01/01/10 作成  07/07/20 加筆修正

雄信内駅

宗谷本線“「雄信内駅” 人々が去った今、古い駅舎が残るこの駅をいったい誰が利用するのだろうか…

      

駅舎は大変古く、大正14年の開業以来のものと思われる    背後は山林、そして駅正面は廃屋が数軒あるゴーストタウンである

  訪問日記  2000年12月31日 訪問
 
  この“雄信内駅”は宗谷本線の天塩中川-幌延間で唯一列車の交換が出来る駅で、普通列車に乗っていると案外、対向列車の待ち合わせで数分ぐらい停車してくれることが多い。
 駅舎は、大正14年の開業以来からあると思われる非常に古くて、北海道らしい雰囲気たっぷりの味わい深いものである。 そして、この冬の時期は、除雪作業のために保線職員が
 常駐しており、駅はまったくの無人ではない。 しかし、この駅の周囲にある数軒の人家は何れも廃屋で、駅舎内事務室で待機していた保線職員氏の話によると、現在では全く人が
 住んでいないということだ。 また、芸能人でいうとあの“指パッチン”で知られた「ポール牧」の故郷というが、どこの家かは窺い知ることはできない。 ※どうでも良いことだが

 今回、この駅への訪問は徳満駅から乗って一旦稚内へ出て、そこで朝食の摂取と食料の買出しを行った。 そして、快速とも言える通過駅の多い普通列車で数ある秘境駅を飛ばし
 ながら、この駅で降り立った。 そこでは、対向の特急「スーパー宗谷2号」の待ち合わせとなったのだが、数分ほど遅れてやって来たので、列車の外へでて一服している乗客の姿も
 あった。 私は、早速駅舎やその周辺の写真を撮り歩いていたが、やがて列車が行ってしまうとすっかり寂しくなった駅の待合室に取り残された。 しかし、隣の駅事務室からはテレビ
 の音が聞こえてくる? そのうちにそこで常駐していた保線職員が、「こっちへ来て暖まりなさい」というのでお言葉に甘えることにした。 更にコーヒーまでご馳走になり、30分ほど
 色々と世間話をしながら休ませてもらった。 そして、隣の“上雄信内駅”までの2.5km程を駅間歩きで訪問するため、保線職員の叔父さんに礼を言って別れ、大雪降りしきる中、
 天塩川に沿って歩き出した。