sh-katoの電子掲示板 フリートーク放送ネタから(2003年度)

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(c) 2003 sh-kato

4月 5月 6月 7月 8月 9月
2003年1月改編TVドラマ回想
2003年4月改編TVドラマざっと見
日本短波放送、社名を「日経ラジオ社」に変更
そういえば、NHKのニュースで使われている曲が…
大改造!!劇的ビフォーアフターと他のハウスリフォーム番組の違い
イーピー、家電ルートによる会員獲得活動を一旦中止 など
日本テレビ、W杯反動で4―6月は5%程度減収
2003年4月改編TVドラマ回想
2003年7月改編TVドラマざっと見
民放連、子ども向け番組で消費者金融CM全面自粛
CMのひねり過ぎも考えものでは?
トラ常勝、視聴率も上昇一途 サンテレビ中継
字幕放送比率28%に上昇 民放キー5局
「へぇ〜」が快挙となる
こりゃテレ朝はお払いが必要だよねぇ…
このケンカ、どうコメントしていいものか
TBSドラマ不調で1話短縮3番組とは…
秋のテレビの期待は…ほとんどない
公取委、TV通販の“誇大宣伝”などに警鐘
ラジオNIKKEIですか…
10月 11月 12月 1月 2月 3月
BSデジタル放送、コピーワンス信号を来春から送信
新局舎移転のジンクス 再び
2003年10月改編TVドラマざっと見
インサイダー取引とは…いえて妙かも 
そういえば…視聴率操作事件はなぜ大きく扱われたのか?
在京6局、600メートル級第2東京タワー計画を始動 と プラワンはスカパー!の傘下へ …書けなかった 世界初“蓄積型双方向放送”、終焉へ
枠を入れ替えても…
110度CSデジタル放送 3月からの変更点
日テレの今年度視聴率、「プライム」で首位陥落
NHKと民放各社、デジタル放送のコピーワンス開始は4月5日から
2004年3月終了番組一覧
「白い巨塔」 ほめておこう
終わる番組に一言

 
 


●2003年1月改編TVドラマ回想
(2003/04/16)

書き忘れそうなので、あわてて書いてみたという感じです。

最初のスパートがよく、最後はパターン化された感じの「GOOD LUCK!」の実質一人勝ちという感じに見えるというのが、一般的な印象でしょう。メインキャラよりゲストキャラやサブキャラの方が見せてくれた表現が多く、ある意味凝った作りでしたが、最後に向けての危機感の設定とそのまとめ方がどうもパターン化されたものになったのが惜しむべきところでしょうか。
そうはいっても、「ビューティフルライフ」でも同じことをやっちゃったので、これがTBSエンタテインメントの限界という感じなのかも。

ストーリー構成など明らかに報道現場としては空想の世界を、ドラマとしてしっかり見せたくれた点で、「美女か野獣」は視聴率も伴って、そこそこの評価ができるかと思います。ただし、思いの外出演者を魅力的に見せる演出が無く、むしろ出演者の持つ魅力を借りて演出している点がもったいないというのか…

「僕の生きる道」は、前半部のもたついた淡すぎる演出がもったいないという感じ。その後、パターン化されているが淡々と日常をすごしつつ最後の時をむかえていくということが、ようやくしっくりと来てこなれてきたため、最終話に向けて視聴率も伴ってきた感じでした。
極端な言い方をすると、後半5話くらいでもよかったような…それくらい、前半部の仕掛け方が表現の「淡さ」にこだわりすぎて空回りした印象があります。

1ヶ月近く後になって、思い出せないドラマも多くなってしまった…というのは、今に始まったことではないのかな?

●2003年4月改編TVドラマざっと見
(2003/04/19)

ここ2年以上続いていたマーケティングとキャラクター重視による「不得意技への挑戦」という作品が少なくなり、それぞれの放送局なり制作会社がつくりやすい作品を前面に押し出してきたというところでしょうか。

その傾向が顕著なのはCXで、「東京ラブ・シネマ」(月 21:00)も、設定やストーリー構成そのものはこの枠が得意としているものを踏襲しています。「顔」(火21:00)「マルサ!!」(火22:00)は、そこそこ出演者や設定をうまく使って最初の段階では引き込むことに成功しているような気がします。(「ダイヤモンドガール」(水21:00)「ムコ殿2003」(木22:00)は、キャラクターが立ちすぎて、ちょっと客が離れたかも)

TBSは、各ドラマの世界観の構築がようやく各ドラマで成功した感じになり、「笑顔の法則」(日21:00)をはじめとして、「ブラックジャックによろしく」(金22:00)「ホットマン」(木21:00)「きみはペット」(水21:00)「あなたの人生お運びします」(木22:00)いずれも、狙った最初のつかみとなる部分はうまく表現できたというところです。ただし、ある程度期待させた部分をうまく転がしていくストーリー構成ができるかどうかは、各作品により(素材による)バラツキが生ずるので、安心できないところではあります。

ANBは、出演者が持つキャラクターとしての引きは弱いが少女マンガ原作などでの素材としてコミカルなものや当てやすいという属性を活かし、「動物のお医者さん」(木21:00)「OL銭道」(金23:15)は、ある程度の質に達している感じです。内容はともかく、映像的に視聴者がイメージするものと(ある程度ではありますが)異ならないものを提供しているだけでも、評価できるというものです。

NTVは、まだマーケティングなどにとらわれているのか、視聴者のある一定層をはじく(悪い意味での)とがった作品を作り続けている感じです。そういった中だからこそ、「新・夜逃げ屋本舗」(水22:00)はパターン化された演出・素材であるから、登場人物を入れ替えても安心してみることができるのかもしれません。

ある程度期待はできるものの、大化けしそうな期待というものは前期(2003年1月)と違ってなさそうなのですが…むしろこういった状況が最終話へ向けてうまく質を上げていく環境につながっていくため、そこそこ期待できる状況になっています。
 

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●日本短波放送、社名を「日経ラジオ社」に変更
(2003/05/07)

Nikkei Net 2003.5.7

日本短波放送は7日、10月1日付で社名を「日経ラジオ社」に変更すると発表した。筆頭株主の日本経済新聞社と番組編成などで協力を深め、コンテンツ(情報の内容)を充実する。局名の「ラジオたんぱ」も来年4月をめどに変更する。
---引用終わり

それにしても、あまりにコテコテの名前というのは止めて欲しかったなぁ…
株=日経というイメージと短波=ラジオたんぱ(日本短波放送 NSB)というイメージがついているんだから、あえて局名も含めて変更する必要ってないと思うんですけど。
短波がなくなるから…という社名変更の理由の一つも、あんまり意味ないんじゃないかと。(絹糸を国内で生産しなくなったシナノケンシというCD-ROMドライブメーカーもあるし)

まあ、ラジオ短波第2放送も今や土・日だけの放送になっちゃったし、BSデジタルラジオ放送も(ほぼサイマル放送で)しているから、ラジオたんぱという社名には違和感があるんでしょうけど。

まあ、変えたいといっているんだからあえてこれ以上止める必要もないのですが、局員の意見というものも聞いてみたいなぁ…(ある銀行グループのグループ名では、行員のほとんどがあきれかえったという話もあるし)

●そういえば、NHKのニュースで使われている曲が…
(2003/5/31)

放送では、たいがいの場合何らかの変更をするといえば、4月とか10月という風に相場が決まっているようです。その時は、タイトルの変更や変わったことを説明するものなんですけどね。

ところが、NHKのニュース(おはよう日本・(正午の)ニュース・ニュース7・ニュース9・ニュース10)が、5月からタイトルやブリッジなどで使われている曲を変更しているんですね。それも、ほとんど説明らしきものもなしに。番組タイトルも変更なく、キャスターは4月に若干入れ替えたのですが…なんか妙。

そういう意味では、あんまり曲くらいで変わるものではないんだなぁ…とも思ったりもしたのでしたが、なんか(それなりに手間もお金もかかっているのに)もったいない気がしたのでした。
 

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●大改造!!劇的ビフォーアフターと他のハウスリフォーム番組の違い
(2003/06/08)

大改造!!劇的ビフォーアフター(ABC-ANB日19:58)が、放送開始1年を超え予想以上の勢いを持ってきております。
考えてみれば、これまでもハウスリフォームに関する番組は登場しており、そこそこの視聴率を確保していたし、それらの番組との違いをあまり意識せず見ている方が多いかと思います。

そもそも、この番組自体ハウスリフォームを取り上げる番組として開始したわけではなく、レギュラー出演の顔ぶれを見ても、いろいろな素材の「ビフォー」と「アフター」を取り上げてその違いを見せるという比較的若者(M1,F1)も狙おうとした番組だったようです。時間が数ヶ月かかり、まず先行して企画したハウスリフォームを最初に取り上げ、それから服装などいろいろな変化を出そうとしたようですが…服地の方は思ったよりも仕掛ける時間の割には見栄えがしなかったようで、3回くらいで止めてしまい、ハウスリフォームのみに方向を定めたようです。

他のハウスリフォーム番組は、どうしても総花的に行ったリフォームを一律に取り上げていくか、困っている部分のみに焦点を当てて、そこが一般的なリフォーム手法で改善されたことを示しているだけでした。
ところが、劇的ビフォーアフターは、一般的に行われるリフォームについては表現していることはしているんですが、かなりさらりと説明して終わっているんです。それよりも、困っている部分に関連する本来ならリフォームのオプショナルといえるような部分に焦点を当てて、その部分に時間を割いて表現しているんです。

リフォームを行っている場面そのものは、映像的にも案外同じように感じさせるものが多く、大変そうだなぁ…というだけで次第に見る方が慣れてしまいます。ところが、オプショナルといえるようなその家屋や家財道具に特徴的なものを変化させて、別の機能を持たせるという作業は、本来のリフォームを行っている場所以外にも撮影場所を広げ、建築家である「匠」の意外な、でも納得できるリフォームをうまく演出することにつながっていきます。

それにあわせて、カスタマイズした番組中のBGMも画面をうまく引きつけていくことにつながっていっています。イマージュ3(ソニーレコード SICC 111)のTrack15にその番組挿入曲が1曲収録されていますが、かなり曲としては凝っています。たとえばTVからの音としては気づきにくいんですが、小さくゆっくりとボレロのようなパーカッションが聞こえているはずです。

カスタマイズされた、これまでの番組フォーマットと異なる作りが、結果として他のハウスリフォーム番組との違いをより一層演出しているように、私には感じられたのでありました。
逆に言うと、今放送されている番組の多くは、パターン化・類型化した枠で十分と考えている制作側(ひょっとすると視聴者も含めて)の時代の雰囲気を吸いすぎているがために、こういったかつて当たり前のようにつくられた様式の番組が光り輝くのかもしれません。
(だから、視聴者として「かつての番組は良かった」ということをあまり言い過ぎてはいけないと、私は思うのでした)

○追加コメント(2003/11/10)
番組のサントラも8月に発売されたとのこと。ただし、聞きやすすぎてあまり「残る」印象に欠け、あまりにカスタマイズされていて、他の映像番組・作品に利用するのは難しい。でも、音楽としてはできがよい。

1つの放送話に2ヶ月程度の期間がかかる点、番組として取り上げるものがかなり特定の個人(家族)に焦点をあてる点など、フレキシビリティーに欠ける部分があります。そういったものが目立ってくるような番組内容になると、あっという間に消えてしまう可能性もはらんでおり、そういった部分が最近(スタジオでのコメントに)目立ってきているような気もしています。

○さらに追加コメント(2005/06/05)

この番組のフォーマットをパクった番組というのが、ここ2年ほどで結構登場しているなぁ…サントラ自体が発売されてしばらく経つこともあり、他の番組でも音源そのものを利用できますから「ここまで似せていいのか!」というくらい映像も構成もあわせたものを作っています。
番組のコーナーとして類似のものもいくつか見ましたが、やはり長続きしたものは出てこなかったようです。

ハウスリフォーム番組自体も、番組名を変えたり放送するチャンネルまで変えて継続するものはあるものの、昨年10月改編あたりからその数を減じたようになっています。リフォーム業者でのトラブルといったことも、ひょっとすると影響したのかもしれません。

2005年春に、この番組を元にした2つの本が出版されたとのこと。
 
 

●イーピー、家電ルートによる会員獲得活動を一旦中止 など
(2003/06/27)

Nikkei BP BizTech 2003.6.27
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/254480

 110度CSデジタル放送を使った蓄積型双方向サービスのプラットフォーム事業を展開するイーピー(ep)は、家電ルートによる会員獲得活動を2003年6月で一旦中止する。
---引用終わり

蓄積型という放送サービスそのもので売り込むのが難しくなったので、しきり直しということなのでしょう。
放送事業者とコンテンツ(番組)も含めたキャンペーンなどにシフトしていくことになりますが、でもねぇ…そのコンテンツすらあんまり魅力的じゃないと思えて仕方ないんですが。

ちなみに、まだ会員数1万弱程度ということですから、全然商売になっていないと思っていいようです。

だって、ハードディスク使った放送と絡んだものってepのようなセットトップボックス(STB)じゃなくて、ハードディスクレコーダーという風になっちゃったからね。現用の地上波も含めたコンテンツ録画ができなきゃ、あんまり活用されないということなんでしょうか?(そもそも、epでそういった使い方ができるかどうかも、私自身分かっていなかったりする)

110度CSデジタル放送絡みの話題といえば、6月いっぱいでプラット・ワンの「電波少年的放送局」と「ブルームバーグ」の2つのチャンネルが放送を終え、それぞれ別の番組提供に変わるとのこと。ブルームバーグは、スカパー!でも放送しているので110度CSデジタル放送からの撤退。電波少年的放送局はプラット・ワンのみで当初は「ウリ」だったのですが…苦戦はまだまだ続きそうです。

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●日本テレビ、W杯反動で4―6月は5%程度減収
(2003/07/02)

Nikkei Net 2003.7.2
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030702AT2D0201402072003.html

気になった部分は、

「広告市場に回復の見通しがたっていないうえ、下期には新本社移転などの減価償却負担も発生するため、先行きは楽観視していない」としている。
---引用終わり

…でも、新本社移転のお祭り騒ぎはするんでしょ。
それを止めるだけでも、ずいぶん楽になると思うんですけどねぇ。

それと、ワールドカップサッカーが昨年6月行われたことを「すっかり」忘れていたことに気づいた人もいるんじゃないでしょうかねぇ…私は、あの新幹線の(ホームから眺めた)車内の光景を今でも思い出されてきますが。

そりゃともかく、スポット広告収入で6月が前年同月と同程度ってワールドカップサッカー開催そのものでは全然メリットがなかったってことなのかなぁ…4,5月は減収なのに。
 

●2003年4月改編TVドラマ回想
(2003/07/05)

オチの盛り上がりがでて、かろうじて面目を保ったといえるのがありましたけどねぇ…(腹に据えかねて、全部コメントを書いてしまおう)

・ホットマンは、昼ドラとしてのパターンをうまく活用して、ある程度の層の確保ができたからであって、最終話としてはいまいち必要以上に盛り上げるのを抑制した感じなのでは。
・ブラックジャックによろしくは、最終話だけしっかりしたTVドラマらしいストーリー上の骨格があったというのは困ったもので…素材(俳優など)はいいけど、切り貼りしただけのドラマというのはもったいない。
・ぼくの魔法使いは、可もなく不可もなし。素材と演出・脚本に頼りすぎて感情移入すべき登場人物が分散したのが惜しい。
・東京・ラブシネマは、登場した職業の表現の「嘘くささ」が感じられたのと、恋愛ものとしてみてもどっちつかずになってしまっていて、結局想定より低めに推移となる。
・OL銭道と動物のお医者さんは、原作に映像的に忠実といえそうな感じに仕上がっていたようですし、まあ裏切らなかったという意味でよしとしておきましょう。
・ムコ殿2003は、生放送など表見的ながら新たな演出手法の提示をした部分は評価できる。でも、前作よりも主人公にかかわる家族のストーリーとの連携がうまくいっておらず、記憶に残りにくい仕上がりとなった感じである。
・きみはペットは、メインの登場人物の輪郭がしっかりした演出になっていて、ストーリーもこなれている。ただ、後半に向けての展開が前半より希薄に見えて来た感じで、収支トントンといったところか。
・ダイヤモンドガール、新・夜逃げ屋本舗、伝説のマダムは、最初の食いつきが悪く、それをずっと引きずってしまったので語りづらい。主人公を誰が演じていたかは分かっているんですが…
・顔、マルサ!!は、双方ともに主人公を演じる俳優に頼りすぎた傾向があり、かつ新たに期待できるストーリー上のイベントがなかったので、滑ってしまったような感じである。
・笑顔の法則は、どこかで見たような…と思われた段階で視聴層がシュリンク(収縮)してしまった感じである。
・あなたの人生お運びしますは、俳優や取り扱った題材といった部分よりも、ドラマの主ストーリーやおもしろく見せるための演出以外に凝ったことが一番の問題。個々のストーリー上のイベントが記憶に浮かばないまでいっていたような…

ここ3年以上、期待をはずされまくっていたTVドラマ。今期もその例外となり得なかったという悲しみを、どこにぶつければいいのか…

●2003年7月改編TVドラマざっと見
(2003/07/08)

TVドラマは1枠減になりました。そのうち視聴率1ケタが当たり前になるのでは…1クールで展開を早く回していくのは無理がある気がします。
あまりいい評価をしているドラマがないのですが…とりあえず、個別に感想を述べてみます。

○ウォーターボーイ[CX火21:00]
映画で設定した内容の2年後ということですが、継続してみせるだけのポテンシャルの高いキャラが複数設定できていないので、期待薄。
○クニミツの政(まつり)[CX火22:00]
熱血が空回りしているというのか…筋が通っている話になっているようだけど、周囲がついて行っていない気がする。
○幸福の王子[NTV水22:00]
具体的なことを表現して雰囲気を出すというより、感覚的に匂わすことで表現する方向に進むと、だいたいNTV系では転けているんですが、その予感が…
○ひと夏のパパへ[TBS水22:00]
いろいろな出来事があることは分かるのですが、それが時系列に主人公に起こっているだけに見えそうな気が…
○愛するために愛されたい[TBS木21:00]
なんかどっかで見た気がする…それも複数のドラマがねぇ。パクリとして昇華していない気がするので、不安要素が多い。
○高原へいらっしゃい[TBS木22:00]
ディディールや映像的には丁寧にできている気がするが、以前制作されたときのような引きつけるものが見えてこなかったのが、やはり不安。
○Dr.コトー診療所[CX木22:00]
若干出演している俳優のバランスを欠いている気がするが、原作のコミックスの持つ雰囲気を表現できてはいる。あとは、どの話をチョイスしていくかが勝負になるのでは。
○菊次郎とさき[ANB木21:00]
作りは丁寧なのは認めるが、NHKで過去にやったドラマのような細切れ完結での速度のある表現から見ると、なんかかったるい気がする。それが、つまらなさに結びつかないことを祈ります。
○STAND UP[TBS金22:00]
表現素材が際物っぽいのだが、ドラマとしてはあまりにパターン化されすぎちゃって、結局相殺(そうさい)されてしまった感じでしょうか。ウォーターボーイとの差異がよく分からないというのも問題。
○特命係長・只野仁[ANB金23:15]
内容も含めてパターン化しているが、それ自体がウリになっているので、まあいいのか。ただ、(ストーリーでは確かに意外なことを主人公はやっていますが)どこにも表現としての意外さが感じられないとすると、見る人が一層減ってしまうのかも。
○元カレ[TBS日21:00]
ていねいに設定を説明しているような話はまあいいとして、過去と現在のズレを表現し切れていないように見えたので、それでこの先大丈夫?という不安が残りました。
○ぼくだけのマドンナ[CX月21:00]
途中から見ると設定が見えづらい部分があり、また主登場人物の中で会話なりストーリーがかなり狭い範囲で進んでいる印象がある。マドンナよりぼくの方が目立つのもどうかと…
○14ヶ月〜妻が子供に還っていく[NTV月22:00]
泣かせるテーマを描こうとしていることが、最初から気づかれているためか、日常の中の小さな幸せといった表現すら、ほの暗いトーンにおおわれちゃった感じ。明るさ・救いという形のマージンがない状態で、泣かせようと最初から落ち着きすぎた描き方だとちょっとねぇ。

一通り見たけど…やっぱり語るのがきついなぁ。

●民放連、子ども向け番組で消費者金融CM全面自粛
(2003/07/17)
 

Nikkei Net 2003.7.17

日本民間放送連盟(民放連)は17日、各局が選定する「青少年に見てもらいたい番組」での消費者金融会社のテレビCM放送を10月から全面自粛することを決めた。対象番組では時間帯にかかわらず消費者金融CMは放送しない。これまでの児童向け番組に加えて、自粛を強化する。(中略)消費者金融のテレビCM収入は全国で年間300億円以上といわれ、広告収入の落ち込みが顕著な地方局などで依存率が高まっている。
---引用終わり

そもそも、青少年に「見てもらいたい」番組なるもの自体、青少年が「見たい」番組ではないからねぇ…そりゃそうと、放送局の営業としては困ることが多いと思いますよ。まあ、青少年も含めて興味を引くCMをやはり資金力のある提供主が作るというのは当然のことだし、興味を引くことを理由で結果として止められちゃうというのは、なんか広告自体のある種の矛盾を感じますね。

啓発型CMも自粛の方向ということだそうですが…街の風景に消費者金融の看板が必須となっている状況で、放送の中は周囲の風景と異なるものが作り出されようとしていくようです。

●CMのひねり過ぎも考えものでは?
(2003/07/24 06:46:35 )

TV-CMは、短い時間で映像・音声を活用して視聴者に商品に対する興味を引きつけるため、いろんな「ひねり」を加えていきます。あまり過度になったり、誤解を受ける可能性があるものについては、広告業界の自主規制や法規制などあるので、それなりに作り手は考慮して作っているものなんです。(これが商品によってはたくさんあるので、大変なんだそうです)

ある発泡酒のCMで、アクアブルーという商品名ということで海を直接想起させる潜水シーンを使い、必要以上の音をなくすことで、その後のシーンでの商品を「飲みたい」という強調をうまく表現できたのですが…そのひねりの良さも、潜水後の飲酒は確か問題があった記憶があったのでひょっとすると…と思ったら、今日(7/24)の朝刊に放映中止のお詫び広告が載っていました。

蚊に対して迷惑行為→混雑する電車で迷惑行為 というひねり方をしているのもありましたが、かなりきわどいものでして…隅に言い訳を表示していましたが、あんまりいい印象が無い方も多かったので、インパクトはあるけどちょっとねぇ。

(場合によっては予算をかけずに)短い時間にインパクトを出すことが、最近のTV-CMの狙いになっていて、そのため商品イメージをひねる例が「パターン化」されつつあるんですが、それゆえに組み合わせ方によっては広告効果以外のインパクトが生ずるということも多く、わたしとしては考えものという気がします。

●トラ常勝、視聴率も上昇一途 サンテレビ中継
(2003/07/25)

神戸新聞Web 2003.7.24
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030724ke118110.html

記事本文は上記URLを参照していただくとして、
ビデオリサーチの調査エリアは、サンテレビが視聴できないエリアを含むわけですから、数字以上の見る側の勢いというのを感じますねぇ。

ただし、TVを見る人自体が増えたというわけではなく、他の番組ではなく選ぶという代替できる視聴に過ぎない訳ですからねぇ…タイガース人気による消費増も、そういった部分を含んでいることを忘れちゃいけないでしょうね。
視聴者の総体を増やすというコンテンツが見つからず小口・分散していっている状況に、この流れが拍車をかけているようにも見えるのは、気のせいかなぁ…

●字幕放送比率28%に上昇 民放キー5局
(2003/07/26)

日本経済新聞 企業総合面 2003.7.26

総務省が二十五日発表した二〇〇二年度の字幕放送実態調査によると、民放キー五局の放送総時間に占める字幕放送の割合は前年度の16.1%から28.9%に上昇した。NHK総合は同73.4%から77.9%に上昇した。いずれも字幕をつけるのが技術的に難しい番組を除いた数字。
---引用終わり

この数字、文字多重放送による字幕放送比率であって、番組中の演出として出てくるテロップなどは番組の一部分しか使わないこともあって、この比率にはカウントされていないはず。

BS及び地上波デジタル放送では、そもそも文字多重放送も機能として組み込まれているので、現在の字幕放送のようにわざわざチューナーをつけたり機能付きのテレビを購入する必要がないのですが…そうでない状況では「字幕放送」という文字が番組中に表示されていることに気づかないと、分からないですね。(新聞などのラテ欄には表記があるんですが)

個人的には、結構字幕放送というのもおもしろいなぁ…と思ってみています。話し言葉と短い時間で読み取る書き言葉の違いに気づかされますし、いろんな表現上の苦心がうかがえますからね。

字幕放送など、それなりにデジタル化のメリットがあることはあるんですが、その効果対費用を考えると、やはり今の広告収入及びその効果ではちょっと…民放の設備投資が前年度実績見込みに比べて51.4%増になる見通しを同じ日に発表していますが、機器の減価償却や老朽化にタイミングが合わないと割に合わなくなっちゃうのではないかと。他の新たな広告媒体が、それほど「マス」としては想定より効果が現時点ではないですが、でもTVが今と同じような広告効果が続くとは思えないような(コンテンツ制作力の低下など)状況の変化も見えてきていますから、どうなっていくのか気にかかります。
 

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●「へぇ〜」が快挙となる
(2003/08/12)

深夜枠でもおもしろく、そして怪しくうまく転がっていた番組ではあったのですが、これほどになるとは…というのがCX水21:00「トリビアの泉〜すばらしきムダ知識〜」

長期出張の直前に見ていた7/31放送分の視聴率が26.5%という化け方になってしまって、たぶん放送番組の関係者が頭を抱える事態になってしまったようです。

そもそも、この番組今のテレビ番組(特にバラエティ番組)の文脈をことごとく外した番組でして、プロ(制作側)の間ではおもしろがってみていたようですが、プライム進出で「転けろ」と思っていたような状況だったようです。でも、当たってしまいました。

たぶんこれからの問題は、ボキャブラ天国と同様にどれだけネタを集めてこられるかどうかでしょうが、品評会会長として参加しているタモリ氏の顔色を見ていればだいたい見当がつくかもしれません。
個人的には、あんまり「へぇ〜」というものは少ないんですけどね。

早々と「へぇ〜」がパクられ始めているようですから、かなり高位で評価が定着しているということもいえそうです。

●こりゃテレ朝はお払いが必要だよねぇ…
(2003/8/13)

ミュージックステーションでのt.A.T.u.ドタキャンやスーパーJチャンネル(だったと思う)での制作委託した相手方によるやらせ事件とまあ…いろいろと御難続きのテレビ朝日ですが、とうとうここまで…になっちゃいました。

西部警察の撮影中の観客に自動車でケガをさせたということで、その事故の翌日に撮影及び放映中止が発表されました。9月のスペシャル番組については未定とのことですが、たぶん放映されない可能性が高そうです。

放送局の社屋移転では、たいがいその前後に悪いことが重なったり、それまで好調だった視聴率などが低迷するのが「ジンクス」のようになっていまして、テレビ朝日は徹底的にそれにはまりまくっていたりします。
ここまで来ると、もうお払いでもしておかないとだめなんじゃないかと思えるくらいでして…新社屋の本格稼働前でこれですから、どうなることやら。

●このケンカ、どうコメントしていいものか
(2003/08/20)

CXの水10!(水22:00)で、やりすぎた感のあるホークス王監督を使ったギャグ(とはいいがたい気もしますが)に対して、CX及び系列局の取材拒絶や日本シリーズ中継の拒否ということになっているようです。

CX側が謝罪してもそれだけではおさまらなかったようですし、どうも複数の野球関係者も怒りをあらわにしていて、それが解決する糸口すらないケンカのようなものになってしまったようです。

確かに、TV番組というのは視聴できる範囲もその影響も大きいことから、ある程度の節度が求められますし、そもそも編集をして放送するわけですから最悪でもそこで止めておくべきだったという気もします。だからといって、解決するための条件なども全くなく、怒りをあらわにしていることだけが目立つ状況では、私としてはどうコメントしていいのやら…

まあ、こういった不注意として現場が片づけてしまいそうな話が、最近は自らの表現に対する規制を強める一要素になることが多いということはいえそうです。

●TBSドラマ不調で1話短縮3番組とは…
 (2003/08/27)

2003/8/27 夕刊フジ より

今クール連続ドラマの不振が続いているTBSは「ひと夏のパパへ」(水曜午後10時)、「愛するために愛されたい」(木9)、「高原へいらっしゃい」(木10)を1話ずつ短縮し、9月第1週の放送で最終回を放送することになった。
---引用終わり

1話短縮でいいの?と一瞬思いましたが…それくらい低迷した状況は深刻のようです。
「元カレ」がいくら視聴率を確保しても、これではいかんともしがたいのがTBSの事情のようです。(でも、なんとなく予想できたけどね)
「ひと夏のパパへ」は3%台をたたき出したとのことですが、こりゃ主役の俳優さんの責任以外が大きいといえそうな…

で、直近のTVドラマの状況をまとめてみると、
「Dr.コトー診療所」がベースを確保しつつ上積みをはかっていけて、20%以上を確保する話も出てきています。
「ウォーターボーイズ」と「元カレ」がストーリーも安定してベースを確保。ただし、最初に食いついた層の上積みできないため、記憶に残る作品となることはできそうもないですし、周囲に助けられている視聴率なのかもしれません。
それ以外は厳しい(ないし現状維持)という状況でしょうか。つまみ食いでも見てみようと思える話には、残念ながらなっていない感じがします。

(追加書き込み)結局、「Dr.コトー診療所」が後半もテンションをしっかりあげて、スタンダードなドラマをしっかりと終えていきました。
後半への盛り上がりをつけられた「ウォーターボーイズ」は、それなりに数字(視聴率)を残して終了。
しかし、「元カレ」はどうも後半の盛り上がりに書いて終わった状況。「菊次郎とサキ」が最終話に盛り上がった点が特筆すべきか。
 

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秋のテレビの期待は…ほとんどない
(2003/09/16)

最近、スペシャル番組ばかりがそれも改編期の2週以上前から1ヶ月も続くのが当たり前になっちゃっていますねぇ…それも、定番のものか通常番組の長時間バージョンばかりですし。
20年くらい前は、改編期といえば番組紹介とクイズ・ゲームなどを組み合わせた2時間程度のスペシャルしか行わなかったのですけどねぇ。そういったものが、いつの間にか4時間近いものが各局行うようになってしまったというのは、なんともまぁ。

そりゃともかく、TV情報誌などを眺めていたのに、例年以上に先行情報でみたいと思わせる番組がないなぁ…と思っていたわけです。まあ、ここ数年ずっと似たような感想を言い続けているのですが、それ以上に厳しい状況が見え隠れします。

この状況は、たぶんいろんなことを試してみようと考えて企画を作り続け、それがために一般的でベタな企画を作る術が失われてしまったのではないかと、思えてなりません。最近比較的ヒットしていたり見ている番組の多くは、かつて作られてきたワンパターンとも思える作り方に、一つ程度新たな要素を加えたものだったりすることからも、それほどテレビは尖ったり先端を行くことをかつてほど求められていないのかもしれないのですが…どうもある種の呪縛がとけていないようです。

それでも、再放送があまりなく、常にどこかが変わった番組を作り続けている日本のテレビ番組は好きなんですが、それを維持することがそろそろ難しくなっている状況に、やはり不安を持たざるを得ないわけです。その不安が、これまでのような期待をどんどん削いでいっちゃって、期待のない状況に思わせているのかもしれません。

●公取委、TV通販の“誇大宣伝”などに警鐘
(2003/09/24)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030924AT1G2402T24092003.html

調査対象が1年近く前のですが…まあ、あんまりテレビショッピングの内容は変わっていませんから、実情を反映していると考えていいでしょう。

ちなみに、地上波で放送時間枠すべてを利用したテレビショッピングの放送が多いのは、比較的広告料金が安い深夜・早朝と、平日の昼前。提供・スポット枠で2分程度の場合は、平日の午前・日中。
また、CS放送では比較的番組の間(ステーションブレイクと呼ばれる)の枠がまとめて取れるため、有料放送でもよく2分程度のものは放送されている。また、無料放送でテレビショッピングの専門チャンネルもある。

忘れちゃいけないのは、テレビという媒体は映像と音声を利用して「分かりやすく」「誇張して」表現しやすいメディアであるということではないでしょうか。どうしても、商品の目立つ特徴を売り込むわけですから、どれだけ誇大宣伝に警鐘を鳴らしたり、網をかけて制限しても、問題をなくすことはできないという前提でテレビショッピングを見ていくことが必要なのかもしれません。

まあ、テレビの前で気軽に変えるということは、それに見合ったコストも含めて購入するということも忘れちゃいけないのは、ネット通販なども含めて前提としてあるはずなんですが…忘れちゃうんだよね。買いたいと思った瞬間は。
 

●ラジオNIKKEIですか…
(2003/09/26)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030926AT1D2601Y26092003.html

社名は10/1から
日本短波放送→日経ラジオ社
ですが、局通称名は来年4/1から
ラジオたんぱ→ラジオNIKKEI
ですか…
無難といえば無難ですが、さすがに社名と同じにはしなかったんですね。

個人的には、ラジオ高崎(高崎市にあるコミュニティーFMラジオ局)とか、むかしのラジオ局(現在ラテ兼営局が多い)っぽい感じがして、新しいロゴや番組内容にあるデジタル化時代のイメージには、ほど遠い気が…いえ、べつに。

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●BSデジタル放送、コピーワンス信号を来春から送信
(2003/10/01)

http://www.zdnet.co.jp/news/0309/30/njbt_07.html

BSデジタル放送局6社は9月30日、番組録画を1回だけに制限するコピーワンス信号を2004年4月から送信すると発表した。DVDレコーダーなどのデジタル録画機器では来春以降、番組録画は1回だけ許されるが、他の機器へのダビングはできなくなる。
---引用終わり

まあ、高画質でコピー可能な状態ですべての番組を流すこと自体、問題がありますからねぇ…いろいろあるのでしょうけど、当然の動きといえるでしょう。

ただし、初期出荷分のB-CASカードが対応していないため、そこにデータをチューナーを介して書き込むための手間がかかるため、半年先となったとのこと。1つ1つは識別しているんですが、書き直すための情報は衛星を通じて一気に送らざるを得ないためというのは、なんだかねぇ…書き直さないとコピーワンス信号送出時には画像が出ない状態になってしまうらしいですからね。

そりゃそうと、BSデジタル放送8月末の受信世帯は440万世帯。計画からはほど遠い状態ですが…番組内容や地上波すらキャッチィなコンテンツがない状況では、これまた当然かも。

●新局舎移転のジンクス 再び
(2003/10/27)

テレ朝のニュースステーションで、このニュースの最初に「新局舎移転のジンクス」を語ってしまったのが印象的でした。(そういうテレ朝も、最高裁での差し戻し判決でこれまた新局舎のジンクスがあるんですが…まあ、ニュースの在り方はいろんな方々が語るので、ここではその必要はないでしょう)

日本テレビ放送網のプロデューサーが、自らがプロデューサーとして担当していた番組の視聴率をアップさせるのを目的に、ビデオリサーチ社のサンプル世帯を興信所を使って調べ、その世帯に接触して謝礼を出していたという事件は、実施した本人の想定以上の問題として、取り扱われることになったのでした。

有形のものに対する被害というのは、その被害が明確なだけに対応がしやすいのですが、このように視聴率調査という無形のものに対する「信頼」への被害ですから、相当やっかいな話になるはずです。(実際、総務省まで乗り出してきましたし)

視聴率四冠王ということで全面広告まで出すくらい、視聴率に対する勢いが局の雰囲気を示しているようなところで起こったことは、やはり間接的とはいえ放送局の姿勢がこの事件に影を落としているといわざるを得ません。そもそも、100万円近いお金をプロデューサーという立場で(私的としても)使えるということが、何か間違えているような気がしますし。

日テレが他の放送局の不祥事を徹底して批判している姿勢も、こういった事件の前には不思議とかすんで見えるような…よく見ることがあった「あなたと日テレ」も、10/19放送分では謝罪とはほど遠いこれまで放送したもののリピートだったように見え、日テレにとってのショックも大きかったようです。その放送の後にあった6:45からのニュースから提供クレジットがなかったことも、私としては印象的な出来事でした。

これによって、視聴率調査のサンプル数など調査そのものの疑わしさを述べる人もいましたが、統計的な妥当性も含めてコストを負担することも考えずに語っているというのは、統計的な見方(=データを誤りなく読み取る)ことに日本の(TVにでる)著名な人には欠けているのが多いんだなぁ…ということも、あらためて気づかされたのでありました。(日テレ 萩原社長の事件公表会見の、ヒトケタに関するコメントも、ある意味同じ気がする)

さて、そろそろ麹町から汐留に完全移転する日テレは、この事件を越えて視聴率も含めた営業の維持ないし向上を図り、新局舎移転のジンクスを越えていけるのか、当分目が離せない存在になりそうです。
 
 
 

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●2003年10月改編TVドラマざっと見
(2003/11/09)

白い巨塔(CX木22:00)が2クールものながら比較的好調なのですが、ヒューマンドラマ路線となっており、前同タイトル作との比較では食い足りないし、演出としても枠を出たものとならない可能性が高い。このため当初の視聴率を維持する程度で推移すると考えられる。

ここ5年程度で安定した題材及び演出のものである、末っ子長男姉三人(TBS日21:00)・恋文(TBS水22:00)・トリック(テレ朝木21:00)は、比較的安心してみられ、昼ドラと同系統の視聴層を確保している感じである。でも、安定しすぎて食い足りない感じがつきまとう。

多少新機軸を狙った感じのある番組では、ビギナー(CX月21:00)は本編ドラマに引き込む部分の難があり、かつ事例の再現ビデオが本編と同じ演出だけにその差異が見えづらいという難を抱えていると思われる。

ヤンキー母校に帰る(TBS金22:00)とエ・アロール(TBS木21:00)は、素材の良さだけでドラマとしては引きつける魅力に欠け、明日天気になあれ。(NTV土21:00)・ライオン先生(NTV月22:00)・共犯者(NTV水22:00)・ハコイリムスメ(CX火22:00)は、いずれも出演者と題材・演出がパターン化されすぎていて、バランスを欠いている。

あなたの隣に誰かいる(CX火21:00)は、くいつきが良い素材をもってきているが、いまいちオチの深みにかけるので、飽きられる可能性をはらんでいる気がする。マンハッタンラブストーリー(TBS木22:00)は、玄人好みであるがために、時流に合わせつつ保守的であるテレビ媒体の現状からすると、浮き上がっていてなかなか苦戦しそう。独身3(テレ朝金23:15)は、題材をきちんと表現するだけに特化しているため、それにあわせた出演者・演出をやっているだけで、可もなく不可もなし。

一見視聴率やドラマに対する話題の盛り上がりが最初にあったので、ドラマが戻りつつあるような印象を持つが、いまひとつ魅力としての「こだわり」が見えず、ここ4年近く続く低迷傾向への光明は見えないと言っていいでしょう。

●インサイダー取引とは…いえて妙かも
(2003/11/25)

TVの視聴率というのは、統計的に考えられたサンプリング数で視聴割合を調査する、一種の人気投票指数のようなものと考えていいかと思います。

株式相場というのも、よくよく考えると先々の企業ごとの状況を予測していくことにより価格が決まり、これが企業の人気の指標ともなるものではないかと思うんです。
それゆえ、その人気の予測を左右する情報を特定の人に流して、それを元に情報が流れる前に相場を操作するするというのは、該当企業内またはそれに近い位置にいる人が行うことは「インサイダー取引」として処罰の対象となります。

今回日テレで行われた視聴率操作というのも、ある意味視聴率のインサイダー取引のようなものなんじゃないか、ということを言う人がいまして…いえて妙と思ったのでありました。

それにしても、あれだけのお金をかけてやったにもかかわらず、関東地区の視聴率の誤差の範囲となる程度の視聴率操作しかできなかったことに、株式のインサイダー取引とは異なる、効果対費用の悪い「いけないこと」だったように思えてなりません。それだけ、視聴率世帯というのは適度にばらまかれていて、把握が容易ではないことを示したともいえるのではないでしょうか。

さて、かつてニールセンという会社も視聴率調査を行っていましたが、それがTV視聴率調査から撤退して以来、日本ではビデオリサーチだけになってしまいました。だからといって、今さらそういった組織を新しく作るだけの余裕というのが、広告主・放送局・広告代理店ともにあるのでしょうか。少なくとも、放送局は地上波デジタル放送への施設対応で資金的に厳しい状況になっていますし、広告費も媒体の増加でTVの割合を増やすわけにはいかないでしょう。

ニールセンの直接の撤退理由に、個人別の視聴率を測定するピープルメーター導入を関係各位が結果として拒んだことによるとのこと。その後、ビデオリサーチが同様の個人視聴率調査を行うようになっています。そのような経緯があって、果たして新たな組織が調査を始めてくれるんでしょうか?
視聴「質」の調査というのも、いくつかの試みがされていますが、その試みを始めてからかなりの時間経っても、実用化のめどが全然立っていないように見受けられます。
果たして、このインサイダー取引をもって、現在のビデオリサーチによる視聴率調査以外の動きが進展するのでしょうか。私には、そういう風に思えないのですが…何か光明があるのか、来年はそれを追っていくことにしていきたいと思っております。
 

●そういえば…視聴率操作事件はなぜ大きく扱われたのか?
(2003/11/30)

ある方から、日テレの視聴率操作ってあそこまで報道する必要ってないのではないか、ということを述べられたんです。
そもそも、視聴者はあくまで間接的なものであるから視聴率がこのように操作されても(継続してみていた番組が続かないかどうかの影響があるくらいで)他の社会的な事件より影響は小さい。企業側の影響といっても、それは操作されたことより検証方法そのものの方が問題視すべきである。視聴者の興味によりチョイスされる報道が、今回の事件はどちらかというと業種内であるから大きく取り上げられたように感じる。
といった理由を述べられていました。

考えてみれば、私も視聴率の個々の値は感覚的に見ている視聴動向の数値化としてしか使っていませんし、自分の周囲もそんなに視聴率云々を(こちらからその手の話をしても)あまり反応がないくらい、淡泊なものなんです。かつ、視聴率操作に関しても、あそこまで大きく取り扱うほどのものでないという雰囲気でした。

広告主である企業や広告代理店・テレビ業界及びそれに何らかの関わりを持つマスメディア業界は、確かにその影響があるし、マスメディアの信頼性にかかわることですから、取り上げることには意味なり理由はあるでしょう。

でも、あそこまで大きく・詳細に取り上げる必要があったんでしょうかねぇ…それは、視聴率に対して(四冠になるかなり前から)偏重する状況にあって、スケールメリットを強みとして進んできた日テレ(及びそのメディアグループ)の姿勢が引き起こしたことへの、批判としての意味合いがあったと思われるのがまず一つの理由に感じます。
さらに、ことさら他のメディアでの不祥事に対しては、厳しい批判をしてかつ自らはこのようなことをしないと言い切っているかのような姿勢を報道などでしてきた日テレでしたが、今回の事態で他のメディア以上にそれまでの他のメディアでの批判とはうってかわった対応に終始していることに対する、他のメディアからの再考を求めている批判が、ここまで大きくなったもう一つの理由のように感じられます。

日テレについては、何度かそういった必要以上の批判をする姿勢を危惧していたコメントを書いてきましたが、それがこういった形で跳ね返ってくるとしたら、視聴率操作事件以外の根深い問題というのがここで解消されてほしいと思うのですが…この件の調査結果からはそれはどうも読み取れそうにありませんでした。
また、この事件が報道されてほぼ収まった感のある今でも、あそこまで大きく報道する必要性を感じられないです。それは、TVというものがマスメディア全体で大きな位置にあるが、それがマスメディアにかかわる人とそれ以外の人とでは大きなズレがあることを示しているのかもしれません。
 
 

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●在京6局、600メートル級第2東京タワー計画を始動 と プラワンはスカパー!の傘下へ
(2003/12/18)
Nikkei Net 2003/12/17
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031217AT1D1704L17122003.html

NHKやテレビ朝日など民放キー局5社は17日、第2の東京タワーとしてテレビ放送の電波を発射する新タワーの推進プロジェクトを発足させると発表した。東京都や隣接県を中心に候補地を探し、採算性を考慮しながら高さ600メートル級のタワー建設を検討する。
---引用終わり

あ、まだあきらめていなかったんだ。
中京・関西ではある程度広いエリアでのサービス開始となった地上波デジタルTVですが、関東地区ではNHK総合でもかなり狭い範囲。その他の局に至っては、東京タワーからちょいと離れた範囲ですからね。
サテライト局(小出力送信局)が多く、広域の送信局も含めてアナアナ変換も徐々に進めざるを得ないという事情がありますが、もっと高いところで一気にエリアをカバーすることで効率的に進めたいということもあるのでしょう。

そうはいっても、地上波デジタル放送自体予定どおり進むとはいえませんから、今から計画を進めても問題ないともいえるのかもしれません。

そりゃともかく、予想通りハイビジョン画像へのアップコンバージョン番組がほとんど。NHKだけが現状でもハイビジョンで制作している番組も多く、地デジ独自番組もBSハイビジョンとのサイマルによる放送などを行っている状況で、見事にもり下がっていますね。(関東広域県でも、私のいる群馬県となると1年以上先ですし)

BSデジタルの民放5局の累損が700億円以上もありますから、放送事業者は余裕のあんまりない状態で、このまま突き進んでいくようです。

そういえば、翌日にこんな記事。同じくNikkei Net 2003/12/18
http://it.nikkei.co.jp/it/news/newsCh.cfm?i=2003121708808j0&h=1

CS(通信衛星)放送のスカイパーフェクト・コミュニケーションズは17日、2004年春をメドに同業のプラット・ワン(東京・港、片岡久実社長)と合併することで合意した。プラット・ワンが手掛ける110度CS放送は業界全体で加入者が約10万人と伸び悩んでおり、単独での事業継続を断念、スカパーの傘下に入る。
---引用終わり

まあ、当然の動きという感じでしょうか。
プラワンのチャンネルそのものも減少していったし、スカパー!と重複していたものは見事に逃げたからね。

WOWOW PPVもわざわざBSデジタルからプラワンに移したのですが、
これはどうなるんでしょうか?スカパー!2はPPVやっていませんから…
それと、現在プラワンでやっているものはそのままのチャンネル・衛星での放送になるのでしょうか?

その昔、放送事業はかなり儲かる事業というものでいろんな企業が飛びついたのですが、今ではそういったものではなくなっているようです。
 

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…1月は書けませんでした。

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●世界初“蓄積型双方向放送”、終焉へ
(2004/02/11)

ITMediaニュース 2004.2.10
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/10/news079.html
イーピーが提供する“世界初の蓄積型双方向放送”「epサービス」が、3月31日で終了することが明らかに。HDDへの自動蓄積で、好きなときに好きな番組/情報を瞬時に取り出して視聴できる点を売りにした“夢の放送サービス”が、今、幕を下ろす。
---引用終わり

HDD&DVDレコーダーがこの年末年始売れたという状況が進行しているさなか、その仕組みとしては先端的だった放送サービスepが静かに終わっていくことになるようです。

epの番組のうち2つのチャンネルは、110度CSデジタル放送のプラットワン 無料チャンネルとしてみることが出来ました。見て思ったのは…BSデジタルより興味が向かない番組が多すぎる、ということでしょうか。

「好きなときに好きな番組を瞬時に取り出して視聴できる」というウリは、ソニーのCoCoonが実現してしまった気がするんですけどねぇ…結局技術的な部分はその後の製品に活かされた感じだし、番組を自前で提供して蓄積していくという自由度のなさ、110度CSデジタル放送が当初持っていた比較的高めの機器への投資(消費者・事業者側ともに…でしょう)が、結果として縮小方向に物事を進めていってしまったということなんでしょう。

epのプラットホームであったプラット・ワンもスカパー!に3月には吸収され、参画企業の多さと投資金額を集めた夢は、気づかれることなく終焉を迎えることになりそうです。

●毎日放送「真珠の小箱」終了へ
(2004/02/12)

Nikkei Net 2004.2.12
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040212AT3K1203112022004.html

毎日放送(大阪市)は12日、開局以来45年間放送してきた教養番組「真珠の小箱」を3月27日の放送で終了すると発表した。同社によると、民放ではタイトルなどを変えずに続いてきた最長寿番組という。1959年3月にスタートし、最終回は2314回となる。
---引用終わり

とうとう終わってしまうのか…かつて関東地区で放送されていたときは、早朝に移ったりもしたが楽しみにしてみていたんですけどねぇ。

こういった番組を維持できるだけの余裕というのは、企業側にはなかなか難しいものではないかと…教養番組を民放で存続させる難しさはよく言われますが、それでもここまで15分番組を継続してくれたということは、評価していいんじゃないかと思うんです。

また、番組としてのニーズもあるとは思うんですよ。でも、手間やお金がかかるのがTV番組であるわけでして…この流れに重なって、番組作りの均質化が進んでいなければいいのですが。

●枠を入れ替えても…
(2004/02/17)

日テレが月曜21時のスーパーテレビ 情報最前線と22時のドラマ枠を2004年4月期から枠を入れ替えるという編成をするとのこと。
でも、NHKとフジとTBSが現在でもドラマを編成している21時台に、日テレの現状でも厳しい状況の1時間ドラマを移して、果たして効果があるのでしょうか?それよりも、まずしなければいけないことがあるように思います。

他局が飛び抜けて良い状況というわけではまだなさそうですが、それでもフジやテレ朝はその好転のきっかけを番組として出てきているような気がします。それから比較すると、まだ番組のラインナップそのものに手をつけず、番組内のコーナーのリニューアルにとどまっている日テレの状況は、現状維持はあっても、好転には動けないようにみえます。

さて、まだまだ断片的な情報ですが春の改編が近づいてきて、いろいろな情報が上がってきます。でも、まだ見えきれない部分が大きいのですが…多少の明るさが見えてくればいいのですが。

●110度CSデジタル放送 3月からの変更点
(2004/02/18)

epサービスの話が出たのですが、それ以外の110度CSデジタル放送も、ずいぶん変わります。

プラットワンとスカパー!2との統合に伴い、プラットワンでのチャンネル移行がどの範囲かはまだ詳細が決まっていないようですが、終わるチャンネルが結構あるようです。WOWOW PPVについては、2/29でサービス終了です。
統合後はスカパー!110とサービス名称を変更するとのこと。

スカパー!2も、ファボリTV→テレ朝チャンネル FoodiesTV→グルメ旅★FoodiesTVに名称変更。当然内容も変わります。
日経CNBCは2/29でスカパー!2のサービスを終了します。(引き続きスカパー!では放送します。プラワンのブルームバーグ終了と同じことになったのか)
データ放送のBAZが3/31で放送終了します。

110度CSデジタル放送は、かなり苦戦を強いられているようでして…チューナーとしては一体となるBSデジタル放送自体も、それほど見られているという状況ではないですからねぇ。薄型高画質TVのチューナーもその多くで対応しているんですが…それを知っていて購入する人もあまりいないような気がします。

また、CS放送を見たいという積極的な人は、そもそもスカパー!のチューナーを買って購入しますからねぇ…統合の効果は、あくまで事業のシュリンク(収縮)による部分に限定されそうです。

●日テレの今年度視聴率、「プライム」で首位陥落
(2004/02/23)

Nikkei Net 2004.2.23
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040223AT1D2305823022004.html
9年連続で主要時間帯の視聴率首位を続けてきた日本テレビ放送網が、今年度のプライムタイム(午後7時―11時)の年間視聴率でフジテレビジョンに抜かれる見通しとなった。
---引用終わり

必ずしも、フジテレビが好調であるからプライムの首位明け渡しになったものではないでしょう。むしろフジテレビも、狙った視聴層の確保は出来ていても、10年以上前の上積みを図れた上での首位とはなっていないはずです。それであれば、ゴールデンでも首位明け渡しになっても良かったはずですから。

日テレの不調を、プロ野球ナイトゲーム中継に求めている部分もありますが、それならゴールデンも首位明け渡していなければいけないはずです。つまり、プライム明け渡しはこれまでそこそこだった22時台の想定以上の低下と、それを補ってきた19〜21時台全体の落ち込みが出てきはじめたことを意味しています。まだ、落ち込みの割合は低く抑えられ、フジの追撃を抑え込んでいますが…今後は、ナイトゲーム中継を抜きにしてもうまくいかないと思うべきでしょう。

テレビ朝日は、そもそも状況が良くないだけに、いろいろ仕掛けているようですから、それがここ数年で好転へのきっかけとなりうると思います。テレビ東京が、今方向性を見失いつつありますが、それが元に戻れば高収益とはいかないものの、安定した番組制作力となる気配が見えます。TBSは、下手に手を打ってしまって転けてきている過去の状況の見直しがようやく終わり、そろそろ次の一手が打ててようやく現状維持といったところでしょうか。フジは、ここ数年手を打っては不発っぽい感じが、深夜枠をようやく過去のような実験場か出来るインフラの余裕が出てきて、ようやくいくつか芽となってきた段階で、まだまだこれからというところでしょう。

そういった風に見ると、日テレはまだ既存番組のリニューアルか編成を多少変えるだけで、自社の資源を活用しきれないまま落ちていくのでしょうかねぇ…そう思えるくらい、スペシャル依存が最近増えているように思えて仕方ないです。
 
 

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●NHKと民放各社、デジタル放送のコピーワンス開始は4月5日から
(2004/03/06)

http://watch.impress.co.jp/av/docs/20040305/digital.htm
内容の詳細は、上記URLのimpress AV WATCHを見てもらうとして、
CSデジタル放送では導入されていることを、BSデジタル放送で行うということになります。ただし、B-CASカードというICカードをチューナーに装着していないと見ることが出来ないし、バージョンが古いB-CASカードではチューナーに装着して放送波によるファームアップをしなきゃコピーワンス番組を見られないというやっかいな話になります。

さて、いろんな手だてで告知を行っていますが、めったに見ないしそういった表示に頓着しない人たちが、4月以降騒ぎ出す状況が目に浮かぶくらい、やっかいな話になる予感がするんですが…どうなんでしょう?

さらに、コピーワンス番組がデジタル録画機器(DVD・HDDレコーダー)でいろんな制限がかかるんですが…その大騒ぎもこれから発生すると思うと、関係者には頭の痛い日々が続くように思えます。(この取り扱い、機器によって異なるようですから、これまたやっかい)

●2004年3月終了番組一覧
(2004/03/08 2004/04/13追加・加筆修正)
 

3か月以上継続するのを前提としていた番組で、ドラマ・アニメなど放送回数設定がないもので、終了する番組とまとめて一覧にしてみました。プライムタイムはフォローしますが、他の時間枠は、気にかかったものをアップしました。

○トナリの悩みの解決人(NTV木19:00)
日曜昼から企画自体は移動だが…及ばずか

○ジョーシキの時間2(NTV木19:54)
司会者変更でリニューアル予定

○特命リサーチ200X-II(NTV日19:58)
IIになってからパワーダウン。延命もかなわず。

○交通バラエティ 日本の歩き方(CX月19:00)
ネタがあまり良くなかったのか、それとも当初からつなぎ番組だったのか。

○徳光和夫の情報スピリッツ(TX月19:53)
かなりネタがマンネリ化していたが…ようやく終われる感じか。

○運命のダダダダーン!Z(テレ朝火20:00)
時間枠移動でパワーダウンした感じ。

○解決!クスリになるテレビ(TX月19:00)
いろいろコーナーをてこ入れしたが、健康ものとはいえ苦しくなった感あり。

○月曜22時枠のドラマ(NTV月22:00)
よみうりテレビ枠でしたが…ドラマ枠自体の消滅へ。
…キスイヤを21時枠に移動する引き換えか…

○ディスカバ99(TBS水21:00)
他のバラエティとの差異が出せず、99の個性も生かせなかったよう。タイトルを変え時間枠も移動するとのこと。

○完成!ドリームハウス(TX金21:00)
時間をかけて撮影しているだけに、一様に一戸建てを建てているだけに見えたのがもったいない。

○爆笑オンエアバトル(NHK金24:15)
勢いがそろそろ落ちてきたかなぁ…と思ったところで終了できた感じかな。→歌とお笑いに分割してオンエアバトル リニューアルだそうです。

○本当にあった怖い話(CX土19:00)
スペシャルだったのをつなぎ番組にしたと思ったら…その通りだったようで。

○ayu ready(CX土23:30)
そもそもメインパーソナリティーが乗り気でないものが感じられたからねぇ…よくここまで持ったものです。

○お宝映像クイズ 見ればナットク!(NHK日19:20)
メインキャストが降りるので、番組自体もなくなるのかな?19:30からに枠も変更しアニメ火の鳥になるとのこと。

○ニュースステーション(テレ朝月-金21:54)
メインキャスター変更での終了だが、ニュースショー枠自体は存続。

○スーパースペシャル2004(NTV土19:00)
木曜スペシャル以来続く日テレのスペシャル枠だが、コンセプトがなくなりつつあるのが気にかかる。→スペシャル枠は継続なんですが、方向が定まらなかったらどうするんでしょうか。

○もしも体感バラエティif(CX土23:00)
テーマによるバラツキも大きく、番組そのものの引っかかりもなかったからねぇ。

○極上の休日(TX日22:00)
たぶん、CXワーズワースの再現のようなものを狙った気がするが…放送時間が長すぎたかも。

○ベストタイム(TBS月-金11:25)
このままの方が…今度はニュース枠とバラエティ枠とを分割しますが、あの悪夢の再現にならないことを祈ります。

○マネーの虎(NTV月22:54)
NTVの22:54枠がなくなるとのことで、あおりでなくなりますが…土深夜が一番すわりが良かったのでは。

○パンドラの秘宝(CX火20:00)
改編当初は力を入れて番組宣伝していた記憶が…他国のTV映像を取り上げるということでの競合も多く、差別化が図れなかったのかも。

○コメディーお江戸でござる(NHK木20:00)
視聴率の地域差が大きかった番組だったのでは。内容に新鮮みがなくなりつつあったので、いい引き際だったかも。→今度は街道を旅していくとのこと。

○金曜ショータイム(NHK金20:00)
ふたりのビックショーの内容を若干変えた番組だが、テコ入れの効果があまり無かったような…→時間枠を移動して継続しているみたい。

○地球に乾杯(NHK土10:20)
時間枠を移動しつつ、比較的継続して放送していましたがある程度の期間が経ったんで終了ということなんでしょう。…タイトルを変えて世界の市井の生活を見せる番組は続くんでしょう。たぶん。

○FAN!(NTV金23:00)
提供(カネボウ)自体があの状況では継続できないか…土23時の提供だったトヨタ自動車が提供になって、番組内容もずいぶん変えてトーク色が薄まるらしい。

○ふるさと探訪(THK-CX日6:45)
東海テレビ(THK)では継続しますが、ネット放送は終了。長いことやっていた、落ち着いた雰囲気の番組だっただけに残念。少し前にTBS系ネットでなくなった土午前のMBS真珠の小箱も、この春終了ということとあわせて、残念ですねぇ。
 
 

●「白い巨塔」 ほめておこう
(2004/03/19)

2クール(半年)放送するドラマとしてつくられた「白い巨塔」。前半はどうなるものか…と思っていたんですが、後半になってきてそこそこ見応えのあるストーリーが構成されてきて、前半のあの停滞したものはなんだったんだろうと思えるくらい、魅力的なストーリーが展開されてきました。確かに、過去に放送されたドラマや原作の小説でベースとなるストーリーの骨格が良かったということもあるでしょう。でも、新たな放送される時代の雰囲気を適切に取り込み、かつ違った見せ方を提示できた点は評価すべきでしょう。

実は、ザッピングでつまみ食いのようにしか見ておりませんが、その引っかかる場面が徐々に多くなってきていたんですねぇ。

関東地区32.1%札幌地区34.9%北部九州地区30.5%名古屋地区27.9%関西地区39.9% これほどの高視聴率で最後を終えられるためには、確かに作品の実力以外の要因があることは否定しませんが、そのための作り方や演出・ストーリー構成などがある水準まであったということも、評価しておきたいと思いました。それは、前作がそれだけの力を持っていて、それと同水準かそれ以上に見てもらえるようになるためには、かなりの苦労がなければなしえないことであると思えるからだと、私は思うんですが。
あと、そこまでのストーリーの盛り上げとして最終話の一つ前までに構築できたことと、最終話にも(あの予告を見ても興味を引きつける)起伏のあるストーリーを構築できたことは、他のドラマも見習う部分があるのではないでしょうか。

●終わる番組に一言
(2004/03/28)

長年続いてきた、派手さのない、いかにも教養番組というものが確実になくなる方向にあるといっていいでしょう。

テレビ東京系で日曜朝8時という枠に放送し続けてきた「医食同源」とうとうこの春で最終回となってしまいました。医療に関する番組は、スペシャル枠で行うものとNHK教育を除くと平日午前といった勤めている人には見るのが難しい時間枠が多いのですが、この番組は多少専門的かも…という内容ではありますが、丁寧に興味深く医療についての情報を見せてくれていたように思います。それゆえ、このまま続けてほしかったという思いはありますが、まずはご苦労さまでした。

フジテレビ系のネット番組ではかなり長寿であった、日曜朝(現在は7時前後に)放送されてきた東海テレビ制作の「ふるさと紀行」フジやKTVなどでは、この春で放送終了となってしまいました。東海テレビでは引き続き継続してつくられていくようですが…真珠の小箱(MBS制作で最近ネット放送されなくなり、この春で終了)と同じような雰囲気の番組でしたが、同じような道を歩まないでほしいと思うのですが。

道といえば、時間枠が移動しつつもお金がかかっているなぁ…というくらい海外取材も含めてつくられてきたTBS系MBS制作の「道浪漫」も、7年ほどでこの春放送終了とのこと。最近総集編っぽい内容も増えていたけど、見応えのある旅というより道を見せてくれた作品だっただけに惜しまれます。
 

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