00/5/31 作成 07/07/18 加筆修正
餅原駅

日豊本線 “餅原駅” 辺り一帯は畑が広がり、何故か人家が見えない不思議な場所にある
待合室は、簡素な吹きさらしタイプで、一部が無残にも破壊されていた ホーム先端に、列車の停車/通過を示すストロボが光る 錆付いて古ぼけた駅名標
訪問日記 2000年5月8日 訪問
ここは日豊本線の“餅原駅”である。 駅の周囲には一面に畑が広がり、およそ人家が見えない。 駅前には、かなり大きな自転車置き場があるが、ここまで歩いて来るのが
とても不便であることを裏付けているかのようだ。 なぜ、このような場所に駅が建設されたのかどうかは不明であるが、同線区の中では、比較的新しい駅とのことで、恐らく地元の
方々の請願があって開設されたものと考えられる。
駅の構造は単純な一面一線の片側ホームで、勾配を緩和するためかどうか知れないが、線路は周りの土地より一段低い位置を通っていて、その両側が競りあがっている格好だ。
ちょうど、線路が溝にはまっているような状態である。 このような構造の為、特に夜間は視認性が悪く、ホームの先端には“停車/通過”を示す「ストロボライト」が時折発光しており、
最初は何事だろうと吃驚したものだった。
今回の訪問は、夜も10時過ぎとなってしまったので、残念ながら周囲の状況の詳細は不明のままである。 到着した列車から降りてまず気になったことは、いきなり“田舎の香水”
の洗礼?を受けたことだ。 現代の農業では、化学肥料が当然のように使われているので、この手の臭気を発する有機系肥料を使っていることに少々驚いた。 まあ、私など農業に
一切従事したことがないので、このような突然の歓迎?には少々戸惑ってしまう。
20分ほどの短い滞在の後、やがてお迎えとなる宮崎行き最終の気動車列車がやって来たので乗車し、その老体のキハ58は重厚なエンジン音を響かせ、闇の中へと消えて行った…