劇団四季のページ

 劇団四季は、おそらく知ってる方も多数と思いますが(知らないヒトの方が少ないか(^^;)、日本でブロードウェイ級の大規模なミュージカルを上演できる商業劇団の一つ、です。ワタシは昔はミュージカルというのは何となく恥ずかしくて(歌いながら演劇するって言うのが何となく恥ずかしい気がしてた)、敬遠していたのですが、ある日、ある演目を友人に誘われてみて、それ以来はまってしまいました。音楽だからこそ、ことばがすーっとなじんでくるってこともあるのだ。台詞だとさらっと聞き流してしまう言葉も、音楽にのせるとメロディーとして心に残るから、深く印象に残ったりする。そんな新しい認識を持たせてくれた演目は、有名な「オペラ座の怪人」でした。以来劇団四季がよいは続いています。(熱狂的ではないけど、割と熱心なファンじゃないかと自分では思ってます)。ここはそんなワタシの劇団四季観劇のいろんな感想ページです。


今までに見た演目

オペラ座の怪人/夢から醒めた夢/美女と野獣/ドリーミング

エルリックコスモスの238時間/キャッツ(福岡、名古屋)

ジーザスクライスト・スーパースター(ジャポネスクバージョン)/オンディーヌ

ソング&ダンス/コーラスライン/ライオンキング(大阪)

ジーザスクライスト・スーパースター(エルサレムバージョン)/スルース

李香蘭/ハムレット/壁抜け男/ユタと不思議な仲間たち/異国の丘/

クレージー・フォー・ユー/赤毛のアン/オペラ座の怪人(再)/アスペクツ・オブ・ラブ
人間になりたがった猫/王子と乞食/コンタクト/アンデルセン/アイーダ

南十字星/ジョン万次郎の冒険/キャッツ(五反田バージョン)/マンマ・ミーア/


 昔に見た劇団四季の日生劇場子どもミュージカル:空飛ぶ幸吉/オズの魔法使い/2人のロッテ

おまけ:東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(すいません、ファンの人が居たら余り読まないでね(^^;))

※すみません、各演目の筋に関して多少のネタバレがあるので、これから見たいと期待してる人は適当にとばして下さい

日々是好日入り口に戻る


 オペラ座の怪人

 ワタシが劇団四季にはまったきっかけとなったこの演目は、知らない人の方が多分少ないであろう、ガストン・ルルーの小説をアンドリュー・ロイド・ウェーバーがミュージカル化した有名な作品で、ブロードウェイやロンドンや日本だけでなく世界中で上演されている作品でもあります。オペラ座の怪人だけでもHomePageを造ってしまう人が世界中に居るくらい、内容は書けばきりがないので、ココでは詳しくは控えますが、筋は簡単に書くと(ほんとに簡単に(^^;)、オペラ座に出没する謎の男(怪人、ファントム)と、オペラ座のプリマを夢見る女性クリスチーヌと、その幼なじみの子爵ラウルが織りなす妖しく悲しい物語です。

 当時、劇団四季に対しての前知識はほとんどなく(テレビCMぐらい)、はっきり言って「誘われたから見に行こう」ぐらいの軽い気持ちで見に行った記憶があります。しかし、見に行ってみると、その軽い気持ちは180度ひっくり返りました。キャッチフレーズ通り。「オペラ座の怪人は、凄いらしい」
 まず舞台の豪華さに圧倒された。そして、有名な序曲の後、いきなりオペラな舞台が始まったところでまたびっくり。本物のオペラ顔負けなつくり。そして俳優さん達の歌唱力のすごさ。踊りの緻密さ。そして、ファントム登場の時は体がふるえ、「MUSIC OF THE NIGHT」(怪人の歌うソロ)では目がウルウル状態。最後まで息を抜かずに見て、終わったときは号泣状態でした。←今思うとちょっと恥ずかしいかも(^^;。この作品にどれだけはまったかというと、その後3回も千秋楽までに見に行ったり、東京公演の時もわざわざ3回も見に行ったぐらい、です。今年は仙台とか広島で公演予定があるのですが、多分広島には見に行くと思います(^^;。

 ところで、この演目の見どころは、やっぱりファントム役。劇団四季の人は外部に出演することが滅多にないので、ファン以外が名前を知る人が少ないのですが、過去には市村正親さん、山口祐一郎さんなど、現在四季を出られて活躍されている方がこの役をやっていました。高度な歌唱力が要求される役であるため、現在は芸大出身など歌唱力を持った方が配役されることが多いようです。(でもオペラ出身の人はイマイチ格好が良くないのが難、、、(^^;)
オススメ度・・・・☆☆☆☆☆

 2002年9月、久々にこの作品の観劇に行きました(場所は広島でなく京都でした(^^;))。実は、新しい方が怪人役をやってるらしいので、それを期待して切符を取ったのですが(シャンデリアの真下という絶好の位置の切符が取れた(^^;))、たまたま観劇した日は怪人は今までにも見たことのある方だったのでちょっと残念でした。しかし作品の深み重みはいつ見ても変わらず、最後の怪人が消えていくシーンはやはり涙なしでは見られなかった、、、、。

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夢から醒めた夢

 劇団四季のオリジナルミュージカル。原作は赤川次郎の同名の小説(児童向け)です(原作本がありますので、興味のある方は読んでみて下さい)。元々が子供向けミュージカルだそうですが、後に改訂して大人でもしっかり楽しめる作りにしたそうです。不思議なモノや冒険が好きな少女ピコが、幽霊の少女マコとある約束で死後の世界に入り込み、不思議な体験をするおはなしです。死んでしまうことの恐さや苦しみや悲しみが、この世界をのぞくことでほんのちょっとだけ和らいで、ほっとしてしまうような気持ちにさせてくれます。
 ファンタジーな話というのは、既に大人(それも年寄り(^^;)なワタシにはちょっと恥ずかしいかも、、、と思っていたのですが、心に残る舞台というのは年令に関係ない感動を与えてくれるのか、と感激した舞台でもありました。
 また、この舞台のオリジナルキャストとして、主役のピコに保坂千寿さんという方が配役されていますが、この方がとても素敵な舞台を魅せてくれます。おそらくワタシと同じくらいの年代なはずなのですが、舞台上で大人が子どもを演じる違和感がほとんどないのです。保坂さんについては、劇団四季のファンの方のページをもっと見て下さると良いのですが、ほんとに素敵な女優さんです。その保坂さんの演じられた役の中で、もっとも心引かれるのが、ピコだったりします。

2001年版「夢から醒めた夢」
 この作品を前回見たのは1998年3月でしたが、この作品、今年リニューアルされ、全国公演されており、先日再び観劇することができました。あらすじそのものには大きな変化がないのですが、今回素晴らしかったのは、新たに加わったロビーパフォーマンスです。この作品の冒頭には、以前から遊園地のシーンがあるのですが、その遊園地に出てくる道化や楽隊がそのままの姿で会場後まもなくロビーでパフォーマンスをはじめます。背高のっぽのピエロ、ブリキの兵隊のような楽隊、森から出てきた小人(妖精?)のハンドベル、ジャグリング、仮面をかぶった怪しげな人物の往来、等々、、、。それらに見とれているウチに「イッツショータイム!」のかけ声とともに、「夢の配達人」が登場し、夢の舞台の始まりに誘われていきます、、、。
「人は誰でも夢見る、覚えているか夕べの、その夢を話してごらんよ。面白い夢、こわい夢、私が配って歩く」の配達人の歌うオープニングが、とても素敵です。配達人によって配られた夢で、舞台のピコと観客の私たちがいつしか同化していく気持にさせられてしまいます。ピコの驚き、喜び、恐れ、悲しみ、素直な気持ちが私たちに伝わって、「愛をありがとう」と歌うピコやみんなの気持そのものが、私たちの気持ちになっていく思いがします。
 今回、主役のピコは保坂千寿さんではなく、樋口麻美さんという比較的若い方が抜擢されており、保坂さんのイメージがかぶるとつらいかなーと思っていたのですが、いえいえ、すごく素敵なピコでした。保坂さんとはまた別の、新しいピコが舞台で大活躍します。素晴らしい舞台ですので、もしこの先上演されるときには、是非エールを送ってあげてください。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆
見所:やはり霊界空港、ですね。デビル、エンジェル、灰色パスポート3人組がオモシロイです。デビル役は光枝さんというベテランの方がずっと配役されているのですが、この方がほんとにオモシロイ!

「夢から醒めた夢」ロビーパフォーマンスの画像をアップしました!こちらからどうぞ

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美女と野獣

 ディズニーアニメの有名な作品をアメリカでミュージカル化して成功したものを、更にこちらに持ってきたものです。アニメの世界のファンタジックな要素が舞台でどうなるのかなーと思っていたのですが、見事な作りと仕掛けで、アニメ以上の感動を与えてくれました。
 美女と野獣の見どころは舞台装置のすばらしさや、衣装の豪華さももちろんなのですが、登場人物の心の描写がこれだけの舞台なのに細やかであったことでしょうか。ヒロインのベルやその父モリースの親子の通じ合う気持ち、人間からモノに変えられてしまったお城の人たちの夢や望み、悲しみ、主役の野獣の深い絶望とベルによって与えられる希望、愛する気持ち、、、。最初は遠く離れていた野獣とベルの気持ちが少しずつ近くなっていくときめくような場面が、ワタシはとても好きでした。
 この舞台にはアニメにないオリジナル曲もいくつか在りますが、その中でお城の人たちがみんなで願いを込めて歌う「人間に戻りたい」というナンバーが素敵です。「ビーアワゲスト」とか「美女と野獣」のナンバーが有名ですけど、このナンバーの時にほろりとしてしまったです>ワタシ。生きていくことは素敵だ!と感じさせてくれるようなナンバーです。機会があったら是非見て&聞いていただきたいです。それから、最後に野獣が元の姿に戻るシーン。あの魔法のようなシーンは、タネが在るんだろうなあと思っていても、どきどきしてしまう場面です。ディズニーがいつの時代にも愛され続けているのは、こんなどきどきするような不思議さをいつも与え続けてくれているからなんでしょうか。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆

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エルリックコスモスの238時間
オススメ度・・・・・☆☆☆


ドリーミング
オススメ度・・・・・☆☆


キャッツ(福岡公演、名古屋公演)

 劇団四季の看板とも言えるミュージカルのキャッツは、初演から20年近くになりましたがいまなお場所を変えつつのロングランが続いていて、少しずつ変化していますがその魅力を年々増しているミュージカルの一つです。イギリスの有名な詩人エリオットの「ポッサムおじさんの猫とつきあう方法」というと言う詩をもとにした色々な猫が登場します。満月の夜、都会のごみ捨て場に集まってくる猫たちが、ただ一人天上に昇る猫である「ジェリクル・キャット」に選ばれるために歌い踊り饗宴を繰り広げます。ネズミやゴキブリと仲良しの気のいいオバサン猫、突っ張りでひねくれででも格好のいいハンサム猫、美食で太ってしまった政治家猫、盗みのスリルを楽しむ小泥棒猫、昔はスターだった年老いた役者猫、夜行列車の見張り番が好きな鉄道猫、大悪党猫、マジック猫、昔は美しかった娼婦猫。そしていよいよ長老猫によってジェリクルキャットの選ばれるとき、、、。

 見どころと言えば、このミュージカルは全部が見どころでしょうか。特に猫好きな私にとってはどの猫(俳優さんと言うよりは登場する人たちは限りなく猫に見えます)も魅力的で、舞台のどの部分を見てもいろんな猫がおり、その猫たちがまさに猫のように好き勝手に動いていたり、いっせいに同じ方を向いたりなど、、、まさに猫なのです!ワタシは福岡で2回、名古屋で数回見ましたが、まだまだこのミュージカルで見ていない部分がたくさんあるような気がする、と言うか、毎回毎回同じ様でも、猫が違う気がするのです。飼っている猫が毎日が同じでないように、キャッツも毎日が少しずつ違う気がするのです。だから、これからも機会が在れば、キャッツは何度でも見に行きたいミュージカルなのです。(今は大阪公演なので、その内見に行くと思います)。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆
見所:全部です(^^;)。というか、この作品は、舞台あちこちでいろんな事が行われてもいたりするので(猫ですから、勝手に遊んでいるシーンが多いし、いつの間にか消えたり出たりなど、ほんとにめまぐるしく変化する)、1回の舞台で全部を楽しむのは絶対不可能です。出来れば、リピーターになって、何度でも舞台に足を運んで、お気に入りの猫を見つけてください。(ワタシはタガーとスキンブルとガスがお気に入りですが)

 

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・・・ってことで、勢いと愛(^^;)で作ったキャッツについてのページです、はい。


オンディーヌ
オススメ度・・・・・☆


ソング&ダンス
オススメ度・・・・・☆☆


コーラスライン

 ミュージカルの舞台で活躍するため、オーディションを目指すダンサー達。様々な境遇や人種の者達が、一つの舞台を目指し、ありったけの力、ありのままの姿を出して競い合う姿を、実際のエピソードに元図居て描いた弧のミュージカルは、今やミュージカルのスタンダードナンバーとなっている、あまりに有名な作品です。舞台は、ミュージカルのオーディションの会場そのままで、何もない舞台。そこに、白い線が一本だけ引かれています。一つの者を目指して燃焼する人たちの、熱い思いが、舞台の上で交わされてゆきます。有名な「One]のナンバーが、素敵です。
 ダンスナンバーが結構苦手なワタシですが、この作品は素直に感動しました。どんなに苦労があっても、好きなモノを目指す熱い思いは、いつになっても変わらない、それがたとえ演出家であっても、ダンサーであっても、選ばれた者であっても、選ばれなかった者であっても、、、。そんなシンプルな思いが凝縮した、いい舞台でした。(これを見に行ったのは2年前でして、かなり思い出しながら書いているので、あやふやさもあって申し訳ないのですが、、、でも、このときはスタンディングまでするくらい、舞台そのものが素晴らしかったんです、ほんとに)

オススメ度・・・・・☆☆☆☆
見所:ラストでスタンダードナンバー「ワン」をみんなで踊るシーン。

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ライオンキング(大阪公演)
うーん、この作品については、もうすぐ名古屋公演が始まるから(2003年6月開演)、それからにしようかと思ったんですが、せっかく大阪まで行ったのに何もアップしないのは申し訳ないので、やっぱり一言書いておくことにします。
あらすじについては、ディズニーの有名なアニメ作品であり、さらに手塚治虫のジャングル大帝にもちょっと似ているというので話題になったもので、省略しますが(^^;)、草原に生きるライオンの王と息子の絆、アフリカに生きる動物たちの息吹が力強く描かれたミュージカルです。まず、冒頭の「サークル・オブ・ライフ」と、その圧倒的なオープニングの舞台に、はっきり言って興味が最初無かったワタシは引き込まれました(^^;)。舞台のダンスとかも見事ですが、言語で歌われる歌の素晴らしいこと。(ワタシは2幕冒頭の「ONE BY ONE」が好きです。)パペットを使っての動物の表現、しなやかな獣の動きを表現する激しいダンス(ハイエナダンスはやっぱりすごい!)、これは半端な舞台造りでは出来ない作品です。これが出来る劇団四季と言うところのすごさに改めて驚嘆した次第です。
さて、まもなく名古屋公演の開幕です。やっと名古屋にも来ます!キャッツほどはリピートしないかもしれませんが(ちなみにキャッツは10回行った(^^;))、何度かはこの舞台に足を運ぶことになるでしょうから、又そのうちに専用ページでも作ろうかと思っております。

オススメ度・・・・・☆☆☆☆
見所:オープニングの舞台はほんとに見事です。これだけでも見に行く価値はある。

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ジーザスクライスト・スーパースター(ジャポネスクバージョン)

 この作品は映画でも有名になりましたが、キリストが十字架にかけられるまでの最後の7日間を描いたミュージカル、です。、、、こう書くととっても簡単ですが、劇団四季は、これを独特のアレンジをした舞台を行っています。これが「ジャポネスクバージョン」と呼ばれる舞台で、登場人物は、すべて歌舞伎のような隈取りをしたメイクで、衣装も江戸時代の農民ふう(キリストとユダだけがエルサレム風衣装)、そして、舞台を場面にあわせて大八車が移動して作ってゆきます。音楽も三味線などの楽器が使われており、隈取りメイクの独特さとあわせて、一瞬、これがキリストの物語なことを忘れるのですが、江戸時代の農民の一揆のような群集心理が、実はキリストの時代にも通じるモノがあるのかも、と錯覚してしまうような、斬新な舞台です。
 しかし、、、実は、ワタシはキリスト教に理解が薄いので、このミュージカルは未だに難解だったりします。ストーリーも重いネタだもので、場面と歌を楽しんではいるのですが、どの辺が心に残るかというと、、、うーん、難しいです。(^^;)

ジーザスクライスト・スーパースター(エルサレムバージョン)

 この作品は世界的に上演されているオリジナルにほぼ近い設定で作られたジーザスです。ジャポネスクバージョンがビジュアル面でのインパクトが強いのに対して、エルサレムバージョンは舞台がシンプルで何もないため、人の動きや気持がかなりストレートに伝わって来やすい気がします。民衆の動きとか心理的な場面とかは、こっちに方がリアルなのでむしろコワイくらいの気迫を感じます。ジャポネスクバージョンと違って、ジーザスのあり方に違和感がないので、どのようにジーザスが生きて死んでいったか、民衆が何を彼に望み、絶望し、見捨てたか、ユダはジーザスをなぜ愛し、なぜ見捨て、なぜ自ら死んだのか、マリアはジーザスの何であったのか、、、、。ただ、どーしてもキリスト教の理解度が低いワタシなので(^^;)、民衆が「神」を求めることや、王や総督や高官達が「神」を恐れる気持が、まだワタシには見えないのでした。(キリスト教な人なら、このあたり多分きちっと理解しているのかなあ、、、。)

 後日談(ジーザス雑感)3回目にしてわかったいろんな事:2001年12月、名古屋ミュージカル劇場にて、3回目のジーザス観劇をしました。過去2回見てワタシにはどーしても難解な部分が多かった作品だったのですが、3回目でやっとジーザスの深さにふれることができたような気がしました。今回、実はものすごく後ろの席で見ました。舞台全体が見渡せるような席です。前2回は前方の席で、ジーザスばかりに目がいって回りが見えなかったのですが、今回はジーザスの周りの人がよく見えたのでした。渇いた荒野の上で悩みながら歩みをエルサレムへと勧めるイエス、イエスを愛する故、その悩みの深さをどうしても理解できないユダ、イエスをユダとは全く違う方向から愛し、ひたすら尽くし続けたマリア、狂信的にイエスを慕い続ける弟子達と民衆、その心の動きが舞台を全体見渡すことで初めてわかった部分がたくさんあります。又、周りの人に対してジーザスがどういう風にしていたのかなども。ジーザスを遠目で見るユダや他の信徒も。そしたらば、ジーザスが民衆に慕われつつ感じていた孤独や絶望や無力感、ユダがなぜジーザスを愛しながら彼を裏切ったのか、総督はジーザスを認めながら許せなかったのはなぜか、等々、ほんの少しずつだけど見えてきた気がしました。この作品が望まれ続けるわけは、ワタシが感じたみたいな理由が案外あるのかもしれないですね、、、。
オススメ度・・・・・(ジャポネスクバージョン)☆☆☆
オススメ度・・・・・(エルサレムバージョンで、ヘロデ王が下村さんの場合(^^;))☆☆☆☆

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スルース

 これは劇団四季には珍しいストレート・プレイ(普通の演劇のことですね)の演目です。劇団四季は最近はほとんどミュージカル劇団として認識されているけれど、元々はフランス演劇とかのための劇団だったらしいです。今でも年間にちょっとだけはこういった演目が上演されたりします。
 さて、スルースですが、これはイギリスの小説&脚本家アンソニー・シェーファーの作品で、ミステリー、というより推理小説の範疇にはいるらしいのですが、それよりは心理ドラマの要素が強い作品に思えます。登場人物はたった2人。探偵小説家のワイク氏と、ワイク氏の奥さんの愛人であるミロ。ワイク氏の元へミロが訪れたところから2人の微妙な駆け引きが始まります。ワイク氏は経済力、社会的な地位はあるけれど既に人生は下り坂にさしかかっている。ミロは若くて勢いがあるけれど今はただそれだけしか持っていない。妻(愛人)をめぐっての駆け引きが、やがては2人のプライドをかけた駆け引きと戦いになっていきます。主導権を取る側がワイク氏になったりミロになったり、2転3転するウチに、やがて訪れる結末は、、、、?
 劇団四季ではワイク氏役にベテランの日下武史氏、ミロ役に個性派俳優の下村尊則氏を配していますが、お二人とも素晴らしい役造りをされております。日下氏の老獪さ、下村氏の演じる若さと軽さと狡猾さ。一見の価値があります。(この作品で下村氏にすっかりはまってしまったワタシです(^^;))
 しかしこの演目、ワタシは運良く見ることができましたが、2000年8月の名古屋公演で日下氏が名古屋の暑さで体調を崩し、以後休演になってしまったのは非常に残念なことでした。)再演されることを切に願います)
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆

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李香蘭
オススメ度・・・・・☆☆


ハムレット
 
すいません、お気に入りの下村さんの舞台だというのに、シェークスピアはワタシにはやっぱり難解でした。途中で少しだけ眠くなりました(^^;)。でも、下村ハムレット、あの厭世観がたまらない、、、、。石丸ハムレットを見てないけど、多分対照的なんでしょうね、これは。ワタシのイメージのハムレットは復讐の鬼、みたいな感じなんですが、下村ハムレットは何だかとっても善人に見える。静かな炎のハムレット、という感じです。
 うーん、それにしても、下村さんのストレートプレイは、ほんとにうまい。出来ればハムレットでない作品で又みたいです、ほんと。

オススメ度・・・・・☆☆☆


壁抜け男 

大型ミュージカルを手がけてきた劇団四季には珍しい、こじんまりとしたフレンチミュージカルですが、フランスらしい大人の小気味のいいウィットに富んだ会話の中で展開される、珠玉の作品です。一人の平凡な男にある日突然訪れた変化、そしてその平凡な男が夢描いた冒険と恋がはじまりますが、、、。決して重いテーマがないのがこのミュージカルの良いところ。
 舞台は戦後の影の抜けないモンマルトルで、町には色々な人々がそれぞれの暮らしを平凡でささやかだけど、楽しく暮らしています。主人公デュティユルもそんな一人で、しがない役人暮らし。だけどそんな彼がある日突然「壁を通り抜ける」力を持つようになり、そんな力とともに少しずつ彼の冒険が、そして恋が始まります。モンマルトルの仲間に助けられて果たして彼の願いは成就するのか?
 、、、ラストが、切ないです。フランスの作品は映画でも音楽でも「曖昧さ」が何となく漂っているのですが、この作品もそんな曖昧さを含みながら、切ない終わり方をします。切ない終わり方ですが、それでもやっぱり「人生は素敵」なのです。
 今まで見た作品の中で、ワタシの心に残る作品の上位にランクインです(*^_^*)。デュティユル役の石丸幹二さんが素敵です。この方は今や劇団四季には欠かせない方ですが、ワタシは運悪く、この方は過去に1回しか見て居ませんでした。(しかもそのときのラウル役は超不調だった気が、、、)しかし、この役を見て、この方が何故大事な役を与えられているのか、少しだけわかった気がします。

 この作品、出来れば今後も上演続けて欲しいと願っております。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆

2002年12月、羽島市民センターで地方公演があり、再びこの作品に巡り会うことが出来ました。デュティユル役に下村さんが配置されたとのことで切符取ったのですが、当日は石丸さんでした(^^;)。だけど、この役の石丸さんははっきり言って素敵です。そして、この作品はたった12人で演じられているミュージカルなのですが(一人2役3役の人もいる)、ここに配されている方達が皆個性的でよいのです。ワタシのお気に入りは、画家役の佐野さん、新聞配達少年の有賀さん、アル中の医者・警察官・看守役の喜納さんという方達です。(画家役の佐野さんという方は特に格好よくて歌も素敵で、オススメ)

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ユタと不思議な仲間たち 

劇団四季のオリジナルミュージカルで、ワタシ的に四季オリジナルの代表作にあげても良いと思う、珠玉の一品。劇団四季は日本語の使い方が綺麗だと思うのですが、このミュージカルのせりふは普通に聞いていると何をしゃべっているかわからない(^^;)東北の方言が、音楽に乗って美しい呪文のように響き、言葉の美しさ、深さを感じさせてくれます。
 舞台は、東北(南部地方)のとある田舎村。都会から転校してきた勇太はひ弱なために地元の子供になじめず、いじめられ、名前も勇太と呼ばれず「ユタ」と呼ばれています。そんなかれが、おじいさんから聞いた座敷わらしの話に興味を持ち、彼らに会ってみたいと思って、満月の晩に古い田舎屋の部屋に泊まったことから、不思議な出来事が始まります。現れた座敷わらしたちはみんなこの世に生まれて直ぐに命を失い、仏になることもかなわず、子供のような姿のままで(しかし体はどうも大人になってしまったのだが(^^;))この世界のどこかで暮らしているというのだった。彼らは悲しい運命の元にこの世のモノではなくなってしまったけれども、それでも決して恨んだり悲観したりせず、今居る境遇に楽しく、優しく暮らしているのだった。生きることに絶望しているユタに、座敷わらしたちは「生きていればきっといいことがあるんだ、。人はみんな生まれてきたのも、生きるのも意味があるんだ」と励まし、ユタと友達になります。

 この作品の見所は、なんと言っても5人の座敷わらしたち、です。人になりたくてもなれなかった悲しい子供達(いえ、子供としてさえも生きることを許されなかった悲しい命達)だけど、そうなってしまったさだめを恨んだりせず、明るく楽しく人のそばでそっと生きていく、、、。何百年も生きてきたので、所々妙に大人びたところもあるけど(たばこを吸ったり、妙に哲学的だったり、女形だったり、等々)、純粋な心のまま、住む世界に空気のような存在であり続ける、永遠の子供達。ユタはそんなわらしたちに励まされて、少しずつ変わっていく、いえ、ユタの本来の姿を取り戻していくのです。最後にユタとわらしたちの別れが来るけれど、ユタにはきっと、それが「永久の別れ」ではないと、もうわかっていたのだと思います。2度とあえないけれど、でも心の中にいつも彼らが住んでいることを、きっとユタは感じて生きていくのだろうと、、、。
 とにかく、これは是非いろんな人に見てほしいミュージカルの一つ。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆(☆6個でもいいくらいです。多分下村ヒノデロだったら、☆6個です(^^;))
見所:座敷わらし登場と自己紹介の歌!あと「友達はいいもんだ」「生きているって素晴らしい」など、1幕の方が結構好きなんですが。2幕で座敷わらしが飛ぶシーンもイイです。

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クレージー・フォー・ユー

 見る人をハッピーな気持にしてくれるミュージカルをあげるのなら、この作品をぜひおすすめしたいです。見ている私たちまで踊り出したくなるような軽やかな音楽と見事なダンスシーン、小粋でコミカルでお色気もちょっとあって、登場人物は一癖ある人達ばかりだけど、最後はみんな幸せになってしまう、そんな楽しい作品なのです。
 この作品は、ガーシュウィンの「ガール・クレイジー」というミュージカルを元にして、全く新しいテイストに仕立て上げ、ガーシュウィンの他の作品からも曲を取り上げて作られたものです。銀行家の息子だけどダンスに夢中でザングラー劇場に入り浸っているボビーが、母親に命ぜられて地方の劇場の差し押さえに向かいますが、そこで出会った劇場の娘ポリーに一目惚れ。だけどポリーはボビーに下心があると思いこみ相手にしません。そこでボビーが考えた苦肉の策は、大劇場主のザングラー氏に化けて劇場で公演を行い、この劇場を救おうとするのですが、、、。
 このミュージカルの素敵なのは、どんな登場人物もみんなハッピーエンドになってしまうことです。嫌々銀行員の仕事をしているボビーも、つぶれかけた田舎町の劇場を何とかしたいと頑張る娘ポリーはもちろんのこと、ひなびた町でやる気を失って生きている若者達、都会から田舎町にやってきてみんなにはっぱをかけるザングラー・フォーリーズの踊り子達(この踊り子さんが軽くて明るくてそして素敵で、いいんです。一見の価値あり!)、愛する女のためにすべてを投げ打って舞台を成功させようとするザングラー氏も、ボビーに結婚を迫り続けるアイリーンも、ポリーの劇場を酒場に改装しようともくろむ宿屋の主人ラングも、みんなみんなハッピーエンドになります。いささか強引かもしれないけど、みんながハッピーになれるんだったら、言うこと無し!最後に自分の夢が叶ったポリーとボビーが踊るダンスシーンが素敵です。そして、このミュージカルにあふれるキスの数々も素敵。これは大人のためのおとぎ話かもしれない、そんな風に思わせてくれるミュージカルです。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆
見所:荒川努さん(ボビー)のダンスと歌が素敵です。

 このミュージカルに感激して、買った楽譜でガーシュウィンの「I GOT RHYTHM」をMIDIで打ち込んでしまいましたf(^^;) 。こちらからお聞きくださいませ。

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アスペクツ・オブ・ラブ

 この作品は非常に好き嫌いの別れる作品、かもしれません。ロイド=ウェーバーの作曲ですので、非常に美しいメロディです。しかし、話の中身はかなり女性週刊誌風だったりします(^^;)。ワタシはどっちかというとかなり苦手かもしれません。ストーリーだけ書くと、ワタシが書くと多分どろどろした恋愛モノのストーリー(^^;)になりそうなので、興味のある方は劇団四季のページなどで探してもらった方がよいかも、です。しかしながら、曲は非常にいいんです、悔しいくらい。
(うー、もう少し内容について書こうと思ったけど、やっぱりこの作品は苦手かもしれない、、、、。クレージ・フォー・ユーみたいなのは大丈夫なんだけど、三角関係不倫ネタはどうもなあ、、、、、)
オススメ度・・・・・大人の恋愛(^^;)が大丈夫という人には☆☆☆☆☆
          そう言うのが苦手な人には☆☆☆(曲は聴く価値あり!)
見所:うーん、抽象的とはいえ、舞台でエッチシーンっぽいのがあるのは、やや恥ずかしいかも、、、(^^;)。

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コンタクト

 歌主体のミュージカルが多い中で、異色の新作とニューヨークで絶賛された話題のダンスミュージカル「コンタクト」の、劇団四季版です。このミュージカルは、オリジナル曲を使わず、既成曲を使ってダンス中心にいくつかのストーリーが繰り広げられます。どっちかというと普段陰になりがちなダンサーさんのために作られているようなミュージカルといっても良いかと思います。いつも見事なダンスシーンを見せてくれる劇団四季の中でも、特に選りすぐりのダンサーが出演している、、、ようです。(ここで「、、、ようです」とあえて書いたのは、ワタシが残念ですがあんまりダンスに詳しくないためで、ワタシから見たら、劇団四季の人は皆さんダンスがうまいと思っている中で、すごくうまい人と普通にうまい人の区別が、ワタシのようなダンス素人にはつきにくいためなので、、、、ダンスに詳しい人、すいません)
さて、このミュージカルは3部構成で、1部がフラナゴールという人のブランコに乗った貴婦人の絵を元にした貴族の男女と召使いの戯れ、2部があるレストランでの口うるさい夫といつも服従させられる妻との会話と、その妻がいつか陥る白昼夢のダンス、第3部がやり手広告マンが陥る精神的な絶望と、そのかいまの夢?の様な世界に現れた黄色いドレスの女とのダンスをはさんでの「コンタクト」、、、。という構成です。ワタシ的には、第1部は「(-_-)ゞ」第2部は「<(; ^ ー^) 」(でも第2部は曲がクラシックで好きな曲だったので、踊るシーンがバレエを見ているようで割と良かった)第3部はお気に入りの下村さんが主役なので結構真剣に見つめてました(^^;)。第3部の下村さんの悩めるシーンがストレートプレイのようで、非常に下村さんの味が出ていて良かったです。
 個人的には、ダンスが余りわからないワタシでも、結構楽しめる作品ではありましたが、あまりに歌が少ないのはやっぱり寂しいなあと思ってしまったミュージカルファンです、はい。
オススメ度・・・・ダンスに詳しい人、ダンスシーンが好きな人☆☆☆☆
         歌のあるミュージカルが好きな人☆☆
見所:はっきり言って第3部。マイケル・ワイリー役は加藤敬二さんがオリジナルですが、悩める下村ワイリー、かっこいい、、、。マイケル・ワイリー役はほとんどストレートプレイっぽい役なので、下村さんにはぴったりだと思う、、、。あと、2部のギャング役の明戸さんという方が、いい味出してます。この方、元オペラ歌手だそうですが、四季の舞台がすごく板に付いた人です。歌もオペラっぽくないし、バック転までやるし(^^;)。

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アンデルセン

 この作品は劇団四季でも過去に2回ぐらいしか上演されてないらしく、そう言う意味ではかなり幻です。今回は運良く名古屋で公演されまして、、、、。で、あらすじは、簡単に言うと、若き日のアンデルセンのとあるエピソード、みたいな話です(フィクションなのかもですが)。アンデルセンについては、知らない人は居ないと思いますが、念のため解説しますと、デンマークが生んだ、世界を代表する童話作家(メルヘン系)で、代表作品を上げるだけでこのページが終わってしまいますが、、、(^^;)。そんなアンデルセンが、童話を書くようになるまでの生活や恋などのエピソードです。片田舎で靴屋を営むハンス(アンデルセン)は、毎日子供達に自分の作った話を語り聴かせていましたが、とあるきっかけで、コペンハーゲンに出てくることになります。そこで、一人の美しいバレエダンサーと出会い、一目惚れしてしまい、彼女のために物語をささげますが、、、、。
 アンデルセン役はご存じ石丸さんですが、石丸さんは、こういう役の方が合う人なんですねえ、、、、。ストレートプレイとか怪人のラウルとかより、壁抜けとかハンスの方がとっても良いです(アスペクツもまあよかったが)。作品全体で言うと、ほぼ石丸さんの歌と(というか、ソロの歌は石丸さんだけでした)、バレエダンサーのシーンにつきてしまいますが、それでも石丸さんの歌のすばらしさとバレエのすばらしさだけでも、この作品は見る価値あります。ヒロイン役の高久さんという方は、長野オリンピック開会式でバレエソロを踊って、浅利さんにスカウトされ、コンタクトで話題を呼んだ素晴らしいダンサーなお方です(でも歌はちょっと(^^;)(^^;)(^^;)でした)。ヒロインの夫役の坂本さんは、劇団四季でクラシックバレエの講師をしているお方で、ダンスの見事な四季で教えている人ですから、そりゃもう素敵です(前にミストフェリーズで見たことあります。上手かったです)。群舞もクラシックダンサー出身の人ばかりらしく、バレエ公演のように見事でした。
オススメ度・・・・石丸さんのファンの人、バレエの好きな人☆☆☆☆☆
         普通に劇団四季を見ている人(ワタシのようなヤツですね(^^;))☆☆☆☆
見所:バレエシーン。ちなみに、内容は結構楽しいというか、ちょっと勘違いな(^^;)ハンスを演じている石丸さんが面白かった。アンデルセンは、生前に(というかけっこう若いウチに)業績が認められて生涯独身だけどそれない幸せに暮らした人らしく、石丸ハンスを見ていると、アンデルセンの人とその作品が生まれる背景がよーくわかります。あー、デンマーク行きたいです〜。

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日生劇場の子供ミュージカル

 偶然なのですがワタシは子供時代に劇団四季が開催していた「日生劇場子供ミュージカル」を3回見に行っています(小学校の観劇教室)。今でもよく覚えているのが、舞台が始まる前に、俳優さんが出てきて、「幕を開ける歌」というのを歌唱指導してくれたことです。歌詞は大分怪しくなっていますが、まだ歌えます(^^;)。「ようこそみなさん、やあこんにちは。楽しい芝居は、いつだって、心に枯れない、夢を咲かせる」って言うような歌詞だったかなー。日生劇場子供ミュージカルはまだ毎年行われているらしいのですが、あの歌はまだ歌われているのでしょうか?知っている方が居たら、是非教えてください。

空飛ぶ幸吉:ストーリーはかなり覚えが怪しいのですが、江戸時代ぐらいの頃、空を飛ぶ夢につかれて、ムラの人に馬鹿にされながらも自分の夢を追い続け、人力飛行機を作った青年の話だったです。残念ながら、曲はほとんど覚えていませんが、ハッピーエンドな話ではなかったので、子供ながら泣けたような記憶が、、、。

オズの魔法使い:テーマ曲は有名な「オーバーザレインボー」(同名アメリカ映画の主題曲)だったのを覚えているほか、気球が飛ぶ時や靴がドロシーを他の場所に運ぶ時の呪文の歌とか、まだ少し覚えています。ドロシーが仲間になったかかしやライオン、ブリキと別れるシーンで、またも泣いていた記憶が、、、。

二人のロッテ:今も子供ミュージカルとしてよく上演されている演目ですが(去年も全国巡回していたですが、尾張地方にはなかなか回ってこなかったので見れなかった、、、)、ワタシの見たこのときが初演だったらしい、、、。曲は残念ながらほとんど覚えていないのですが、テーマが離婚した両親にそれぞれ引き取られた双子が夏の林間学校(みたいなところ)で再会し、互いの親をもう一度再会させてまた一緒に暮らすようにしたいといろいろ画策するという、当時としては(しかも小学生には)重いテーマだったので、ストーリーをよく覚えています。

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東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」

 このコーナーは「劇団四季」のコーナーなのですが、東宝の大作ミュージカル「レ・ミゼラブル」もついでなのでここにあげておきます。
 このミュージカルは、誰でも知ってるビクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル(ああ無情)」をミュージカル化したモノで、全世界で上演されてますが、日本では東宝が上演権を獲得し、以来定番化して上演され続けております。
 このミュージカルをあえてここで取り上げたわけはほかにもあります。このミュージカルの主役のジャン・バルジャンにキャストされている男優さんが3人おりますが、いずれも劇団四季出身なのです(^^;)。もっともメインで活躍されている鹿賀丈史さんは劇団四季でジーザスの初演でジーザスを勤めたり、ウエストサイドストーリーでも主役を務めておられたそうです。滝田栄さんも同様にジーザスなどで活躍されていたそうです。新しいところでは山口祐一郎さんで、かなり最近まで四季におられてやはりジーザスやオペラ座の怪人でこの人ありとまで言われたお方です。ほかにもサブキャラで四季出身の方がかなりをしめているので、はっきり言って劇団四季無しでは成り立ちにくいミュージカルのように思われます(^^;)。
 だけど、この作品、オーディションで人選しているとは言っているのですが、一部配役に不満の残ることがあります。重要キャラのコゼット。ワタシが聞きに行ったときは、宝塚出身の純名里沙さんだったのですが、高音域がはっきり言って・・・・でした。四季だったらこんな音誰でも出せるんでは?と思ったのですが。でも岩崎宏美さんのコゼットの母役(名前忘れた(^^;))はすばらしかったのですが。本田美奈子さんのエポニーヌも絶品でした。村井国夫のジャベール刑事もすごかった。ほとんどは良かったのですが、コゼット役だけがどーしても許せなかったんでした(^^;)。去年は確かコゼットに安達裕実、、、うーん、何考えてるんだろ、東宝は。
 あらすじや構成には不満はないのですが、それでも「オペラ座の怪人」を初めて見たときのようなインパクトを感じなかったのは、もう一つ理由が。緊迫感がワタシ的に物足りなかったのと、劇中の台詞の音の響きの違和感、かな。ジャンクな言葉が多かったのが、何となく生理的に受け付けられなかったのかも、、、。歌の一つ一つは歌ってる人もうまいから、文句はないんですけどねー。でもアンサンブルの歌の部分にはやっぱり不満あります(劇団四季のアンサンブルはお世辞抜きで見事だと思っていますので、どうしても弱く感じました)台詞って言うのは結構重要なんですね、多分。
 曲は世界的にも有名になっている曲が多いのですが、エポニーヌの「オン・マイ・オウン」と、アンサンブルで歌う「ピープルズソング」以外が何となく心に残らなかったかも。うーん、この物足りなさは何だったんでしょう、ほんとに。(レ・ミゼファンの方、すみません。ワタシはこの作品、今イチ受け付けなかったかもです)
オススメ度・・・・・☆☆☆

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