS 2005.8.29)
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?i=2005082907028ba
マツモトキヨシは29日、110度CSデジタル放送局を10月17日、開局すると発表した。健康・美容に役立つ番組を無料で放送し、同社店舗で扱う関連商品の販売増につなげる狙い。
---引用終わり

止めるチャンネルあれば、始めるチャンネルもあるということで。

ディズニー、日本でテレビ事業拡大・専門チャンネル開局(NIKKEI NET 2005.9.1)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050901AT1D3101X01092005.html
2003年に開局した「ディズニー・チャンネル」に加え、12月にはデジタル放送専用のアニメチャンネルを開局する。男児向けのアクション番組などを充実させ、5年間で視聴可能世帯を500万世帯に引き上げる。
---引用終わり

…で、ディズニー・チャンネルはそれなりに加入者が狙った水準いったのであろうか?
別のチャンネルと、かなり重なるような気もするが。

WOWOW、申し込み不要で7日間無料視聴可能に(NIKKEI NET IT+PLUS 2005.9.1)
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2005090108448ea

いちいち手続きをしないと無料視聴にならないということを、テレビやチューナーの中にパンフを入れたりしても、認知されにくいということで、まず7日間無料視聴できるように設定をして、さらに延長できる形をとるのは、当然の動きだと思う。

WOWOW、BS新周波数帯の取得断念(NIKKEI NET IT+PLUS 2005.9.1)
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2005090106887ea

あくまでもアナログハイビジョン終了後の空き周波数を新規事業者に割り当てるということだと、WOWOWでは割り当てが難しいということが見込めていれば、断念も仕方なし…って、これが行政主導で割り当てる場合に起こりうることだったりします。

BSデジタルラジオ、5社が同時撤退(ITmedia 2005.9.2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/02/news059.html
ユーザー数や広告収入が伸び悩んだ上、総務省告示の改正でラジオ以外への周波数利用が可能になったためと見られる。
終了するのは、WOWOW、BS日テレ、BS朝日、BSジャパン、BS-iが運営する各2チャンネル、合計10チャンネル。それぞれ、テレビのBSデジタル放送が始まった2000年12月にスタートしていた。
---引用終わり

…BSデジタルラジオで広告収入なんてあったんだろうか?(LFやQRのデジタルラジオでは確かにあったが…)
そもそも、TVに付属したチューナーでラジオ放送を見聞きするということ自体に無理があった気がする。LFやQRのようにデータ放送としての画像をうまく活用したものを提示できなかったのも問題あり。

民放系BSデジタル5社、視聴者の個人情報を破棄へ
http://it.nikkei.co.jp/security/news/index.aspx?i=2005090610059ca

これまで会員制をとって情報入力してもらっていたものを、年内に会員募集終了して会員組織を解散。会員組織が持っていた個人情報を抹消する。
個人情報を持つことでの活用より、それを持っていることでのリスクが大きくなったことが、その理由とのこと。

参考までに、記事なかった内容を追加。

BSジャパンは、4月時点でこれまで行っていた会員募集を停止。
チューナー内に情報を残す方式で双方向対応する方式を採用。今後この方式に移行の予定。

BS-iは、現在の会員組織をなくし、別の会員組織に移行することで対応。

●テレ朝は深夜に巨人戦中継
(2005/09/08)

昨日(9/7)に9/8のTV番組表をチェックしたら、テレ朝は深夜(1:51-)にヤクルト×巨人戦の中継に変更され、ゴールデンタイムは通常通りドラマなどが編成されていました。
…週間番組表を持っている方は見てほしいのですが、確かゴールデンタイムにナイター中継だったはずですが。

BS朝日は、本日(9/8)ヤクルト×巨人戦生中継をします。

フジやTBS(延長短縮・フジは9月は延長なし)より、テレ朝が大技にでたということなんでしょう。それだけ、異例な事態が起こっているわけです。
(ちなみに、フジの9/2の深夜中継は、前日ではなく週間番組表で予告済みのもの)

●BSデジタル 4社が申請
(2005/09/15)

いろいろと情報が出てきましたが、

ビックカメラ子会社でBSデジタルデータ放送で実績のあり、同業のデータ放送事業者と合併する日本ビーエス放送(東京・豊島)
映画専門放送で、110度CSではハイビジョン放送をしているスター・チャンネル(東京・港)
新規参入で、購入やオリジナルで番組を無料提供する予定の三井物産出資のワールド・ハイビジョン・チャンネル(設立予定)
音楽中心のデータ放送を手がけるワールド・インディペンデント・ネットワークス・ジャパン(東京・渋谷)

以上4社の申請となりました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0509/14/news082.html
この記事中にもあるように、BSアナログハイビジョン放送終了により解放されるのは48スロット。これまでの配分だと2社で参入となるが、三井物産は16スロットで3社参入でも可能では、ということのよう。

さて、どう割り当てられるか興味深い状況となってきました。
 

●BS朝日とUSEN、コンテンツを共同制作
(2005/09/16)

NIKKEI NET IT PLUS 2005.9.15
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2005091509533ea
テレビ朝日系BS(放送衛星)局のBS朝日とUSENは、コンテンツ(情報の内容)制作で提携する。制作費の折半で高品位コンテンツを安価にそろえる狙い。音楽イベントを共催し、BS朝日がその収録をBSデジタルで放送。USENはパソコン向け無料ブロードバンド(高速大容量)通信放送サービス「GyaO(ギャオ)」で映像配信する計画だ。
---引用終わり

USENは無料配信なので、なかなか放送事業者での相手方が見つからないようで、これが初となるようです。
実際、みてもらえる範囲を広げることが、結果としてコンテンツ利用を高めることにつながるんですけど、なかなかそうはいかないようで。

さらにいうと、ビジネスモデルとしても、知的財産権などにしても、放送としての縛りが(ネットに比べて)結構多いことも、こういった動きがなかなか取りづらい理由になっているようです。

●民放BSデジタル5社、ゴールデンタイムは104万世帯が視聴
(2005/09/21)
NIKKEI NET 2005.9.21
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050921AT1D2105A21092005.html
BSフジなど民放BS(放送衛星)デジタル放送5社は21日、番組視聴調査を初めて共同で実施したと発表した。テレビのスイッチを入れてチャンネルを合わせていた「接触率」からの推計では、ゴールデンタイム(夜7―10時)で約104万世帯が5社の番組を視聴しているという。
---引用終わり

直近で視聴可能チューナーなどが1000万台になったことから10.4%で104万世帯というタイトルなんだろうけど、うちのように複数持っていて台数=世帯ではないし、チューナーを持っていてもパラボラアンテナがない世帯も多いから、明らかに大きく見積もりすぎ、という説明をしときましょ。関東地区の視聴率で全国の人口を掛けて視聴者数を提示するのに近い誤りですね。

ただ、見ている人は多くなりつつあるけど、まだまだBSアナログに比べるとそれほど多くないとはいえそうです。

BSデジタルは、すでに厳しい状況ですし、地上波との差別化すらNHK-BS以外はできていないし、かつてはハイビジョンや双方向にこだわりすぎた番組編成でしたからねぇ。
たくさん購入していて比較的視聴してくれる50代以上向けの番組にシフトしていくか、地上波のネットワークの弱い部分の補完や地上波のリピート放送をすべきだと思うんですが。
さらに、CSやインターネット経由のIP放送による地上波デジタル配信の検討もあるわけでして、放送局の番組編成での差別化をしていかないと厳しいことには違いはないわけです。
ゆえに、キー局への吸収合併かキー局の資本組み込み率のアップは、BSデジタル各局はしたいのですが、総務省がねぇ…(マスメディアの集中規制がありますし)

そりゃそうと、BSや地上波に限らずデジタル放送でのコピーワンス制限の回数拡大があったとしても、そもそもHDDに書き込んでDVDなどのメディアに保存する状況でないわけで、BDやHD-DVDといった次世代メディアが商業ベースで使われるかどうかも疑わしいです。
HDDですら、フラッシュメモリーに食われる可能性が高まってきているのは、i-Pod nanoの登場で顕在化しました。(必ずしも据え置き型というわけではなく、携帯型で特に音楽では)
そういう意味では、放送と媒体の話は結構離れていて、媒体は放送以上に混沌としているという感じだったりします。

●携帯各社、地上デジタル対応携帯を年末から相次ぎ商品化
(2005/09/25)

NIKKEI NET 2005.9.25
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?i=2005092409280fa
松下電器産業系のパナソニックモバイルコミュニケーションズと三洋電機は地上デジタル放送を視聴できる第3世代携帯電話機を年末から来春にかけて商品化する。
NHKや民放各社が携帯機器向けの地上デジタル放送を来春、始めるのに対応する。競合他社に先駆けて市場投入することで、激しさを増す携帯電話機のシェア争いで優位に立つ考えだ。
---引用終わり

地上波アナログTV付き携帯電話がある程度売れたんだし、デジタル化でより見やすく(映らないときは全くだめだが)なるということで、商品化ということなんでしょう。
来年あたりから県庁所在地周辺でもデジタル化が進んでいきますから、見られるエリアは増えていきますし…って、携帯機器向け地上デジタル放送ではなかったか。

…でも、(地上波)デジタル化が進む速度より携帯電話を買い換えるスピードの方が早かったりして。
 

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●TV欄無視のTBSに苦情電話 400 件
(2005/10/06)

平日昼の放送は、結構予定してみている人が多いので、注意しないとこういうことに…

asahi.com (日刊スポーツ) 2005.10.6
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200510060017.html
TBSが5日、午後の再放送枠の内容を急きょ変更し、視聴者からの抗議・問い合わせで電話回線が一時パンク状態になった。午後2時から再放送予定だった「セカンド・チャンス」2話分の枠で、特別ドラマ「赤い運命」第1話(4日放送)を再放送した。このあおりで午後4時からの「水戸黄門」再放送もなかった。同局には「なぜ急に変更したのか」「新聞のテレビ番組欄に載っていない」などの抗議電話が約400件ほど寄せられた。
---引用終わり

変更してありがとう、という電話は1件あったようだが。

当日午前9時半に決定したとのことだが、視聴者を無視した決定としかみえないよなぁ…やはりTBSは番組編成に対して考え方がおかしいといわざるを得ない。

番組提供をしている会社も制作会社も最終話までの放送を望んでいたのに打ち切るといったことを過去にやっているが、そのころとあんまり変わっちゃいないのかもしれない。

そういえば、TBSは台風情報を中途半端に番組に入れたために、翌週2話分を一気に放送するということをやったことも、直近でありましたよねぇ。
 

●不祥事だけには終わらないNHK問題
(2005/10/08)

NIKKEI NET NETアイ プロの視点 2005.10.7
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20051005n58a5000_05.html
もっとも、肝心のNHKの経営陣は表面的には「受信料不払い拡大阻止」にしか、関心がないかに見える。組織が存続の危機にひんした時には「組織の存在目的は何か」、「ほかの組織ではできないことは何か」という根源的な問いかけを自らに課し、組織のあり方を根っこから変えて生き残れるものだが、NHKの経営陣にはいまだ、そこまでの危機感はないのかもしれない。
---引用終わり

特殊法人改革で何らの動きもなかったNHKも、別のルートから変化を求められることになったようです。ただ、NHKらしい部分が欠落し始めているという危機感がなく、モチベーションを落としていくことにつながるいわゆるリストラと、収入源となる受信料を集めることばかりに目先がいっているような気がする。

報道機関としてなら、確かに襟(えり)を正すということは重要であるでしょう。でも、コンテンツを作り出す組織として、他との差別化をして興味を引きつけるものを作り出す場で、襟ばかり正しているだけで、その作り出す人たちのモチベーションを結果として落としている状況に危機感を持っていない。そのことに、不安を感じて仕方ありません。
 

●2005年7月改編TVドラマ 感想
(2005/10/12)

○電車男(CX木22:00)
今まで題材にしにくかった素材だったからこそ、必要以上に場面で説明せず、丁寧に話を構築したTVドラマとして作れたような番組だったと思う。結果としてコミカルな部分が強くなったが、恋愛を重視した形でも興味深いものになったと思えるのは、見る側にとって馴染みやすいベーシックな作りのドラマだったいうことを示していると思う。

○ドラゴン桜(TBS金22:00)
原作となる題材もその演出方法も、実はベタで、ありそでなさそうなものを勢いで納得させて引き込んでいる。ゆえに、目新しさはないのだが、きちんと感情移入して見ることができたと思う。

○女王の教室(NTV土21:00)
主人公の際立った行動に目がいくが、実は登場している子どもたちを軸に、その子どもたちの目線で話が進行している。その軸では話がぶれることなく進行していくベーシックなドラマの作り方のため、破綻なく最後まで引きつけてみられた作品といえる。

○スローダンス(CX月21:00)
主人公たちのキャラの立て方に最初ズレがあったため、ドラマとしては定石にのっとって作られているんだが、いまいち作品そのものに入り込みにくいものとなってしまった。主人公の周囲の人たちも、あまり積極的に出ている印象はなく、ぼやけた調子で最後になだれこんだ感じがある。

○海猿(CX火21:00)
映画で作られたものを、TVドラマとしての形でなぞっただけという気がする。設定をさらにふくらました感じがなく、原作をそのまま表現されちゃったと言えそう。

○菊次郎とさき(EX木21:00)
前作までの勢いはないものの、丁寧に出来事を表現していて、もともと持っていたテイストを崩すことなく表現し続けていたようである。それぞれの話や登場人物の際立った印象がないことからも、そういった雰囲気で乗り切ったことが感じられる。

○がんばっていきましょい(CX火22:00)
最初に登場人物に感情移入してみることができないと、置いてきぼりをくらってしまうような気がする。TVドラマとしては、1話中の起伏が乏しすぎるし、雰囲気で見せるにしては危機の設定があって中途半端な気がした。

○いま、会いにゆきます(TBS日21:00)
もっと雰囲気を映像として見せればいいのに、出来事や台詞で話を進めていっているため、演じ手のうまさが結果として作品表現のバランスを崩してしまった感じになったと思う。

○おとなの夏休み(NTV水22:00)
いろんな出来事が、適当にバラバラと起こってなんとなく過ぎ去ってしまい、次の話につながっているという印象がうすくなった感じである。だからといって、雰囲気を表現するような時間的表現も中途半端で、興味を徐々に引いてしまった気がする。

○幸せになりたい!(TBS木21:00)
出来事と望んでいる幸せとが、あまり関連づけられている印象がなく、ただコロコロと話が進んでしまって終わっちゃったように見えた。

○はるか17(EX金23:15)
この時間枠の持つチープさを最大限活用して、突拍子もないかなりつっこみどころ多数のつくりを、勢いで乗り切った感じがする。その勢いを出していけるために、ドラマのつくりは実はベーシックなものだったようである。

○女系家族(TBS木22:00)
素材(原作や演じ手)に合わせて演出をしていったと思われるが、素材をコントロールしきれずにただ見せているだけに終わった気がする。ただ、その素材のポテンシャルが高いため、乗り切れたようである。

○新・科捜研の女(EX木20:00)
予定通りの事件とその過程であり、登場人物も前作と変わらないだけに、ちょっと違う事件内容にきちんと興味が向けている点はさすがだと思う。

○銭形平次(EX月19:00)
大人しいの演出という印象ですが、あまり決めになるシーンや台詞がなく、丁寧な時代劇をやっているからなのでしょう。作りはいいけど、それ以外ほめにくいというところでしょうか。

○こちら本池上署(TBS月20:00)
シリーズの結構続いているため、新たなキャラクターがでてもそれほど違った魅力を見いだせていないような気がする。でも、安心してみられる話なり出演者になっていると思う。

○刑事部屋(EX水21:00)
主人公に設定した内容にあわせて、きちんと話を作り込んでいると思う。出来はいいがそれだけで、この時間枠のシリーズのわりには、特徴があまり感じられなかった気がする。

●楽天、TBSに持ち株会社方式の経営統合を申し入れ
(2005/10/13)

NIKKEI NET 2005.10.13
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051013NT001Y41413102005.html
仮装商店街大手の楽天は13日、民放大手のTBSに共同持ち株会社化を通じた統合の申し入れを行ったと発表した。
---引用終わり

楽天が子会社を通じて株式の15.46%を取得したことだけでも、TBSとしては想定外たっだのに、さらに持ち株会社方式の経営統合という具体的提案をすぐさま出されて、さらにTBS経営陣は困っていることでしょう。
確か業務提携に向けた話し合いは進めていたはずで、その過程であれば突然に、と思うことでしょう。

でも、コンテンツ・分社化したTBSラジオ&コミュニケーションや番組制作などの会社や土地などの価値を考えると、明らかにお買い得だったからねぇ。
(確か、東京エレクトロンの第3位株主でもある)
…対策をして電通などの安定株主を確保したんですが、それでも、この状態。別にも動きがあるという状況で、経営陣は本気で防衛対策を講じなきゃならないわけです。

それはそれとして、この10月改編で一番改編率の高いTBS。今のところ始まった番組を見ているけど、いい状態に向かうようには見えないような…ということで、いろいろと苦労が絶えないTBSの「変」(確か、春改編のキャッチだっけ?)になりそうです。

●広島の民放4局、地上デジタル放送の投資額340億円超に
(2005/10/16)

NIKKEI NET 地域経済 2005.10.15
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20051014c6b1402k14.html
広島県で2006年10月に地上デジタルテレビ放送が始まるのに伴い、県内の民放4社が実施する設備投資の総額が340億円以上になることが分かった。広島県は山間部が多いため、中継局が多数必要となる。各社は中継局を共同で整備するなどコスト削減に取り組むが、短期間で巨額の投資をするだけに今後の経営に重い負担となりそうだ。
---引用終わり

デジタル化の負担が地方局の存在そのものに大きく影響を与えることは、頻繁にいわれていますが、実際の投資額が見えてきて、改めてそのことを感じるのではないかと思います。

ついでにいうと、デジタル放送を再送信するCATV会社も今の伝送路や機器の変更を求められるわけです。

今の放送と同じものを見るだけでも更新を迫られることに、実際の負担が見えてくればくるほど、その負担する側の不満はより顕著に出てくるんでしょう。

●BSCとBSQR  2006 年3月で放送終了・実質的なBSデジタルラジオ放送終了の告知
(2005/10/17)

2004/10/14の日本経済新聞を見ると、BSC 2006年3月で放送終了との記事あり。
ビーエスコミュニケーションズ(BSラジオNIKKEI)のホームページには

BSラジオNIKKEI300ch & 301ch 放送終了のご報告とお礼
http://bs.radionikkei.jp/info02.html

…これも終わるんか。

2005年4月から、ラジオ日経(短波)のサイマル放送を縮小し、
土・日が競馬中継から平日放送のリピートが多くなっていたんで、気にしていたんですが。

気になる文面としては、

> このたび国の方策としてBSデジタル放送はハイビジョンテレビを中心に普及を計っていくこととなり

…そうだったんか。残るラジオ放送もいつまで続くか不安だなぁ。

そこで、確認したらBSQRで
http://www.bsqr.net/

> BSQR489放送終了のご報告とお礼

> BSデジタルラジオ・BSQR489は、2000年12月1日に放送を開始し、皆様のご支持のもとに現在に至っていますが、この度、国の方策としてBSデジタル放送は高精細度テレビを中心に普及を計っていく事となり、音声放送(ラジオ)の放送の終了が決まりました。
> それに伴い、BSQR489は、2006年3月31日に放送を終了することになりました。

ほぼBSデジタルラジオ放送は、2006年3月放送終了が確定したようです。
まだ、他のBSデジタルラジオ放送はサイトでのリリースはしていませんが、WINJもノンスクランブルで放送しているし。

●ヒット主題歌「月9」→「土6」
(2005/10/24)

日経産業新聞 2005年10月24日(月)1面より
主題歌のヒットを生む新たなテレビ番組枠として、「土6」(どろく=TBS系土曜午後6時)が関心を集めている。
---引用終わり

日経産業新聞の実際の紙面では1面と2面に記事が掲載されていて、
記事を読むと、毎日放送(MBS)がこの番組枠を担当していることを示す内容が一切無い。
CXの月9のように、複数のレコード会社が入り込んで選ばれるのではなく、ソニーミュージックやアニプレックスが自社及びグループ会社以外の楽曲も含めて、主題歌をプロデュースしているということも、全く触れられていない。

…ということで、ヒット曲が出ているところにのみ目が向いていて、いくら視聴率の比較グラフや主題歌の対照表があっても、ちょっと気づけば調べがつくことをやっていないことが分かる。
少なくとも、TBSはこの放送枠では楽曲売上に何らの関係もないのに、キー局であるだけで表記され、実際の関係している企業についてのフォローが記事中にないのはいかがなものか、と思う。

そういう意味で、もったいない記事であると思った。

●WOWOW、インターネットラジオに参入
(2005/10/24)

NIKKEI NET 2005.10.24
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20051024AT1D2102021102005.html
WOWOWはインターネットラジオ事業に参入する。テレビ局が音声番組に取り組むのは異例で、音楽や人気アーティストのトーク番組を自社のホームページから無料で配信する計画。本サービスの有料映像放送の視聴者を増やす仕組みとして利用するほか、新たな広告媒体としての活用を検討する。
---引用終わり

記事中の「テレビ局が音声番組に取り組むのは異例で」は、実は誤りであるはず。
曲がりなりにも約5年近くBSデジタルラジオ放送を行ってきた実績がWOWOWも含めてあるのだから。

まあ、WOWOWラジオ(BSデジタル)では映画音楽を中心に音楽だけ流していたこともあって、今度はきちんとした番組として構成・編成するわけで、そういう意味では挑戦なのかもしれない。

直近で、携帯電話向けのショッピングにも力を入れていくという動きもあって、なんとか収益を上げていきたいということが見えてきますねぇ。CS-WOWOWに絡む特別損失も出しているわけだし。
 
 
 
 

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●電通がネット新会社・民放5社、番組無料配信
(2005/11/26)

群馬や栃木などの首都圏の残りのエリアなど、12月1日から地上波デジタル放送が始まったり、TBSが楽天との合併要求をどうするかという話もあるんですが、こちらも話が進んでいたりします。

NIKKEI NET 2005.11.26
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051126AT1D2505E25112005.html
在京のテレビ民放5社と電通が共同で番組のインターネット配信事業に来春から乗り出す。民放各社の提供番組に電通が広告をつけ、定時配信する。放送局と広告会社が提携することで無料での番組ネット配信の普及に拍車がかかりそうだ。
---引用終わり

出資するかはともかく、提携して番組提供をしていく方針とのことなので、USENのGyaoとはベクトルは異なるものの番組無料配信という流れは加速していく可能性があるんでしょう。
 
 

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●地上デジタルで詐欺行為・全国で60件、高齢者ら被害
(2005/12/25)

NIKKEI NET 2005.12.25
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051225STXKA007125122005.html
高齢者宅を訪れ地上デジタル放送の受信対策工事費を不正に請求するなどの悪徳商法が確認されているだけで計60件発生していることが25日、分かった。国が進める地上デジタル放送の移行に伴い、家庭の受信対策工事は無料で行われることになっており、移行計画が十分浸透していないことに付け込んだ詐欺行為といえそうだ。
---引用終わり

デジタル放送について、適切に情報が降りていないことを示す内容でありますが、いずれにしてもアナ?アナ変換など複雑な対応であること自体に問題があり、それが犯罪を生むというのはいかがなものかと。
ゆえに、これだけで済むとは思えないけどねぇ。見られなくなるという事態が発生するときに、相当大変なことになるのではないかと。
 
 
 
 

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●地上波デジタルが動き出す年なのかな?
(2006/01/02)

ほぼ都道府県の県庁所在地を中心に地上波デジタル放送が開始し、いろんな新たなデジタル放送の仕組みが実施されて、その全容を表すのが2006年といえるようです。

地上波デジタルというより大型のTV需要ということで、その切り替えが電気店を中心に目立ち始めていますが、残念ながら録画する方はあまり追いついていない状況のようです。さらに、モバイル放送はあまり受信機を見かけることもなく、ワンセグやラジオのデジタル放送などなどは、まだ機器も市場にないわけですから、いまいち動き出す年という印象はねんしでは無いように思うのも当然かと思います。

それでも、着々と物事は動き始めていくはずですし、それをキャッチすることは忘れずに今年も見ていきたいと思っていたりします。

●デジタルラジオ10月開始 予定より半年遅れ など
(2006/01/11)

共同通信 2006/01/10
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006011001003904
多チャンネルで高音質の地上デジタルラジオの本放送スタートが、予定の4月から10月に延期される見通しになった。
磯原裕ニッポン放送社長らが10日の定例記者会見で明らかにした。
同社を含む在京民放ラジオ5社を中心に設立する事業会社の準備や免許手続きの遅れなどが理由。
---引用終わり

ということで、新たな地上波デジタルラジオ放送は、ワンセグと同時期スタートを狙ったができなかったようです。
まあ、もともと2011年開始という計画を早めているんだから、これも仕方ないと言えそう。

そういえば、JFNのBSデジタルラジオ放送は、2005年11月30日で終了していました。ラジオNIKKEI関連のBSC(BSラジオNIKKEI)とBSフジ関連のLFX488・BSQR489は、2006年3月31日終了予定。

●NHK、衛星放送のチャンネル削減を検討
(2006/01/20)

NHKが番組編成上一番問題があるのは「総合テレビ」のはずですが、そこに手をつけない…というわけではなく、SDの2チャンネルのBSよりまとめてHDを合わせて2チャンネルにしようということが、たぶんこの検討の理由なんじゃないかと。

NIKKEI NET 2006.1.20
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2006012006158ea
NHKは20日、衛星放送(第1、第2、ハイビジョン)のチャンネル数について削減を検討していることを明らかにした。2006年度からの3カ年経営計画に盛り込む。NHKが保有チャンネル数の整理を打ち出すのは初めて。公共放送の事業範囲の見直しなどが焦点となるNHK改革論議にも影響を与えそうだ。
---引用終わり

これであれば、実質的に編成上大幅に減らないですからね。
HD化でアテにしていたアナログBSハイビジョンの終了後の割り当てで、3チャンネル配分されちゃいましたし。

●大改造!! 劇的ビフォーアフター は、スペシャル番組にシフト
(2006/01/28)

asahi.com(日刊スポーツ)2006.1.28
「ビフォーアフター」アスベストで終止符
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200601280007.html

制作時間が結構かかるのが、アスベスト調査でさらにのびてしまうということになれば、週1番組を継続していくのは難しいので、スペシャル番組にシフトするとのこと。
新築住宅で同種の番組であった 完成!ドリームハウス(TX)も、約1年週1放送のあと、スペシャル番組で現在も継続しています。一種のブームのように作られたジャンルの番組でしたが、スペシャル番組のほうが制作としても見る方としても適切なんじゃないかと、思うのでした。

蛇足ではあるんですが、
不用意に大量に撮影と称してネタを表現させて、あとから加工してつなぎ合わせるよりも、こういったポイントをおさえて撮影していかないと膨大すぎて作れない方が、作り込まれた番組のように見えるんですが。
 
 
 

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●東海テレビ、全国で初めてワンセグ使った双方向試験番組開始
(2006/02/17)

NIKKEI NET 地域経済 2006.2.16
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060215c3d1501s15.html
東海テレビ放送は15日、4月にサービスが始まる携帯電話向け地上デジタル放送「ワンセグ」で、視聴者が番組のクイズなどに携帯を使って参加する双方向型の試験番組を放送すると発表した。3月25日の正午から放送する。ワンセグ・サービスで双方向型の番組を制作するのは全国で初めて。
---引用終わり

衛星を使ったモバイル放送がそれほど記事として取り上げられなかったのであるが、地上波で行うワンセグの方は比較的取り上げられているようである。どうしても、衛星波と地上波ではデジタル化しても実視聴者に数の差があるように思うのですが…

それはともかく、地上波ということでエリア毎に放送局が設定されているため、こういった新たな仕掛けがキー局ではなく制作力のある準キー局あたりから出てくることになるんでしょう。まあ、最初のうちは実験的な試みができるわけですから、積極的に試してほしいものです。
さらに、設置しているテレビでの双方向はいまいち利用されていませんが、ワンセグでの双方向型の番組がひょっとしたら使われるんじゃないかと、期待していたりします。

そういえば、ニンテンドーDSにワンセグを見られるようにするというのも発表していたなぁ。

●主要CATV70社、ハイビジョン番組の配信・制作で連携
(2006/02/19)

NIKKEI NET 2006.2.19
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060219AT1D1702918022006.html
全国の主要CATV(ケーブルテレビ)約70社がハイビジョン番組の配信や制作で提携する。光ファイバー回線網を共同利用して配信コストを低減。共同出資で独自番組も制作し、プログラムの魅力を高める。CATV各社が地域を越えて連携し、NTTや関西電力グループが光回線による放送で攻勢をかけているのに対抗する。
---引用終わり

引用している部分では光回線についてだが、これまでCATVへの配信は通信衛星が中心だったこともあり、それからの置き換えということもあると記事には書かれていた。

安定してハイビジョン(HD)画質を供給するためには、光回線であることも必要だし、番組もスカパー!などからの供給以外の手だてを構築することが必要なんでしょう。いずれにしても、新たな番組提供や高画質化による高コスト化を抑え込むということは、今後の事業継続のためには重要な話ではあると思う。
さらにいうと、CATV同士の提携の動きもこの流れと絡めて進展していくということなんでしょう。
 
 
 
 
 

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●NHK、チャンネル数削減を・首相、検討指示
(2006/03/02-03)

NIKKEI NET 2006.3.1
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060301AT3S0101L01032006.html
首相は会談後、記者団にNHKの国際発信力の強化問題などに絡み「今のNHKの局数(チャンネル数)は多すぎる。海外発信を重視するならば、今までの部分を縮小しなければいけない」と強調。同時に「日本がどういう国なのかを発信するのは重要だ。ただそれはNHKの拡大路線を言っているのではない」と語った。
---引用終わり

…といっても、総合テレビを削減ということにはならないだろうなぁ。BS3チャンネルとラジオ3波から減らすといった程度にとどまりそうな気もする。

まあ、海外発信重視というのもいまいちずれているように思えるのですけど。今さらかなりローカライズした制作体制から、国際的に見やすい形の番組を無理に作ることに意味がなさそうだし。
そういった気合いの入れ方をした番組に限って、ハズレが多いし。

当然、反論が出てくるわけで…

NIKKEI NET 2006.3.2
チャンネル数削減、国民的合意が必要・NHK会長
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060302AT3S0201802032006.html
NHKの橋本元一会長は2日、小泉純一郎首相がチャンネル数削減と国際放送の強化を求めたことについて「NHKだけで決められる問題ではなく電波行政の話」と語り、具体的な検討の前に国会などで議論を深めて国民的合意を得る必要があるとの見解を示した。
---引用終わり

まあ、今回の指示だって行政がチャンネルプランとして案を出し、それを審議会などで議論をして決めるという流れの案のためなんで、国会などでの合意を得るはず。

でもねぇ…もともと免許付与の時設定された各放送免許の条件といったところから、すでにずれているチャンネルがあるように思えるんですけど。

たくさんチャンネルがあっても、リピート放送やサイマル放送で実質的に番組数を埋められないわけでは現在ないが、だからといって海外放送強化で番組制作に(番組制作の施設・資金・人などの)資源が配分できないために、リピート放送やサイマル放送が増えるのであれば、免許の削減をするのが妥当だと思う。
でも、たぶんどっちもそんなことを考えての発言じゃないと思える。

さらに、

日経BP nikkeibp.jp 2006.3.1
確か公共放送だったはずのNHK
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tv_iibun/060301_4th/
硬派なドキュメンタリーを制作し、政治や企業スポンサーに一定の距離を置いたテレビメディア。番組制作費も人材も潤沢であるはずの「公共放送」。それが本来、我々が思っていた、NHKの理想像だと思う。
しかしながら現状のNHKは、いつの間にか、実態のよく見えない「確か公共放送だったはずのNHK」となってしまってはいないだろうか。
---引用終わり

まず、予算・決算が国会の承認を必要としている特殊法人である限り一定の距離を置いているとは言い難い。(国営放送といわれても、そういう意味では仕方ない)さらに、免許付与という部分も含めて行政との関わりも大きく、放送法に規定された組織だけに、これまた民間放送より一定の距離を置いているとは言い難い。

民間企業とタイアップになっているのを問題にしているが、行政とタイアップした番組は、果たして問題でないだろうか?
協賛することよりも、それによって関係者だけが盛り上がり、視聴者が置いてきぼりになっていることの方が、本当に問題のはず。
(だって、民間的な手法を取り入れないと、特殊法人として存在できなかったわけで…あの特殊法人改革で全く手が入らなかったのは子会社での収益を得るなどいろいろな施策の成果ですから)

いずれにしても、NHK・行政・国会などが、つぎはぎだらけで方針が定まらないまま、20年以上も試行錯誤をしまくった結果、現在の形があるわけですし、直近のようにさらにツギを増やしていますからね。

矛盾した体制は、これからの続くつぎはぎだらけの方針が各方面から言われ続ける限り、続くんだろうなぁ…
現場がどうあろうと。

●アナログ放送来年9月まで NHKのBSハイビジョン
(2006/03/24)

共同通信 2006.3.23
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006032301006026
NHKは23日、BSアナログ・ハイビジョン(BS9チャンネル)による番組放送を2007年9月30日で終了すると発表。FM文字放送サービスを同年3月末で終了する方針も明らかにした。
---引用終わり

現在はBSデジタルTV放送とサイマル放送であるBSアナログTV放送。
すでに、この周波数帯域に新たに免許を付与するのが決まっていたので、予定通りの動きというところでしょうか。私もかつてBSアナログハイビジョンをNTSCコンバートして見られるTVを持っていましたが、すでに買い換えてしまっていますからね。そのTVのさらに前に、わざわざコンバーターまで買ってみた頃が懐かしい。

それよりも、NHKでのFM文字放送サービスが終了するが、そもそもエリアが狭かったこともあり利用されていなかったように思われる。民放FM局の文字放送は、まだ継続すると思う。

NHK FMを利用したデータ放送であるVICSは、継続するとのこと。

●テレ東番組を視聴、子ども7人「気分悪くなった」
(2006/03/30)

すでに、新聞では社会面に小さな記事となっていたのですが…
ポケモン事件以降作られた民放連のガイドラインに抵触する番組を3/19(日)にTXがセサミストリート(9:00-)ハローモーニング(11:30-)放送した問題です。

セサミストリートは、いわゆるパカパカという色の明滅で、番組内のアニメーションだったかで登場した。
ハローモーニングは、渦巻き状の画像の回転で、科学実験をエンタテイメントに仕立てたネタの一つとして、目の錯覚を利用した実験として登場した。

後者については、実際に該当番組を見たが、気分が悪くなったと訴えないはずはないと思っていたし、この件についての周知が、あまりにポケモン事件を発生させた放送局としてはお粗末に思っていたら…

YOMIURI ONLINE 2006.3.30

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060330i213.htm?from=main2
日本民間放送連盟(民放連)のガイドライン(指針)に違反する映像手法を用いた番組をテレビ東京が放送した問題で、同局の菅谷定彦社長は、視聴者7人から「子どもが気分が悪いと訴えた」などの連絡があったことを30日の定例記者会見で明らかにした。
---引用終わり

日本で自社が関わっている比重が高いアニメ番組では、かなり厳格に確認しているが、それ以外では適切に行われていないことと、問題があったことを分かるように周知するということが、まだ欠いていることを示しているという意味で、問題の根は深いと思われる。
 
 

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