sh-katoの電子掲示板 フリートーク放送ネタから('98年度)
 

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やはり「こどものおもちゃ」も
NHKの最近の特色
英語の日本語表記はいろいろひっかかる
サザエさんの件で思うこと
CMでだまされませんでしたか?
あのCMはシリーズだった
7月改編のドラマを見て
NHK-BSの画面を見ると(8月から)
放送ネタのつっこみ(系列・資本)
NHK-BSの画面を見ると(9月から)
そろそろ放送は改編の季節
Heartful Station(AM KOBE Sat. 23:00)
98年4月改編(TV)のまとめ
潜水艦でなぜ「あさま」?
とうとうポケモンもスペシャルか
10月改編のTVアニメ
98年10月改編のTVドラマについて
11月 12月 1月 3月    
アニメとバラエティーで気になる記事
日経11/4一面の記事
サザエさんの提供が変わる!
12月改正のJR東日本のTVCM
あくまでも、うわさ話
不遇なオープニング その続き
祝! 西村由紀江さんCM出演
JR東日本のCM 2題
年末年始のCM(北海道版)
Re:昔のアニメと今のアニメ
1月改編TVドラマを語る
NHKスペシャル「世紀を越えて」をみるべし
Re:のぞみのCMに出ている桜のあるお寺
今週の気になった記事
   

 

○98/04/14  やはり「こどものおもちゃ」も

 タイトルを見て勘違いしている方もいると思いますが、テレビ東京系で2年間
放送された「りぼん」連載のマンガのアニメ化した「こどものおもちゃ」という番組に
ついてです。(金18:00でした)

 いじめ、学級崩壊、両親の離婚、嬰児産み捨てなどなど、ストーリー上に
展開された素材の表現について、感銘を受けた方、その内容を期待しているの
でしたら、後日ひょっとするとやるかもしれませんが今回は取り上げません。
(そんなのは、どっかの新聞の番組意見欄でやってますから)

 この番組の特筆すべき点は、まず2年間子供向けアニメとして放送できた点。
最近のアニメーションは、10代後半以上をターゲットにした企画か、
過去の作品のリメークが中心となっています。(なんか20代から30代
前半と言い換えてみると、ドラマの状況そっくり!)
 18時台がニュース一色になった現状から、視聴率のとれない子供向け
アニメは、ビデオでの2次使用権の回収ができない、ということようです。
(玩具メーカーの提供が少なくなりましたし。バンダイは例外。
 アニメビデオ制作・販売子会社がありますから)
 その中で、2年間の放送したこと自体がすごいことになってしまいます。
(全放送話102。2年間でほとんど放送を休止していないのもすごい)
 この状況は、NHKが教育とBS2でこの時間アニメを放送せざるを
得ないことからも分かると思います。

 次に、表現方法。暗くなる素材に対して、場面転換に字幕や本編以外の
登場キャラのつっこみ、BGMなどによりスッパリと切り替えてしまったり、
ギャグで包み込む、登場人物がしゃべりまくるといった、手間のかかる手法で
なんとかしてしまっています。(これは、実際見ないとわかりにくいし、
その部分が結構おもしろかったりする)
 さらに、張った伏線をきちんと使い切るストーリー構成には、毎回感心
させられました。(簡単にいうと、新世紀エヴァンゲリオンの逆ですね)
最終話の内容に、番組初期の内容が絡んでくるとは思いませんでしたし。
(こんなドラマ、見てみたいと何度思ったことか)

 また、制作側がキャラクターや脚本をきちんと構築して、制作側の意図に
沿った内容にうまくコントロールできている点は、最近のキャラクター依存の
アニメやドラマのストーリー組みを見るにつけ、きちんと仕事している
といった感じがします。

 この「こどものおもちゃ」の監督が「すごいよ!!マサルさん」の監督
だといったら、納得されるでしょうか。
 また、途中まで演出として参加していた人が「はれときどきぶた」の
監督をしているといったら、何となくこのアニメ自体が持つドタバタぶりが
分かるんじゃないかと思います。

 こんなこと書いているうちに、視聴者を「極端に」意識することなく、
自分の作ってみたい世界を堂々と「手を抜かずに」提示できる制作者が、
エンタテインメント全体に少なくなっている現状を、逆に感じてしまうので
ありました。

○98/04/28  NHKの最近の特色

 NHKの「ローカル」ニュースで見たという方の掲示板の
返信で、ローカルでなく「地域」を使っていると書いてみたら、
他の方が、いろいろ書いてくれましたので、ところを変えて返事します。
(もともとは、鉄道ひろばの内容からでした)

 NHKが大型連休ということについては、はっきりとした理由を特にNHKと
して提示していないと思います。(連休じゃない人がいるのに、連休を
使うこと自体で愚痴る人がいるので)
 たぶん、ゴールデンウイークの命名がかつての映画産業がつけたことに、
その理由があるんじゃないかと思うのですが・・・。
(NHKでは、一般的名称でも商標を使うことをなるべく避けるように、
 決められているらしいですから)
 視聴者センターにでも問い合わせれば、きちんと答えてくれるはずです。

 最初に戻って、NHKがローカルから地域に変わったのは、確か89年度
からのはずです。ちょうどこのあたりから、演奏所(番組送出設備のある施設
(もっと平たくいうと、スタジオを持つ施設)を指す。電波法の用語らしい)
を持つ放送局を各県一つに限定する方向になったのと、どうも無縁でない
らしい。地域向けの番組が、結構大きな区割りに変わったのを、気づいた方は
少ないと思います。(都会の方は知らないと思いますが、NHKの放送局
機能の存続を周辺地方自治体が陳情したなんて話しもあります)

 NHKエンタープライズ21などを通じて、他の番組製作会社との共同
制作番組が増えてきたため、NHK独特の放送用語が制作現場では少なく
なってきたらしいのですが、送出技術などでは結構民間放送(商業放送と
言い換えても正しい)と違う用語が生きているようです。
 私もそれほど知っているわけではないので、その辺の話はおいておきます。

 この手の話が、もともと私が興味を持っていた内容の一部にあたりますので、
結構長い話になりますが、今回はここまで。
 放送法から、受信・送信技術、番組制作まで、いろいろと広く浅く
この辺の知識はありますので、ご興味のある方は、掲示板への書き込み
してみてください。濃い返事になるかもしれませんが。

 ○98/04/30  子猫のキャラクター?

 緊張感ないだらだらした内容ですか・・・。
 思い当たることが結構あるのですが、自分ではどうしようもないので相変わらず
マイペースで書き込みさせていただきます。

 再びNHKネタなんですけど、日本放送協会国内番組基準の第12項「広告」
の2に、「放送中に特定の団体または個人名あるいは商業名が含まれる場合は、
それが、その放送の本質的要素であるかどうか、また演出上やむをえないものか
どうかを公正に判断して、その取り扱いを決定する。」とあるんです。

 だからって、「子猫のキャラクター」とか「怪獣のキャラクター」と
いうのには、めちゃくちゃ違和感がありますね。思わず笑ってしまいました。

 それぞれ昨年度3000億円、4000億円の関連商品を売り上げた、
といえば分かると思いますが。

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○98/05/05  英語の日本語表記はいろいろひっかかる

 タイトルと違って、たぶんずれた方向に行く内容ですが、
それは「いつものこと」と思ってください。
(最近はやりの「警告文」です)

 テレビ番組などをよく見ている、というのは結構この場でも書いています
ので、どの手をよく見ているかはみなさん分かるとは思います。
 そんな中で、題名でひっかかったのは「カードキャプターさくら」
(すいません、またマニアックなNHK BS2の番組で)

 キャプチャーという言葉を結構使っているので、キャプターというのには、
何が違うの?ってかんじになりましたが、よく見ると違いがあるんです。
 キャプチャー(capture):動詞 捕らえる、攻略する、獲得する
                 名詞 捕獲、攻略、捕獲物
 キャプター(captor)   :名詞 捕獲者

 この手の違いで思い出すのが、シミュレーション。
 simulationとつづるので、シミュレーションと書物などでは表記される
のですが、(でも間違った表記をしているものも多いように)
話し言葉になると「しゅみれーしょん」となってしまうんですよ。
大学時代の研究室で、その手の違いを指摘されて、妙に納得したものです。
(放送でも、書き文字はシミュレーションで話し言葉はしゅみれーしょんです)

 それはそれとして、子供向けとよばれるアニメーションがむちゃくちゃ
減っていますね。特に、恋愛のドキドキ感を(ストーリーの一部ながらも)
表現しているものは、本当に少ないものだと「カードキャプターさくら」を
見ると考えたりします。
 さらに蛇足。カードキャプチャーさくらにでてくるケルベロス(というより
ケロちゃん)の話す言葉は、大阪弁に近いのかどうかよく分からないので、
見てしまったことのある大阪の方、ご連絡ください。(妙に気になっています)

 ○98/05/31  サザエさんの件で思うこと

 サザエさんは、本当にみなさまに愛され続けているアニメ番組、
という印象を最近の掲示板の内容から一層強く感じました。
 そういっている私は、ここ数年はほとんど見なくなってしまいました。
(たぶん夕食の買い出しにいっている時間だからだと思うのですが)
 ですから、知らなかったことばかりで驚いております。

 サザエさんの声優の話といえば、4年ほど前になるのでしょうか。
声優に対する出演料に対して色々あって、結局いったん上げた金額を
下げないことで合意に至ったということになったとき、サザエさんの
声優さんを変えるのでは、という話があったようです。
 出演している方々が芸歴が長く、このままの出演料だと現在の制作費では
とても払えないから、がその理由だったようです。
 結局、視聴者からこれほど愛されている「声」を変えるのは難しいという
ことになって、スポンサーも制作費アップすることで合意したため、
変わることは回避されたようです。

 ですから、声優さんが変わるということは、サザエさんではよほどのことが
ないと難しいと思っていましたので、(カツオの声が変わったことを見て)
高橋和枝さんになにかあったのでは、とすぐ思ったのであります。
 ずいぶん昔の話になりますが、高橋さんがCXの番組にでていたことがあった
のですが、そのころも私から見ると元気なおばあちゃんといった感じでした。
 高橋さんは他の作品ででることがほとんどなかったようで、私は他のアニメ
作品では1度ほどしか聞いた覚えがありません。それは、たぶんカツオという
キャラクターの声に一生懸命だったのかもしれません。

 ですから私は、復帰を望むよりも「ご苦労様。そしてありがとうございました」
という気分です。

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○ 98/07/01 CMでだまされませんでしたか?

 JUDY AND MARYのPOP LIVEのCMをご存じでしょうか?

 私はすぐに気づいたのですが、ただ眺めていたのではたぶん航空会社の
キャンペーンのCMにしか思えないのではないでしょうか。

 沖縄のバージョンは、けっこう見られるはずですが、北海道バージョンは
ほとんど見かけることがないと思います。

 とにかく、見た瞬間笑い転げてしまいました。
 なぜか?は 見ていただくしかありませんね。
(曲がタイアップのようにあっているのもその理由ではありますが)

 ○ 98/07/21  あのCMはシリーズだった

 どのCMかというと、セガ・エンタープライゼスの企業CM。

 深夜のみの放映されているのですが、湯川専務(ご本人です)が
会社からの帰宅途中に「セガはダサい」と話す子供の声に傷つき、
社員(これは役者さんです)に問いかけるとみな横を向いてしまう。
繁華街で酔った末にちんぴらに殴られ、顔を腫らして自宅にたどり着く。
 と、いうものですが7月下旬から「夢編」、第3弾(8月下旬)には
立ち上がっていくセガが描かれていき、9月からはドリームキャストの
商品CMも始まるとのこと。

 ドリームキャスト発表前後の全面広告(新聞)のやり口といい、
取締役に就任した秋元康が久しぶりにコンセプトから加わった、
うまい宣伝戦略が動きつつあるなあ、と感じました。

 ゲーム機市場自体は、あくまでもシェアが確定したわけでなく、
今後どうにでも変わってしまう状況ではあります。秋元氏がどこかの
インタビューで「1回戦目に、セガの負け」と述べたことも、それほど
誤りではないのですが、セガ以外のソフト供給メーカーがどれだけ
シェアを奪える「キラーソフト」を開発するかの方が、宣伝戦略より
セガにとっては必要な気がしないわけではないのですが・・・。

  ○ 98/07/21 7月改編のドラマを見て

 今回の改編もやばいかな、と思ったら案外掘り出し物があって、
なんか嬉しくなりましたね。

 反町がこんなにコミカルな役ができることを見せてくれて、
思った以上にうまく原作を取り込めた(ような気がする)「GTO」。
 2話以降も勢いが止まっていませんから、安心してみられます。

 当落線上のような感じなのは、「ハッピーマニア」「ハルモニア」。
この辺の路線は展開によってはこけるかもしれないので、即断しにくいです。

 残りは混沌としています。ベースの層は確保できても、他の年代などを
巻き込むだけの勢いが、私が見る限りはいまいちかな?って感じです。

 この手のテレビドラマの話をするとき、まず男性の意見や勘は当たった
ためしがありません。それは、テレビというメディアがもともと女子供と
老人がメインの視聴者ということに起因するのかもしれません。
 ですから、私の言った内容にたぶんあてにならないかもしれません。

 まあ、参考までに。

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○ 98/08/05  NHK-BSの画面を見ると(8月から)

 NHK衛星第1テレビジョン・衛星第2テレビジョンの画面に、
 8月1日から右上の方に「BS1」「BS2」のスーパーインポーズが
 入るようになりました。

 これまでは、オリンピックやワールドカップのような大きなスポーツイベント
中継や、劇場用映画(ただし、こちらは時々はいる形でした)など2次使用を
防ぐ必要があるような番組に限られていましたが、とうとうすべての番組に
つけられることになりました。

 この理由を私なりに勝手に想像してみました。

1.地上波と同時放送の時、区別ができるようにするため。
2.2次使用(不法コピーによる海賊版販売)を防ぐため。
3.BSを見ていることを視聴者に認識させるため。

 どちらにしても、なれるまで当分目障りな感じがするはずです。

 海外のテレビ放送では、結構当然のようにあるのですが、日本ではそれほど
一般的ではなかったです。
 それとは反対に、日本だけらしいのですが、早朝から10時くらいまで
テレビ画面の左上に時刻表示があるんです。
(20年以上前、時刻表示は左下だったことを覚えている人、いますか?)

 ついでの情報。地上波の方で局名のスーパーインポーズを表示する例は、
NHKのニュースで一部あるのみだと思います。

  ○ 98/08/30  放送ネタのつっこみ(系列・資本)

放送ネタになると、めちゃくちゃいろんなことを書いてしまうsh-katoです。

今回も、ごらんのみなさま、おつきあいください。

 以下の引用文のことを、民間放送の歴史を書いた本では、
「腸ねんてん状態」とよく書いてあります。(実はこれ以外もあるらしい)

> この辺は放送会社を設立した時の資本の関係が関係していまして、だいぶ昔の
>事ですが、首都圏のキー局の系列が関西ではねじられていまして、TBS-毎日
>新聞社-朝日放送! NET(現在のテレビ朝日)-朝日新聞社-毎日放送!と
>関西では逆になっていましたのを、10ウン年前に直しました。

 この部分に関する内容は、実は厳密にいうと異なっているんです。
 東京放送(TBS)の設立当初(当時はラジオ東京)は、新聞4社が出資
しています。(マスメディアの資本集中を防ぐため、最近まで新聞などの
 資本比率は 10%程度に制限していたはずです)
 その後、テレビ局の開局とともに新聞社がTBSの独自の報道姿勢も
あって、資本から撤退したのですが、毎日新聞だけが最後までTBSに
結びついた関係を残そうとしていたというのが、本当のところです。
(各新聞社のTBS報道へのオンライン電話が、最後の毎日新聞も
 結局TBS側が切ってしまったことからも分かると思います)
 古くからの上場会社ですから、資本的には毎日新聞との結びつきは弱く、
このおかげで1974年まで俗にいう「腸ねんてん」状態がつづいたわけです。

 TBSが新聞とのあまり結びつきがない例
 現在、毎日新聞・東京新聞・朝日新聞のCMを流している。
(産経・讀賣はもともと出稿しないでしょうから)

 日本教育テレビ(NET)は、当初は朝日新聞の資本的なシェアはあまり
なく、東映と旺文社が実質的な主要株主でした。準教育テレビという
免許でスタートした関係上報道がもともと弱く、郵政省の意図もあって
朝日新聞と1960年代に結びつきを強めたというのが本当のところです。
(旺文社は日本文化放送(現 文化放送)の設立にも参加していて、そんな
 意味ではマードック氏に資本を明け渡すまで、他の放送局と資本的には
 風変わりな放送局だったんです。今でもテレビ朝日は文化放送のCMを
 放送しているのはこのためです)
(ついでに、文化放送はフジ・サンケイグループにいるのですが、
 主要株主が旺文社と聖パウロ修道会)
 全国朝日放送(通称テレビ朝日)と変更した頃には、朝日新聞とは緩やかな
結びつきだったのですが、明確に関係を強めていくことになります。

 毎日放送(MBS)だけでなく、ラジオ・テレビ兼営局は古くから
ある放送局である関係上、独自性がめちゃくちゃ強く、TBS系列の
放送局がその多くを占めているため、TBS系列はキー局の力は弱く、
新聞資本も相対的に力を弱いようです。
(実際、毎日放送の上位株主は銀行だったりする) 

 関西の放送局については、わたしより返信元を書き込んだ方が
詳しいので、再度引用します。

> 他の会社はテレビ放送後できた会社なので、よみうりテレビ放送は読売新聞社
>系、関西テレビ放送は、サンケイ新聞社系です。ラジオ大阪もサンケイ系です。
>関西テレビは、サンケイ新聞社と京阪神急行電鉄(現阪急電鉄)が設立した関係
>で旧阪急ブレーブスの試合は関西テレビが放送していました。しかし、ややこ
>しのは、毎日放送の前身、新日本放送NJB(ラジオ)がテレビ放送を開始
>する為、大阪テレビOTVを設立する前から、NJBには阪急資本が入って
>おりまして、毎日放送ではよく阪急グループの提供番組があります。
>いまは、ありませんがサテスタが阪急グランドビル「阪急32番街」にMBS
>スカイスタジオとして「おいでやす!馬場章夫です。」などに使用せれました。
>そして、毎日放送は堂島から阪急電鉄の再開発した茶屋町に本社を移していま
>す。

 朝日放送制作の番組などでは、ホテルプラザがよく聞こえてくるのは、
ホテルプラザが朝日放送の子会社だからでしょう。
 朝日放送は朝日新聞が筆頭株主ですが、ラジオ・テレビ兼営局で自社制作
放送の割合が多いためか、報道もそこそこ強く朝日新聞色は薄いようです。
(上場会社だし、テレビ朝日ほど資本が極端に入り込んでないらしい)
 大阪テレビ放送(OTV)は、その後ABCと合併していますから
ちょっとちがう点があるのでは。(1959年6月合併と書いてある:
NHK年鑑’85の13ページ参照)
 OTVの免許上の開局日は1956.12.1 MBSテレビは1959.3.1
 阪急電鉄は、関西地区で有数なクライアント(顧客)であり、
土地開発のデベロッパーであるので、資本関係にあまりよらず
放送局にいろいろな影響を及ぼしている、と考える方が正しそうです。
(この手の話は、地方に行くとよくありますよね)

>ラジオの系列はニッポン放送系のNRN、TBS系のJRNがありますが
>地方では、ごちゃ混ぜで番組をラインネット(入中)しています。
>今後は、デジタル化で廃業せざるを得ない会社も出るでしょう。

 ニッポン放送系というより、ニッポン・文化系といった方が番組編成上
分かりやすいと思います。
 ラジオ局のネットは、テレビよりもルーズになっておりまして、
NRN・JRNクロスネットがほとんどになっています。
 今でも売っているかなぁ、三才ブックスがラジオライフ別冊で
ラジオ番組表を1冊にしたものを発売しています。96年春版は
まだ手元に残っていますので、これを元にしたその辺の話は
いろいろできます。

> PS:NETテレビは日本教育テレビの略で元々、教育番組制作放送
>       の会社で1日の番組の中、午前中と夕方に学校で使用する番組が
>       放送されていました。
 番組制作をするというより、番組を放送する会社という言い方の方が、
日本の放送に対する免許の扱いとしては正しいでしょう。
 準教育テレビという扱いの放送局として、NETと日本科学技術振興財団
それに札幌テレビ放送(STV)がありましたが、1973年までに
この指定はなくなり、総合的に放送できるようになっています。

>      ちなみに、旧東京12チャンネルは科学技術振興財団が旧名称です。

 これも、厳密には違うので説明を入れます。
 関東地区・準教育テレビとしての免許は、日本科学技術振興財団に
与えられていましたが、テレビ放送事業が破綻したため、一旦廃局した上で
東京12チャンネル(現 テレビ東京)に新たに免許を与えたという
形になっています。
 このとき、日本経済新聞が資本参加することになって、今に至っている
ということです。(ラジオは、日本短波放送(ラジオたんぱ)で関わっていた)
 ちなみに、日本科学技術振興財団は、現在も存在しています。
(また、この財団は科学技術関連の番組づくりをするような話があるとか)

 長くなりすぎたので、まずはここまで。

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○ 98/09/01  NHK-BSの画面を見ると(9月から)

> NHK衛星第1テレビジョン・衛星第2テレビジョンの画面に、
> 8月1日から右上の方に「BS1」「BS2」のスーパーインポーズが
> 入るようになりました。
(四角に囲んであり、数字の方は白地の四角に抜き字でした)

 9月になったら、上記に書いてある表示が「BS 1」「BS 2」という
シンプルな表示になりました。
 いろいろあったんだろうなあ。

 確かに目立ちすぎていましたが、今回のはちょっとは気づきにくくなって
いますね。画面が白っぽいとほとんど分からなくなっています。
 

  ○ 98/09/08  そろそろ放送は改編の季節

みなさまこんばんは

 たびたびの放送ネタですが、おつきあいいただき毎度ありがとうございます。

 民間放送では、提供の契約が3ヶ月を基本として6ヶ月が限度のため、
ナイターイン・ナイターアウトをきっかけに4月と10月に番組改編を
行っています。

 7月からのドラマは、1ケタの番組が続出というていたらくでした。
「GTO」(CX火22:00)とその前の時間で周囲があまり数字がとれないという
運の良さで「神様、もう一度だけ」(CX火21:00)が20%以上ですね。
(神様、もう一度だけ は、内容的には単独では20%とるのは、ちょっと
 難しいと思います)
 たぶんボーダーライン越えは「ハッピーマニア」(CX水22:00)で、
ひょっとすると「青の時代」(TBS金22:00)が滑り込んでいるかも。

 9月のプライムタイム(19:00-22:54)での終了番組は、ドラマをのぞくと
以下のようなもののはずです。

るろうに剣心(cx火19:30)アニメ・中華一番!(CX日19:30)
 前者は中途半端(残りはビデオで、だそうです)京都編・島原編までは
 よかったのに、テンションが切れたのかな。
 後者はもともと2クール追加延長だったためで、予定通り。

家族そろってボキャブラ天国(CX火20:00)
 これは、製作会社(ハウフルス)をつなぎ止めるため継続していた(らしい)

真相究明!噂のファイル(ANB土19:00)
とんねるずの生でダラダラいかせて!!(NTV水21:00)
超コメディ60!(TBS木20:00) 追跡!テレビの主役(TX金19:00)
潜入!24時間(ANB月19:00) 強力!木スペ120分(CX木19:00)
福留の22の21(TX火21:00)
 情報番組やバラエティー番組の低調が伝えられて久しいが、その割に
 この程度の終了でおさまっているのは、次の番組素材が育っていない
 ことのようです。だから、本当にまずいものしか打ち切れないようです。

 スームイン!!朝!が違和感があるとか、めざましテレビで
時間を変えた矢先に事故が起こっちゃったとか、改編間際の9月になっても
一筋縄ではいかないようです。(普段見ないのに、見ちゃったもので)

 わたしのあまり好きでない、改編前後の特別編成番組の嵐が、
もうそろそろやってきます。
 そのためでしょうか、あまり見ない野球のナイトゲームを
見るようになるのは。
 

  ○ 98/09/08  Heartful Station(AM KOBE Sat. 23:00)

 今回のタイトルは、番組名です。

 この番組は、日本の放送局の番組ではある意味でかなり珍しいものです。

 最初に放送された放送局(うすうす気づいているでしょうけど、
あのRFラジオ日本)では、番組自体の提供であるキングレコードが
制作しているにもかかわらず、演歌以外は流さないという社長の意向
によって、17回でうち切られています。
(放送局などがつくっていないというのも珍しい番組ですが、
 ほんとにこんな一方的な打ち切り例は珍しい。)

 その後、何とか放送できないかと探してラジオ関西(AM KOBE)で
うち切られた半年後に復活して、今に至るということのようです。
(確か、そのドタバタが1991年頃の話でしたから、7年ほどたっているのかな)

 その後TBSラジオの深夜放送枠でも、放送されるようになった
らしいのですが、その枠(UP’S)がこの10月の改編でなくなるようで、
またAM KOBEのみの放送に逆戻りになるようです。

 これは、AM KOBEでの放送はキングレコードの提供ですが、
TBSラジオはPT(パティテーションの略:一定のスポンサーをつけず
スポットCMのように広告を募(つの)る放送形態のこと)のため、
放送局の意向で番組が一方的に編成できることによります。

 提供(スポンサー)と放送局の関係が分かりやすいものでしたので、
取り上げてみました。
(けっして、DJが林原めぐみだから、とか、最近番組ではがきが読まれたから
 ネタにしたわけではないのですが。まあ、それでもいいか)
 

 ○ 98/09/19  98年4月改編(TV)のまとめ

 ラジオで盛り上がっていますが、基本がテレビなのでこちらのほうについて
結構きつめの総括をしてみます。

 4月改編での結果は、こんな風にまとめられるでしょうか。

「現在の消費トレンドに、見事に捕まってしまった」

 制作側は、これまでのようにかつてあるものを引っぱり出してつくろうばかり
で、新たなものを作ることはあえてしていない。
 冒険をしたような番組は、ほぼ皆無といってよく、突発的な意外性にすがるも
のにバラエティーは終始している。
 マーケティングのしすぎで、とれるもの以外は数字がとれない状況になっている。
 結局、これまでよかったものだけがなんとかなっているが、それ以外は代替
すら見いだせない状況になっている。

 エンタテインメントでいうと、映画・ビデオででてきた状況が、昨年後半の
音楽ソフトを経てやっとテレビにたどり着いたという風に見ると分かりやすいの
ではないでしょうか。

 「いちばん」しか売れない状況は、今後も続くでしょう。

 バラエティーは、既存のものしか数字がとれず、ここ1年以内で始まった番組
は総崩れといっていいでしょう。CXの混迷が他へ波及しているといった
感じです。
 既存のものは、視聴する層が確定しているからで、いい意味でも悪い意味でも
安定調和というものになっています。(電波少年ですら、そう見える)
(志村けんでもでるかな、と思ったらTXでゴールデン復活だそうで)

 ドラマは、スペシャル枠を除くと、ショムニ、GTOの事実上の一人勝ち状態
です。(神様、もう少しだけ は、後半の盛り上がりがどうも欠いているようなので)
 TBSの総崩れには、あ然としましたね、途中打ち切りに近い状態(でも主題歌は
売れたらしい)のものもあるらしい。スタンダードなドラマづくりに戻らない
限り、復調はないのでは。(やはり得意技でまずは攻めないと)
7月改編のドラマに至っては各社ヒトケタがたくさん発生したらしい。
(キャラクター(俳優)重視、脚本重視ではどうにもならない)

 選挙になぞらえると次点以下の番組が、法定得票数を確保していないというの
が一番の問題ですね。

 アニメーションの話になると、カードキャプターさくらの一人勝ちでしょう。
 NHK BSで地上波と同内容放送以外で一番視聴率をとっているのは、
衛星アニメ劇場という事実もありますし、バトルコスチュームイラストの
募集に2500通以上という数字には、BS普及(1400万世帯)の度合いも
考えると既存の番組をのぞくと、注目すべき番組には違いないと思います。
(でも、かつてのCLAMP作品(OVAや映画)のようなオチに
 ならなきゃいいけれど)

 カーボーイビバップ・センチメンタルジャーニー・lain・トライガン・浦安
鉄筋家族・アウトロースター・ロストユニバースといった個別には(部分的な)
質のいいものも存在しましたが、商売的な波及効果や全体的な質を考えると、
これらは横一線にあるという方が妥当ではないでしょうか。
 それにしても、バンダイビジュアルは今や角川書店より商売がうまい。
(あげた作品の半分以上に絡んでいますから)

 ニュース・情報番組は、不況の時にありがちなセンセーショナリズムに
落ち込みつつあるような気がします。不必要にあおっていることに、自ら
気づかないのは今の新聞と同じ報道姿勢になってしまったからでしょうか。
 知らせないというのも一つの報道姿勢なはずですが、あまりに視聴者に
こびすぎているのは気のせいでしょうか。

 まずは、10月改編に期待するといったところでしょうか。
(でも、期待できそうにない)

 多チャンネル化といっていますが、個々の視聴者がながら視聴以外で
ほしがっている本当に見たい番組を、テレビの制作側はいまだ視聴者へ
提供できていない状況が続いているのが、不況とリンクしているのは
偶然なのでしょうか。もとより、制作側がつくりたくて仕方がない
番組をつくっているのでしょうか。
 見たい映画・買いたいCDやゲーム・遊びにいきたいスポットが
どうしてこんなになくなったのでしょう。
 その状況が、今やっとテレビ番組にやってきたようです。

 ○ 98/09/19  潜水艦でなぜ「あさま」?

 掲示板に書き込むことが、もはや趣味になってしまったsh-katoです。
 趣味というものは、一種の自己満足だと思っていますから、
他人からの評価とか他人に何かしてあげようとかいうものはなくて、
「ただ、伝えたいから書いてみる」というスタンスです。

 ラジオネタには飛びつくのに、テレビネタやアニメネタには
ほとんどの人が飛びついてくれませんが、あくまで書き続けますよ。

 と、前置きをしてJR東日本の本日(9/19)からかけ始めたスポットCM
について。

 一目見た瞬間に、「この大ばか者!」と思わずいってしまいました。

 画面しか見ていなければ、最後の「あさま」の画像がでない限り
長野行新幹線のCMと気づかないでしょう。(でも、潜水艦の中で
ポケット版のJR時刻表がでてきますが)

 とにかく見かけた方は、潜水艦の中の会話で笑ってください。
 私は、この手のばかばかしいのは好きですね。

--本文はここまで-------------------
掲示板で、CM再現。(無理があるが)

1,OCTOBER,1998
10:20 AM
と画面左隅

     画面中央に潜水艦

   画面下中央に
   1998年10月1日午前10時20分

画面は潜水艦の艦内に

艦長 :本艦はこれより長野へ向かう。
副艦長:不可能です。長野には海がない。
艦長 :でも湖があるだろ。
副艦長:無茶だ。
女性 :新幹線なら
副艦長:それだ、新幹線なら  (後半部に艦長の次の言葉がかぶる)
艦長 :川があるだろ。長野へ向けるんだ!
副艦長:あなたはまちがっている!

正面から見た潜水艦
さらに、あさまの先頭部(軽井沢付近)の映像に変わり

ナレーター:新幹線なら長野まで79分。JR東日本。
(音声は、ラジオを通したこもった音に)

東京?長野、最速79分。
長野新幹線「あさま」開業1周年

という字幕が画面中央にかぶる。
−−−−−

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○ 98/10/05  とうとうポケモンもスペシャルか

 あの事件(アニメを見ると必ず注意書きが入るとことになった)の
あとに放映される予定だったポケットモンスターの番組2本分が、
スペシャルで放送されました。
 時期が12月だったこともあってクリスマスと冬山のネタですから、
いま放送すると季節感がくずれますね。

 例の事件が発生したときは、ひょっとするとこれで終わってしまうのでは
と、一瞬思ったのですが、ピカチュウ保護へ向かったというオチに、
時代が変わったなあ、と思いました。

 それはそれとして、TVアニメだけ「パカパカ」に制限を加えたのに
CMとか(実写の)通常の番組に制限が加わらないのは、なぜなんでしょうね。
 

 ○ 98/10/13  10月改編のTVアニメ

 やっと今週になって一通りの番組が始まるので、ドラマなどの番組に
ついての総論は来週あたりに書いてみようかと思います。
(この時点からひどいことを書くと、見る気がなくなるでしょ)

 この掲示板を見る人々がほとんど興味を持たないと思われるTVアニメに
ついて、一通りそろってしまったので書いてみようかと思います。
(まだ始まっていない番組が現時点3つほどありますが)

 シリーズの続編は、たいがい前作を超えられない。
 キャラクターに頼ると、たいがい飽きられる。
 最近制作された内容に近い作品は、誰も見てくれない。
 原作をトレースすることからはずれたものは、あっという間に消えてしまう。

 このルールからはずれたものが、ほとんどないというのは困ったものですね。
 つまり、既存の路線からはずれたアニメ番組がなかなか見つからない、
ということです。
 子供向けがある程度多くあるはずのアニメ番組が、実はそうではないと
いう状況も、その遠因にあります。

 その中で妙に引っかかったのは、「彼氏彼女の事情」と「魔術師オーフェン」。
第1話で登場人物の必要最低限の説明をしつつ、番組がこれから見せていく
世界観がきちんと分かったという点での評価ですが、これすらきちんとせずに
本編に突入するTVアニメが最近多すぎますから。
(4月改編でまっとうに見られた「カードキャプターさくら」も、この点は
 クリアしていました)

 4月改編で1クールしか放送できなかった「カウボーイビバップ」は、
WOWOWノンスクランブル放送で26話全部放送するそうです。
 本来の第1話が事情によりTX系では未放映とか、ジャズやロックの
曲名がサブタイトルになっているとか、いろいろいわくつきの作品です。
興味のある方見てくださいな。(民放の表現規制は厳しいようで)
 

 ○ 98/10/25  98年10月改編のTVドラマについて

 一言でいうと、
 フジは力を分散して小粒になったが、他局がこけているので大丈夫だった。
 ということなのでしょうか。

 TBSは、本当のどうしたんでしょうか?
 ワイドショーも含めて語ってくれる「渡る世間は鬼ばかり」を除いて
なにも聞こえてこない。少なくともスタートダッシュはしくじっているようです。

 テレビ朝日は続編っぽい内容などはともかく、一生懸命つくったわりには
最初の引き込みからしくじってしまったようで…。浅野温子と野村佑香で
これじゃねぇ。

 日テレは、奇跡の人と世紀末の詩がそこそこだが、でもイヤーな予感がする
のは気のせいか?この二つ。ストーリーを除くと、私には違いがあまり明確で
ないような気がする。(狙いなどが)

 フジは明らかに力の分散かと思えてしょうがない。
 じんべえは、本当に1年前だったらよかったのにね。旬をはずしたような
気がします。走れ公務員!、ソムリエ、板橋マダムス、タブロイド、殴る女は
ほとんどおなじコンセプト。2勝3敗で十分、と思ったらそうなりそう。
 眠れる森はひょっとすると、を感じますが日テレ2番組といまいち違いが
見いだしにくい。でも、うまくいくと思える。

 テレ東は、我が道をいっていますから、まあいいか。

 それもこれも、マーケティングにはまってしまってドラマとしての新たなものを
見いだせない(日テレのこと)とか、スポンサーがお金を出さないため冒険
できない(民放全般のこと)というのが、一番の原因かもしれません。
 なにより、放送局でなくスポンサーにプレッシャーをかける視聴者が
存在するということが、その次にまずいような気がするが。
 

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○ 98/11/01 アニメとバラエティーで気になる記事

 両方とも1998年10月22日の日経夕刊のタウンビートの記事からです。

 まず、バラエティーの方。
 志村けんが2年半ぶりにTXで番組出演していますが、その辺について。

 最近のバラエティーは、いま受けている笑いのトレンドとして、一種の
ドキュメンタリーものや素人のキャラクターを全面にしたものなど、
いわゆる芸の積み重ねとは無関係の笑いが主流になっている。と、書いている。
 その部分は、私も異議はないし、私自身も(ずいぶん前から)飽きている。

 志村の笑いにはセリフはもちろん、一挙手一投足まで計算し尽くされた
あとがうかがえる。と、いう部分にはあえて異議を唱えさせてもらいたい。

 笑いを生む芸には本来、周到な準備と演者の普段の努力が必要なのだ
ということを改めて思い起こす。ということから、そういうふうに見ている
のだろうが、本気で計算し尽くしていたのは、萩本欽一氏の方が近いと思うのが
妥当ではないか、と思う。
 ギャグとしてのドリフトをするための前提は、確かに志村氏はきちんと
構築しているが、最後の一点はあえて準備をしないというかたちで
「オチ」を周囲の雰囲気から作り出しているといった方が正しいのでは。
CXでのバカ殿シリーズでは、相手方が予定以上の行動をしていくことが多いのに
きちんとオチがついていることからも、そう考える方が素直なのでは。
(この部分には、異議のある人が多いと思うが、それ以降に続くので
 それから、反論してください)

 実際に10月16日から始まった「集まれ!ナンデモ笑学校」(TX金19:00)を
見てみると、着地点としての「オチ」のイメージがどうも制作側との打ち合わせで
きちんとできていないらしく、志村氏だけが空回りしているように感じるのです。
 もとより、志村氏は本当にいまゴールデンタイムで新たなバラエティー番組を
する気があったのでしょうか?昔の芸でごまかしているように見えるのですが。
 それは、相手の芸を導き出すためには、そのためのある種の番組コンセプトを
つくらなければ適当なものをつくるしかないため、と考えるのが妥当でしょう。
 

 続いて、いまやコアなアニメファンやマスメディアからもノーマークになった
庵野秀明氏のちょっとしたインタビューについて。

 10月2日より放送中の「彼氏彼女の事情」というLaLa連載の同名少女漫画を
原作としたアニメの脚本・監督をやっているということで、その辺について
書いています。以前から少女漫画をネタにやってみたかったということを
いっていましたので、その辺はどうでもいいのですが、

「作るのが楽そう。手抜きをして最大の効果をあげよう」というもくろみは
くずれたとか。「寝る暇もない。(放送期間の)半年間こんな生活はできないかも」
と半分弱音も。

 という最後の部分に、「また、はまってしまったんだ」と思いました。
 番組を見ていると、最初は手を抜こうとしたのに、だんだん表現が
凝ってきていますから。

 下手なドラマよりも、きちんとギャグっぽくしたり、恋愛のドキドキ感を
うまく表現していますから、新世紀エヴァンゲリオンでだまされた方も含めて
ご覧くださいな。(でも、たぶん後半息切れするんだろうな)

 ○ 98/11/04 日経11/4一面の記事

 ハイビジョン実用化試験放送というBS-9chで世界でも珍しい時分割免許にて
NHKと民放が放送を行っているのですが、伝送方式がアナログのため、
デジタル方式の変更にあわせて2003年にうち切る方向で検討
 と、いう話が日本経済新聞1998.11.4の一面に書いてありました。

 1994年に郵政省の放送行政局長がそんなことを表明して、NHKや
電機メーカーなどから強い抵抗にあって撤回したという話があったのを
覚えているでしょうか?

 記事の内容から、たぶん郵政省の有力筋からの情報だったと思うのですが、
放送の場合はNHKという技術も持っている特殊法人の意向を無視して
動かないというのが一般的ですから、たぶんこれは日経の勇み足。
 NHKは一生懸命ニュースでその内容の否定をしていますし、郵政大臣も
そのようなコメントをしていました。(たぶん、民放はほとんど報道しないはず)

 2000年末から始まるBSデジタル放送はHDTV(高品位テレビの
こと。ハイビジョンはあくまでアナログ伝送における日本でのHDTVの通称)
方式と決まったため1チャンネルまるまる使うことになり、現在アナログ伝送
でのTV放送のチャンネルが削られるのはやむを得ない、との推測もあった
らしい。
 でも、HDTV用のソフトがまだ十分ない現時点であっさりデジタル転換
とはいかないのではないでしょうか?(消費が戻っても、2?3年で
デジタル方式の機器への移行するほどの消費はあるのでしょうかねぇ)
 そもそも、ハイビジョン実用化試験放送を本放送にするという話は、
どうするのでしょうか。

 アメリカの方で始まったデジタル方式の地上波の放送の状況を見るにつけ、
(確か、最近始まったんですよ)デジタル方式の覇権にあくせくする郵政省
上層部と、ソフトを着実にストックしてとりあえず予定通りの方向へと画策
するNHKと、ソフトを増やすことに躍起になっていて方式どころでない
民放の立場が分かりやすく見えた話でした。

 ○ 98/11/05  サザエさんの提供が変わる!

 これまでサザエさんの提供は、見かけ上東芝1社だけでした。
 なぜ「見かけ上」であるかというとクレジット(テレビなどで、番組提供の
スポンサー名を最初に表示すること)としてでてくるのが東芝だけだった
のですが、実際は、日清食品などがそのクレジットの前後に(各局毎のもの
以外の)CMをかけていましたから、見かけ上なわけです。

 11月8日放送分から、東芝が従来の半分にCM枠を減らすことになり、
日本マクドナルド、コカ・コーラ、日清食品、カルビー、旭化成工業が
新たにクレジットにでることになります。
 食品関連のスポンサーの打診は、ずいぶん前からあったようですから、
やっと要望通りのクライアント(顧客)がついたことになります。

 でも、TBS系の日曜劇場はまだ続けるようですね。

 ATM・CD事業の沖電気への売却や本日(11/5)決まった冬の一時金が
日立とおなじ2.15ヶ月となったこととあわせて、総合電機メーカーは
大変な時代になったものだなぁ、と感慨深く記事を見ていました。

 つまり、あのスペシャルが見かけ上の東芝一社提供の最後のサザエさん
だったんですね。
 
 

 ○ 98/11/25  12月改正のJR東日本のTVCM

 クリムゾンタイド をパクったCMが連続してくるとは、思いませんでしたね。

 内容はどこかにまかせて、秋田へ行こうとする潜水艦の艦長も
艦長だが、「こまち」を56席(増結された1両の座席数ですよね)
さっさと予約してしまう「なっちゃん」こと田中麗奈さんも、
とんでもないといえばとんでもない。
(ちなみに彼女は、まだ福岡の方で高校生のはず)

 挙げ句の果て、修学旅行を装いあの東京駅の新幹線ホームに並んでいるんだから、
もう笑うしかないよね。
 

 

 ○ 98/11/25  あくまでも、うわさ話

 ある民放基幹局の番組についてのうわさ話。

(話半分で見てくださいね)

 6時からやっている朝のワイド番組を、10月後半という早い時点で
10月改編後の2クール(6ヶ月)でうち切ることを決めた(らしい)。

 昼の番組で、ヒトケタ前半のためうちきった番組のあとに10月から
始まった番組が、番組開始数日で前の番組よりさらに悪い数字を
出した(らしい)。

 適当に推測してみてくださいな。

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○ 98/12/04  不遇なオープニング その続き

 みなさん こんばんは

 「彼氏彼女の事情」(TX 金 18:30)というアニメのオープニングアニメの
その後ですが、11/20と11/27放送分は放送されました。

 しかし!
 番組内容をいっぱいに詰め込もうとすると、そのしわ寄せが
オープニングアニメの方へいくようです。
 前の週の展開から予想した通り、
 12/4放送分はオープニングアニメはなし。
(これで、1分30秒は稼げますからね)

 そこで、本編の内容についてちょっと紹介しておきますね。
(と、いっても転がっている資料を引っぱり出して書き写すだけですが)

 才色兼備でクラスの人気者・宮沢雪野。でも、それは仮の姿。
 本当は他人によく見られることばかりを意識した「見栄王」だった。
 ところが、高校に入学してまもなく、彼女の正体を(彼女が勝手に)
対抗意識を持っていた同級生の有馬総一郎に知られてしまう。
(というのをコミカルに描いたのが、ACT 1.0 彼女の事情)
 本当の自分を素直に見せ合い、分かり合えたふたりに恋が芽生え…。
(この辺が ACT 2.0二人の秘密 と ACT3.0彼氏の事情 の内容だったはず)
 

 プロットだけみると、たいして興味をわかない人がいると思います。
 適当に見て「いまの少女漫画は目がきらきらしないのか」といった
部分しか見えないようだったら、まあ年齢相応でしょうね。
 コミカルにテンポよい部分もありますが、素直に気恥ずかしいくらい
純粋に(たぶん原作で表現されているであろう)恋愛や心理描写を
描けている部分には、TVドラマに見習ってほしい部分であります。

 まあ、自分がある意味で優等生みたいな部分が高校時代ありましたからねぇ。
 そのため、結構自分のなかで引っかかる部分が多いことも事実ですが。
(現に半年だけですが、高校時代ホームルーム委員やったことあります)

 まあ、だまされたと思って見てみてくださいな。
(まさか、ピンクレディーのUFO(でも歌っている人は別)を
 番組中で聞くとは思わなかった。ほれほれ、歌詞を思い出してみて)

 ○ 98/12/09  祝! 西村由紀江さんCM出演

 今回は、あえて思い入れをこめて書かせていただきます。

 サッポロビールの「冬物語」という冬季限定のビールがありますよね。
 その今年のCMに、西村由紀江さんが出演しているんです。

 唐突に名前を出してもたぶん分からないと思いますが、
「101回目のプロポーズ」というドラマの「サウンドトラック」の
作曲やピアノ演奏をしていた人、というと何となく彼女の曲調が分かる
かもしれませんね。

 結構いろいろな場面で聞き流しているような音楽として、彼女のピアノ曲が
あなたの周りで聞こえているはずですよ。

 昨年度(1997年)の新・日曜美術館でレギュラー出演して以来、久しぶりの
TV出演かと思ったら、最近NHK総合TVにもでていました。
(ちょっと前に紹介した、NHKスペシャル「マネー革命」第1回の放送の
 あとの番組、音楽の都 ザルツブルクの夏?世界最大の音楽祭 という
 番組にでていました)

 まずは、だまされたと思って

 Virgin  PCCR-00170
  月いろのつばさ PCCR-00259
  大地の歌    PCCR-00280  いずれもポニーキャニオン

 を、まずは買ってみて聞いてみてくださいな。

 彼女のプロフィールは、 http://www.yamaha-mf.or.jp/art を
探すとでてきます。

(8月 シアターコクーンでのコンサートにも行きました)
(西村由紀江さんと同い年とは、いまでも思えない部分がある)
 

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○ 99/01/10  JR東日本のCM 2題

みなさん こんばんは

 旧友から、以下のようなメールが「業務連絡」として届きました。

>TVCMでやっているJR東日本のCM「電車でGO!2もどき」ですが
>思わず「電車でGO!2」のCMかと思っちまったよ。
>
> そこでお願い、CM名誉評論家のsh-katoさんのコメント
>を是非頂きたいのですが。
>
>掲示板にて待っております!

 私は、年末にすでに見ていたのですが、あまり語りたくないなぁ
と思っていたのと、年末の忙しい状況で書き忘れていたということも
あったのですが、リクエストがあったので書かせていただきます。

 JR東日本の「踏切事故0(ゼロ)運動」のCMなのですが、
 わざわざ「電車でGO!」に似せたアーケードゲーム機(ゲームセンターの
機械のこと)で実際にゲームを楽しんでいるサラリーマン(なんか変な人
のように見えるのは、気のせい?)が、突然踏切にクルマが立ち往生する
画面になって驚き、ぶつかってしまうというものです。
 ストーリーはこんな風に文章にすると、大したことがないのですが、
映像にするととんでもなく「おもしろい」。

 私が一番おもしろいなぁ、と思ったのはこのCMの最後。
 そのゲーム機の近くに、作業員が来て折れた遮断機を持って現場検証?
のようなことをやっているというのが、仮想のはずの事故に変なリアリティー
を持たせる結果になって、よかったですね。

 今までは、「こんなひどい事例があるよ」と言った提示・喚起型のCMで
したが、ある種事業者側の視点で踏切事故をとらえた点でも、興味深い
CMではあります。
 

 もう一つJR東日本のCM。
 こちらは、企業(グループ)のCMで、実は全国放送されているのですが、
誰も気づかないので書いておきます。
 きれいな画面に企業名が羅列するだけのCMですが、どうもこの手のCMは
似たようなものになってしまって区別が付きにくい。
 見たときは、東武鉄道や相模鉄道などのCMとの差が分からなかったなぁ。
 高橋洋子さんの曲は、それなりにいいんだけど、その程度ものも。
 NTTグループ並の企業CMは、やはりつくりづらいんだろうなぁ。
(JR東日本企画は、国内広告代理店9位だろ。もう少しマシなのつくれよなぁ)

 今年も、TVを中心としたマスメディアの話も、結構書きますので
おつきあいください。

 ○ 99/01/10  年末年始のCM(北海道版)

 帰省の話(旅日記にて書いている)で書こうかと思ったけど、最近
フリートークが静かなので、こっちに書いてみます。

 年末年始はいつも北海道に帰省しているので、他の地域のCMの状況は
全く分かりません。参考になるような情報をお持ちの方、感想程度で
結構ですが、掲示板へ書き込んでください。

 それでは、本題。

 年末のCMは、特に目立ったものは少なく、初売りなどのCMなどをのぞくと
日祝日並みのCMのラインナップといった感じ。

 北海道では、夏・冬かまわず大型の温泉ホテルのCMがかかるのですが、
画面を見ると昨年以上に宿泊価格を下げているような気がしました。

 年始のCMには1998年あたりから、あの琴の音とともに止まった画面で
新年の挨拶をするというCM(「賀正CM」とでも言っておきましょう)が
北海道では激減しまして、1999年はとうとう正月三が日で3種類しか
見ることができなかったという状況になりました。
 ここまで不況が深刻だと言うことを、目の当たりにした状況です。
 おかげで、1月開始の番組宣伝を何回も繰り返し見る羽目になりました。
(それは、他の地域でもひょっとすると同じだったかもしれない)

 年始恒例の「フジフイルム」は、特に語る必要はないですね。
 2パターンだけというさみしい状況だが、より俗っぽい七福神を見て
楽しんでしまいました。(前の年の方がいいという人も、結構多いだろうなあ)

 そういえば、この年始。ハウス食品のCMはほとんど目立たなかったですね。
 全般に食料品関連のCMは少なかったですね。
 かつては集中砲火のようなコンビニのCMも、元日営業の大型スーパーの
せいか、それほどかからなくなりました。
 それと反対に、自動車メーカーのCMがめちゃくちゃ多かったような
気がします。

 「試される大地。北海道」というキャッチフレーズ。
 北海道にいると結構いろいろと見かけるけど、道外に出るととたんに
見かけなくなってしまいますね。このキャッチフレーズのPRも今年は
「試される」のではないかと思いますよ。
(群馬にいて、このキャッチフレーズのCMは1回しか見ていない
 それも、深夜に近い時間)
 
 

 ○ 99/01/20  Re:昔のアニメと今のアニメ

>昔のアニメはアニメの中に道徳的な教育が入っていた様に思います。
>みなしごハッチ、けろっこデメタン、ムーミン、アンデルセン物語などです。
>子供と大人が一緒に観ていて、道徳を教育するのに丁度良いのです。

 でも、それは「大人と一緒に見る」からこそ教育的になるのであって、
単に番組を見せるだけでは、そんな受け止め方にならないのではないか、
と私は思うのです。

 実は私にとっては、道徳的な内容でない、むしろこれはまずいと思えるような
TVマンガも結構多かったと思いますし、むしろ私などそっちの方も
含めていろいろ見ていました。TVが1台しかなかったですから、
当然親も見ていましたが、いろいろなことをそれを見ながらいってくれました。
親の価値観で、私は嫌だ、ということもありますし、これなんかいい、
なんていうこともいろいろありました。
 それが、結果としてTVを見る目を養っていったような気がするんです。
(まあ、それを見つつ、NHK特集の開始当時からきちんと見ていた小学生と
 いうのも、変わっているといえばそうですが)

 だから、ポケモン問題以降フジ、テレビ朝日、テレビ東京がアニメーションの
放送時に、字幕などで注意書きをしていることについて、「テロップで流れる
ようでは3歳児では読めない。(コチ亀のように)歌いながら説明するように
、幼児に分かるように工夫してほしい」などという本末転倒な話を見ると、
どうもなんか違っていませんか?と言いたくなります。

(すみません。今日はちょっと暴走気味かもしれません)
 

>しかし最近のアニメはその様な物が無いと思うのです。

 ないわけでなくて、見えなくなっていると考えるのが妥当ではないか、
と思います。特に、民放ではおもちゃメーカーが提供から離れてしまった
ため、子供向けの企画自体が通りにくくなっているのかもしれません。
 NHK教育やNHK BS2あたりでは、それなりにやっていますので、
その辺をまずTV欄で眺めてみてはいかがでしょうか。
 19時台のアニメはほとんどなくなっておりますし、あるの放送局は
できればその時間帯での子供向けのアニメを放送したくないといった
考えだったという話もあると聞いています。

>面白ければ良い、それだけのようなアニメの様に思えます。

 その視点は、一部あっていますが一部偏っているような気もします。

 おもちゃメーカーが提供から離れた後、10代後半以降をターゲットにした
アニメがTVアニメの本数増加になっています。
 もともと、子供向けにつくる必要がないので、そのターゲットの嗜好に
あわせた作品がどうしても多くなりますし、放送時間も深夜などに放送
されており、そういうふうになるきらいがあることは否めません。

 しかし、あくまでも子供向けの作品を提供しようという動きも、
あるということは認識していただきたいと思うのです。
(でも、アニメ番組はあくまで教育の素材に過ぎない、という認識にしないと
 制限ばかりで子供向けアニメは平板なものしか作れなくなるような気がします)

>最近のアニメをじっくり観る機会が無いので、良く判らないのですが、
>昔のアニメのほうが良かったなあーと思ってCS放送を観ています。

 それはそれとして、現在おもしろいと思えるアニメ番組が少ないという
事実は現実としてあり、そのため昔のアニメを再認識するという動きは、
引き続いていくようではあります。
 でも、そんな風な「遺産」を食いつぶしていくうちに、エンタテインメントの
素地が失われていく可能性があることを考えると、これでいいのかな?
という感じには、なってしまいます。

 与え続けていくことが、人をダメにする一番確実な方法である、
などと言った人が私の知り合いにいました。
 今のアニメーションの制作の現状は、どうもこんな事態なのかも
しれませんね。
 

 ○ 99/01/28  1月改編TVドラマを語る

 みなさん、こんばんは

 いろいろもう書いてはいますが、まとめてみてその傾向などを
語ってみたいと思います。

 今期のTVドラマは、過去にあったドラマや映画に基本設定を
借りているように見える作品が多いのが、特徴でしょう。
(この辺は、日経エンタテイメント!99年2月号の日本一短い
 ドラマガイドを見ると、わかりやすいはずです)

 こんな場合も、基本設定は借りたとしても、俳優などの素材を使って
うまく演出することによって、そのTVドラマならではのオリジナリティーが
でてくるはずなんです。

 ところが、その基本設定や素材にとらわれすぎて、ある一定の枠から
でてきた番組がでてこないようです。

 このため、その基本設定や素材をきちんと使い切るかどうかが、
今回のTVドラマの視聴者への興味を引きつけられる度合いの違いに
なってきていると思います。

 そんな視点で見ると、
 鬼の棲家、お水の花道、リング、オーバー・タイム、ボーダー、
夜逃げ屋本舗 あたりまでかなぁ。

 ただ、飛び抜けそうな番組がこれまで以上にない状況のため、
今後の展開でどうにでも視聴率が変化する可能性があるという、
まさに制作側の苦悩が番組にまで現れる結果になりそうです。
 

 ○ 99/01/30  NHKスペシャル「世紀を越えて」をみるべし

みなさん、こんばんは

 私たちが生きてきた20世紀という世紀が、どういう世紀であったのが。

 いろいろな「違い」をみていく手法での番組は、いろいろな国で実際に
数多く制作されていますが、「共通性」からその本質をみていくという
手法での番組は、NHK以外ではみたことはほとんどないように思います。

 その20世紀の共通した問題点を、「全体」と「個」の関係に主眼をおき、
その全体と個の関係が引き裂かれていく20世紀を提示した、
NHK特集「21世紀は警告する」というシリーズから15年。

 新たに、2年間43本のシリーズとしてNHKスペシャル「世紀を越えて」
が、今月よりスタートしました。
 このシリーズは、以下のような8つの大きな枠でまとめながら、個々の
番組を月2つのペースで放送していきます。

 1.地球・豊かさの限界
 2.ビックパワー
 3.戦争
 4.絆
 5.クライシス
 6.いのち
 7.テクノロジー
 8.未来世代

 視聴率が取れるような内容ではありませんし、あくまでも事実を映像で
きちんと見せてくれるだけの番組で、センセーショナルな番組に
なれきった人には、おもしろくないかもしれません。
 でも、こんな内容の方がきちんと見るべき内容だと、私は思います。
 
 

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○ 99/03/07  Re:のぞみのCMに出ている桜のあるお寺

>JR東海が最近流しているTVCMに出てくる京都の枝垂れ桜のきれいなお寺
>今年是非行ってみたいと思っています。見頃、お寺までのアクセスどなたか教えて下さい。
>宜しくお願いします。

 JR東海の京都キャンペーンとして流されているCMですね。
 厳密には、表題のようなのぞみのCMではなく東海道新幹線をビジネス客
以外が利用してくれる率を上げるためのキャンペーンとして仕立てられています。

 季節にあわせて年4パターン程度、このCMは制作されています。

 99年春のCMは、喜峯(よしみね)寺。

 東海道本線「向日町駅」下車 タクシー15分

 と、手持ちの資料には書いてありました。
(地元の方、フォローよろしくお願いします)

 長塚京三さんのナレーターで、

 ここの桜のように一年にたった一回でいい。
 人をこんなにも喜ばせる仕事ができればなんて思いました。

 というコピーも、毎回思うがなかなか練られていてうまいですね。
 

 93年から確か遷都1200年記念からはじめられたこのキャンペーン。
 このキャンペーンでは、関東圏・東海圏の人に向けて「KYOTO CLUB」という
京都観光の情報や特典を無料で会員に提供するサービスも、同時に
行っております。
 ちょうど、最近新たなMEMBER'S BOOKが届きまして、今回の返信は
それを元にして書いておきました。
 年4回 KYOTO CLUBからの情報が届きますが、そのたびに行こうかな、
と思えるくらい丁寧(ていねい)に京都を紹介しています。

 参考までに、テレビ朝日のみの放送で月-金 20:57 都のかほり
 日本テレビで土 22:54 京都心の都へ は、このキャンペーンのための
JR東海提供番組。こちらでは、30秒バージョンが見られます。

(そういえば、CMに登場する新幹線が300系から700系に
 変わりましたね)

 ○ 99/03/14  今週の気になった記事

みなさん こんばんは

 どうも、ここ1ヶ月ほど週の半分は出張という形になりそうなので、
書き込みたい内容がたまりまくってしまいそうです。

 それはそれとして、書ける範囲内で今週も新聞記事を中心に気になった内容を
書いてみようかと思います。

○売れるものしか売れないCD
 だんご3兄弟の話はともかく、1stアルバムがあっさり200万枚以上
売れてしまう宇多田ヒカルさんなどのように、ターゲットが明確になって
売れてしまった楽曲が、とんでもない数量で売れまくるという構造が、
今だ続いています。
 個々のアーティストに関する考察は、その手の雑誌におまかせするとして、
音楽産業としてはかなりやばい状態には違いないでしょう。

 単純にハードとしてのコンパクトディスクを作るというのであれば、
機械が作るのですから、その規模に応じて常に動くような体制で
生産することができれば、一番良いわけです。(それは、鉄道の運行も同じこと)
 そのためには、ミリオンをたまに売る層があって、10万枚程度を確実に
売る層がある程度の数のアーティストが存在して、さらに育てなければ
ならない層があるといった構造が都合が良いわけです。

 ところが、その真ん中にあたる層が全然育ってこないんですよ。
 いきなりミリオンをとってしまうか、はずれて全然売れないかの
両極端になってしまうんですね。

 制作側、というより消費者が選択した感じのある、売れるものしか売れない
CD販売の状況。私は望んでいませんが、実はあなたが望んでいた姿かも
しれませんよ?30代40代の層の多様なニーズが反映されれば、
たぶんこのようなゆがんだ市場にはならなかったのでは。
(私の知り合い(30代後半)で、90年代に入ってはじめ買ったCDが
 だんご3兄弟という人もいましたし)

○TVニュースはそんなにニーズあり?
 (通信)衛星放送で、ほとんどの民放キー局系列の会社がニュース専門
チャンネルを開始したそうです。
 どうも、(放送)通信衛星の有力コンテンツとして力を入れていきたい
という思惑からのようですが、ほんとにそうなのかな?
 ネット局からの「娯楽番組のCSでの強化は、ネット局自体の
存立を危うくする」という危機感に対する回避、という部分が大きい
ように見えるのです。

 TVというのは映像が不可欠なのですが、そのためにかなりのコストが
かかるんですよ。(参考までに、地上波TVでの番組「制作費」は、
約1千万前後といわれていますが、ニュース番組は1億以上らしい。
それも1回の放送で)
 それほどはかからないとは思うのですが、そこまでして作った映像つきの
ニュースを金を払ってまで必要とする人はいるのでしょうか。

 さらに、速報性の点でも、インターネットなど通信での文字情報で
十分ですよね。最初の一報は残しやすいという点もあり、「見逃しても」
何とかなりますからねぇ。(たいがい、ある程度の期間そのニュースは残る)

 そもそも、地域での放送にする程度のニュースを全国ネットで
流しているがために、ニュースにかかわる関係者に必要以上の
プライバシーなどの問題を生じたり、新聞を画面に出してその記事に
対してコメントしたり取材するといった状況が(ワイド番組ではあるが)
存在しているのに…。
 特徴的なニュースが、各社の思惑どおり作られて、ニーズが創出
されるのか、懐疑的であります。

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