猫さんの保健室


 老猫の最近の病気の傾向ー高齢化と飼育形態の変化で変わってきた?

 猫の平均寿命は飼育形態の変化、食事内容の変化から、確実に延びてきておりますが、その結果、かつては滅多になかったような病状に遭遇することが増えてきています。それらについていくつかここでは簡単にまとめて紹介してみることにしました。

 

・腫瘍

 人間同様腫瘍が増えているのは猫も同じですが、昔に比べ余り見られなかったような腫瘍に遭遇することも増えてきました。

乳腺腫瘍:以前は早期に避妊手術する猫が余りいなかったため、高齢猫での乳腺腫瘍の発生はかなりありましたが、現在では早期に避妊手術する猫が増えたため、昔よりこれに関してはやや減ってきているかもしれません。しかし全体的な猫飼育頭数や病院にかかる猫の数が増えていることを考えると、診察する数は若干増えているかもしれません。猫の乳腺腫瘍の場合、悪性度が高く、転移や再発率も非常に高いので、早期の発見、切除が現在ベストの方法になると思います。

皮膚腫瘍:皮膚腫瘍は色々な種類がありますので、個々の腫瘍について(以下続く、、、)

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