sh-katoの電子掲示板 フリートーク放送ネタから(2001年度)

ホームへ戻る
 

4月 5月 6月 7月 8月 9月

3月までに終了のTVアニメ
アニメ新番組ざっと見(2001.4)
2001年1月改編ドラマ回想
4月改編のTVドラマのコメントの前に
2001年4月改編ドラマざっと見
BSデジタル放送に「目玉」が見えない
BSデジタル放送に「目玉」が見えない-2
いまいちCMが盛り上がらない
2001年JASRAC賞(国際賞)
映画やアニメのパクリの話
TVドラマの視聴率が…
BSデジタル放送に「目玉」が見えない-3
民放トップが相次ぎ交代
関西平日夕方の地域ワイド番組
BSデジタルチューナー無償貸与へ
別の番組で、プロジェクトXの感動を
6月までに終了のTVアニメ
2001年4月改編ドラマ最終コメント
2001年7月改編ドラマざっと見
セント・ギガ 民事再生法申請へ
アニメ新番組ざっと見(2001.7)
6月のBSデジタル受信機4割増 など
ズームイン!!朝! タイトルも含め秋より刷新?
アメリカでの同時テロ報道のTVでの経過
NHK教育とかがありがたく感じる時
10月 11月 12月 1月 2月 3月
2001年7月改編ドラマ最終コメント
9月までに終了のTVアニメ
BSデジタルの購入者、50歳以上が6割とは…
サンテレビ・京都放送が提携
フルーツバスケット
ようやくBSデジタルでも地上波の番宣増えるかな?
NHKの報道で弱いのはひょっとして東京地域?
2001年10月改編ドラマざっと見
地上波デジタル放送 移行は大丈夫かな?
アニメ新番組ざっと見(2001.10)
めでたいからと横並びで放送すると…
報道姿勢の話は、いくら話しても平行線だと思うので…
アルプスの少女ハイジってBSでは人気あり?
44年間放送したドラマシリーズ 終了へ
北海道の年始のTV事情(2002)
どう切り替えて放送したのだろうか?
アニメDVDのスポットCM、久しぶりだなぁ
2001年10月改編ドラマ最終コメント
2001年12月までに終了のTVアニメ
2002年1月改編ドラマざっと見
放送番組のネット2次利用、著作権手続き整備へ
アニメ新番組ざっと見(2002.1,2)
ちょっと放送に関するクイズでも 
放送に関するクイズの解答
「ギンザの恋」放送打ち切り
札幌発のオリジナルアニメが人気 TVhとソフト会社制作
それにしても盛り上がらない今回の冬季オリンピック
BSデジタルチューナーがCSデジタルチューナーにも
BSデジタルチューナーがCSデジタルチューナーに(その続き)
BSデジタルチューナーがCSデジタルチューナーに(その続き2) 
TVは深夜番組を育成する余裕がないのか
こんなに取り上げ方って違うんだ。
2002年1月改編ドラマ最終コメント

 

● 2001/04/10 3月までに終了のTVアニメ

 3月までの2クール(半年間のこと)に終わったTVアニメについて、一通り語りましょう。

闇の末裔(WOWOW月 18:30 10-1月放送)
ストーリー上の伏線が案外単純で、キャラクターを見せる部分に主眼がおかれていた雰囲気が感じられる。演出的には、悪くないと思うけど、いまいちキャラクターにはまれないと楽しめない感じがした。

ドキドキ伝説魔法陣グルグル(TX火 18:00 12月終了)
前作より、演出上のしかけは少なく、ストーリーも前作とさほど変わっていないから、ゲームのアニメかといったものにそれほど変わらない雰囲気になってしまいました。声優などの演じてはおもしろかったけどね。

VANDREAD(WOWOW火 18:30 10-1月放送)
宇宙ものの味付けとしてのキャラクター設定は、ちょっと本編のストーリーとミスマッチング気味だった感じがする。ただ、戦闘などの表現は素直に楽しめました。

トランスフォーマーカーロボット(TX水 18:30 12月終了)
まあ、この時間帯のロボットものとしては、可もなく不可もなくといった感じでしょうか。それほど、この作品としての特徴的なものは感じませんでした。

グラビテーション(WOWOW水 18:30 10-1月放送)
歌ものとしての表現を主にするのか、キャラを主にするのか、どっちつかずでなんか妙な人間関係だけが印象として残った気がする。それにしても、音楽が全然目立たない。

六門天外モンコレナイト(TX月 18:00 12月終了)
やられ役がいまいち目立たなかったし、ストーリーも一本道という感じで、あまり引っかかりはなかった。でも、悪い点もなく、まあまあの出来かな。

ゾイド(TBS土 18:00 12月終了)
しっかりしたストーリーもあるし、ロボットものとしての戦闘シーンやその舞台設定も分かりやすく、素直に楽しめましたね。

サイボーグクロちゃん(TX土 8:00 12月終了)
どうも、制作会社の倒産で突然終了したらしい作品。子供向けとしては、そこそこおもしろくキャラが動いていたから、継続してつくっていたらもうちょいとおもしろい話が登場したかも。

テイルス オブ ファンタジア the animation(WOWOW月 18:30 1-3月)
途中だらっとした話にはなったけど、ゲームで設定したキャラを生かし、うまくひとつの話に仕上げたという感じ。

地球少女アルジュナ(TX 火 18:00 1-3月)
作品の描きたいものよりも、映像のきれいさや音楽の方が目立った作品。質が高いだけに、このアンバランスさによって、好みの差が出た感じがする。

地球防衛家族(WOWOW 水 18:30-19:00 1-3月)
キャラの設定に振り回された感じがして、そのほかの基本設定がいまいち動いていない感じがした。ドタバタぶりはおもしろいけど、それは本来狙ったおもしろさと違うような。

デジモンアドベンチャー02(CX日 9:00 3月終了)
危機感の立て方は無理はないけど、なんか子どもたちよりデジモンの方ががんばっているように見えてしまうなぁ…。時代に合った作品といえば、その通りそんな雰囲気をしっかり定着させた作品。

学校の怪談(CX日 19:30 10-3月)
うまく昔の学校の怪談をアレンジしてアニメ化したという感じで、子供向けとしてはいい感じに仕上がっている。もう少しやっていれば、オリジナルの怪談も登場かな?まだ消化不足の感あり。

ビックリマン2000(TX 18:30 2月終了)
思ったよりも奥の深いストーリー展開にはなったけど、子供向けという制限がいまいち前作よりおもしろみを欠いた感じがした。

幻想魔伝最遊記(TX火 18:30 3月終了)
とにかく、主人公たちのかっこよさをうまく表現できた点は、評価に値する。ただ、語りが多くて止めの絵ばかりが目立ち、アニメ化する必然性にはいまいち欠ける。

破壊魔定光(WOWOW水 18:30 1-3月)
映像とかキャラとかはかっこいいけど、ストーリーがいまいち(10話だからね)消化不足で食い足りない。もうちょっとキャラクターで遊んでくれるとよかったかな。

アルジェントソーマ(TX木 25:15 3月終了)
最初はどうなるかと思ったけど、しっかりオチにたどり着いてほっとするくらい、キャラクターと同じように悩ませてくれた感じがする。バランスはいいけど、その分訴求力には欠けるかな。

メダロット魂(TX金 18:00 3月終了)
続編になっても、前作とそれほど変わらない話を回していた感じがする。設定も含めて、デジモンと重なる印象が感じられた。

サイファイハリー(ANB金 26:09 3月終了)
最初からあった謎がいまいち入りづらく、キャラもアメリカナイズされすぎて、ストーリーとは別の部分ではじいた感じになってしまいました。

勝負師伝説 哲也(ANB金 26:39 3月終了)
たぶん、原作の雰囲気はしっかりとくみ取った感じに仕上がっていて、見せ場はしっかりあるけれど、なかなか見てくれないんだろうなぁ…ただし、特筆すべき表現もないけどね。

無敵王トライゼノン(TBS土 17:30 3月終了)
話数が短くなって、話がいきなりという感じはあったので、やはりいいとは言い難い。でも、たくさんのキャラを登場させて、うまく見せ場をつくって話をまとめた点は、なかなかと思う。

うちゅう人田中太郎(TX月-金 6:55頃 3月終了)
ひたすらナンセンスな行動につっこむだけの話。これだけで、実はおもしろいのかもしれないことを示した感じがする。学級王ヤマザキと同じように楽しめました。

キョロちゃん(TX木 18:00 3月終了)
それほど特徴的なおもしろみがあったわけではありませんが、作品の世界観がのんびりとしていて、ホッとしてみていられる感じが貴重といえば貴重な作品でした。くすっと笑える感じのおもしろみが、ちょうどよかったんですが…終わっちゃいましたね。

全般的には、まあまあのレベルの作品がそろった感じがしました。

●2001/04/10 アニメ新番組ざっと見(2001.4)

とりあえず、ちょっと前のも含めて、TVアニメの新番組のざっとした感想を。

○ゾイド新世紀/ZERO(TBS土 18:00 1月開始)
新たな設定になって、戦いにありがちな影のない設定というのはおもしろいね。全く違ったストーリーの作品になっていて、キャラのどたばたな行動が素直に楽しめる感じがする。

○爆転シュート ベイブレード(TX月 18:00 1月開始)
基本的な設定やストーリーは、どこかで見覚えのあるような…。まあ、ベイブレードの大会もいろいろあって順調に進んでいるからいいか。

○Dr.リンにきいてみて!(TX月 18:30 3月開始)
これまでもよくありがちな少女マンガのアニメ化。いまいち最初の設定にはまりこみにくいものを感じましたし、風水で知られざる力が発動するというのはなんかねぇ…(苦労して手に入れた方が)

○RUN=DIM(TX日 6:30 4月開始)
3D-CGをすべてで使ったのが、いまいち人の動きに対してはうまく作用していないような気がする。ただし、3D-CGを生かした素材でのストーリーなどではあると思う。

○超GALS!寿蘭(TX日 8:30 4月開始)
ギャルについての説明やアイキャッチをうまく使って場面を切り替えている点や、いきなり熱血になるのは、案外小気味よくて楽しめるかも。

○コメットさん☆(TX日 9:30 4月開始)
話があまり進んでいないし、設定も、話の進み方もゆったりとしている。なんか、このゆったり感がそのままご都合主義になるような気が。

○機動天使エンジェリックレイヤー(TX日 17:20 4月開始)
主人公がストーリーを進めていくうちにきちんと輪郭が描けていて、舞台や関連するキャラクターの設定が(かなり現実離れしていても)違和感なく入り込む点は、評価できる。

○ジャングルはいつもハレのちグウ(TX火 18:00 4月開始)
あまり説明せず、いきなりドタバタストーリーを展開してしまい、それを納得させてしまう点は、脚本の勝利という感じかな。もう、このアニメでは何がはじまっても驚きませんね。

○スターオーシャンEX(TX火 18:30 4月開始)
まだ、話がはじまったばかりだけど、最初の引き込みという点では、まだ主人公も含めたキャラクターが見えにくく、様子見といった感じ。

○魔法戦士リウイ(WOWOW火 18:30 4月開始)
魔術師で厳(いか)つい男というだけで、十分ドタバタな話になりそうですが、しっかりお色気もあるようなので、もっとドタバタになるんでしょうね。たぶん。

○新白雪姫伝説プリーティア(WOWOW水 18:30 4月開始)
不必要に主人公のキャラを飾った感じがあり、それさえなければ一般的な勧善懲悪のPRGのような話になるのかな?これもまた、様子見。

○the SOULTAKER(WOWOWスクランブル 水 23:00 4月開始)
アクションが主なのか、世界観の表現が主なのか、いまいち見えづらい感じ。まだ1話目なのでまだ期待できると思いますが。

○シスタープリンセス(TX水 24:45 4月開始)
結局、12人の妹たちがかわいければいいだけの話なのでしょう。いまいち話の広がりが感じられず、それだけで終わってしまうのかな?

○ジーンシャフト(WOWOW木 18:30 4月開始)
まだ、最初の説明だけで何も起こっていない状態なのですが、舞台設定やキャラが無理なく設定されている感じがした。

○NOIR(TX木 25:15 4月開始)
キャラに一瞬だまされましたが、妙に落ち着き払った感じのストーリーや映像表現に、ある意味斬新さを感じました。さて、このまま続けられるかな?

○破邪巨星Gダンガイオー(ANB木 27:44 4月開始)
ロボットもので、過去を知っている人にとっては、可もなく不可もなくといった感じの話かな。ただ、第1話としてはちょっとスローペースかな。

○電脳冒険記ウェブダイバー(TX金 18:00 4月開始)
コレクターユイより強引な設定に、キャラの絵的な部分も含めて、いまいち面白味に欠ける感じがする。2話移行の巻き返しはあるのか?

○Z.O.E. dolores,i(TX金 26:30 4月開始)
どうも唐突に話が進んでいるようで、元となっているものが分からないと、おもしろがれないのかな?

○ぎょーてん人間バトシーラー(TX土 8:00 4月開始)
キャラとストーリーとのミスマッチングをねらっているんでしょうけど、そのためまだこなし切れていない感じがある感じがする。でも、この先どう転ぶかを見てみたいけど。

○逮捕しちゃうぞ(TBS土 17:30 4月開始)
前作よりキャラがきっつくなった点をのぞくと、ほとんど前作と同じノリ。飛び抜けた演出の話は難しいけど、とりあえず楽しめるかも。

○プロジェクトアームス(TX土 24:50 4月開始)
たぶん、原作の勢いをすべて入れようと試みているようだけど、どれかひとつに焦点を絞っても十分見せ場のある感じがするのだが。原作の持つパワーに押され気味の感じがしました。

●2001/04/28 2001年1月改編ドラマ回想

 もう1月半近く前の話になりますが、とりあえず書いておきましょう。

 今期は、HERO(CX 月 21:00)の関東地区での飛び向けた視聴率が印象的でした。
  キャラクター設定やストーリー構成がなかなかこなれていて、実質的には1話完結型に近いシチュエーションドラマだけに、入り込めない人は最後まではじかれたという感じになっていました。関東地区では、中高年の男性がビジネスものとして見てくれた点が、高視聴率の土台となったようです。だから、関西などではただの高視聴率番組でした。

 ザッツ踊る!大捜査線のおかげで、脚本はなかなかだがちょっと魅力に欠くロケット・ボーイ(CX 水 21:00)は、結果としてそこそこの支持を集めましたが…これは作品としては不遇という感じがして仕方がない。

 カバチタレ!(CX 木 22:00)は、ストーリー構成・キャラクターの設定といったバランスがうまくいき、たぶんHEROがなければ、これがかなりいい線いったと思うけどね。

 白い影(TBS 日 21:00)は、日曜劇場という枠に助けられた視聴率という感じがしました。いまいち、脚本や演出がこなれていないし、原作の扱いも中途半端。バランスを欠くアベレージヒッターという風に見えました。

 愛犬ロシナンテの災難(NTV 土 21:00)は、明らかに基本設定に頼りすぎて、その場限りの作品に終わってしまいました。残りのNTV系のドラマは、軒並み狙った層すらはずすという状況になってしまいましたが、これも設定やキャラに頼りすぎて、演出が追いついていないという結果という感じ。

 ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(TBS 金  22:00)は、どこに話の焦点を当てるかが明確でなかったため、結局盛り上がりに欠いた形になった感じ。

 女子アナ。は、NHKのドラマで航空学校の予備校を舞台にしたドラマに妙に似ていたのは、気のせいかな?出演者や演出も含めて区別が付きませんでした。

  テレビ朝日(ANB)は、語る言葉もありません。

  いろいろあったけど、まあ印象に残るTVドラマがいくつかできてきただけでも、ここ数年の悲惨な状況に比べるとずいぶんよくなったという感じではあります。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

●2001/05/04 4月改編のTVドラマのコメントの前に

  4月改編のTVドラマの視聴率データがまとまってでていたので、出しておきます。
  何をいうかが、だいたいこの数字で想像できるかも…

  日本テレビ土9「明日があるさ」29.0%→20.6%
  TBS日9「ラブストーリー」24.3%→21.2%→18.9%
  日本テレビ水10「新・星の金貨」17.6%
  フジテレビ月9「ラブレボリューション」20.3%→17.2%→17.7%→16.5%
  フジテレビ水9「私を旅館に連れてって」18.0%→15.0%→16.5%
 フジテレビ火9「新・お水の花道」20.5%→17.6%→16.5%→15.3%
  TBS金10「昔の男」16.3%→14.2%→14.7%
  フジテレビ木10「ムコ殿」16.5%→17.5%→14.4%
  TBS金9「天国に一番近い男」16.5%→14.5%→13.3%
  フジテレビ火10「ルーキー!」16.6%→13.8%→12.9%→11.4%
  日本テレビ月10「PureSoul・君が僕を忘れても」12.6%→11.4%→10.2%→11.1%
  テレビ朝日木9「R-17」12.1%→10.0%→9.0%
  TBS水10「嫁はミツボシ。」13.0%→8.8%→8.3%

●2001/05/05 2001年4月改編ドラマざっと見

  3月頃も、あまり期待できるような情報がTVドラマについては入ってこなかったので、とりあえず様子見をしていたのですが…
  とりあえず、2001年1月改編とうってかわって、またキャラクター依存作品が並び、かつ続編もこれまでの視聴層を確保するのがやっとという厳しい状況になったという感じです。

 とりあえず、個別に語ってみましょう。
 ラブレボリューション(CX月21:00)
   設定やキャラクター(配役)がそれほど新鮮みがなく、ストーリー自体も可もなく不可もなくという感じで、習慣で見る以外なかなか見続けにくいかも。
 Pure Soul?君が僕を忘れても(NTV月22:00)
   設定は悪くないと思うが、話のテンポや伏線の見せ方に強弱がなく、NTV系のドラマにありがちな画一的な演出のアラが目立つ。それを差し引いても、まあまあの作品。
 新・お水の花道(CX火21:00)
   続編でも同じことを繰り返しているだけですから、比較されてしまう実情を考えると、これでは他の視聴層は引き込めない。さらに、既存の視聴層も飽きてしまうかも。
 ルーキー(CX火21:00)
   設定はともかく、メインキャストの役割とストーリーとの関連が希薄で、どこを見て楽しめばいいのかつかみづらい。とりあえず、警察ものらしいが職場ものとしても中途半端。
 私を旅館に連れてって(CX水21:00)
   まず、タイトルで損しているし、旅館の再建以外のストーリーの骨格がはっきりしていないので、いまいち迷走しまくっている感じ。
 嫁はミツボシ。(CX水21:00)
   たくさんの人がでているんだけれど、どの人がメインで話が進んでいるのか分からないし、何か不親切な印象を受けた。
 新・星の金貨(NTV水22:00)
   ストーリー上のシチュエーションにあわせて演じているだけで、小学校の学芸会のような演技を見せられているような感じ。前作の設定以外は全くの別物のような作品。
 R-17(ANB木20:54)
   タイトルそのまんまという感じで、設定にありきといった部分以外のドラマとしての見せ方に欠けるという印象。
 ムコ殿(CX木22:00)
   設定や最初の話は見せてくれるかな?と期待できたけど、最初の話に似たストーリー一辺倒では、やはり期待薄。隠さなきゃならないもう一つの秘密があった方が、話がふくらんだかも。
  天国に一番近い男(TBS金21:00)
    学校に絡む話にしたため、危機の設定に幅がなくなってしまって、前作より勢いを削がれたという感じがして仕方がない。でも、きちんと見せ場があるのはいい。
  昔の男(TBS金22:00)
    脚本の内容をトレースしている感じで、可もなく不可もなくといった感じ。スパイスとなるような演出などがないので、もったいない感じがする。
  OLビジュアル系(ANB金23:09)
    前作の勢いをそのまま持ってきている数少ないドラマ。でも、ドラマというよりバラエティに近い感じがする。
  「明日があるさ」(NTV土21:00)
    期待を見事にはずし、設定以外は月並みとも思えるドラマをそのままつくっているという感じ。話の骨格もメインキャラも見あたらない感じがする。でも、最初高視聴率だからとんでもない低視聴率にはならないでしょう。
  危険な扉〜愛を手錠で繋ぐ時(ANB土23:00)
     話の伏線がちらばっている感じで、それをまとめるだけで興味が失せてしまうような…。
  ラブストーリー(TBS日21:00)
     起伏のない毎日を見ているようで、11回シリーズとしてもちょっとつらくなってきている。演出も悪くはないが、脚本のセリフが一番の楽しみというドラマはちょっとねぇ…

  結局、スタートダッシュはよかったけど、ここ数年の事態に逆戻り。
      ある日、嵐のように(NHK総合 月21:15)とか陰陽師(NHK総合 火23:00)の方が、ストーリーや演出的に興味深かったというのは、まずいのでは…

●2001/05/08 BSデジタル放送に「目玉」が見えない
   日本の放送の特徴的なことは、「総合」放送(つまり何でもあり)で時間帯により番組の質が異なるということ。これは、視聴率によって番組制作に対するお金のでる量が異なるというより、時間帯(プラス番組の内容)によってお金のでる量が異なることにどうも起因するようです。

   ところが、その総合放送を中心としたBSデジタル放送が在京局各社の子会社が参入して早5ヶ月。思ったよりも番組がおもしろいといった評価がほとんど到達してきません。まあ、地上波の1/10の予算でつくっているんだから仕方ないんだけどね。

   確かに開局当初の12月は、目玉となる番組があって、それなりに楽しめたのですが、ここへ来て一定の番組を常に提供することが難しくなってきたことや、リピート番組が増えてきて、いつでも見られるという感じで、ますます見る意欲が削がれてきているようです。

   ところが、NHKのハイビジョンだけは妙に勢いがいい。これは、ある程度評価を得られればそのままの形で、また編集して、深夜に増えた地上波の再放送枠に放送することもできるということからも、制作費が総取りで分配できるというメリットが生かされているんだろうなぁ…。(まあ、BSもその手で力を付けてきたようで)

   ここで番組的に勢いがあるのがWOWOW。有料放送の自在な複数チャンネル化などで、リピート放送や複数のスポーツ放送を有効に放送している感じが見られます。(でも、大変らしいよ。いままで1波だったのが最高でTV3ch,ラジオ2ch,データ2chだし)
 

  こう見てみると、かつての深夜番組のような低予算ながら冒険ができた枠という位置づけにもなっておらず、地上波とのサイマル(同時)放送すら著作権や著作隣接権を盾に一部拒まれている状況で、番組毎に売っていくという形態は、やはり今のところうまく機能していない状況なんだろうなぁ…
   目玉となるはずだった双方向通信による放送も、思ったより参加者が少なく(登録数で数十万で、1番組での参加者も数千だし)プレミアをつけて放送できるには、まだまた遠い道筋のように感じられてしまいました。

  …いっそ、地上波で放送するのを前提に番組をつくればいいのに…と思うのですが、なかなかそうもいかないようで、目玉のない状況はまだ続くようです。

●2001/05/11 現時点でNHKがBSデジタル放送にスクランブルをかけること
   一つ前の話につながる話になります。(ある方の発言の返信であります)

   まだあと数年BSアナログとBSデジタルは並行して放送されますし、現時点でもほとんどのTV受像機やビデオデッキにはBSアナログのチューナーがついている環境下で、BSデジタル放送のみスクランブルをかけてNHKの放送をすることには、何の妥当性も感じませんね。そもそも、NHKは並行している間はサイマル放送をする方針ですから。強いてあげれば、ハイビジョンがみられるかどうかだけの違いでしょう。
    むしろ、現時点では多チャンネルに対応したコンテンツを提供する予算も含めて力のあるNHKに対して、サイマル放送もほとんどしない(またはできない)状況である他の民放BSデジタル放送局は、NHKがスクランブルをかけられることをおそれているきらいも感じられますし、逆に放送法を盾にとっている風に見えるのは、私の視点に偏りがあるからかな?

   ちなみに、NHKのBSデジタル放送では、BSデジタルチューナーなどに入っているB-CASカード(IDなどの情報が入るICカード)の登録はがきを送付することなく、60日以上視聴していると受信料を払っていただくようにお願いするテロップが電源投入後などに画面に登場するようになっていて、全くスクランブルがかかっていないわけではないのですけどね。(詳細は、103chをあわせてdボタンを押すとでてくるメニューを選択すると説明があります)

   さらなる蛇足として、
   BSデジタル放送でのスクランブルは、WOWOW・スターチャンネルのテレビ放送とSt-GIGAのラジオ放送だけで行われていますが、BSアナログ放送のように画面が多少でも見えるわけではなく、全く画面・音声がでてこないCSデジタル放送(SKY PerfecTV)と同じようになります。

●2001/05/12 BSデジタル放送に「目玉」が見えない-2

   NkkeiBP NE ONLINE 2001.5.11より
   NHKの海老沢勝二会長は,5月10日の会見で,2001年4月の出荷台数が約2万台にとどまったことを明らかにした。2001年3月,4月と連続して大幅に減少している。

   海老沢会長は,「この数字に驚いている。リサイクル法などさまざま要因が考えられる。原因をつめて,BSディジタル放送事業者8社やメーカと対応を協議していきたい」(海老沢氏)と語った。ただし,その一方で,「受信機の値段が10万円と高すぎることが問題」ともした。
---引用終わり

   …そもそも、価格相応のコンテンツがあって見たいと思ったら買うでしょ。
   NHKのハイビジョンが見たい人は、とっくにこれまでのアナログ方式で買っているはずだし、デジタルになったから番組が変わったのは双方向放送部分だけど、やはりそれだけでは魅力に欠けるからじゃないの。

   こうなると、一気にBSアナログ放送の廃止を前倒しする以外、NHKとしての打つ手はないんじゃないかな?NHKの番組だけの質の向上で何とかなるモンじゃないでしょ。

   また、同じくNikkeiBP NE ONLINEより
   野村総合研究所(NRI)が実施した「情報通信利用者動向の調査」によると,2000年にサービスが始まったBSデジタル放送を視聴できる人の割合は5.2%、視聴したい人の割合は13.0%にとどまっている。
---引用終わり

   忘れてはいけないのは、BSデジタル(ハイビジョンも含む)放送は、NHKだけでなく在京局が出資した放送局でも放送され、新聞のラテ欄に載っているということ。
   つまり、NHKだけでなく民放も含めたBSデジタル放送に興味を持つ割合が少ないということを、チノパパさんが提示したデータも含めて表されているということなんですよ。
   NHK hiで放送された番組のほとんどは、再編集する場合も含めてBS1,BS2及びNHK総合のミッドナイトチャンネルなどの枠で放送されており、スクランブルをかける意味すら(今の編成では)感じられません。
   それよりも、独自編成で地上波ではほとんど見られない放送を行っている民放のBSデジタル放送が、5ヶ月経った現時点でもそれほど「見られなくて悔しい」と思わせるような番組がほとんど感じられず、このような視聴したいという期待が20%を割るという結果がでていることに、やはり不満が感じられます。
    ただ、BSジャパン(TX系)で特にアニメ番組については、地方民放局での放送枠が春から激減していることからも、ネット局が少なかったTXNだからこそ行っているサイマル放送を中心とした編成で、それなりに(視聴者はともかく)効果は出ているとは思います。(曜日と時間をずらして放送しているけどね)

●2001/05/21 いまいちCMが盛り上がらない

   TV-CMは、かなり広い範囲に狙っていくため、どうしても商品など宣伝するものを「売る」という意志が強くないと、なかなかおもしろみのあるものができないようです。
   さらに、ある程度CMをつくるのに手間(=資金)をかけないと、イッパツネタならまあいいのですが、継続してきちんと消費者に刺激を与え、購買に結びつけることは難しいのが実情です。
   まあ、春先の新生活向けの商品の売り込みが終わり、夏前のちょうど目標が定まらない頃のCMなので、やはり盛り上がらないのは当然なのですが…それはそうなのですが、ここ数年この状況が年中行事になっている感じです。

  似たようなCMがずらっと並んで、価格ばかりを叫んでいると、どんどん消費がシュリンクしてしまうし、そもそもCMなんか興味を持たなくなってしまうよね。

  やはり、これって広告媒体としていいことなのかなぁ…
  確かに、そのもととなっているTV番組自体、同じようなネタが並んでいるように見えているから、CMだけにどうのこうのいっても仕方ないんでしょうけど。
  (やっぱり、それなりのお金を払わなきゃダメなのかな?)

●2001/05/24 2001年JASRAC賞(国際賞)

   ニュースでは、使用料分配額が多かった国内作品の上位3作品ないし10作品の話ばかりしますが、私が注目するのは「外国からの入金による分配額が最も多かった国内作品」である「国際賞」です。

  ZDNet【国内記事】 2001年5月23日
  国内作品の外国入金分配額では,1位「美少女戦士セーラームーンBGM」,2位「ポケットモンスターBGM」,3位「ママレードボーイBGM」。5位「姫ちゃんのリボンBGM」,7位「魔法騎士レイアースBGM」などトップ10をすべてアニメBGMが占拠した。
  ---引用終わり。

 作曲家別アニメサントラ紹介のようなネタですが、外国から入金される楽曲はインストゥルメンタル系の曲が90年代以降そのほとんどを占めているんですね。実は。
 歴代のJASRAC賞国際賞をあげてみると、
 上を向いて歩こう(1983,1986,1987)UFOロボグレンダイザー(1984,1989)キャンディ・キャンディ(1985)
 ここまでが作詞者作曲者がある曲。
 宝島(1988)THE LAST EMPEROR(1990)CAT’S  EYE(1991)聖闘士星矢(セイントセイヤ)(1992)
 THE MIRACLE PLANET ON  STRINGS(地球大紀行)(1993)魔法のプリンセスミンキーモモ(1994)
 キャプテン翼(1995)ジャングル・ブック少年モーグリ(1996)新ルパン三世(1997)
 美少女戦士セーラームーン(1998,2000,2001)アタックNo.1(1999)
    以上がサントラ。

  いかに国内市場だけが大きく、国外へ売れる楽曲やその売り上げが少ないことを如実に物語っているような感じもしますし、たぶん映像ソフト込みでそれなりに日本のアニメサントラは売れていることを示しているんでしょう。
  なかなか、おもしろいデータであります。

●2001/05/28 映画やアニメのパクリの話

  日本経済新聞 5/26夕刊より。
  米国で6月に公開されるディズニーの新作アニメ映画「アトランティス 失われた帝国」と、1990年に日本のNHKで放送されたテレビアニメ「ふしぎの海のナディア」の類似が論議を呼んでいる。
   ---引用終わり

  欧米のネット上の掲示板で、この議論が盛り上がっているとのこと。
  まあ、もともと両方とも「海底二万哩」を原案にしているからねぇ…そりゃ類似しているのは当然でしょう。以前にもあった「ライオン・キング」と「ジャングル大帝」のようになるのかもしれない、といったところでしょうか。

  日本ではなぜ議論が起こらないかというと、そもそもアニメ・漫画・ゲームでのパクリは大なり小なり日常的であるという点。時折、確かめるために…だったという話が書き込まれる程度です。(パクリの系統図を書くと、ほとんどの名だたる作品はつながってしまうくらいですし)
  そもそも、ふしぎの海のナディアだって、かなりいろんな映画やアニメ作品などのディティールを使いまくっている作品ですからね。

  この手のネタが比較的早く記事としてあがるというのは、日本経済新聞の特徴的な部分です。また、この時点で(引用していませんが)ディズニーやNHKへのコメントをもらっているということは、もうこの関連する記事は登場しないような気がします。(これが、他の一般紙だとかなり目立たないと記事にならないでしょうね)

 この手のトレンド情報などでは、日経で登場してくるとそろそろタイミング的に後追いになりつつあると感じるし、朝日・毎日あたりになると時期を逸したと思い、読売で出たらもう過ぎ去ったと感じるのですが…みなさんはどんな感じでしょうか。
 

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ
 

●2001/06/06 TVドラマの視聴率が…

とうとう先週(5/28-6/3)、4月改編の1クールドラマがすべて関東地区で20%を割ってしまいました。
あれだけ最初に高い数値で期待されたものも、続編である程度の数字を確保できるように期待されたものも、予定より低めに推移するという結果になっています。

ただし、多くのドラマがそれでも14%前後にあることで、全く救いがないという状況ではないので、まだ光明が見られますが、その前の1月改編ドラマの華々しさと比較すると、やはりつらいですね。(いま、カバチタレをやったらどれだけ数字がとれるか…なんて考えてしまいますし)

その中で、ラブストーリー・ラブレボリューションのように手堅く高め安定でいるというのは、評価すべきなんでしょうね。やはり、定番ものはうまく作ればそれなりにお客がつくんでしょう。ムコ殿のように、後半に来て反応がよくなってくるドラマがあるということも、まだまだ期待できる感じがします。

素材や作品の質がそれなりにあって、特定のファンが比較的つきやすいドラマが苦戦を強いられている点も、気になります。特定のファンという意味では似ている、2時間ドラマや昼の帯ドラマ、時代劇やNHKのドラマがそれでも一定の数字を確保しているのに…

…そろそろ、1クール周期のドラマも、もう少し見直すべき時期が来ているかもしれません。今まで放映したドラマの続編でなく、2クール以上を前提にした、そういった形が適切なドラマを構築すべき時期に来ているような気がします。

●2001/06/08 BSデジタル放送に「目玉」が見えない-3

そろそろ、BSデジタル各局が共同製作で双方向番組などを中心とした共同製作番組を登場させるとのこと。でも、目新しいかな?という部分では、やはり役不足の感じがしますね。

それと、毎度恒例NHK会長の月例記者会見。とうとう、BSデジタルテレビ・チューナーの出荷数が4月は約2万台にとどまり、「ゲーム機のプレイステーション2が3万9800円なのにチューナーがいまだに8万―10万円では売れない」と語りました。

でも、価格で購入する人って、もうほとんどいないかも。

とにかく、目玉となるコンテンツを(特に民放の)BSデジタル放送で作られないと、このじり貧の状況は、さらに厳しくなるような気がします。
 

●2001/06/15 民放トップが相次ぎ交代

日本テレビ放送網、フジテレビジョン、テレビ東京、WOWOWなどで社長が交代する話が、日本経済新聞 夕刊6/15 ひとニュース面と日経ビジネス6/18号に載っておりました。
グループ内だが別会社。記事を書いた人もそれぞれ異なっていますが、見ている視点が同じというのが興味深い話です。

簡単にいうと、現社長が代表権を持って会長の席に残る、一種の集団指導体制になっているとのこと。地上波デジタル化やインターネットの高速化、次期CSなどいろいろ手広くかつ素早く対応するための体制のようですが…引っ張っていく人がなかなか育たないんだろうなぁ。たぶん。

不思議なことに、トップが変わっても、すぐには放送局の持つ色や姿勢が変わらないのですが、半年後とか1年後とかには編成という形で徐々に見えてくるんですよ。これが。
さて、バラエティ偏重とも思われるプライムタイムでの番組編成が、これで変われるのか変わらないのか?といったら、変わらないでしょうね。現社長が会長として存在する形になりますから。
これが、NHK会長の交代となると、はっきりと番組編成が変わるんですけどね。
 
 

●2001/06/20 関西平日夕方の地域ワイド番組

日経産業新聞 6/20 新製品・マーケティング面 なぜ売れない 誤算の研究より

朝日放送(ABC)の16-17時台の情報番組「ワイドABCDE?す」が内容の大幅変更をしたとのこと。1994年からはじめたこの枠の地域番組では草分け的な存在だが、マンネリ化したり、毎日放送(MBS)やテレビ大阪(TVO)の同様の攻勢にもあい、差別化を図る必要が生じたとのこと。

そこで、3番組の食いあいからはずれ、全国規模の話題を関西風にアレンジして伝える路線への変化があって、視聴率が回復傾向にあるとのこと。

ここで注目すべきは、同時間帯の占有率がトップなのは讀賣テレビ放送(YTV)の再放送ドラマ。つまりまだまだ地域番組が定着していないことが示されているんですね。

---ここからは記事からずいぶんはずれます

関西地区とは全く逆の状況が、北海道地区。札幌テレビ放送(STV)が16-17時台地域ワイド番組をラジオ的手法で制作し始め、14時台に制作していた北海道放送(HBC)が参戦をして、他の在札局も参戦・離脱をしていくと言った形で、ここ数年おもしろい攻防を見せております。

この時間帯に札幌駅前に行くと、全道ネットでTVにでられるかもしれませんよ。それくらいTV中継がでていますからね。
実はそれだけSTVのこの時間枠は高視聴率であると言うことなんです。

●2001/06/30 BSデジタルチューナー無償貸与へ

日本経済新聞 6/29 企業総合面 より

松下電器産業は6/29から系列販売店を通じてBSデジタル放送を受信できる専用チューナーを無料で貸し出す。東芝も7月から同様のサービスをはじめる。
---引用終わり

…電子情報技術産業協会(JEITA)の発表した5月のBSデジタル放送受信機は17000台ということです。まあ、家電リサイクル法の反動というのもあるのでしょうけど、わざわざ見たなるようなコンテンツがないとはいわないけど少なすぎる感じは、12月の開始当初と比べて、深刻になっている印象を強めています。

いっそ、現在のアナログBS放送を止めて強制的に移行すれば、計画以上の勢いで移行できるかもしれないけど…たぶんそれはないでしょう。
やはり、現在の地上波の放送・BSアナログの放送と比較してしまうと、やはりコンテンツとしての魅力が乏しいからなぁ…かつての計画のようにBSアナログ放送で、数チャンネルくらい増やしたほうが、ひょっとするとましだったのかもしれないとも思えてきましたね。
無償貸与で、より一層魅力のないことを広めることがならないように、今後の番組内容に期待をかけることとしましょう。
 

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ
 

●2001/07/02 別の番組で、プロジェクトXの感動を

いろんなものの開発に焦点を当てて、知られざる物語を描き出して、TVドキュメンタリーの新たな形も提供したNHK総合「プロジェクトX」

このつくりの良さが、他の番組でなんとかうまく表現した例がないかと思ったら…ありました。

ひとつは、5月に放送した「タモリ倶楽部」。プロジェクトXのパクリということでプロジェクトSEXと銘打って、医療器具会社がダッチワイフを後発メーカーながら開発していったという話です。ものがものだけに、ちょっと扱いにくい話とは思いながらも、なかなか見応えのある話に仕上がっていましたよ。

もう一つは、7/1放送の機動天使エンジェリックレイヤー。かなりおおざっぱに話すと、ヘッドギアを装着してエンジェルと呼ばれる人形を動かして戦うというものの話なんです。そのおもちゃとしての人形の開発の裏には、脳波で動かすことができる義足の開発というのが背景にあったということを示す話が前半部にあったのですが…母と娘の意図しなかった離別とか、プロジェクトが頓挫してしまったり、いろんな背景がうまく表現されていて、なかなか感動させる話に仕上がっていました。
公式サイトの掲示板にも思わず感想を書いてしまいましたが、同じように感動された方も多かったようで…(BS Japanでの放送が火曜日なので、そこの掲示板では詳細な内容がかけないのが歯がゆいくらいに)

こういった形で、意外な番組で楽しめる内容が登場することがあることが、TVをずっと見る楽しみだったりするのでした。
 

●2001/07/13 6月までに終了のTVアニメ

毎度のことですが、とりあえず終わったTVアニメについて、ある程度語らせていただきます。

グラップラー刃牙(TX 月 25:45)
原作通りにきちんと描写したという感じだが、アニメとしての表現の新たな展開もなく、マンガをアニメ化した感じの可もなく不可もない感じがしました。マンガ自体の展開通りのおもしろさは、きちんとありましたので、たぶん続編もあるでしょう。

ギア戦士 電童(TX 水 18:00)
スタンダードな子供向けのアニメって感じ。そういったラインから外れることなくつくられている点は、評価すべきだし、楽しめたといえばそうとも言える。

新白雪姫伝説プリーティア(WOWOW 水 18:30)
前半のいまいち上っ面をなめたような話から、一気に後半深い展開になって、きっちり最後には感動できる話になっていました。もう少し、最初から分かりやすくて重い展開の方が引き込まれたような気がする。

The SoulTaker(WOWOWスクランブル 水 23:00)
必要以上に基本設定を何回に感じさせてしまって、重い世界観にストーリーが引きずられて、世界観に入り込めないとおもしろみを感じないような気がする。表現も演出も、それなりによかったんですけどね。

ジーンシャフト(WOWOW 木 18:30)
いまいちキャラの絵的な感じでソンをしているが、話そのものは適度な緊張感があり、まあまあ展開にも矛盾がなく、スッキリと楽しめたのでは。

破邪巨星 G弾劾凰(ANB 木 28:19)
きっちりとこれまでのロボットものを見せてくれた感じ。それ以外、いまいちおもしろみが見られなかったような気がする。

RAN=DIM(TX 日 18:30)
とにかく、きちんと律儀に映像が表現されていて、デフォルメらしい表現が全く感じられない3D CGアニメというだけで、つまらない感じがするなぁ…ストーリーも音楽や声も平板な映像に吸い込まれてしまった感じ。

個人的に惜しまれつつ終わった感じのものが、少なかったような気がする。
 

●2001/07/13 2001年4月改編ドラマ最終コメント

全般的な話としては「狙ったとおりにいかなかった」ということでしょうか。
後半の追い込みがあった作品も、力不足で後半しか盛り上げられなかったり、主人公をキャラクターにしてその人気で引き上げた感じで、ドラマとして再度見たいかというと、いまいちなのでは。
ストーリーよりもセリフや登場俳優に焦点がいったものが視聴率が取れたというのも、何となく厳しいなぁ…

とりあえず、個別に語ってみましょう。
○ラブレボリューション(CX月21:00)
とにかくスタンダードなトレンディードラマに終始した雰囲気。なにせ、最終話の提供CMの方が話題だったとは…(メナード ビューネです)

○Pure Soul〜君が僕を忘れても(NTV月22:00)
一定の質を作り続けた点は評価できるが、この局のこの時間枠であったのが実力以下の数字に終わってしまったとしか思えない。でも、ちょっと際物すぎた感あり。

○新・お水の花道(CX火21:00)
まさに、繰り返して続いていく「終わりなき話」。つまらないといえばつまらないし、おもしろいと思えばおもしろい。

○ルーキー(CX火21:00)
結局、すべてがバランスを欠いてしまって、バラバラな楽しみ方で番組としては迷走してしまった感じのドラマ。

○私を旅館に連れてって(CX水21:00)
とにかく、タイトルで損している。後半にかけてきちんと話がつながってきたのだが…

○嫁はミツボシ。(CX水21:00)
どこが話の本筋なのか、最後まで見えにくかった。登場した俳優陣のキャラクターが、結果としてドラマ自体を収束・発散してしまった感じ。

○新・星の金貨(NTV水22:00)
素材はそれなりにあるけど、演出や脚本があまり洗練されていないのかな?あまりに予想より狭くなった世界観の中でおさまった感じ。

○R-17(ANB木20:54)
とにかく、ドラマがエンタテインメントであることを忘れさせてくれたドラマ。語る言葉もありません。

○ムコ殿(CX木22:00)
結局、主人公のキャラクターで無理矢理話を束ねた感じ。その力業には感心したが、ドラマとして楽しめたかというといまいちかも。

○天国に一番近い男(TBS金21:00)
前作のような期待させてくれるドキドキ感がやはりある程度失われ、可もなく不可もないドラマに落ち着いてしまったのかな?

○昔の男(TBS金22:00)
最後に向けて、ようやくストーリーが転がりはじめたらもう終わり。もう少し短めの方がうまく見せられたのかも。

○OLビジュアル系(ANB金23:09)
前作の勢いをそのまま受け、きっちりハッピーエンドへ持ち込んでいく強引さは、昼のドラマ譲りという感じもする。

○「明日があるさ」(NTV土21:00)
最初の貯金がなかったら、どうなっていたことやら…俳優や芸人のパーソナリティーを生かせなかった話というのが一番の問題点ではないか。

○危険な扉?愛を手錠で繋ぐ時(ANB土23:00)
予想した話の伏線を集めただけの話におさまって、2時間ドラマをそのまま1時間ものとしたような話の展開に乏しい形になってしまった。

○ラブストーリー(TBS日21:00)
脚本のセリフが一番の楽しみというドラマに、本当になってしまった。それでもストーリー展開や演出は基本水準を維持だからこそ、日曜劇場枠では高水準の視聴率におさまる。

●2001/07/25 2001年7月改編ドラマざっと見

夏のドラマはいつも夏枯れ…という例にもれず、今回もそういった話になったので、個別のドラマの感想は、今回パス。

前作もなかなか手間がかかって見せてくれた「救命病棟24時」(CX 火 21:00)を除くと、飛び抜ける作品はあと「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」(TBS 日 21:00)くらいかな?これもいまいち力不足。

「できちゃった結婚」(CX 月 21:00)「ビューティ7」(NTV 水 22:00)は、ドラマ本編以外の話題性でなんとか持っている感じ。

「ファイティングガール」(CX 水 21:00)は、後半にかけて盛り上がる可能性があるとは思うが…

あとは、終わってから語ることにしましょう。

●2001/07/25 セント・ギガ 民事再生法申請へ

Nikkei Net 7/25 ITニュース(出典は日経 7/25夕刊)より

BSアナログ放送(BS 5ch)の独立音声及びBSデジタル放送のラジオ放送(333ch)を有料放送で行ってきた衛星デジタル音楽放送(セント・ギガ)が、民事再生手続き開始を東京地方裁判所に申請をしたとのこと。

潮の満ち引きや月の満ち欠けなど自然の運行をガイドラインにオールジャンルの音楽を選曲するという革新的なフォーマットで放送をスタートしたが、その後いろいろ迷走すること…ニューディスクをすべて放送するとか、サテラビューというファミコンを利用したデータ放送をやったりと、いろいろやってみたようです。

たぶん、BSデジタル放送への投資が厳しかったのと、BSデジタル放送のラジオ放送の残りすべてが無料放送でWOWOWまで参戦している状態ではねぇ…月額600円を支払ってくれる可能性はかなり薄くなった状況がだめ押しだったかも。

似たような事例である京都放送(KBS京都)の場合は、まあいろいろな関連事業を行ったりしてなんとか他の事業者と同じ立場に戻ったようだけど、今回はどうなるかな?総務省(旧 郵政省)の免許などの扱いも気になってきます。
 

●2001/07/29 アニメ新番組ざっと見(2001.7)

そろそろ8月になる前に、7月改編でのTVアニメの新番組のざっとした感想を。
(5〜6月開始のもあります)

○チャンス トライアングルセッション(TX 日 25:30)
歌手などのアーティストの成長ものは、90年代に入ってあたった試しがないという仮説に外れることなく、歌の表現もキャラクターの成長もいまいちはまりこめない。

○学園戦記ムリョウ(NHK BS2 火 18:30)
かつて(20年以上前)のNHK総合 夕方の青春ドラマシリーズによくあった、日常の学園生活にSF的な設定が入り込んでいて、演出方法はその範囲だが、うまく仕上がっている。

○まみむめ もがちょ(TX 日 6:30)
子供向けの2D,3DのCGアニメという点では、のりものスタジオ(TX 水 7:30)に近い感じではあるが、設定や話は中途半端。どうしても「毒」のあるパワーパフガールズ(TX 日 7:00)と比較してしまうし。

○スクライド(TX 水 18:00)
無限のリヴァイアスと設定を変えて演出などほとんど同じといえるが、設定からくり引き込み方がストレートなだけに、素直に作品に引き込まれるかも。

○シャーマンキング(TX 水 18:30)
原作ものにある初期設定の説明不足は1話ではあったものの、ストーリーでの引き込みはそれなりにある感じ。少しは原作の力を借りて、追々ブレイクしていく感じになるかも。

○あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ(WOWOW 水 18:30)
男が女性教師になって入り込む部分はともかく、楓子が可愛く表現されているから、まあ目的通りのでき方なんでしょう。個人的には、三重野瞳が歌う沢田聖子作詞・作曲のopというのが興味ありましたが。

○魔法少女猫(マジカルニャンニャン)たると(WOWOW 木 18:30)
とってつけたような危機感の設定がいまいち たるとを可愛く見せるという部分では逆効果では。ただ、今のところそういった設定よりキャラの説明で忙しそうなのでこの調子では問題ないかも。

○コスモウォーリアー零(TX 木 27:30)
映像表現は最近の作品だが、内容はあまり目新しさのない、懐かしさのある話であります。ただ、CSやOVAなどを基本とした、それが狙いとした作品とも取れるので、よいとしましょう。

○だいすき!ぶぶチャチャ(NHK BS2 木 18:00)
前作の続きとなっています。丁寧に子供向けとして分かりやすくつくってあって、それほど強い興味を引き込むわけではないのですが、その一種のやさしさのようなものが伝わる感じです。

○フルーツバスケット(TX 木 18:00)
語りが少年ものだとどうしてもマイナスに働いてしまうが、それが少女ものとしての素地のためうまくプラスに転化している感じ。主人公を魅力的に描けており、今後ストーリーが転がっていくのか楽しみかも。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

●2001/08/03 6月のBSデジタル受信機4割増 など

01/08/01 日本経済新聞 朝刊 より

 電子情報技術産業協会(JEITA)が三十一日発表した六月のBS(放送衛星)デジタル放送受信機器の国内出荷台数は、前月実績を四一・二%上回る二万四千台と、三カ月ぶりにプラスに転じた。
---引用終わり

…といっても、目標にはほど遠い状況には違いないのです。
まあ、ボーナス支給のシーズンなので、多少は普段より購入する可能性が高かったためということなんでしょう。
BSデジタルチューナーも6万円台にまで落ちてきていますが、CSデジタルチューナーの戦略的な価格に比べて、まだ見劣りするなぁ。

データ放送を使って、ドミノピザの注文を1ヶ月ほどの期間できるようにするといったことをBSフジなどがやるようですが、再度電話で確認されるんじゃ、実験の域を超えない感じがする。

それはそうとして、これまでハイビジョン実用化試験放送で朝日放送が行っていた夏の高校野球中継。今年はBSデジタルのBS朝日で放送します。NHKの地上波のようにチャンネルを時々変える必要もなく、ずっと同じチャンネルで放送されます。
21:00を越える場合は152chで継続放送するようですが…たぶんその必要はないと思う。

かつてNHK BS1でほとんど中継してくれていた鈴鹿8時間耐久ロードレース。たしかTBSが放映権を持っていて、結局放送は総集編で残念な思いをしていたのですが、今年はBS-iがほとんど放送してくれるとのこと。
当然、BS-iは世界陸上もTBSよりなが?く放送してくれます。

でも、まだまだ番組としてのお得度を感じるにはほど遠いかも。

●2001/08/27 ズームイン!!朝! タイトルも含め秋より刷新?

01/08/23 日本経済新聞 名古屋夕刊 より

 二十年以上にわたって親しまれてきた朝の情報番組「ズームイン!!朝!」を日本テレビが十月の番組改編で大幅に刷新、新番組「ズームイン!!SUPER」として再スタートさせる。地方局からの季節の風物詩などの地域情報を売り物にしてきたが、報道やスポーツ、天気などニュース主体の内容に変える。地方局からの中継もニュースが中心となる。司会は福澤朗アナウンサーが引き続き担当する。
 また「あさ天5」「ジパング朝6」といった早朝番組を終了し、「ズームイン」の放送時間を五時半から八時半までと二倍に拡大する。六時半までは関東地区を中心にしたローカル放送で、それ以後は全国放送となる。「視聴率で他局に追い上げられており、先手を打つ。幅広い年齢層の視聴者が今知りたい情報を届けたい」(同局)という。
---引用終わり

日本テレビ放送網は、何か勘違いをしている。そう思えてならない朝番組の刷新という印象です。
まず、これまで20年以上にわたって築いてきた、地方局からの季節の風物詩などの地域情報が、ズームイン作り出した資源であり、他の朝の番組と一線を画していたはずです。また、NTVのネット局が企画を出してコーナーにするということも、この番組のように「比較的視聴率がある」時間枠では、NTVでは貴重な存在であったはずです。(深夜の帯番組枠のZZZやドキュメント’01などあるけど、どこでもそうそう作れるというものではないし)

また、ニュース主体の内容にするといっても、それはどこの放送局でも力を入れているし、視聴者が求めている報道内容がそれほど差があるとも思えない。差別化が測りづらい内容で勝負をかけるというのは、無謀といわざるを得ないと思う。(CXめざましテレビがエンタテインメント特化で、ANBやじうまワイドが新聞記事紹介とコメントで、ある一定の支持を集めていることを考えると)ニュース主体では、NHKおはよう日本と果たして勝負になるのでしょうか?(最近、NHKは夜のニュースよりおはよう日本にスクープをもってくる例が多いし)

ズームイン登場の頃は年輩者などに多少嫌われていた感のある福澤アナも、ようやくズームインとしてのスタイルを作ってきて、いい感じに仕上がってきたのですが…ニュースとエンタテインメントの中間的な色を得意とする福澤アナの特性が損なわれなければいいのですが。

少なくとも、ズームイン恒例のリレーによる各地の天気・気温がなくならないとは思うのですが…これすらなくなったら、本当に見る人が激減するかも。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

●2001/09/11 アメリカでの同時テロ報道のTVでの経過

一番最初の報道は、確かにANBニュースステーション。でも、すぐに台風情報に切り替えたため、NHK総合及び同時放送のNHK hiのニュース10は、結果として第一報を伝える形になった感じ。台風情報で羽田空港トンネルの水没について伝えている途中でANBニュースステーションがちょっと遅れて報道する形となる。BS日テレが22時20頃に番組を切り替え23時まで放送する。
NTVおよびCXは、22時30分より前に番組に挿入する形で報道する。TBSは、22時45分頃にNEWS23を早める形で報道を行う。NHK BS1は22時35分から総合などの同時放送、50分からBS23を早めて別で報道する。
TXは23時からのワールドビジネスサテライトの枠内で報道。
BS-iは、23時から報道番組を編成。BS日テレは23時53分より再度、報道特番を編成。いずれも1時までを予定。
NHK-hiのEPG情報によると、現時点では現在放送中の報道枠拡大を2時までを予定。

おかげで、台風情報がすっかり吹き飛んでしまいました。

●2001/09/12 NHK教育とかがありがたく感じる時

昨晩から、かなり見ていてもつらいが知らなければいけないニュースが流れています。確かにそう思ってみているのですが、このような強い刺激的なニュースを見続けていると、精神的につらくなってきて、人によっては一種のトラウマになってしまうこともあるんじゃないかと思います。

こういう時に、通常の番組が流れるというのは、それだけでも安心することってあるんじゃないでしょうか。確かにそれどころじゃないこともあるでしょうけど、そういった形も、WOWOWやCS放送などのペイテレビ以外であってもいいと思います。
民放もプライムタイム(19:00-22:54)は、通常番組を放送しているようですが、夕方まで特別番組がほとんどを占めていたのではないでしょうか。

NHK教育は、今回の報道がはじまっても、通常番組を放送し続けていました。自然災害など国内の緊急報道だと同時放送になることのようですが、それをしなかったことで、救われた人もいるんじゃないでしょうか。またテレビ東京も、おはスタなど朝夕の通常番組を放送していたようです。NHK BS2も、NHK総合との同時放送が多かったものの、朝や夜半近くは通常編成の番組を放送していたとのこと。

仕事にでていれば気が紛れるものですが、TVを結構ずっと見ている人にとっては、やっぱりずっとこの刺激にさらされるのはつらいんじゃないかな。(そりゃTVをつけないという選択もあるとは思うんですが、いきなり習慣は変えられませんし)
普段結構掲示板に書き込んでいる人が、今回の事件で当分書き込めないと書いてしまうのをいくつも見るくらい、強い衝撃を持ったものであるようです。だから、そういった報道をある程度制御するという余裕としての通常編成番組というものも、やはり必要なんじゃないかな。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

●2001/10/01 2001年7月改編ドラマ最終コメント

とにかく、7月改編のドラマは「救命病棟24時」(CX 火21:00)しか印象に残らないという形でおさまった感じです。
最終話にかけて多少でも盛り上がりがあるのですが、救急病棟24時と「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」(TBS 日21:00)を除くと、それほど盛り上がったという形とはいいがたいものになってしまいました。

救急病棟24時は、作りがしっかりしていて、1話完結でありながら連続ものとしての体裁も確保していて、それが最終話に向かっての3話の盛り上がりをしっかりと演出しておりました。ある程度手間がかかっているという点も、いい方向に作用した形です。(単に海外ドラマなどをパクっただけでは、こうはいかない)

恋愛ものの話というのは、複数ドラマとしてあってその相乗効果でアップするという部分があるようです。恋がしたいが、実質一つで何とか盛り上げるにしては、やはり作品としての力が多少不足した感じで、できのいいドラマといった程度では他の視聴層を引き込みにくいということを提示した形となりました。

他の視聴層を引き込んだという形としては、ビューティー7(NTV 水22:00)がドラマ以外のエステネタの情報番組としての文脈でドラマの実力以上の視聴率を確保する結果となったくらいでしょうか。

今期顕著だったのは平均して10%を割ったドラマが多くあったということでしょう。ターゲットを狙ったドラマがここ1年ほど多くなりました。しかし、その狙った層以外に全く見向きもされず、さらにそのターゲットすら継続視聴ができないという状況では、1クールドラマを2クールとしたとしても、続編を狙ったとしても、何も変わらない可能性があります。むしろ、2時間ドラマのパターン化されたストーリーや、昼の続編が続くドラマ群の作り方などを模倣するくらいの検討をしない限り、状況の好転は難しいと思えてなりません。F1と呼ばれる層に向けたドラマという、ありもしないターゲットに訴求した自己満足なドラマは、そろそろ終わりにしなければいけないのかもしれません。

●2001/10/02 9月までに終了のTVアニメ

3ヶ月ごと恒例のこの書き込み。今回は番組数が多すぎる…

○ゾイド新世紀/ZERO(TBS土 18:00 6月終了)
前作と違って、素直にゾイドバトルとキャラのどたばたが楽しめた作品。キャラが想定通りの行動を取っているという意味で、子供向けとして楽しめました。

○機動天使エンジェリックレイヤー(TX日 17:20 9月終了)
感動させるつぼを押さえた脚本・演出・映像表現がさえていたという印象が強い作品。そのため、あえてそれをにおわせるだけの話がこの先もっとふくらむんじゃないかと思えて、4クール枠でつくっていたら…と思ったくらいでした。
原作ものなのに、作品世界はきちんと取り入れ、原作とかなり異なる展開に仕立てた点は評価すべき。

○ジャングルはいつもハレのちグウ(TX火 18:00 9月終了)
ある種の毒のようなギャグがうまいことちりばめられた作品ではありますが、最後の方で勢いが落ちてしまった感じがしました。不安定であることを2クール継続することの難しさが、やはりあったんだろうなぁ…

○スターオーシャンEX(TX火 18:30 9月終了)
ロールプレイングゲームのアニメ化の標準的な形で、その点からは可もなく不可もなく素直に楽しめる作品。ただし、ゲームからはいると食い足りないという部分が多かったかも。

○魔法戦士リウイ(WOWOW火 18:30 9月終了)
いい意味でも、悪い意味でも、独自のペースでちょっとした危機感と適度のどたばた劇を見せてくれた作品。食い足りないかもしれないが、うまいことイーブンペースで作れたという印象。

○シスタープリンセス(TX水 24:45 9月終了)
2クールあったにもかかわらず、妹たち個々のキャラの印象(映像と声との一致という意味で)が残りにくく、総花的印象から抜け出せなかった。

○NOIR(TX木 25:15 9月終了)
かなり映像表現・脚本・音楽などが微妙なバランスで成り立っていた作品。その分薄まった印象の話もありましたが、何とか世界観にはまると最後まで楽しめる内容になりました。

○Z.O.E. dolores,i(TX金 26:30 9月終了)
素直にロボットものとして楽しめましたが、設定そのものにあまり納得性が感じられなかったのが気にかかりました。

○逮捕しちゃうぞ(TBS土 17:30 9月終了)
前作の枠内で話を構築した感じで、無理にオチにしようといったきらいがあり単なる続編になってしまった作品。映像的にはぶれはなくなったが、ストーリーに新規性が全く感じられなかったので、既存ファン向けだけの作品となった。

○チャンス トライアングルセッション(TX 日 25:30 8月終了)
歌を聴かせるという部分はそれなりにあった感じではあるが、いずれにしても70年代の成長ストーリーを基本とした古さを感じさせる。このため、主人公たちのキャラがそれほど引き立たなかった感じがする。

○まみむめ もがちょ(TX 日 6:30 9月終了)
2次元と3次元のCGをうまく使えている感じではある。でも、子供向けとしては設定や話がいまいちキャッチとなるものがなく、分かりづらい。

○あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ(WOWOW 水 18:30 9月終了)
結果として、女装した熱血先生という設定がぼやけてきたため、素直な学園ものとしての話のおもしろみを作れた感じ。生徒主導で話がすすめてきた点はいいが、絵的には狙いすぎた感じがあるため、他の視聴層への波及は難しさを残す。

○魔法少女猫(マジカルニャンニャン)たると(WOWOW 木 18:30 9月終了)
本来描きたいかわいいキャラを描くということと、とってつけたようなストーリーがいまいちかみ合っていない感じがした。ただ、かわいいキャラを描けている点はそれなりに評価できる。

○コスモウォーリアー零(TX 木 27:30 9月終了)
かつてのキャラやストーリーをリニューアルしただけという印象はぬぐえなかった。ねらい通りの作り方ではあるので、それはそれでいいとは思う。

全体的にいえることは、種類も豊富で(鉄道ファンと同じように)細分化されたアニメファンのニーズをフォローしてはいました。でも、ファンや日常よく見る子供などの視聴者以外の層を引き込むだけの力を持つ作品が、少なかったように感じました。他の層を引き込むためには、絵としてのキャラの魅力の他に、ストーリー構成で次の話をみたくなるようにし向けることは、TVドラマ同様に必要なのではないかと思います。

● 2001/10/09 BSデジタルの購入者、50歳以上が6割とは…

日経産業新聞 2001.10.9より

BS(放送衛星)デジタル放送受信機の購入者の6割は50歳以上――。民間調査会社、リックリサーチ(東京・文京)の調査でこんな実態が明らかになった。機械の価格が高いうえ若者向け番組が少ないため、家計に余裕のあるシニア層の購入比率が高くなっている。
---引用終わり

まあ、予想されたとおりのデータではあります。TXの番組見たさに購入というアニメマニアの人は、すでにAT-XなどのCSデジタル放送に加入しているし、CSチューナーより高い状況じゃねぇ…

久しぶりにこの3連休にBSデジタルのデータ放送を見てみたけど、終了したコンテンツもあり、あまり代わり映えしないコンテンツがほとんどで、こちらは期待薄。
ラジオ放送は、かけっぱなしにするならいいと思うのですが…なにぶんPR不足でたぶん気付かれてないかも。

一番の問題は、地上波で報道特番が流れると、ほとんど同じような放送を流し始めるというBSデジタルのTV放送のコンテンツ不足ということが、根本的な問題かも。

● 2001/10/11 サンテレビ・京都放送が提携

関西の独立U局の一角が、制作、編成、営業を実質統合する全面提携を発表しました。このことが、すぐに何らかの影響を与えるというものではなく、会社更生中のKBS京都と、阪神大震災で甚大な被害をうけたサンテレビの特殊事情と見る向きもあります。

とりあえず、まがりなりにもキー局は全国放送する術(すべ)をBSデジタル放送によって手に入れましたし、今後地上波もデジタル放送へ移行し、膨大な資本投資をしなければならないという県域(地方)局にとって厳しい状況を考えると、こういった提携が今後増えていくことが予想されます。

この話で、なぜか合併でなく提携という形かというと、放送局開設の根本的基準という郵政省令で、言論の自由を目的としたマスメディアの資本集中排除が定められているからです。これによって、放送局同士では20%以上の資本関係を結べないという事情があるんです。

こういった縛りがある状況で、それでも県域を超えた放送局の提携が進んでいくのか。それとも、現状の中で自社制作の比率を高めてコンテンツ発信としての魅力を高めていくのか…いろいろな形が提示されるにせよ、現在の放送局の形態のまま維持されるということは、こういった流れが見えてきたことからも考えにくいといっていい状況に私は思えました。

● 2001/10/13 フルーツバスケット

今回は、アニメ番組の紹介を。
ストレートにセリフの引用から。(第十五話・・・より)

---引用始め
大好きな人と出会って、大好きな人と結婚して、大好きな人との間にできた子供を産んで。その子供を抱いたら、奇妙な動物の赤ちゃんになってしまうなんて。それってお母さんにとって、どれくらい絶望的なのかな。

もののけに憑かれた子供を持ったお母さんは、不必要なほど過保護になるか拒絶するかのどっちかなんだ。僕のママは拒絶の方だった。
体中で拒絶していた。僕を見ないようにしてた。それでも、いつもイライラして、ヒステリックにいつも何かを叫んでいた。今思えば、壊れちゃってたんだね。
(中略)
そして、僕はママの記憶から消えちゃった。ママはぐんぐん元気になったよ。2ヶ月後には笑えるようになったんだ。僕はママを助けてあげられたのかなぁ。
(中略)
だけど僕は思うんだ。僕はちゃんと思い出を背負って生きていきたいって。たとえばそれが悲しい思い出でも、僕を痛めつけるだけの思い出でも。いっそ忘れたいって願う思い出でも。
いつか…いつかそんな思い出に負けない僕になれるって信じてるから。信じていたいから。忘れていい思い出なんてひとつもないって思いたいから。
だから本当は、ママにも忘れてほしくはなかった。本当は。だけど、これは僕のわがままだから…ひみつだよ。
---引用終わり

十二支のもののけに憑かれる家系であるとか、隠蔽術でそれを知った人の記憶を消すことができるという物語上の架空の前提ではあるのですが、こういったことに思い悩む人たちが、少なからずいることについては、異論がないかと思います。

表向き何事もないように見える人ほど、実はこういった形で思いを押し殺してしまっていることがあるのではないでしょうか。それは、その守るべきものが好きであるがゆえにこういったことになってしまうのです。でも、そんなことを全く考慮せず、ただ外形的に物事を見て、それをもとに自説を正当ということであげつらっていく人たちが、報道を中心に少なからず存在します。そして、彼らは反論してこないことをいいことに正当であると確信していってしまいます。
…好きなものを守るがゆえに、本当の気持ちを押し殺しているのですから、反論といった好きなものに対して本当のことを伝えることにつながることは、できないですよね。

ニュースショウなどの特集コーナーでも、いろいろなゆがんだ家族の姿を映し出すことがあります。そういった映像を中心とした外形的な問題点ばかりをとらえて、「言葉」を軽く考えているように見えることがあります。それゆえ、映し出された家族の痛みが身体的痛みしか感じ取れないのではないかと思えてなりません。

TVアニメーションやドラマといったエンタテインメントというものに、このような内的な痛みを表現するということは、エンタテインメントがもつ「見せて興味を持たせる」ということがメインになるだけに、きちんと表現できればすばらしいコンテンツになるのではないかと思うのですが…そういった志の番組は最近徐々に減っている気がします。

セリフと同じように、歌というのもそういったメッセージ性をうまく伝える媒体であるようです。
フルーツバスケットの主題歌「For フルーツバスケット」の歌詞を引用して、終わりの言葉に代えたいと思います。

---------------------------
For フルーツバスケット
 

とてもうれしかったよ きみが笑いかけてた
すべてを溶かす微笑みで

春はまだ遠くて つめたい土の中で
芽吹く瞬間を待ってたんだ

たとえば苦しい今日だとしても
昨日の傷を残していても
信じたい 心ほどいてゆけると

生まれ変わることはできないよ
だけど変わってはいけるから
Let's stay together いつも
 

僕だけに笑って その指で ねえ触って
望みばかりが果てしなく

やさしくしたいよ もう悔やまぬように
嘆きの海も越えていこう

たとえ苦しい今日だとしても
いつかあたたかな想い出になる
心ごとすべてなげだせたなら

ここに生きてる意味がわかるよ
生まれおちた歓びを知る
Let's stay together いつも

(作詞・作曲 岡崎律子)

(注:音楽著作権の許諾については、トップページにあり)
---------------------------------------------

● 2001/10/27 ようやくBSデジタルでも地上波の番宣増えるかな?

NHKは、番組の合間(ステーションブレークといいます)には、ほとんどBS放送の番組宣伝を行っています。もともとBSアナログとBSデジタルのサイマル(同時)放送ですし、番組ラインナップもそれなりにそろっているので、地上波である総合・教育テレビの番組宣伝は行う必要がないようです。
ところが、番組ラインナップが厳しく状況の民放のBSデジタル放送では、本来はいるべきCMもあまり入らない状況ですし、自局の番組宣伝で埋めることになるのですが…これがまた番組内容以上につまらない。(まだ、穴埋めの公共広告機構(AC)のCMを見ている方がいいと思えてくるし)

ふと、BSデジタル放送をザッピング(チャンネルを頻繁にかえて視聴すること)をしていると、TBS系のBS-iでとうとう地上波の番宣を見かけました。こっちの方が見慣れているし、まだマシと感じたのですが…複雑な心境です。

TX系のBSジャパンは、地上波の(日時をずらした)時間差によるサイマル放送が多いですから、地上波と同じ番組の番宣が流れます。でも、地上波では通常15秒バージョンばかりですが、こちらは30秒バージョンが流れるので、多少目新しいかもしれません。

BS朝日・BS日テレは、自局番組のみで番宣もパターンになっている感じなので、あまり目新しさを感じない。自局番宣のみでも、BSフジの場合はまだ見せるという部分でうまくつくられている感じですが…リピート放送が多いのが厳しいといえば厳しい。

そういえば、BSデジタル放送では10月に大幅な改編があった感じではないようで…そこにも番組宣伝と同じように資金の少なさが垣間見えてきているようです。
 

● 2001/10/31 NHKの報道で弱いのはひょっとして東京地域?

地域エリア(ローカル)の報道では、地元の新聞社と並んで放送局ではNHKがたいがい早々と現場に行き情報を発信することが多いです。ところが、どうも東京地域(特に23区内)では、そういった状況ではないようです。
ここ最近も含めて新宿区歌舞伎町であった2度の火災の報道の状況を在京局(キー局)と比較すると、かなり遅れて情報が報道されているんですね。
民放キー局の報道は、ニュースネットワークの報道としての機能と東京にある放送局としての報道の機能をあまり明確に分離していないようなのです。ところが、NHKは本部としての報道を束ねて行う報道の機能と、首都圏報道という形で1都6県の報道を行う機能が組織上明確に分離されているようです。当然、首都圏報道としての機能はそれほど大きくないですから、機動的に動くにしても限度があるらしいのです。
そう考えると、地上波デジタル化で首都圏での放送を各県ごとにできるようにしたいというのは、こういった弱さをデジタル化とあわせて補強したいということもあるんじゃないかと邪推してしまったのでありました。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

● 2001/11/17 2001年10月改編ドラマざっと見

うむぅ…これほど低迷するとは思わなかった。
かなりオーソドックスなつくりのTVドラマのみが、かろうじて目標程度の視聴率を確保したという感じで、後は視聴者にそっぽを向かれつつあるといった状況でしょうか。

アンティーク〜西洋骨董洋菓子店(CX月21:00)は、設定はちょっと変わっていますが、つくりや見せ方といった演出的な部分はオーソドックスで安心して引きつけられます。
ケーキなどのこだわりは、スタアの恋(CX木22:00)の仮想的な街角に張られるスタアのポスターやハンドク!!!(TBS水22:00)の病院のディティールにも似ています。でも、スタアの恋はヒカル子の取り巻きがスタアの周囲らしくない感じでこけているし、ハンドク!!!は演じ手のキャラを生かし切っていない感じ。
パターンといえば、恋を何年休んでいますか(TBS金22:00)や水曜日の情事(CX水21:00)は、過去のパターン通りすぎて平板になった感じ。学園もの(先生ものという方が近い)も、定番の3年B組金八先生(TBS木21:00)みたいにならないと、制作側の思い入れが空回りして さよなら、小津先生(CX火21:00)もガッコの先生(TBS日21:00)も他の視聴層の共感を得られなかった模様。

古典芸能を残すのと同じように、TVドラマの古い作り方のパターンを残しつつ作家性を重視したNHKのドラマが、ある日嵐のように とか ハート といった妙に引っかかる作品が映えるようになっているのは、やはり民放のTVドラマとしては問題では。
それと世界的に一般的な、設定を除きほぼ1話完結のアメリカなどのドラマに人気が移っていくと、シリーズものを継続的に見ていくという作り方が無くなっていくように思えて、かなりこのドラマの視聴率低迷という状況を心配しているのでありました。

● 2001/11/22 地上波デジタル放送 移行は大丈夫かな?

ここ数日、地上波デジタル放送について新聞記事などをにぎわせているようです。不思議とTVのニュースでは取り上げられにくい内容なのは、何となく分かると思いますが…移行できることを語る前に、移行するために面倒なことが起こることを知らない人も多いのではないでしょうか。

単純にアナログ放送をしながらデジタル放送をする(サイマル放送といいます)というBSのような対応は、地上波の場合困難なんですね。そもそも、複数の送信所からの電波を受信できる地域では、その電波干渉を防ぎつつサイマル放送をするためにチャンネル(つまり周波数)を移動する必要が出てくるんです。(これをアナアナ変換とよびます)このために、送信設備の切り替えや各家庭に対してアンテナの付け替えなどを処置をする必要があるんです。これだけでも、かなり抵抗される可能性がある施策だったりするんです。
今回問題になったのは、総務省はどうも県域放送という原則でそのアナアナ変換のための費用を算出していたらしいのですが、以前に書いたように他県の放送局の電波を見ている地域って結構多いんです。それを考慮すると当初の3倍の費用がかかることが分かり、当初計画が遅れるのでは?という報道になったようです。

民放3局しかなく、他県にアンテナをのばしてみているとか、TX系が大阪しかなくわざわざ岡山・香川や中京方面へもアンテナを向けている関西圏の地域があることも、関東圏にいるとどうしても気づきませんよね。

さらに、携帯電話をはじめとする無線局に課している電波利用料を財源に充てることを前提にしていたが、それでは足らない状況になりましたからねぇ…

地上波民放局とNHK,総務省で構成する「全国地上デジタル放送推進協議会」はディジタル地上波テレビ放送の実施計画を見直すと発表したとのこと。

移行に対して、対応が必要な旨の国民(少なくともアナアナ変換の対象となる地域の住民)への周知を早く行い、できるだけ事業者への負担をかけることなく移行できる計画の見直しが図られることを、今のところは期待するということになるかと思います。

ところで、法律で決めた切り替え時期の方はどうなるのでしょうか?

● 2001/11/23 アニメ新番組ざっと見(2001.10)

しっかり遅れてしまいましたが、ざっと紹介書いてみます。

○激闘!クラッシュギアTURBO(ANB日7:00)
子供向きという文脈はおさえているけれど、いまいちキャラもストーリーも引き込むものがうすいという感じかな。分かりやすくないという部分もあるように見受けられるが。
○キャプテン翼(TX日17:20)
つくりがきれいなのだが、そのためキャラへの引っかかりがうすくなってしまった感じ。このため、原作や過去のアニメ作品のトレースという印象をぬぐえない結果となった気がする。
○サイボーグ009(TX日18:30)
おさえる部分はおさえていて、最近のアニメ作品としても見られる演出になっている。絵や音も含めてバランスがよいため、こぢんまりとした印象を受ける。
○砂漠の海賊キャプテンクッパ(NHK BS2月18:00)
メインキャラの元気はいいのだが、メインとなる目的がストーリーとの間でうまくからみついていない感じがして空回りしている。子供向けの文脈からも外れている感じ。
○旋風の用心棒(NTV月24:45)
フィルムや実写の方がしっくりいく内容をアニメ化したようで、どうしても背景とキャラが浮いた印象を感じる。映像なくラジオドラマとして聞いていると、いい感じかもしれない。
○しあわせソウのオコジョさん(TX火18:00)
原作のマンガのコマの間を埋めたら、くすっと笑うような話が薄まったという感じなのかな。妙なきつさが逆に目立った感じ。
○ファイナルファンタジー:アンリミテッド(TX火18:30)
説明っぽいセリフが多くて、それでいてメインのストーリーが分かりにくい。映像のトーンもあまり種類があるように感じられず地味に見えて、新たなファンの獲得というより実験的なにおいがする。
○ちっちゃな雪使いシュガー(TBS火26:20)
深夜に放映する必然性のない、子供向けといっていいファンタジーの世界を丁寧に描いている。きちんとキャラも立っていて、飛び抜けた出来事がなくてもストーリーがこなれていて、かつ絵的にも可愛い感じなので見やすい。
○X-エックス-(WOWOW水18:30)
きちんと原作が持つであろう世界を描いている点は評価できる。でも、それが枠のようなものになっていて、可もなく不可もなくといった感じ。
○テニスの王子様(TX水19:00)
スポーツもののアニメの演出のツボは押さえられている感じで、次回への引き込み方も教科書的ながらうまくできている。絵も荒れることなくキャッチィに描かれている。
○ヒカルの碁(TX水19:27)
コミックスの方が適切な静的な内容に、なんとか複数の人たちを多層的に映し出すことによって動きを生み出している点は、ある種のうまさを感じる。もう少し対決の構図をしっかりと構築できたら、おもしろくなるかも。
○Hellsing(CX水26:25)
落ち着いたトーンなのか、ある程度派手さがあるものでやるのか、いまいちはっきりしない感じ。がちゃがちゃして、ただ乱雑に話にしても絵にしても流れている場面もあり、好き嫌いがはっきりでる作品かも。
○おとぎストーリー天使のしっぽ(WOWOW木18:30)
そもそも12人も女性キャラがでてくるだけで、見ていて訳が分からなくなる感じ。彼女らが仕えるご主人様も、パターンかされきったキャラで一層キャラの埋没をまねいている感じ。
○ココロ図書館(TX木25:15)
可愛いキャラがでて来るにしても、3人くらいがちょうどいい感じでは。ストーリーにあまり起伏がないものの、それゆえ落ち着いてみることはできると思う。
○VANDRED the second stage(WOWOW金18:30)
前作の設定をきちんと活かして、新たな設定をうまくストーリーに組み込んでいっていて、前作が気に入っていればきちんと楽しめる内容。キャラの方が目立つけれど、そのキャラにお気に入りがいないとはまりこみにくいかも。

○まほろまてぃっく(BS-i金24:30)
可愛いメイドさんはかつて戦闘用アンドロイドという設定をうまく組み入れ、まず最初はのどかな学園ものとして描けている。1話の中での演出上の強弱もきちんとあるので楽しめるが、やはり多少エッチな部分があるので深夜向け作品だろうなぁ。
○バビル2世(TX金26:10)
リメイクにありがちな平板に感じる絵や演出が、ご多分にもれずこの作品にも感じられました。懐かしいという方が感じられるというのは、本当にほめ言葉になるのかも、ちょっと気になりますが。
○星のカービィ(TBS土7:30)
キャラクターがゲームで確立しているためか、アニメとするとその枠にとらわれてゲームのアニメ化という印象をぬぐえていない。パターン化されすぎた話しか作れていないのは、私としてはつまらない感じがする。
○ガイスターズ(TX土7:30)
きちんと表現すべき点をおさえているが、何か強調する部分が見あたらないため、どうしてもストーリーが流れてしまっている感じ。
○ののちゃん(ANB土9:55)
4コマの新聞掲載まんがは、TVアニメの方が表現しやすいんだなぁ。あまり動きの必要がないので、ラフな線とストーリーの題材だけで勝負となるけど、原作がこなれていることもあるが、しっかりおもしろがることができる。
○RAVE(レイヴ)(TBS土17:30)
原作の持つ勢いが若干うすくなった感じがするが、キャラの突飛さも手伝ってきちんと冒険ものとして楽しめる作品にはなっている。ただ、素材を生かし切っていない感じがする。
○カスミン(NHK教育土18:30)
メインキャラの意外さの割には、NHKの標準的な子供向けアニメという感じで、意外さもおもしろみもあまり感じられにくい。どうなるのだろう?と思わせる部分がないので、飽きちゃうかも。
○バンパイヤンキッズ(CX土18:30)
70年代の子供向けアニメを見ているようではあるが、あまりにもパターン化されすぎているし、入り込む視点となるキャラが立っていないため、ドタバタしているだけで入り込みにくいといった印象が強い。

この10月期の傾向は、演出・キャラ・設定で飛び抜けた作品はほとんど見あたらず、バランスが取れていたりして囲われている作品がメインであるという印象です。このため、この囲いの幅が広いとある程度魅力的ではあるのですが、そうでない作品が多かったという印象があります。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

● 2001/12/03 めでたいからと横並びで放送すると…
 

Nikkei Net 2001.12.3より

 皇太子妃雅子さまの出産を受けて1日夜に放送された民放各局の特別番組が低い視聴率で、テレビ東京の通常番組が17.5%という対照的に高い視聴率だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。
---引用終わり

 NHKは10%程度、横並びの特番をやった民放4局は4-9%ということだそうです。

 展開が変わるかもしれない事件などのニュースと違って、素材が特定されているこういった特番は演出などが違ったとしても、同じものという認識をされてしまいがちになります。それに、TV番組でもゴールデンタイムなどは習慣で見られる方が多いこともあり、当日突然特番が編成されるとかなり反発をよぶことになるようです。(NHKのように頻繁に番組の変更といった編成替えが行われると、こういった反発はおきにくいようです)

 確か、12/1の同時間にサッカーワールドカップの組み合わせ抽選会を、BS日テレ・BS朝日・BS-i・BSジャパン・BSフジのBSデジタル5局が同時放送していたそうです。(ついでにNHK BS1も)開局1周年ということでこういった企画となったようですが、地上波共々民放としてあまりやるべきではないことをやってしまったのかな?と、つい思ったわけであります。

 なにより、これまで民放ばかり見てきた人が、あまり変わらないNHKを見て文句を言うようになってくるくらいNHKを見る率が高くなってくる兆しがあるという状況の中、このような編成をすることに民放キー局は反省をすべき時期が来ているのではないかと思うのですが。

● 2001/12/04 報道姿勢の話は、いくら話しても平行線だと思うので…

(ある方の、2001/09/11の同時多発テロ以降の報道が、NHKなどが画一的な対応でかつタブーとして語られないことが多いことについての返信)

報道姿勢に関する意見は、どうしても個々人が持っている言葉に対しての定義の違いが大きくでるため、そのすれ違った言葉を巡る議論になるので、この電子掲示板の文字数制限では語りにくいものというのが私の認識です。まあ、こういった議論は別の場に延々と語ったことがありますし、書物もいろいろな方々によって比較的豊富にありますから、そちらに私は譲ってしまおうかと思います。

NHKは、そもそも放送法をはじめとした縛りの多い組織体ですから、パターンなのは当然といった印象であります。そうはいっても、教育テレビや衛星放送局など複数のチャンネルを持っていて、報道以外のコンテンツ提供という意味では、比較的バランスを取っているという印象です。
私があの書き込みで問題にしたいのは、報道という名の下に本来10%以上の視聴率確保するだけの魅力のある番組を提供主及び視聴者に提供しなければならない民放が、それを結果として怠ったということの方です。

報道でも、ある程度緊急性が高かったり、視聴者が興味を持っている時々刻々と変わる事については、それなりに視聴率を確保できますし、提供主及び視聴者がある程度納得してくれるものと理解できます。

しかし、エンタテインメントをないがしろにし、めでたいことだからと番組差し替えを5局中4局もやってしまったことは、ある種の報道なり放送局のエゴのようなものを感じざるを得ません。

災害等が発生し被災されたとしても、ある程度落ち着いてくれば災害報道よりいつものエンタテインメント番組を見たいと思うことが、実はあったんじゃないかと思うことがあります。それでも、ほとんどの局が報道しかしていなかったとしたら…報道機関はこうあらねばならないという議論の前に、報道はどこまで内容によってTV番組として占有していいものかを、考えてみる必要があるかと思うのですが。

● 2001/12/19 アルプスの少女ハイジってBSでは人気あり?

WOWOWで1/1-1/14に19:00から(ただし土17:30,日18:00)CXで1974年に放送されたアルプスの少女ハイジを一気に放送するとのこと。

そういえば、NHK BS1が実用化試験放送に初めて放送されたアニメーションが、アルプスの少女ハイジだったんです。その当時は国外のニュースとスポーツ中継がほとんどを占め、ほぼ毎日編成が変わるような状態だったので、いつ放送されるか分からない状況でしたからねぇ…NHKから毎月配布される時刻表をチェックして見ることをしていましたが、確か52話すべて放送したのは2年半近くかかっていた記憶があります。

その後、1999年(だったと思う)にNHK BS2で月-金 9:00の枠で、これまた国会中継などでとぎれることがありましたが、アルプスの少女ハイジを放送していました。

そういう風に振り返ってみると、BSで放送されるアニメの歴史には必ず「アルプスの少女ハイジ」あり、といっても大げさではないように思えるのです。

● 2001/12/20 44年間放送したドラマシリーズ 終了へ

日本経済新聞 2001.12.20 社会面 窓 より

朝日放送(ABC)は、19日同社制作で1958年から関西で放送している刑事ドラマ「部長刑事」シリーズを来年3/30で終了させると発表した。
---引用終わり

土曜の夕方、派手な演出などないものの、かつては当たり前だった人間模様を丁寧に描いていくというドラマをずっと放映していました。ABCが今でも制作力で他より抜きんでていることを示す特徴的な番組ではありましたが、周囲情勢がそれを許さなくなったのでしょうか。

派手さがあったり感動できるドラマというのは、ある意味制作手法が確立していて、手間さえかければそれほど難しくないともいえる部分が大きいです。そういった、ある意味映画に近いドラマが増えた現在、劇場それも小劇場などが適切と思えるような主題で商業的であるTV媒体で放送し続けてきたこのドラマシリーズが終わってしまうのは、ある意味惜しいと思ったのでありました。
(関西方面に土曜日にいったときの夕方は、何となくチャンネルを合わせていた番組だったもので…)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

● 2002/01/02 北海道の年始のTV事情(2002)
ここ5年、賀正CM(止め絵の企業などの年始あいさつだけのCM)はほとんど見ることがなくなったのが特徴的なのが北海道の年始のTVですが、今年はさらにちょっと変わっています。

まず、スポットが多かった消費者金融のCMがタイム(番組提供のこと)でのCMにかなりシフトしています。
温泉ホテルのCMは、低価格プランの宣伝から、イベントなどを中心としたものへ変化しています。
食品関係のCMやフジカラー・コンビニのCMは、例年よりかなり出稿数が減っている印象があります。

石屋製菓の「白い恋人」の新作は、かつてのシリーズを思い出されて楽しみですし、ホクレンの子供と子牛のかけあいによる「牛乳」CMは、評価に違わぬおもしろさですねぇ…(なぜ、全国放送しないのか、と思うくらい)

スピカ(STV)はちょっと影を潜めた感じですが、もんすけ(HBC)ともだっち(uhb)onちゃん(HTB)は、この冬も元気に番組の間に登場しているようです。

● 2002/01/19 どう切り替えて放送したのだろうか?
1/18 夕方に発生したNHK京都放送局の人質立てこもり事件。マスメディアを利用して自分の考えを思い通りに伝えようとした驕(おご)りと間抜けさはともかくとして、やはり気になる内容がありましたね。

関東・中京・関西については、NHKは広域放送となっていて県域での放送はテレビでは行っていません。(関西地区では免許上はコールサインが局ごとに付与されているので個別放送が行えるのですが)これは、独立U局以外の民放局も同じです。
このため、今回の犯人が注視して見ているNHKニュースについてNHK京都放送局のテレビでこの事件について流さないようにするために、関西2府4県のNHKニュース7の放送内容の一部をわざわざ別のものにするという「大業(おおわざ)」にでたんですね。
普通こういった全国と地方の区分けで放送切り替えを行うためには、切り替え前に引いた画面にしたりして切り替え時に生ずる時間差を解消するようにするんですね。ですから、この事件のニュースを放送のどの時点で行ったかがめっちゃ気になるんですね。ニュース7は地方枠の存在しないニュースになっていますから、きちんとテレビを見ている人ならその違和感が気になりますし。
NHKニュース9は見たのですが、番組の最初の方に放送したことからも、たぶん最初の部分と天気予報のある最後の方で伝えたという、だいたいの推測ができました。ただ、こういうことはあまりに意味のないことだけに、これっきりにしてほしいと思うのでした。

関東・中京・関西広域圏が、いまだ小回りに利きにくい放送であることを阪神・淡路大震災以来久しぶりに気づかせた事件でもあったのでした。(NHKが関東圏の地上波デジタル放送で県域放送を検討していることも、何となく分かるでしょ)

● 2002/01/26 アニメDVDのスポットCM、久しぶりだなぁ
玩具メーカーバンダイの映像関連子会社バンダイビジュアルは、実写映画も扱っていますが、主力はアニメーションです。ガンダムといったかなり一般的な商品のCMでは、タイムCM(番組提供枠でのCMのこと)以外でもスポットCM(番組の間(ステーションブレーク)に行うCMのこと)をかけてきました。

最近、フジテレビ(CX)限定ですがスポットCMで「カウボーイ・ビバップ 天国の扉」という劇場用アニメのDVD版のCMが流れていました。このコンテンツ自体、よくある子供からテーンエイジャー向けというアニメでなく、それより上の層に向けたということもあるのでしょうけど、ガンダムほど一般的でないものでスポットCMを流すというのは、珍しい事例だなぁ…という印象を受けました。

ちなみに、アニメーションのソフトのCMのほとんどは、アニメ番組でのタイムCMかその周辺のスポットCMに限定されています。(キングレコード・ビクターエンタテインメント・パイオニアLDC・AVEXといったディストリビューターいずれもそういった形です)

ただし、GRP(延べ視聴率:CMをかけた時間帯の視聴率を足しあわせたもの)が一般の人が認知できる3000%にはほど遠いので、気づかない人は気づかないでしょうね。

● 2002/01/26 2001年10月改編ドラマ最終コメント
視聴率的な見方をすると、全体的に低め安定。オーソドックスといえるものが後半にかけて視聴率を上げたものの、今ひとつ訴求力を欠いた形となりました。
安定して確保できたのが、アンティーク〜西洋骨董洋菓子店(CX月21:00)1話完結ものではあったがゆえに、もともとの月9の視聴層には当てた感じ。恋を何年休んでいますか(TBS金22:00)は、キャスティングにも助けられ、古いドラマを気にいる層を中心に安心してみていただいた模様。

スタアの恋(CX木22:00)は、主人公の周囲の人物がうまく描けず平板になり、水曜日の情事(CX水22:00)はキャスティング自体まずかったことが尾を引いた感じ。

ガッコの先生(TBS日21:00)は、可もなく不可もなくということで日曜劇場という枠での視聴層を確保した模様。ハンドク!!(TBS水22:00)は、ストーリー上の起伏が乏しい形として結果となったため、いまいちという形になってしまった。

1話目で視聴者への興味の引き込みができなかったり、設定やストーリーそのものがコアな人以外受け入れられにくい作品は、さよなら小津先生のように視聴率低迷に苦しむ結果となってしまいました。それだけ、海外ドラマと同じ見方が視聴者ないし制作側に定着しつつあることを暗示しているようで、かなり危惧すべき状況下もしれません。

とにかく、低迷状況に逆戻りした感じです。今頃になるとドラマのタイトルが思い出せないことからも、厳しいなぁ…
 

● 2002/01/26 2001年12月までに終了のTVアニメ
終わって残念が多かった気がするのが12月終了のアニメという感じかも。

○フルーツバスケット(TX木18:00)
きちんとキャラクターや舞台の設定ができていて、言葉(台詞)にあわせた演出がされているという意味で、秀逸な作品。言葉に共感できれば、しっかりはまれる作品でもありました。(相当、この作品から引用させていただきました)

○スクライド(TX水18:00)
後半にかけてごちゃごちゃした部分が削ぎ落ちて、シンプルな構図で話が進んだので、キャラクターのかっこよさが際立ってきたというのは、無限のリヴァイアスよりよかったかも。最終話がどつき合いだけというのも、なかなか見応えがあったなぁ。

○まほろまてぃっく(BS-i金24:30)
マニアを引きつける要素をしっかりまとめて、かつバランスよくギャグっぽい話とシリアスな話をつなげていった点は、もう1クール(3ヶ月)くらい作ってほしいと思ったくらい楽しめました。まほろの品の良さがそのまま作品として構成されたということになっているようです。

○爆転シュートベイブレード(TX月18:00)
この手の定番のような終わり方も小気味よく感じられるくらい、熱血が目立ってどんな強敵も勝てると思わせてくれましたね。ただ、ベイブレードが分からないといまいち楽しめないというのも、この手の問題といえば問題。

○グラップラー刃牙 最大トーナメント編(TX月25:45)
トーナメントになって戦いそのものがメインになったら、やはり分かりやすくなって見やすくなった感じ。ただ、主人公が目立たなくなったのと、どれもキャラが似ているように見えてしまって…

○おとぎストーリー天使のしっぽ(WOWOW木18:30)
シスタープリンセス以上に7人の個別のキャラが分かりにくいし、ストーリーのメインとなる戦う敵がいまいち希薄。設定全体が迷走した印象が否めない。

○ココロ図書館(TX木25:15)
落ち着いた感じの話ばかりだし、キャラのかわいさをメインに立てた話ではないので、いまいち食い足りないかもしれない。ただ、絵本を読んでいるような安心してみられるという意味では、挑戦的な作品だったかもしれない。

1月終了がいくつかあるので、また書くことになります。

● 2002/01/27  2002年1月改編ドラマざっと見

数字(視聴率)はともかくとして、印象に「残るドラマ」ってどれくらいあるだろうか?と考えると、昨年並みに厳しい状況かな。HEROやカバチタレがあった昨年同期よりは明らかに悲惨な状況ではあります。

当初狙った視聴層を確保できているドラマは、人にやさしく(CX月21:00)ロングラブレター〜漂流教室(CX水21:00)サラリーマン金太郎3(TBS日21:00)恋のチカラ(CX木22:00)と時間枠自体である程度視聴層が確定しているものばかり。番組そのもので視聴率を積み重ねているというより、素材(題材やキャスト)の選び方で保っている部分が大きいと見られて仕方ないのでは。

さらに、冬季オリンピックというTVとしてはビックイベントを2月に抱えている状況下では、中盤での数字の伸びは期待しづらく、1月に興味を引き込めなかったドラマはさらなる苦戦を強いられるのではないかと思います。

ストーリーの幹が太いドラマを見たいのですが、どうも主役クラスのキャスティングに頼り上っ面でストーリーが踊っているだけのものが、今年も続いていってしまうのでしょうか。

追加(2002.2.7)ナースマン(NTV 土 21:00)も、時間枠でなく素材である程度視聴層を確保したものの、すぐに他のドラマと同様の水準に落ち着いてしまいました。今のところ「人にやさしく」のみという状況のようです。

● 2002/01/31  放送番組のネット2次利用、著作権手続き整備へ
1月29日/日本経済新聞 朝刊

 大手放送事業者と日本音楽著作権協会(JASRAC)など著作権管理団体と総務省は放送番組をインターネットに二次利用する際の著作権手続きの整備に乗り出す。二月に研究会を設置、手続きが複雑な番組の使用許諾の簡素化や著作権料の決め方を協議する。二〇〇二年中にルールを決め、高速ネット普及を後押しする考えだ。
---引用終わり

今現在、一番豊富な動画コンテンツをもっているのは放送事業者といっていいでしょう。その放送事業者が著作権の権利関係の問題でなかなか有効にインターネットにコンテンツを提供できないというのは、やはりもったいないことではないかと思います。
この辺がクリアされ、通常の放送と同じような形でできるようになると、衛星放送よりお手軽にコンテンツが見られるようになれば…と思いたくなりますね。

こういった、もともとブロードな送信手段をもつ少数の配信については、かなり著作権問題は解決の方に向かうのですが、多数の人がファイル交換などの方法で配信する件の方は…なかなか難しいもののようです。

そういえば、まだBSデジタルでの放送についての著作権問題が解消していないような…(TX系のBSジャパンあたりはずいぶん困っているのでは)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

● 2002/02/02 アニメ新番組ざっと見(2002.1,2)

遅くなりましたが、ざっと見終わったので書いておきます。

○ラーゼフォン(CX 月 16:25)
 一種のメカもののようですが舞台は現在。主人公やそれらに関係する人々には、なんかその「もの」の発動に関連知れいるらしい伏線は感じますが、それよりも戦闘メカがきれいに描けている方に、興味がもてる。

○Kanon(CX 水 26:25)
 最近使い古された感じのある、可愛いキャラを引き立てる落ち着いたストーリーですが、登場人物が少ないだけに分かりやすくていいかも。ただし、キャラの絵的な部分を含めた設定でひく人はひくかも。

○アクエリアンエイジ(TX 木 25:15)
 ベースのカードゲームも設定で好き嫌いの差が出るようなきらいがあったようで、基本設定がちょっと取っつきにくいかも。それと、一種の歌ものになっているようで、この手はほとんどヒットしないということがあるもので…ちょっと不安。

○フィギュア17 つばさとヒカル(TX 金 27:10)
 CS(AT-X)で月1回放送されていたシリーズが、ようやく地上波での放送となったもの。SFものとしてのパターンはおさえつつ、北海道の風景と主人公の心情描写を中心とした描き方の丁寧さは、ストーリーの起伏の乏しさを差し引いても興味を引きつけられるかも。

○爆転シュートベイブレード2002(TX 月 18:00)
 前作の続きですし、頂点に立った形からどう展開すると思ったら…やはりさらなる強い敵ですか。きちんと少年ものらしい展開ですが、こういったパターン化したものがあるというのも、これはこれで必要な気がします。

○キン肉マン2世(TX 水 18:00)
 かつての作品を楽しめた方は、それなりに楽しめるものと思いますよ。新たなストーリーが、うまくこなれていってギャグっぽい勢いを持たせつつ、シリアスもしっかり演出できるとおもしろくなるのですが…まだギャグが前面に出過ぎている感じがする。

○七人のナナ(TX 木 18:00)
 7人に分かれた女の子という設定で危ういかな?と思ったら、実質は2分化という形で話が進んでいるので、キャラがわかりにくいという部分はそれほど問題でないよう。京都を舞台に受験期のドタバタを描くというギャグっぽい話は分かるが、まだ幹となる(恋愛を含めた)ストーリーが不明確かも。

○フルメタルパニック(WOWOW 火 18:30)
 確かに、10月からの放送は無理がある内容だよなぁ…と4話目にして確認した次第です。2クールものなので、2話目あたりまでいまいち必要な設定が見えづらかったので、つまらん話かな?と思ったけど、しっかり戦闘ものの話になってきて安心しました。キャラも安定しているし。

○教えてティーチャー(WOWOW 木 18:30)
 キャラ萌えを前提にして突拍子もない(具体的には宇宙から来た)という設定で繰り広げる学園ドラマというのはありがちな話では。キャラの絵柄と声優の選択でほとんど人気が決まるような気がするのですが…なんかとってつけた設定やストーリーになってしまえるなぁ。

○パタパタ飛行船の冒険(WOWOWスクランブル 土 19:30(再 日 9:30))
 懐かしい名作劇場っぽい話であり、海底二万哩を原作にしてもほかの原案とした作品としっかり違っている点は、評価できる。パターン化された感じはあるものの、一種の伝統芸を残す意味でも興味深い作品。

○おジャ魔女どれみドッカ〜ン!(ANB 日 8:30)
 キャラは増えてきているし、も〜っと(前作)のパワーダウンをしっかり補って回復しようという設定になっているから、まあとりあえず期待してみましょう。それにしても長いシリーズになっているなぁ。

○ギャラクシーエンジェル(TX 日 9:30)
 ギャグっぽくなっていて、OVAよりTVで流した方が興味ひくような話。キャラクターなどの基本設定を知っていなくても、まあ楽しめる話にはなっているかも。きれいに描けるのに手を抜いている部分もあって、まあうまいことバランスしているかもしれないし、そうとらない人もいるかも。
 

● 2002/2/13 ちょっと放送に関するクイズでも
たぶん答えられないかなぁ…と思いますが、放送に関するクイズを何問か書いてみます。答えは下にあります。

○テレビ東京系の放送局は、その多くがアニメ製作として参画していますが、これまでTXネット番組のアニメ製作をしたことがない放送局があります。それはどこでしょう。(ヒント:テレビ東京、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、テレビ北海道、ティーエックスエヌ九州がTXN系列局)

○腸捻転と呼ばれるネットと新聞系列とのねじれが過去にありました。関西地区の毎日放送(MBS)と朝日放送(ABC)がこれに該当する局ですが、関東地区(キー局)の現在の正式社名とどのようにねじれていたか述べてください。

○JRグループが現在提供しているTV番組名と製作している放送局を挙げてください。また、その放送局が製作した番組の主題歌(オープニング・エンディング問わず)で、オリコンシングルチャート1位となった楽曲を挙げてください。

○北海道テレビ放送(HTB)と関西テレビ放送(KTV)のステーションキャラクターの名前をそれぞれ挙げてください。

以上4つですが、答えられそうなら考えてみてくださいな。

●2002/02/16 放送に関するクイズの解答

まず1つ目の問題
○テレビ東京系の放送局は、その多くがアニメ製作として参画していますが、これまでTXネット番組のアニメ製作をしたことがない放送局があります。それはどこでしょう。
→ティーエックスエヌ九州(TVQ)
現在、テレビ東京(たくさんある)テレビ愛知(仰天人間パトシーラー)テレビ大阪(コメットさん→ギャラクシーエンジェル)テレビせとうち(しましまとらのしまじろう)と4局は常時ネット放送のアニメ番組の制作をしています。
TVQは、これまでアニメ制作に参画したクレジット表示はありませんので、あっさり答えとしてでてきます。
問題になるのは、テレビ北海道(TVh)。現在制作・放送のアニメはまだネット放送になっていませんから、この作品に関しては答えに入っているような気がします。しかし、剣勇伝説ヤイバというアニメで、TXと共にTVhは制作に名を連ねています。
ということで、答えはTVQのみ。

2つめの問題
○腸捻転と呼ばれるネットと新聞系列とのねじれが過去にありました。関西地区の毎日放送(MBS)と朝日放送(ABC)がこれに該当する局ですが、関東地区(キー局)の現在の正式社名とどのようにねじれていたか述べてください。
→キー局の現在の正式社名 東京放送 と 全国朝日放送
ねじれ状態 MBS-全国朝日放送(当時社名は日本教育テレビ) ABC-東京放送。

このねじれには、TBSがラジオ東京という形で放送を開始し、ラジオ?テレビ兼営局で、かつ複数の新聞社が当初出資していたことに起因します。TBS報道部には、毎日・朝日・読売の各新聞社との電話でのホットラインがあったのですが、順次なくなり最後までつながっていた毎日新聞とのホットラインも1970年代にはなくなっていたとのこと。
ラジオからの開局ということで、ラジオ?テレビ兼営局との結びつきでネットを構築したという経緯から、TBSはABC,MBS双方と(現在でもJRNとして)連携をしております。ABCがTV開局がMBSより早かったことと、在阪局自体番組制作力があり、資本的結びつきもマスメディア同士は規制があってそれほど強くなかったため、このような腸捻転状態が受け入れられたようです。

NETが準教育テレビから総合テレビ局へ移行する過程で朝日新聞との連携を強めたことから、新聞資本から見たねじれ解消が行われることとなり、75年4月頃に番組編成のねじれ解消を行いました。社名変更はさらに後の77年4月。社名変更とあわせてモスクワオリンピックの独占中継で知名度アップを狙ったが、うまくいかなかった話は放送史上結構有名な話です。

TBSが系列局が毎日新聞系が多いにもかかわらず、新聞資本にあまり関係しない証拠として、複数の新聞社のTV-CMが出稿されているんですね。

3つ目の問題
○JRグループが現在提供しているTV番組名と製作している放送局を挙げてください。また、その放送局が製作した番組の主題歌(オープニング・エンディング問わず)で、オリコンシングルチャート1位となった楽曲を挙げてください。
→讀賣テレビ放送(YTV) Dearest/浜崎あゆみ(Winter Bells/倉木麻衣 でも可)

YTVは、NTV系列の在阪の準キー局として月曜19時(アニメ)月曜22時(ドラマ)木曜21時,22時(バラエティ)土曜8時(報道)日曜7時半(紀行)などの番組を制作しております。
問題とした番組は日曜7時半の「遠くへ行きたい」。紀行ものとして関西地区制作の長寿番組の一つであり、番組スタイルを明確に形作っているという意味でも特筆すべき番組であります。
あるフォーラムで、YTVのプロデューサーの方が自社の番組の音楽でまだ1位をとったことがないと述べておりまして…実はTV番組の主題歌なのだから必ずしもヒットするというものではないとのこと。特に、キー局以外だと制作本数や視聴率にそれほど恵まれないので、とりたいというのは実感がこもっていましたね。
そのフォーラムでの発言の翌年である2001年、ようやくアニメ・犬夜叉のエンディングテーマで(携帯電話会社のCMでも利用されていましたが)オリコンシングルチャート1位をとることができたわけでして、たぶん感慨深いものがあるだろうね。
まあ、作品と何となくあっていないとか、現在ヒットメーカーの作品だから当然という意見はあるだろうけど、コンテンツビジネスはふたを開けないと分からない要素が大きいし、ビジネスという面から見ると意見されるほどの問題ある選択とは私は思わなかったけどね。

4つ目の問題
○北海道テレビ放送(HTB)と関西テレビ放送(KTV)のステーションキャラクターの名前をそれぞれ挙げてください。
 HTB→onちゃん KTV→ハチエモン

北海道の民放局は、北海道文化放送(uhb)がフジテレビジョン(CX)のステーションキャッチフレーズと同じものを独自でずいぶん前から行っていたのですが、キャラクターも含めて展開し始めたのはHTBの「onちゃん」がその先陣を切ったという感じでしょう。東京地区でも販売した実績があるという点でもonちゃんは飛び抜けていると言っていいでしょう。

関西地区もステーションキャッチやキャラクター展開が盛んではありますが、TVをみていても結構気にかかるのはKTVのカンテーレでしょう。キャラクターのハチエモンはいろんな動物があるのですが、人気投票でもあるように「にわとり」が現在メインでCM展開されているようです。
 

とりあえず、今回のクイズはこの辺で。

●2002/02/15 「ギンザの恋」放送打ち切り

[2月14日/日本経済新聞 夕刊]

 日本テレビ系で放送中の連続ドラマ「ギンザの恋」が、十八日の放送で打ち切りになる。視聴率が低迷したため、全十回の予定を七回で終了する。連続ドラマで一回程度早めて終了することは従来もあったが、三回も繰り上げて番組を終えるのはめずらしい。番組を制作した読売テレビでは「稲垣吾郎が復帰して話題になった裏番組などに押されて視聴率がとれなかったため」と説明する。
---引用終わり

讀賣テレビ放送(YTV)製作枠のドラマは最近低迷し続けていますが、初回8%でそれ以降4%台では仕方ないのかなぁ…という感じです。YTV製作枠の同じ曜日の19時台は好調を続けているのですけどね。
それにしても、3話も短縮というのもすごかったが、ドラマ自体にもわざわざ「次回で最終回」なんて石碑(というよりモノリスという感じか)が登場させてしまうんですから、よっぽどのことだったんだろうねぇ。

昨年1月期も、確か出演者の都合で短縮放送となり途中別ドラマを再放送したという事例が登場したように、TVドラマの1月改編は放送話数で荒れる事態が連続してしまう傾向が定着しなければいいのですが。

●2002/02/15 札幌発のオリジナルアニメが人気 TVhとソフト会社制作

北海道新聞Web 2002/02/13

テレビ北海道(TVh)が札幌のソフト会社ワープスクープと共同で制作し、今月から放送を開始した完全オリジナルのアニメーション番組「ヘイ!ヘイ!シュルーム」が話題となっている。
 物語は、主人公の小学生シュルームと、その家にやってきた宇宙人テレポーを軸にコミカルに展開される。毎週日曜日午前十時から十五分間放送されている。キャラクターのデザインは、ワープスクープのデザイナー池田蔵人氏が手がけた。
 映像はインターネット上の動画データとして利用されているマクロメディア社のフラッシュというソフトを活用することで、「通常のデジタルアニメに比べ制作費を低く抑えた」(TVh)という。
---引用終わり

北海道内だけの放送ですが、なぜか同じ日に日経産業新聞でもこのアニメに関する記事が載っていまして、それなりに注目を集めているようです。

2/15-17に東京ビックサイトで東京都主催による新世紀東京国際アニメフェアが行われているように、東京都がアニメの制作拠点として熱心ではありますが、札幌でもアニメ制作はいろんな形でされているんです。(昨年放送の地球少女アルジュナも制作会社は札幌の会社だったはず。でも制作放送局はテレビ東京)

今回注目すべき点は、別にアニメ用の動画システムでなくても商業用アニメを作れるということと、当初から2次使用も同時に展開していること。既存ルートでない独自で行おうとすると、なかなか展開するまで時間がかかるのですが、そういったことがうまく進んでいるとのことで、そういう意味で見てみたいなぁ…と思うのでした。

●2002/02/25 それにしても盛り上がらない今回の冬季オリンピック

たぶん、競技編成自体あまりうまくいっていなかったんじゃないかな…と思えるくらい、今回のソルトレイクシティ冬季オリンピックは興味を引きつけることについてうまくいっていなかったという印象があります。

今回のオリンピック以外のこの冬の国際試合と同じ競技で(TV映像でみて)比較すると、感覚的な印象になるのですがそれほど変わらないという感じなのです。オリンピックって4年ごとに行うという「めったにない舞台」を演出しなければいけないのに、どうもそういった感じが受けられない。選手や順位などを表示させる映像も、確か過去にオリンピックで使ったものと同じようだし。

開催地のあるアメリカは盛り上がっていた感じがするのですが、上位争いを比較的演じていたヨーロッパなどは、あまり盛り上がっている情報が入ってこないんですね。日本はメダルが少なかったことを差し引いても、感動できた場面があんまりなかったと見えて、視聴率などの指標も含めてオリンピックに対する興味は低迷していたという感じなのでしょう。

判定などはいろいろもめる場面があったようですが、競技映像にはどうもひいきめに見るといった感じのものがなく、均質に競技を正しく映していたという感じだったため、ひょっとすると映像的に魅力のない今回の冬季オリンピックになってしまったように、私には感じられました。それは、開会式や閉会式にも同じものを感じたのでした。

●2002/02/26 BSデジタルチューナーがCSデジタルチューナーにも

BS放送用の衛星がある東経110°にCS放送用の衛星があり、この春から放送を始めるという話は、ご存じでしょうか。
まずプラット・ワンが3月に本放送開始、4月から有料放送へ移行というスケジュールになっています。NTV系のCS日本やWOWOWなどが番組提供を始めるようです。
もう一方のCS放送大手(というより、現在一つしかない)スカイパーフェクTVは、まだ東経110°CSについては明確なスケジュールを出していません。(現在提供中のCS放送の影響もあるのでしょう)

それはともかく、現在利用のパラボラアンテナをCSにも対応したものにしなければなりませんが、とりあえず1つのアンテナでBS,CS両方が利用できることになるわけです。ところが、対応チューナーはまだ発売表明がいくつかのメーカーででた程度でほとんど見られないのでは?と思ったら、2001年以降生産のBSデジタル放送用チューナーの一部機種については、電波によるソフトウエアのバージョンアップでCSデジタルチューナーの機能を付加できるとのプレスリリースがありました。

BSデジタルチューナーは、機能アップできるように放送波によるソフトウエアのバージョンアップが行えるようになっています。東経110°CSの大枠仕様が決まって以降の生産分については、あらかじめハードウエアの方で対応できるようにしてあり、詳細な仕様についてソフトウエアで対応できるようにしておいていたメーカーもあったというのが、事の次第のようです。
とりあえず、ソフトウエアによる対応ができると表明しているメーカーは2社ありますが、一方はまだ明確なスケジュールを提示していませんし、もう一方は4月に一括してバージョンアップを行うというスケジュールを提示しています。
東経110°CS放送がプラットホームによって足並みが異なることと同じように、デジ
タルチューナーの対応もメーカーごとに温度差があるようです。

ちなみに東経110°CSデジタル放送では、蓄積型(チューナーにハードディスクがあり、見たいときに見られる)サービスも提供される予定ですが、当然現在のBSデジタルチューナーをソフトウエアのバージョンアップしたものでは単独では対応できないんですね。

売りが見えないだけに、ソフトウエアのバージョンアップで見られるようになったとしても迷走しそうな予感が感じられるのは、気のせいかな?

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ

●2002/03/10 BSデジタルチューナーがCSデジタルチューナーに(その続き)

BSデジタルチューナーのCSデジタル放送受信できるようにするソフトウエアバージョンアップですが、ソニーは3/11より行うことを発表しました。
とりあえず、4月の有料放送前に行えるということになりますので、無料放送の間にチェックしてみようかと思っております。(有料になったら、たぶん見ないと思う。コンテンツとしてどうも…)

注目されていたソフトウエアバージョンアップの購入者への告知ですが、BSデジタルチューナーにあるメール機能を使ったようです。メーカーによっては、画面上にその旨が時々表示される(シャープなどがその例)のですが、それよりはまだ不平はいわれないものの、そもそもメール機能がBSデジタルチューナーにあるなんて購入している人のどのくらいが知っているのだろう?

ソフトウエアバージョンアップでの機能アップについては、説明書が届くわけでないので手探りでリモコンを操作することになるんでしょう。ただし、双方向通信機能やペイパービュー(PPV)での設定である電話回線の接続さえすれば、たぶんそれほど変わることはないでしょうし、一つ機能が書かれていないボタンがあるので、その辺も使うことになるんでしょう。

ただ、NTV以外で110度CSデジタル放送についてのCMが全く流れていないので、スカイパーフェクTV開始以上に知られることなく放送開始されるんだろうなぁ…そうすると、日本経済新聞以外書かれることなかった感じのこのバージョンアップは、ほとんどの購入者に気づかれることなく(たいがいがオートの設定だから)行われていくようです。
ちなみに、通常の多少のバージョンアップは15分程度かかりますが、今回のは数時間かかるとなっています。

●2002/03/11 BSデジタルチューナーがCSデジタルチューナーに(その続き2)

3/11に行われたソフトウエアバージョンアップによって110度CSデジタル放送が見られるようになりました。それにしても、おもしろそうで購入したい番組が今のところ個人的にはないなぁ…と、朝っぱらからチェックしていたのでありました。
はやいところプラットワンだけでなく、SKY PerfecTVもサービス開始して欲しいと素直に思ったのでありました。(だからといって、購入するとは限らないですが)

前の書き込みでバージョンアップが数時間かかると書きましたが、数時間間隔で行われるという意味で、実際には通常より長い30分程度でバージョンアップできたようです。

今日(3/11)に東芝が自社のBSデジタルチューナーが現時点で放送波によるバージョンアップできない件について記者会見を行ったようです。チューナーに内蔵しているメモリーの容量が少ないことが主原因のようですが、そもそも放送波によるバージョンアップには消極的なようですし、BSデジタル放送自体のハイビジョン画質である必要性をあまり感じていないようなコメントだったと、日経BP NE ONLINEは報じていたようです。

音楽著作権保護で、技術的なサービス自体をおさえることに固執して、魅力あるコンテンツの提供手法を開発していないのと同じように、技術的に「いろんなことができる」ことに目がいってしまい、コンテンツの質が既存のCS,BS,地上波のTVやラジオ・インターネットなどのデータ通信コンテンツのそれと変わらないというのは、本末転倒なような気がするけどね。

●2002/03/21 TVは深夜番組を育成する余裕がないのか

かつて23時以降の深夜枠の番組だったものが、笑う犬の発見やザ!鉄腕!DASH!!のようにプライム枠で一定の視聴率を確保できるまでに成長をしているものが出てきているようです。

しかし、最近の深夜枠はプライム枠と(制作費が低めであることを除くと)ほとんど変わらない企画が多くを占めていて、チャレンジしている企画というものを見ることはまれになってしまった気がします。怪しさ、危うさ、採算重視でネタ勝負…インディーズのような番組は、PT(パティテーション:提供スポンサーがない番組)がほとんど失われ、かつてのavexや日清食品のように番組内容に無縁に提供してくれるクライアントもなくなってしまっていることが、この流れに拍車をかけているようです。

ああっカルトQが見たい…というたわごとはともかく、かなり興味深い番組であったNTV土24:50のマネーの虎。2クール(6ヶ月)放送させて条件クリアでさらに2クール延長させるというインディーズ的制作形態の企画番組の一つとして登場したのですが、クリアするどころか深夜としては想定以上の視聴率を確保するに至りました。それを、当初の予定であるさらに2クール延長(それで打ち切る)ということから、条件になかったプライム枠への移動、それも金20:00への移動となったとのこと。
私としては、少なくとも予定通りあと2クール番組を今の時間枠で継続して育成させ、その期間で企画に修正をかけたり出演者を吟味すべきではないかと思うのです。やはり、深夜番組の視聴層や番組を見るシチュエーション、番組に応募してくる人の質というのは、深夜番組とプライム枠の番組ではどうしても違ってきますので、番組として洗練させて幅広い人にもうけるための加工度のアップを図るべきではないかと考えます。このままだと、たぶん再現ドラマがあるような視聴者参加番組とアプローチが違うだけで何ら変わらない受け取られ方をするのでは、と危惧しております。

プライムタイムと同じような番組企画という種をまいて、ちょっと変異した視聴率をとれた番組をすぐに刈り取ってプライム枠に投入してしまうことが、ここ最近時折見られております。それだけ余裕のない事態であることは認めるのですが、それをやってしまって長期的に質の低下を招くことにつながっているのではないかと思えてならないのですが…

●2002/03/24 こんなに取り上げ方って違うんだ。

TVを見る時は、ほとんどリモコンを離さずザッピングしてみるのですが、こういった違いがあるのでなかなかそのクセは抜けませんね。

たとえば、3/24 20:54頃のニュースで、民放各社のトップニュースを見ると

NNN(NTV系),ANN(テレビ朝日系)武富士弘前支店放火犯 起訴。
JNN(TBS系)辻元議員疑惑 流用を一部認める。
FNN(フジ系)武蔵丸、大相撲春場所優勝。
こういった取り上げ方には、各社でその前にニュースを放送した時間とかニュースに対する重み付けの違いなどが複雑に絡んできます。この辺をしっかりと見据えて判断できるようにする事が、見る側にも求められるのですが…なかなかそこまで各個人が成長できるようになるのは難しいようです。

同じように、メディアではそれぞれの属性に応じたニュース情報に対して取り上げ方が異なりますので、その辺をあまり考えずに一方的かつ一律に報道を語る事はかなり危うい考え方であるという事は、マスメディア論を語る上で肝に銘じておくべきでしょう。

●2002/03/28 2002年1月改編ドラマ最終コメント

当初挙げた 人にやさしく(CX月21:00)ロングラブレター〜漂流教室(CX水21:00)サラリーマン金太郎3(TBS日21:00)恋のチカラ(CX木22:00) さらにナースマン(NTV土21:00)新・平成夫婦茶碗(NTV水22:00)が、視聴率としては上位にいた形となりました。

一言で無理矢理くくろうとすると「分かりやすく」提供してほしい「スタンダードな」ドラマが、視聴率を確保できたということでしょう。

ただし、2度3度と見返してみたいと思うドラマかという…ちょっとそういった点ではおもしろみがないように感じられました。分かりやすくパターン化した話というのは、味付けをうまく設定しないとすぐ味が薄れてしまい、再放送や次回作といったうまみにつながっていかないということになるのではないでしょうか。

だからといって、技巧に凝ったりコアなファンに向けたドラマというのは、周囲の番組の状況を考えると商売的にはかなり限定するという覚悟をしなければならないのですが…そういった覚悟の差がトリック2(ANB金11:15)と木更津キャッツアイ(TBS金22:00)の勢いの差につながってしまったように感じられます。

NHKが2002年4月改編で地上波のドラマを強化した編成をひいてきました。かなりパターン化されたスタンダードなドラマしか作っていないNHKが、この編成を機に勢いを持たないように、民放らしいバランスより飛び抜けた表現をしたドラマを見てみたいと思うのですが…とりあえず、期待して4月改編を待つとしましょう。
 
 


4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 インデックスへ
 

ホームへ戻る
 

(c) 2002 sh-kato