1号車


 ようこそ、1st CARへ。ここは花輪線ページとなります。愛してやまないキハ58・キハ52型は
毎日龍ケ森を上り、そして下っていきます。盛岡から大館まで片道約3時間、長いドン行の旅は、
辛いときがあり、また車窓からのぞける景色に感動があるそんな路線です。

 まだ本格的な撮影に入っていませんが、花輪線沿線はいろいろな表情を出しております。
 それは、昨年(2001年12月2日)にこまちで盛岡まで行き、そこから花輪線に乗って大館を
目指しました。もちろん、ただの乗車ではなく「録音乗車」で、ディーゼルカーならではのエンジン音、
そして車内放送などの様子を録ってまいりました。結果は私自身満足していますので、良かったです。
 

※写真をクリックすると、大きくご覧になれます。



〜秋田駅〜

秋田駅12番線 車窓、雪景色


 この日は雪はありませんが、ひどく冷え込みました。朝の7:30前、秋田駅のホームに立つと
横殴りの強い風がこまちの乗車待ちをしている私たちに吹き付けます。JR職員の方々も寒そうに
こまちの回送列車を待っておりました。そして12番線にスゥッとこまちが入線。名前の通り淑やかに。




〜盛岡駅〜

485系国鉄色
国鉄色とスーパーはつかり


 秋田を出発し、田沢湖に差掛かる頃にはもう、うっすらと雪が積もっていました。
 そして、盛岡駅に降り立つと各家々の屋根には2・3センチの積雪があります。

 新幹線ホームから在来線ホームに下りると、なんと国鉄色485系が2番線に停車している。
 DJ(鉄道ダイヤ情報)にも情報が載っていなかったので、これは嬉しかった。どうやら修学旅行の
団体だったらしいです。でも、国鉄色485系は「かもしか」がその色を塗り替える前以来久々。
 3月2日の「白鳥」でも見ましたが、あれは京都車でボンネット型でした。

 スーパーはつかりとの並びも撮れました。これで485系が「はつかり」のHMを出していれば……。
 ……と、まあ盛岡駅で国鉄色を見る事ができて嬉しかったです。では本題へ。




〜花輪線列車〜

盛岡駅4番線
キハ52−153


 10:04発1929Dが盛岡駅4番線に到着、ディーゼルエンジンの音が静寂を切る。
 しかし、乗客は私を含めて十数名ちょっと寂しい。でも、列車は3両編成でした。
 花輪方向にキハ52-153+キハ58-1530+キハ58-1533の3両編成、十和田南で逆向きになります。

 発車のベルが鳴り響くと、キハ52は先頭になってキハ58を引っ張ります。
 ゆっくりとポイントを渡り、本線を快走していきます。2つのエンジンが車内で共鳴し合うのは
何度聞いても飽きがこない……という訳ではありませんが、私は好きです。



〜龍ケ森越え〜

龍ケ森を越えたあたり
安比高原(旧:龍ケ森)駅


 松尾八幡平を出発すると、安比高原(旧:龍ケ森)までの片勾配となります。昔はハチロクという
蒸気機関車がよく客車や貨物などの列車を銃連で牽引していたそうですが、今はディーゼルカーになり、
その運転時間も大幅に短縮されました。昔の急行の名残、快速「八幡平」は今でも盛岡〜大館間を
2時間半で結んでいて、今は上下合わせ2本運転されています。

 安比高原駅は、つい数年前までは閉塞があり、上下の列車が離合していました。
 しかし、無人化と棒線化で今は昔の面影を見ることもできません。父から蒸気機関車の
ビデオを借りて見た事がありましたが、あれは給水塔もあり、ハチロク同士が離合していました。




〜鹿角花輪駅〜

鹿角花輪駅
木製の上屋


 かつては列車の離合があった湯瀬温泉駅、八幡平駅はすでに棒線化。寂しいような、虚しいような。
 そんな事を思いながら車窓を眺めていると、鹿角花輪駅に到着。ここで上り列車を13分待つ。
 うっすらと雪がある、構内を吹きすさぶ風は身も凍らせる。構内ではサラリーマン風の方がなにやらお話を。

 そして上り列車は遅れず定刻通り花輪駅に到着。こちらは再び発車、一路大館を目指します。
 ここからは古い時代、「秋田鉄道」という私鉄会社が開通させた区間で、後に国有化して現在に至っています。
 そのため、ある駅では2両分しか停車できず、3両目はホームからはみ出します。これは車内放送でも
言っておりました。路線内で、ホーム延長を行なったのは毛馬内(現:十和田南)と大滝温泉で、
これ以外の駅はすべて2両分のみ。かつて閉塞のあった末広・十二所・扇田・東大館でもホームの長さは
短かいです。駅舎自体も元々が私鉄だったこともあってコンパクトなものとなっております。



〜大館駅へ〜

大滝温泉駅と女性車掌
大館駅3番線より


 さて、大館駅も近づき、途中の閉塞駅大滝温泉へ。無人化されたようで、かわりに改札やキップの
回収は女性の車掌さんが行なっていました。けっこう可愛かったなぁ。(私的発言)

 13:02、約3時間をかけて盛岡からやっとこさ大館に到着。キハ52の録音も終了。
 結構長い旅路となりました。唯一嬉しかったのは、途中から吹雪いたりして列車が遅れなかったこと。
 特に安比高原や湯瀬温泉の辺りは、風が強くそして冷えやすい場所なため、よくポイントが動かなくなるという
アクシデントに見舞われ、乗客は寒い中待ちぼうけを喰わされたりしたそうです。

※ただし、安比高原・湯瀬温泉両駅はすでに閉塞が廃止になっています。しかし、松尾八幡平などでもポイント故障が
あったりするので、今でも冬は花輪線列車は遅れが増えます。やはり分水嶺を越えていく路線だからでしょうか。

 帰りは701系普通列車で秋田まで。連続乗車で疲れましたが、収穫は大きかったです。
 これからも花輪線でのキハ52・キハ58の活躍を見守り続けたいですね。
 (もちろん、山田線・岩泉線でもがんばっていますが)

 まだ「国鉄色」盛岡車は撮影・乗車はありません。そのうちまた暇を見つけて行ってきましょう。




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