アニメな話-7

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アニメ視聴率の動き(ビデオリサーチのデータから) アニメスポンサー一覧(2006.1) 2006年1月アニメざっと見 2006年2,3月アニメざっと見 2006年4月アニメざっと見
アニメスポンサー一覧(2006.4) アニメ提供会社の2006年5月での動き 涼宮ハルヒの憂鬱 のファン層以外の動きって… アニメ提供会社の動き その続き アニメスポンサー一覧(2006.10)
2006 年 10 月期 TV アニメざっと見 気になる上場会社の開示情報 アニメスポンサー一覧(2007.1,4) 経産省、ネットに作品公開市場――アニメなどの制作者発掘 など プロダクションIGとマッグガーデンが経営統合
アニメ関連上場企業概況(2007年6月と9月) 声をほとんど出さない主役キャラ2作 アニメDVD販売低迷、ビジネスモデル変調? 声優語り-10(大原さやか)
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●アニメ視聴率の動き(ビデオリサーチのデータから)(2006/01/06)
ビデオリサーチ社のサイトにある関東地区の視聴率データから、
アニメ番組の視聴率をまとめ、四半期(3ヶ月)毎に積算したグラフが
下記にあるPDFファイルになります。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/sh-kato/anime/051005-1.pdf
1ページ目
サザエさん・ちびまる子ちゃんは、低下傾向にようやく歯止めがかかった状況。
名探偵コナンは10年を経て、緩やかな低下傾向にある。
クレヨンしんちゃんは、時間枠を元に戻して安定したところ。
2ページ目
ドラえもんは放送回数減(2005.4Q)があるものの、おおむねスタッフ・演じ手の切り替えはうまく乗り切ったといえる。
ブラックジャックの低下傾向は、名探偵コナン同様歯止めかからず。
3ページ目
ワンピースの低下傾向は、放送回数減もあって、ここからは判別は難しい。ただし、ある一定の範囲の視聴率は確保しているといえる。
ポケモンは、AGになっての盛り上がりも落ち着いていて、低めで視聴世代が代替わりしつつ安定した形に落ち着いてしまっている。
4ページ目
金色のガッシュベルは、四半期毎の話の盛り上がりの波が積算視聴率にも反映しているようである。
5ページ目
NHK総合枠は、名探偵ポワロとマープルの好調さを持続できないものの、ある程度安定した視聴層の確保はしていると言える。
MBS(TBS)夕方枠は、期待度とストーリーの盛り上がりで時折10以内に登場する程度になる。
焼きたてジャぱん・BLEACHは、TX19時台としては善戦といったところか。
6ページ目
プリキュアは、ABC(EX)朝枠での想定数値をクリアし、安定から上昇傾向に向かっているといえそう。
7ページ目
NARUTOは、ここ1年以上の安定したストーリー構成を反映し、視聴率も安定傾向となっている。
8ページ目
アイシールド21は、テニプリのようなムーブメントを起こせるほどではないものの、内容を伴った安定した視聴率確保が出来ている。

●アニメ番組のスポンサー一覧を作ってみました。
anime_sponsor0601.pdf  (PDFファイル 2006年1月分です)
時間枠ごとのスポンサー自体の変化、放送枠そのものの変化が見て取れるかと思います。
過去分もあり
anime_sponsor0510.pdf  (PDFファイル 2005年10月分です)
anime_sponsor0507.pdf  (PDFファイル 2005年7月分です)
anime_sponsor0504.pdf  (PDFファイル 2005年4月分です)
anime_sponsor0403.pdf  (PDFファイル 2002年3月と2004年3月分)
anime_sponsor0404.pdf  (PDFファイル 2004年4月分)
anime_sponsor0407.pdf  (PDFファイル 2004年7月分)
anime_sponsor0410.pdf  (PDFファイル 2004年10月分)
anime_sponsor0501.pdf  (PDFファイル 2005年1月分)
 
 
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●2006年1月アニメざっと見
(2006/02/04)

キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2
前作同様の展開で、可もなく不可もなくといったところか。

それゆけ!徹之進
キャラの立て方や設定があまりこなれてなさそうだし、無理に落ちに向けて話を作って、かつキャラ設定をあわせている感じがする。

陰からマモル!
まあ、設定の範囲内で出来事を転がしているだけですが、ボケキャラとそれを守るという部分にとらわれて、周囲のキャラがそれと関連してドタバタを増幅させるというのがないのが惜しい。

よみがえる空-Rescue Wings-
かなり落ち着いたトーンで、映像も出来事も実在感のある雰囲気を作り込んでいると思う。ただし、引きつけるだけのキャラや出来事の魅力が見えづらいのがきついと思う。

爆球Hit!クラッシュビーダマン
これまでのビーダマンシリーズとそれほど差異は感じない。ベースとなる主人公の設定もいまいち差別化が感じられないのが気にかかる。

かしまし 〜ガールミーツガール〜
設定の突拍子の無さにとらわれた1話より、描きたい話に持ち込んだ2話以降でそこそこ見せ場がある話を組んでいる。でも、映像のかわいらしさのわりに話はオーソドックスな感じで、パターン化されてはいないもののターゲットが絞られているように見える。

半分の月がのぼる空
設定や話の組み方はうまく原作時点から作られているようだが、視聴者が感情移入すべきキャラなどの立ち位置がまだ確立していないため、話が引っかかり無く流れてしまっているようである。

吟遊黙示録マイネリーベwieder
前作なみにキャラの立て方もしっかりしているし、話の軸も明確である。しかし、そもそもキャラなどの設定自体に見る人を選んでしまっているようであるので、さらなる視聴層拡大は望めそうもない。

LEMON ANGEL PROJECT
どこかで見たような通り一遍のオーディションからグループ結成してデビューする話にしか見えないし、育てていくのと組み合わせようとしているにしては、あまりにおそまつな演じ手ばかり集めているようにしか見えなかった。

練馬大根ブラザーズ
セリフの多くがミュージカル仕立てはともかくとして、出てくるお金の猛者とそれにだまされつつ取り返す連中のドタバタは、しっかりと描かれていて、そこそこ面白いからまあいいか。

怪〜ayakashi〜
映像として、怪談ものの見せ方としては新たなものを見せていると思う。しかし、映像的な新奇さに偏っている気もする。

●2006年2,3月アニメざっと見
(2006/04/16)

鍵姫物語 永久アリス輪舞曲
キャラ設定にストーリーをあわせすぎて、平凡なキャラメインの話という印象以外出てこない。

落語天女おゆい
落語の語りや舞台を描くのか、学園もの的な部分を描くのかを両方とろうとしてバランスを欠いている気がする。ゆえに、各話の出来事に無理に設定を組み合わせている印象が強く、見る側にとって不親切な気がする。

エルゴプラクシー
とがった感じがきちんと描かれていて、作り手の得意な表現をのびのびと描いているし、そういったものを好む人にとってはかなり評価される作品だと思う。ただし、それゆえ敷居が高くて、さらなる拡大を制限しているといえる。

びんちょうタン
もともと各話の出来事で引っ張っていくというより、絵とは対照的に落ち着いた世界観を見せていく話であり、音楽・ストーリー・背景などがバランスよく作られているといえそう。

しにがみのバラッド。
丁寧にたぶん原作の持つ世界観を描けていると思うが、あまりに淡いトーンで描かれているために、そういったものを好ましいと思わないとみてくれない可能性が高そうなのが気にかかる。話数も少なめなのは、むしろ適切だと思う。

REC
設定も話も予定調和といえるキャラメインの標準的といえる内容になっていて、そのラインを外すことなく作られているといえる。ただ、ちょっとご都合主義過ぎる話の動きは、いかがなものかと思う。
 

●2006年4月アニメざっと見
(2006/04/16)

桜蘭高校ホスト部
実際の設定とそれを最初にうまくはぐらかして見せていくセンスのよさ、かつ絵の選択及び動かし方がうまくできていて、バランスよく作品として作られていると思う。

ARIA The NATURAL
前作の続編として、一定水準の確保が図られているといって良い。やはり、深夜ではそれが持つ表現もあって眠くなりそうでつらい。

スクールランブル 二学期
前作同様3分割以上のパートに分けてリズミカルに描かれており、キャラ設定に応じた絶妙のすれ違いで話を進めているといえそう。

xxxHOLiC
初見で引き込めるだけの分かりやすい設定でないだけに、徐々に見せ場を作らざるを得ないと思われる。そのため、まだストーリー上のテンションのかけ方がまだ試行錯誤している感じがした。それを補うように、映像としての違和感はそれほどない。

ああっ女神さまっ それぞれの翼
前作通りの一定水準で、話も映像も構築していると言っていい。新たなキャラクター登場での期待感もうまく作られている。

NANA
原作などのファンが多く批判も多そうな感じであるが、アニメとしてはスタンダードにきちんとおさえどころを描きつつ、進めていると思う。初見でも納得しつつ見られる点は、きちんと先への構築もできていることを示しているのではないか。

デジモンセイバーズ・おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜・ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!・リングにかけろ1 日米決戦篇・格闘美神 武龍 REBIRTH いずれも前作を引き継いでいるという意味では適切に作られている。

彩雲国物語
設定や描き方は中国とおぼしき場所をうまく表現しているが、プラスアルファとしての引きつける部分が見えにくい。

妖逆門-ばけぎゃもん-
子供向けとして標準的な設定及び描き方だが、その範囲にとどまってしまっている。

銀魂
子供向けとしては標準だが、プライムタイム向けとしては、キャラや設定が広げすぎていてぼやけすぎているように思えた。

スパイダーライダーズ 〜オラクルの勇者たち〜
元の設定をこなすことによる制限なのか、初見だと分かりにくかったり見にくかったりする設定や表現が多い気がした。

ZEGAPAIN -ゼーガペイン-
主人公の立て方は悪くなさそうだが、それが新たな場に巻き込まれていく出来事や、その設定といった部分に派手さがなく引き込みが弱い気がする。

きらりん☆レボリューション
描こうとする主軸がぶれて、アイドルになるなどの出来事に振り回されてしまっている気がする。2006年4月アニメざっと見-2  (「フリートーク」の「アニメな話 その2」)

シムーン
戦闘をしている理由などの設定が、いまいち引き込みとして弱い部分があり、キャラの絵的なかわいらしさとのストーリーとのズレを埋めきれていない気がする。

.hack//Roots
アニメとしての出来はよいのだが、これまでのシリーズの範囲内におさまっていて、新たなシリーズとしてみせる部分が感じられない。

獣王星
突拍子のない状況に追い込まれた主人公達という部分は描かれているが、次への期待感を直近の出来事だけで無理に引き込んでいるように見える。そういった部分から、まだキャラ設定にストーリーをあわせるといった雰囲気が感じられる。

妖怪人間ベム
設定も絵もすっきりしてしまって、引っかかりのあるものになっていない気がする。ただ、出来がいいアニメにはなっている。

牙-KIBA-
異世界にいっていながら、あまり主人公が困っていないことからも、次の一手が見えにくく、周囲が勝手に話を進めている感じがして、とりつく島もないと思えた。

ストロベリー・パニック!
いまいち主人公達の出会いがだら〜っと始まってしまって、ある種の危うい雰囲気もなく、アイドルっぽいものを描く時のように、単に絵と話が動いてしまっちゃうような…。

エア・ギア
設定や配役などはうまく構成されているといえるが、絵としての描かれ方や間とか出来事の並べ方などがバランスを欠いてしまっているように見える。原作などを見ている人にとっては、不満を持つ可能性があるように思える。

ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜
絵も話も設定もパターン化されすぎていて、切り貼りして作ったようにしか見えなかった。

錬金3級 まじかる?ぽか〜ん
おバカな魔法使いたちがエッチな絵も交えて表現するということに特化しているとすれば、その通り描けているといえるんでしょ。

ガラスの艦隊
戦闘とそれ以外の場面での出来事とのストーリー上のつながりが、いまいち希薄で、絵の質感としての差がある点がどうも引っかかる。

いぬかみっ!
どこかから設定を借りて描いているように見えるし、話もあまりにご都合っぽく進んでいる気がする。

ウィッチブレイド
際立った部分があるものの、きちんと日常的な部分も設定が作られて映像として納得いくものとして構成されている。ただし、ストーリーを引っ張る出来事がまだ弱い気がする。

THE FROGMAN SHOW
制作上の制限があるなかで、間もしっかり取れていて、きちんとギャグものとして描けている点は評価できる。たぶん、ネタを仕込むのが大変だろうなぁ。

プリンセス・プリンセス
いまいちアブノーマルである設定という部分が分かりにくかったが、標準的な深夜向け学園ものとしての描き方はしていたようである。

砂沙美☆魔法少女クラブ
キャラクターの設定を借りて、とにかく学園ものをやりたかったというだけの話になっているように見える。

ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜
作品の設定もある程度分かり、ちょっとキャラの設定に引きずられている気もするが、まあバランスよく次への話の引き込みもできていたと思う。

TOKKO 特公
説明っぽいセリフが前半多かった気がするが、まあ原作が持つであろう世界観やキャラクターを適切に描けていたと思う。でも、映像表現がR15指定相当ということでゆるみがあるようにもみえる。

●アニメ番組のスポンサー一覧を作ってみました。
anime_sponsor0604.pdf  (PDFファイル 2006年4月分です)
まだ作成途中ですが。継続している番組の提供の変化が結構ありますし、新たなスポンサーも登場しています。

時間枠ごとのスポンサー自体の変化、放送枠そのものの変化が見て取れるかと思います。
過去分もあり
anime_sponsor0601.pdf  (PDFファイル 2006年1月分です)
anime_sponsor0510.pdf  (PDFファイル 2005年10月分です)
anime_sponsor0507.pdf  (PDFファイル 2005年7月分です)
anime_sponsor0504.pdf  (PDFファイル 2005年4月分です)
anime_sponsor0403.pdf  (PDFファイル 2002年3月と2004年3月分)
anime_sponsor0404.pdf  (PDFファイル 2004年4月分)
anime_sponsor0407.pdf  (PDFファイル 2004年7月分)
anime_sponsor0410.pdf  (PDFファイル 2004年10月分)
anime_sponsor0501.pdf  (PDFファイル 2005年1月分)

●アニメ提供会社の2006年5月での動き
(2006/05/20)

この話は、PDFファイルを参照してください。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/sh-kato/anime/anime_sponsor0604.pdf

2006年4月分のアニメ提供会社一覧に5月で変更があったのに気づいた分を追加しました。

提供企業が月で入れ替わるというのは、実はよくある話だったりします。しかし、妖逆門で、タカラトミーがコールあり提供(60秒以上)から一般提供(30秒)に変わるのは、3ヶ月(クール)スパンではありますが1か月では珍しいといえそうです。シムーンでもビクターエンタテインメントがコールあり提供から一般提供に変わっています。

蟲師が地上波TV放映しなかった6話分の放送ですが、BSデジタル放送でのアニメでは珍しく、コールあり提供になっています。

ARIA The NATURALは、前作(The ANIMATON)より1社減の6社提供だったのですが、5月中旬よりメディアファクトリーが追加され、7社提供です。
これとからめて、マッグガーデンが絡むアニメ番組である西の善き魔女で5月中旬から提供をおりて別の企業に置き換わっています。

それだけでなく、いろいろな事情が読み取れるんじゃないかと思います。

●涼宮ハルヒの憂鬱 のファン層以外の動きって…
(2006/07/17)

角川スニーカー文庫の涼宮ハルヒを主人公とした一連の作品をアニメ化した 涼宮ハルヒの憂鬱 が独立U局を中心に2006年4月より6月に放映された。ビデオセールスもそこそこ好調であり、主題歌などもチャート上位に載るなどそれなりにヒットといえる状況といえる。

しかし、このファン層以外の動向というのは、その売り上げと対照的に芳しくないように思える。
まず、ブログや掲示板などのネットで、ファン層は積極的にアクセスをしているのであるが、まず原作小説などの前提を読むことを前提にして、その作品の良さを語っているように見えるためか、ファン層以外を取り込むことに必ずしも成功していると言い難い。逆に、場を選ばずに積極的にアクセスしたことによる反発も、かなりのものがあったと思われる。
また、そこまでいうなら…ということで見たファン層以外は、作品そのものの物語以外の部分(たとえばエンディングの主題歌)に興味を向けて取り上げてしまっているだけにとどまっている。
映像そのものは原作の持つ質をきちんと取り入れているが、原作の持つストーリー以上の何かを提供しているというところまでいっているという評価は、バイアス(ファンなりファン以外の見立てのズレ)を取り除いてみても、ほとんど見かけることはなかったと思える。(といっても、それほどしっかりと見ているわけではないのですが)

そういったことを見ていると、関係企業による宣伝活動やそこそこ厚いファン層に支えられたヒットではあるものの、それ以外に結果として訴求できずに終わっちゃったという印象が強い作品だったように、私は感じた。なんにせよ、TV放映を見ることができない地域にいる私に、なにそれ?と思われる情報がたどり着かなかった感じである。

●アニメ提供会社の動き その続き
(2006/09/11)

この話は、PDFファイルを参照してください。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/sh-kato/anime/anime_sponsor0607.pdf

2006年7-9月のアニメ提供での顕著な動きとしては、これまでクール(3ヶ月)を確実にCMを流し、発売時期に合わせて複数のCMを作る例が多かったCDやDVDの発売・販売する会社が、提供する番組に関連するものに絞って場合によっては1ヶ月だけという提供形態を取ることになったことでしょう。(例としては、ビクターエンタテインメントは、ケロロ軍曹やARIAなどで顕著に行っている)

また、DVDの各巻で素材映像を取り替えてCMを作る例が減り、1シリーズでほぼ同じCMを流すということが目立ってきました。一つの間で複数のバージョンを作る例は、スクールランブル2学期など少なくなっているといえます。(対照的なのはARIAで、2社ともほぼ同じCMを流している)

月を経て提供数や提供会社が変わるのは、番組の状況を端的に示しているわけでして、いろいろ類推できることもあるかと思いますが、それは個々に見ていただいて考えていただければと思います。
 
 
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●アニメ番組のスポンサー一覧。
anime_sponsor0610.pdf  (PDFファイル 2006年10月分です)
すでに更新情報の掲示板でアップ情報を流していますが、2006年10月分のアニメ番組スポンサーの
情報をまとめてみました。BANDAIとKONAMIの提供状況の変化が特徴的といえそうです。

再放送も増えていますし、妙に学園を舞台にしたものも多い感じかも。
いろいろチェックしてみてもいいのではないかと思いますが、4月改編に比べると飛び抜けて力を入れてPRしているものが少ないという感じかもしれません。

時間枠ごとのスポンサー自体の変化、放送枠そのものの変化が見て取れるかと思います。
過去分もあり(2006年7月分も実は作ってあります)
anime_sponsor0607.pdf  (PDFファイル 2006年7月分です)
anime_sponsor0604.pdf  (PDFファイル 2006年4月分です)
anime_sponsor0601.pdf  (PDFファイル 2006年1月分です)
anime_sponsor0510.pdf  (PDFファイル 2005年10月分です)
anime_sponsor0507.pdf  (PDFファイル 2005年7月分です)
anime_sponsor0504.pdf  (PDFファイル 2005年4月分です)
anime_sponsor0403.pdf  (PDFファイル 2002年3月と2004年3月分)
anime_sponsor0404.pdf  (PDFファイル 2004年4月分)
anime_sponsor0407.pdf  (PDFファイル 2004年7月分)
anime_sponsor0410.pdf  (PDFファイル 2004年10月分)
anime_sponsor0501.pdf  (PDFファイル 2005年1月分)
 
 

2006 年 10 月期 TV アニメざっと見
(2006/11/12)

枠新設や枠移動が相次いだ2006年10月期。「ワンピース」「NARUTO」は基礎視聴層をそのままに移行できたと思われるが、「銀魂」は当初からの苦戦が続いている可能性が高そう。
土曜朝から昼枠「おはコロシアム」のリニューアル、「ぷるるんっ!しずくちゃん」「家庭教師ヒットマンREBORN!」は、派手さがなく無難なスタートだったと思われる。

夕方「NARUTO」の再放送やBSジャパンでの(テレ東サイマルでない)「人造昆虫カブトボーグ VxV」や番組編成確定まで時間がかかった「リトルアインシュタイン」など、編成上特筆すべきものが多かったが、作品自体はそれほど話題性を持ったものはなかった気がする。
強いてあげれば月詠+ぱにぽにだっしゅ風味の「ネギま!?」が、前作(この時は深夜枠)同様に視聴層を確保しつつ、演出的な興味を引き継いでいるところが気にかかる。
「D.Gray-man」は、無難に話が描かれていて、キャッチィな部分が乏しいように思えた。

ゴールデンは日(CX)・火(TX)で枠減少となり、ポケモンの新シリーズといったところで、枠移動があったものの無難におさまっている。
ブラックジャックの後を受けた「結界師」は、素材や演出はキッズ向けとして適度なものになっていると思うが、それでは他の視聴層を呼び込むのは難しく、苦戦を強いられている。

「天保異聞 妖奇士」は、これまでの土曜夕方枠としても派手さのない素材であり、演出や話そのもので見せていっていると思う。
今後演出の良さを出したとしても、落ち着きすぎているのが気にかかる。

これより深夜枠

ゲームを原作としたアニメでは、「Kanon」が京都アニメーション及びゲーム原作の信者ともいえるファン層の支持を確保し、安定したものになっていると思われる。
「Gift」「ときめきメモリアルOnly Love」「金色のコルダ」は、ゲーム素材の枠にとどまった模様。
「はぴねす!」は素材自体にゆるゆる感が残っていて演出的なメリハリを持たせることが難しく、厳しそう。
「乙女はお姉さま(ボク)に恋してる」は、素材構成はいいがそもそも女子校ものであるところで、はじく部分が大きい。
「夜明け前よりも瑠璃色な」は、キャベツとは思えない絵が出てきた、といった部分も含めて、絵も演出もいまいちな気がする。

「DEATH NOTE」は、原作をきちんと描いているという部分ではいいと思うが、それ以上でもそれ以下でもない固まった感じである。
「武装錬金」も、似たような印象があるが、素材自体がまだ固まっていないのに固まった印象というのは厳しい気がする。
「スーパーロボット大戦OG」は、ロボットもののわりにあんまり動いていないような気が…話の筋も結構荒い気がする。

「RED GARDEN」「蒼天の拳」「すもももももも」といったテレ朝枠は、いずれも演出と素材は合っていると思うが、アニメとして見たいと思わせる部分に欠いている気がする。(ラジオドラマなら…という気もする)

「ギャラクシーエンジェる〜ん」は、無難に絵が動いていて話が進んでいるだけで、引っかかりがないと思う。
「銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜」は、前作同様無難に話が進んでいるんだが、こちらは素材に合っている。でも派手さがない。
「史上最強の弟子ケンイチ」は、きちんと戦いの場面が描かれているのだが、なんか引きつける要素・動機付けが見えにくい。
「009-1」は、素材におされてそれに負けない部分が音楽以外感じられないように思える。
「護くんに女神の祝福を!」は、主線となる話とそれとは別の演出的な話がゴッチャになっていて、当初と異なる雰囲気になってきたので厳しいかも。

「くじびきアンバランス」は、げんしけんのOVAおまけとして作られたものよりも、きちんと見られるものになっている。しかし、その前提を知らない人が見てくれるものになっているとは言い難い。
「働きマン」は、CXノイタミナ枠でその範囲では原作通りにきちんと描かれていると思う。ただ、それぞれの話に興味が向くかというと、いまいちキャラに比べて希薄な気がする。

「バーテンダー」は、絵は適切に写し取り、声と音楽で話を描いて行くという方法でうまくいっていると思う。ただ、そういった大人を狙ったものは、なかなか連続視聴に結びつきにくそう。
「あさっての方向。」は、現実にありそうな話をうまく雰囲気として作り上げていて、見やすい話になっている。ただ、素材自体に引っ張っていくだけの派手さがないので、苦戦でしょう。

「ゴーストハント」は、主人公から見た視座が安定して演出されていて、見やすいし、3話一区切りとなっている出来事も興味深く見ようと思える内容に落とし込まれている。
「ヤマトナデシコ七変化」は、いろんな映像表現を使って、きちんとギャグものとしての演出がされているのが、話を見る上で小気味いい。
「地獄少女 二籠」は、前作同様安定していて、きっかけとなる出来事と、それらに対しての関わり合いが丁寧に、過剰な演出になることなく描けている。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」は、設定や話の構成などしっかりとしていて、きちんと各話も丁寧に描かれている。ガンダムSEEDあたりの視聴層ならしっかりはまれるはず。

●気になる上場会社の開示情報
(2006/11/25)

アニメ番組のTV放映開始は、上場会社の開示情報としてときどきでてくるが、終了情報を見るのは、かなり珍しいのではないかと思う。

アニメ番組のプロデュースや版権管理、さらに今年出版部門まで持ったウィーヴは、現在アニメ・特撮番組を4枠維持しているが、2006年12月末で2枠が終了。このため、計画していた収益が得られず、無配転落になるとのこと。

http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/50/2006/3b18103/3b181030.pdf

ウィーヴは、もともと子供向けのアニメを中心としたものの版権管理や広告代理業務を展開しており、その扱うアニメ作品の点数を拡大していた。しかし、かなり長期で確保していたTX-TVA土8時枠も含めた枠の減少は、戦略的にかなり痛いような気がする。

放送局や広告代理店とアニメ製作会社(かつてのレコード会社や出版社といった)DVDなどの販売会社との資本はここ2年で結構あるが、アニメ製作会社と(DVD販売など行っていない)出版社との提携は意外な気がしました。

プロダクションIGとマッグガーデンが資本提携をし、マッグガーデンの第三者増資をプロダクションIGが引き受け、プロダクションIG制作のアニメの出版化を行うとのこと。

http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr1/home/oracle/80/2006/1b11091/1b110910.pdf

コミックスをアニメ化して拡販する戦略のマッグガーデンが、現時点TYO(ハルフィルムメーカー・ゆめ太カンパニーなどを傘下に持つ)やアニメイトなど主要株主との連携に加えて、第2位株主としてプロダクションIGを向かえるということで、かなり興味深い動きと言えそうです。
 
 
 
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●アニメ番組のスポンサー一覧。
anime_sponsor0701.pdf  (PDFファイル 2007年1月分です)
anime_sponsor0704.pdf  (PDFファイル 2007年4月分です)
2007年1月分と大幅改編となる2007年4月のアニメ番組スポンサーの情報をまとめてみました。
ここへ来て、作品自体が一気に減少。テレビ朝日の深夜枠減少やテレビ東京の平日夕方などの一部実写ドラマ化へのシフトによる減少が目立ちます。
既存の番組のスポンサー自体の変更も結構多く、2006年度のヒット作減少や会計制度変更によるファンド形成を絞る傾向もあって、厳しい状況が顕著になったといえます。

時間枠ごとのスポンサー自体の変化、放送枠そのものの変化が見て取れるかと思います。
過去分もあり
anime_sponsor0610.pdf  (PDFファイル 2006年10月分です)
anime_sponsor0607.pdf  (PDFファイル 2006年7月分です)
anime_sponsor0604.pdf  (PDFファイル 2006年4月分です)
anime_sponsor0601.pdf  (PDFファイル 2006年1月分です)
anime_sponsor0510.pdf  (PDFファイル 2005年10月分です)
anime_sponsor0507.pdf  (PDFファイル 2005年7月分です)
anime_sponsor0504.pdf  (PDFファイル 2005年4月分です)
anime_sponsor0403.pdf  (PDFファイル 2002年3月と2004年3月分)
anime_sponsor0404.pdf  (PDFファイル 2004年4月分)
anime_sponsor0407.pdf  (PDFファイル 2004年7月分)
anime_sponsor0410.pdf  (PDFファイル 2004年10月分)
anime_sponsor0501.pdf  (PDFファイル 2005年1月分)

●経産省、ネットに作品公開市場――アニメなどの制作者発掘
(2007/4/22)

NIKKEI NET IT+PLUS 2007.4.21
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS2C2002G%2021042007
経済産業省はアニメ、ゲームなどの個人制作者(クリエーター)を支援し、優秀な作品の商品化を促す事業を始める。
7月にもインターネット上に作品を発表する仮想市場を設ける。
アニメや映画、放送などの業界にも参加を呼びかけ、商品化してもらう。アニメなどコンテンツ市場の拡大が続くなか、官民で埋もれた才能を発掘する。
---引用終わり

初年度2000人の登録をめざすとあるが、そもそも人的な結びつきでそれゆえ無理を言って対応してもらっている状態なのに、こういった場でうまくいくものがでる数は少ないかもしれない。

それ以前に、個人の発表の場がある程度増えているが、商業的なアニメコンテンツ自体が小粒で、想定しているプランを超えて続いた事例が数少ない点に、問題があるでしょ。
(2006年度発表作品で、明確に次年度継続するのがコードギアス、灼眼のシャナ、ひぐらしのなく頃に、ARIAなどと例年より少ないですし)

そういった状況下で、売り込みといってもねぇ…

NIKKEI NET IT+PLUS 2007.4.18
ドラマやアニメ、海外放送局に売り込み・総務省などDB作成
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/tv_dvd.aspx?n=AS3S1701J%2017042007

TVドラマは未だ国外仕様にすることもなく、あくまで国内向けで売り込む雰囲気は感じられないし、アニメは2000年以前制作の作品に、購入する側の興味がないかも。
国外仕様として、共同制作などをした作品も、その後の状況が聞こえて来にくいくらい、目立った動きにはなっていないようだし。

●プロダクションIGとマッグガーデンが経営統合
(2007/07/05)

プロダクションIGのプレスリリースなど
http://www.production-ig.co.jp/contents/news/2007/07/post_132.html

2007/11/1にプロダクションIGの会社分割を行い、持株会社IGボード(仮称)と事業会社(プロダクションIGとジーベック)に組織変えする。 2007/12/1に株式交換によりマッグガーデンを完全子会社化。プロダクションIGのジャスダック上場は維持し、マッグガーデンの東証マザーズ上場は廃止のため、7/4付けで監理ポストへ移行。マッグガーデン株1株に対してプロダクションIG株0.5株を割り当てることとなる。

2006年11月に両社は経営提携ということで、第三者増資によりプロダクションIGはマッグガーデンの第2位株主となっていた。ウエルベールの物語など、IG原作のアニメの漫画出版を行ってきていたが、さらに踏み込んだ形に移行するとのこと。マッグガーデンの主要株主にアニメイトやTYO(ハルフィルムメーカーなどの持株会社)もあり、これら企業との関係も含めて、動向は注目すべきかも。

マッグガーデンの株主優待を年1回にするとの発表があり、IR情報更新もあまりレスポンスがよくなかったからどうなのかと思っていたが、こういった動きということで妙に納得したのである。(作品についての情報が、IR情報としてアップしているプロダクションIGとほとんどしないマッグガーデンというのが対照的であったと思う)

角川やスクエニやウィーヴが出版部門を持っているが、アニメ制作そのものは外部に任せている。このため、出版とアニメ制作との経営統合による効果がどうなるかは、ある意味興味深い。ただ、現時点でマッグガーデンが持っている原作の数は、それほどアニメ化してヒットできるかというと、微妙なものがある。

追加情報(2007/07/08)
株価については、発表が7/5 13時頃ということでその前後で売買停止状態となる。プロダクションIGは、一気に158000円まで上げてすぐに12万円台に落とす。
それとは対照的に、マッグガーデンはその日のストップ高になっても理論値で現状のプロダクションIGの株価に達しないこともあり、売買開始後買いが異常に膨らみ、結局売買成立せず。
7/6もプロダクションIG若干下げるが、売買量は若干増えた程度にとどまる。対照的に、この日のストップ高価格(63400円)で理論値でほぼプロダクションIGの株価となることもあり、ストップ高のみで売買成立。翌日は、大量の買いの反動で下げに転じる。
しかし、今年(2007年)4月の水準にプロダクションIGはすでに戻しているが、マッグガーデンはそれでも戻せていない。

●アニメ関連上場企業概況(2007年6月と9月)
[2007年6月]
2007年4月開始アニメや、最近までのプレスリリースなどを見て、個人的に概況を書いてみます。

○マーベラスエンターテイメント(7844)
6月末吸収するマーベラスインタラクティブの事業は好調で、アミューズメント事業を縮小。コンテンツは1クールによる細分化で、リスク軽減を…だが、連結子会社のアートランド制作のリボーン以外は目立った動きが投資家に見えづらいのは、いいのかなぁ…4月開始は「この青空に約束を- 〜ようこそつぐみ寮へ〜」くらいか。

○GDH(3755)
「ロミオ×ジュリエット」「ぼくらの」「瀬戸の花嫁」「風のスティグマ」は、そこそこのシェア確保だろうけど、「アフロサムライ」「月面兎兵器ミーナ」は、いかがなものかと。
(日経6/14投資・財政1面のアニメ企画・制作8社の記事でロミオ×ジュリエットの絵というのもいかがなものかと)前期のリクープ(回収)もいまいちという気がする。

○東映アニメーション(4816)
「Yes!プリキュア5」や「ゲゲゲの鬼太郎」は何とかヒットしたが、のだめのあと枠になる「モノノ怪」とか、「劇場版グラナド」は苦戦しそう。「ラブコン」は可もなく不可もなし。「プリキュアSS」の転けた感じからは、なんとか脱却か。

○トムスエンタテインメント(3585)
「風の少女エミリー」がそこそこ。「爆丸」はいまいちだが、「ディー・グレイマン」「しずくちゃん」「ケンイチ」など前期の作品が安定しているから、ほぼ収益を確保か。

○ウィーヴ(2360)
枠減少でアニメロビー(マイメロ、 ロビーとケロビー)は
そこそこ維持。セサミストリートは東京サマーランドでの展示終了の影響があるが、買収したソニー・マガジンズの方が寄与するはず。

○創通(旧創通エージェンシー 3711)
「ぼくらの」「オーバードライブ」「英国戀物語エマ第二幕」「瀬戸の花嫁」は何とかなっているが、基本はガンダム頼りだからなぁ…秋のOO(ダブルオー)期待かも。

○エイベックス・グループ・ホールディングス(7860)
「瀬戸の花嫁」「桃華月憚」「ウエルベールの物語」は
そこそこいっているといえそうなのだが、目立つものではない。
「クレイモア」はいまいち。7月以降は「School Days」などに期待なんだろうなぁ。

○バンダイビジュアル(4325)
創通と似たような意味ではガンダム頼りだが、「キスダム」「ギガンティック・フォーミュラ」「sola」は微妙。
「アイドルマスター」と「電脳コイル」がそこそこいったんじゃないかと。
(電脳コイルは6/16 15時から5話分一気放送したし)
7月期の「もえたん」「ぽてまよ」は外しそうな気がする。
昨年より連結となったLantisは、これらと別個で、「らき☆すた」とかALI PROJECT(かみちゃまかりん0p怪物王女Ed)など、そこそこヒットできたから、今期も収益に貢献しそう。

○プロダクションIG(3791)
「シュヴァリエ」「ライディーン」はWOWOWスクランブル枠ということでそこそこ。「精霊の守り人」が動く可能性を秘めているが、彩雲国物語の前ということでいまいちうまくいかないかも。やはり、攻殻への期待に投資家はなるんじゃないかと。
そうそう。「ツバサ TOKYO REVELATION」3作品をコミックスの初回限定として発売するが、その制作をプロダクションIGが担当するとのこと。

○マッグガーデン(3720)
4年維持してきた隔月刊のコミックブレイドMASAMUNEを6/15発売の初夏号で終了。9月にアヴァルスとして新装刊…という情報が、MASAMUNEのオフィシャルウェブサイトじゃないと分からないというのは、IR情報の観点からいかがなものか。
「セイントオクトーバー」は不発っぽい。「ウエルベールの物語」(第3社割当増資先のプロダクションIGとの提携)はまだ目に見えた効果とはなりにくいかも。
そりゃともかく、ARIA(秋にOVA)頼みではなく、スケッチブックのアニメ化は、こういった状況では、期待できる話に見える。

○スクウェア・エニックス(9684)
マッグガーデンのかつての親会社でスクエニは、「ながされて藍蘭島」「瀬戸の花嫁」がそこそこ好調。
「地球へ…」「精霊の守り人」は苦戦気味ということになるんじゃないかと。

○角川ホールディングス(9477)
アニメ化される掲載誌が多いのもあって、数の多さで当てている部分も多い。「らき☆すた」のオープニング曲ヒットは、「涼宮ハルヒ」エンディング曲ヒットと類似状況となる。
「ロミオ × ジュリエット」「この青空に約束を」は、そこそこの感じか。「彩雲国物語」は第2シリーズとなり、安定化。前期の作品も、継続して収益に貢献している。

○コナミ(9766)
「ときメモ」「おとぎ銃士赤ずきん」が想定下目におさまったのを引きずったのか、「セイントオクトーバー」「鋼鉄三国志」「ブルードラゴン」もパッとした感じではない。7月開始の「スカイガールズ」に期待となるが、そうそううまくいかないかも。

○ハピネット(7552)
前期に比べると実写に比べアニメは数を減らし、「ロミオ × ジュリエット」「Dキッズ・アドベンチャー」といった程度にとどまる。DVDとして前期の「ロケットガール」などのリクープがどの程度行くかが焦点。

○ブロッコリー(2706)
前期「ギャラクシーエンジェる〜ん」「ウィンターガーデン」がそこそこにとどまったが、今期も「かみちゃま かりん」で、継続して作品供給する。ただし、カードゲームや販売店に資源集中をする方向のようで、アニメそのものはその割合を増やさない見込み。

○セガサミーホールディングス(6460)
アニメ化は作品を絞り、「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」だけ。劇場向けとして「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」を出したが、こちらも含めて現状確保という程度にとどまった感じである。

ここから外れるところに、小学館・講談社・集英社といった出版社でアニメ制作に参画しているところとか、非上場であるジェネオンエンタテインメント、ポニーキャニオン、アニプレックス、キングレコードなどが該当する。
そこで2007年4月開始で興味深いのは、「ハヤテのごとく!」がある種マニアックな内容をうまく組み合わせたラブコメとして、うまくいったといったところが挙げられるかも。

[2007年9月]その後の話。株価も交えて話しておく。

○マーベラスエンターテイメント(7844)
ゲームは自社でない作品のもので制作を決定しており、そこそこ利益貢献ありそう。ミュージカルも堅調で、実写ドラマも安定して制作されている。ただし、アニメは新作に目立つもの無し。株価は徐々に低迷し35000円を割り込む状況に。

○GDH(3755)
4?9月アニメで想定視聴層を拡大できたものは無く、このためネットゲームの拡大といった部分が目立つ形となる。一時5万円台に戻した株価も、期待感の剥落から45000円を割り込む状況に。

○東映アニメーション(4816)
「Yes!プリキュア5」や「ゲゲゲの鬼太郎」の安定化は確定的だが、そのほかの作品でのヒットが見込めず、海外からの版権収益が期待といった状況になる。コンテンツ関連の低迷の流れに引きずられ、3000円を割り込む状況が継続する。

○トムスエンタテインメント(3585)
「風の少女エミリー」は思いの外伸びず。「ディー・グレイマン」「しずくちゃん」(2007年秋に枠移動あり)が安定しているので、本数増がそのまま収益となった感じ。ただし、株価は400円を割り込んで安定した感じ。

○ウィーヴ(2360)
アニメ枠半減で残った作品も安定収益となるが、減益分を出版などで補えきれず、事業全体では苦戦続く。これを反映して株価は30000円台前半まで落ち込む。

○創通(旧創通エージェンシー 3711)
4?9月アニメは想定内で堅調に推移。秋のガンダムOO(ダブルオー)の期待で夏頃多少株価が上がったが、それほど大きな動きはない。その後多少下げ250000円を何とか維持。

○エイベックス・グループ・ホールディングス(7860)
「瀬戸の花嫁」は想定範囲内にとどまる。「ウエルベールの物語」の第2弾制作決定といった材料はあるものの、9月に「桃華月憚」のBS朝日での放送内容変更、「School Days」の最終話の独立U局での放送休止と、「クレイモア」とともに偏った素材選択のリスクが顕在化した感が強い。主力の音楽CDセールスに目立ったものもなく、株価は1300円台に低迷。

○バンダイビジュアル(4325)
「キスダム」のDVD販売延期が継続しており懸案要素化に。4?9月アニメは総じて想定範囲に収まり、当初そこそこの利益寄与が見込まれた「らき ☆すた」のヒットも限定的と思われる。「電脳コイル」が想定以上のヒットの可能性が見えるものの、その増分も限定的。「ガンダムOO」の寄与の多くは来期になるため厳しい。株価も220000円を割り込む状況。

○プロダクションIG(3791)
WOWOWスクランブル枠は想定範囲で安定確保で10月開始の「神霊狩/GHOST HOUND」にも期待感でる。「精霊の守り人」が、多少状況よくになったらしく、収益寄与の可能性高い。ただし、株価は12月株式交換で完全子会社するマッグガーデンの低迷に引きずられ、80000円台になる。

○マッグガーデン(3720)
「ウエルベールの物語」が第2シリーズ制作となるが連載開始したばかりで収益貢献は限定的。春に継続していたアニメが総じて苦戦のため、10月以降の「スケッチブック」や「神霊狩/GHOST HOUND」に期待するしかない。それより、「ARIA」がTVアニメの第3シーズン制作決定の方を材料視できるのも困った話である。(ちなみにOVA販売は想定範囲で好調)このため、株価低迷は継続しており、5月に42000円を割り込んだ状況に迫っている。

○スクウェア・エニックス(9684)
「ながされて藍蘭島」「瀬戸の花嫁」は結局想定範囲にとどまる。
「地球へ…」「精霊の守り人」はそこそこ売れているが、収益貢献までにはたどり着かない見込み。(そもそも出版は収益の7%しか占めない)「ひぐらしのなく頃に解」の独立U局での最終話放送休止の影響は限定的。DQ9の発売延期があるが、ゲーム事業の改善傾向に対しての期待感で、3500円台に株価は戻している。

○角川ホールディングス(9477)
アニメ化される掲載誌が多いが、結局今期は飛び抜けたヒットはなかったものと見られる。「らき☆すた」も「涼宮ハルヒ」ほどではなく限定的かも。「エヴァ」劇場版絡みでの出版も、想定範囲内にとどまった模様。コンテンツ関連の低迷に引きずられ、2700円台まで低下。

○コナミ(9766)
4?9月は結局目立ったヒット無くおさまった感じである。ただし「ハヤテのごとく!」関連のゲームなどは、多少利益確保したのではないかと思われる。株価自体は、ゲーム販売などの好調見込みで3100円台を回復した。

○ハピネット(7552)
4?9月アニメは、結局想定以上の伸びは出ない見込み。事業全体は増益でも利益率が低く推移し、株価は30000円台前半まで落ち込む。

○ブロッコリー(2706)
「かみちゃま かりん」は、結局想定範囲に収まり、収益貢献は困難。秋葉原本店の増強などの材料があったものの、株価は100円を割り込む状況となる。

○セガサミーホールディングス(6460)
アニメは作品を絞り、それほど資源をかけなかったこともあって、収益も現状確保で限定的。それより、ゲーム部門の低迷やパチンコ・パチスロの収益悪化の影響が大きく、株価は1500円台まで低下。
 
 
アニメ視聴率の動き(ビデオリサーチのデータから) アニメスポンサー一覧(2006.1) 2006年1月アニメざっと見 2006年2,3月アニメざっと見 2006年4月アニメざっと見
アニメスポンサー一覧(2006.4) アニメ提供会社の2006年5月での動き 涼宮ハルヒの憂鬱 のファン層以外の動きって… アニメ提供会社の動き その続き アニメスポンサー一覧(2006.10)
2006 年 10 月期 TV アニメざっと見 気になる上場会社の開示情報 アニメスポンサー一覧(2007.1,4) 経産省、ネットに作品公開市場――アニメなどの制作者発掘 など プロダクションIGとマッグガーデンが経営統合
アニメ関連上場企業概況(2007年6月と9月) 声をほとんど出さない主役キャラ2作 アニメDVD販売低迷、ビジネスモデル変調? 声優語り-10(大原さやか)
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●声をほとんど出さない主役キャラ2作
(2007/10/14)

アニメーションのキャラクターで、あまりセリフがなかったりちょっとした声を出す程度の場合は、兼ね役で対応し、エンディングでのクレジットがなかったりすることが多いものです。それと異なり、主人公として原作漫画で登場し、きちんとエンディングに表記されているものが2007年10月開始番組に2作品あったので、確認してみました。

スケッチブック(TX火2:00など)という作品の主人公は、コミックスでは吹き出し無く、それもかなり少ない言葉を発するか、モノローグのようなものだったりしていました。主人公の空(そら)は、はなせないわけではなく、苦手という設定なので、作品中で発する言葉とoffしたことにしてモノローグとして話す言葉をうまく場面設定と切り替えて表現していて、なるほどといった感じだったりします。そのため、結構主人公の声も聞こえるのですが、それ以上に他の人の声がよく聞こえるというところでしょうか。

しおんの王(CX日1:55など)は、そもそもある事件によりそれ以降言葉を失ったという設定ですので、(場面中の出演者にも聞こえる)onで発する言葉自体ほとんど無いという難しいものだったりします。このため、モノローグの部分だけに主人公の声が聞こえるという表現だったりします。
他の出演者との掛け合いのないモノローグというのは、結構難易度のあるものでして、そういった条件で違和感なく聴けたというのは、なかなか大変だったのではないかと思ったりしたのでした。

参考までに、毎度恒例のアニメ番組のスポンサー一覧
anime_sponsor0710.pdf  (PDFファイル 2007年10月分です)
anime_sponsor0707.pdf  (PDFファイル 2007年7月分です)

●アニメDVD販売低迷、ビジネスモデル変調?
(2007/12/03)

日経産業新聞 2007.12.3 エンタビジネス(2面)に、アニメDVD販売が厳しい状況にあるとの記事があった。

理由の一つ目にあるアニメ放送の過剰供給は、昨年度から一気に減少方向である。平均視聴率が2000年6.5%から2005年に4.4%に落ち込んだことを挙げていたが、この時点で出資引き上げが相次ぎ、2006年の製作委員会(匿名組合)への出資扱い見直しでほぼ抑えられたといって良い。それでも、まだ供給過剰であるのは事実であるが、それでも直近の作品の認知度の低さが続いているのには、別の理由があると考える方が妥当だろう。(漫画原作を持ち込んでも、知名度がないのは、どういうことか?、とか)

第2の理由として、地上デジタルによる高画質化を挙げていたが、それならBSデジタル開始時で影響が出るはず。HD放送しても、それでもDVDを買う層がきちんと目減りしない購入層として存在していると考えた方が妥当。さらに、BD(及びPS3)を購入する層が「AIR」という作品で存在したことを考えると、説得力が薄い。

動画共有による不正流出については、ある一定割合はパッケージの売り上げに影響を与えているが、その割合が不正流出の範囲の増加以上に大きくなっているとは思えない。不正流出さえほとんどされないコンテンツが増えているように思えるのだが。

以上の理由から、この低迷がビジネスモデルが変調していることを示していると結論づけているが、本当にそうだろうか。

かつては売れて3万本・売れなくて5千本が、今は売れて10万本・売れなくて3百本、という極端な状況に陥るのは、やはり作品による質の違いある方が妥当ではないかと思う。その遠因に、供給過剰という部分があったのは否定できないと思う。
個人的には、作品によるプロデュース(作品セレクト・演出・制作母体選択など)やプロモーションにバラツキが大きく、作品ごとに適切にできていないからではないかと思えてならない。それは、アニメ作品に限らず、TVドラマでも同様の状況にあるはずである。

●声優語り-10
(2007/12/08)

今回は、大原さやかさん。

当初は、どうもきれいな声質の良さから使われていた感が強かったようでして、私が彼女の声を意識したのは、朝霧の巫女の'志津歌'だったと思う。高めの声だと、綺麗で凛としているが平板な印象が強い感じであり、もう少し低めの声だとバリエーションよく演じれるのかな、と思ったのですが。

中音域では、ツヤのあるたくさんのバリエーションの声を演じきる素養があり、そこでの仕事が増えてきて、ようやくヒットした感じとなった気がする。ぽぽたんの'あい'、英國戀物語エマの'グレース'などなど出てきて、ハチミツとクローバーの'理花'やxxxHoLicの'侑子'あたりで、うまく大人の艶っぽい声が聴けるものになったと思います。
それと並行して、高めの声でもARIAの'アリシア'で、ようやくアタリをつかんだというところでしょうか。平板だった印象も表情が出てきた感じでしょう。

ゆえに、直近のもやしもんの'遙'のようないろんな表情を見せるものも、スケッチブックの'青'のような男の子の声もそつなく演じられるような気がします。

そうそう。私鉄の自動アナウンスの声は、大原さやかさんによるものが多いです。(京浜・京王(一部除く)・東武・京成の一部 など)
 
 
 
 

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