00/1/16 作成 07/07/18 加筆修正
中井侍駅

飯田線“中井侍駅” 信州最南端の駅は人家が2軒だけの崖っ淵の駅だった…

“侍”と付く不思議な駅名は妙に意味ありげである 待合室は吹きさらしの簡素なタイプ 駅からの道は狭い急勾配の道が続く
訪問日記 2000年1月13日 訪問
さて、今回の「飯田線秘境駅訪問旅」も第3回となり、八王子の自宅から冬の18きっぷを利用してフラリとやってきた。 生憎の雨で気分はブルーだったが、飯田線に
乗るだけで秘境駅が簡単に周れるとなると何だか充実した時間が過ごせるので、ちょっとした幸せを感じる。 先ほど訪れた“為栗駅”から僅かの時間で到着したこの駅は、
裏に人家(製茶農家と思われる)が2軒ある他は本当に何も無い場所だ。 ここへは少しばかりの本数しかない電車でも大して苦労せずに訪問できるのだが、車やバイク
での訪問となるとそれこそ大変なことになる。 何しろ車道が狭いというのは勿論、急勾配のつづら折れコーナーが連続し、軽自動車ぐらいでないとまともに曲がれない
からである。 下手をすると自分の車で恐怖のスイッチバック体験をすることになりそうだ。 脱輪=転落を意味する程の険しい道である。
今回は順当に電車でやって来ているので、このような恐怖感を味わうことは無かった。 眼下には急斜面に広がる茶畑と天竜川の雄大な流れが眺望できる。
上下列車を組み合わせた訪問の中で、20分間という短い時間ではあったが、待合室こそ開放タイプではあるが、中々居心地の良い時間を過ごせた。
やがて迎えとなる電車がやって来たので乗車し、下半分が素彫りのトンネルの中で、レールを“ギーギー”と軋ませながら、ノンビリと進んで行ったのである。