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   目  次
第一話 峠のウラオモテ 2001年 7月20日掲載
  第二話 旧国名のつけ方 2001年12月30日掲載



◆ 第一話 ◆  峠のウラ・オモテ  (2001年 7月20日掲載)

 日本は、島国にして山国。山国故に数え切れないほどの峠がある。女工哀史で知られる野麦峠、鉄道の難所であった碓氷峠など、風光明媚な峠、非常に険しい峠、いろいろな峠がある。
 しかし、実は峠にウラとオモテがあるらしい。
 ある村の冒険心のある人が、「あの山の向こうには何があるのだろう」と、その山の頂上をめがけて登っていく。もちろん、このときはジグザグである。そして、やがて頂上にたどり着き、向こうを見下ろした時、何かを発見する。すると、今度は一目散に駆け下りていく。このときは、登りと違いほとんど直線的に下っていくことになる。
 こうして、冒険心のある人によって初めて峠が作られたことになるが、この峠も、すなわちジグザグ道のある方がオモテ、直線に近い方がウラとなるのである。 おわかりになりました?
 今となっては、道も近代化され、ほとんどの峠もトンネルで簡単に通り抜けることが出来るが、旧道などを古い地図で見るとき、こうした見方をしてみるのもおもしろいのでは。
   ・・・ 昭和49年10月12日、津軽半島 青森県今別町本覚寺ユースホステルにて、同宿したトラベルライター 小林正寛 氏から伺ったお話です。 ・・・



◆ 第二話 ◆  旧国名のつけ方  (2001年12月30日掲載) 

 
 滋賀「近江」(おうみ)の反対の県はどこ?・・・正解は静岡西部「遠江」(とおとうみ)。
 湖を持つ国について、その旧国名は琵琶湖を近い湖として「近江」とし、浜名湖を遠い湖として「遠江」として、近・遠が付けられている。
 これらの旧国名は、すなわち、京都を中心に順序が付けられているのである。
 「越前」は福井、「越中」は富山、「越後」は新潟と、前中後の順序も京都からである。「備前」・「備中」・「備後」もそう、「筑前」・「筑後」もそう、また、「上野」・「下野」の上下の順序もそうである。
 ただ、「下総」・「上総」(いずれも千葉)は陸路では順序が異なっているが、海路が主であったとかで、この順序になっているらしい。
 さて、とくと地図をごらんの上、確認あれ・・・・。
・・・ このお話も、昭和49年(1974年)10月12日、津軽半島 青森県今別町本覚寺ユースホステルに同宿したトラベルライター 小林正寛 氏から伺ったお話です。 ・・・


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