00/5/15 作成  07/07/14 加筆修正

女鹿駅



羽越本線 “女鹿駅” 桜が満開のこの駅は、集落から離れてひっそりと佇んでいる・・・

      

見事な桜が緑の中に冴え渡り、とても素晴らしい世界を作っている  鉄パイプで出来た簡素のホームはまるで仮設駅のような雰囲気

 “うじゃくさん”の訪問記録  以下受信メール全文掲載。  2000年5月12日 車内より停車中に観察 
 
  この区間はカーブが続く箇所で、海や集落を見下ろせる位置を走ります。  女鹿駅の前後はかなり見通しがいいのに、この駅の周辺だけ何故か木々が生い
 茂っています。 駅そのものは見ての通りで人気を感じません。  針葉樹林の中にあり本当に別世界です。 人家は海側にしかなく、山側は森林地帯で完全に
 無人です。 駅を挟むように共に二三十軒固まった集落が存在しますが、秋田側集落は駅からかなり離れており利用するには遠すぎます。 主に山形側集落の
 住民が利用するんでしょう。

 両方の集落は黒い瓦屋根が見事です。  ・・・が、沿線に「女鹿ドライブイン」という廃墟を見かけました。  もしかしたら、これらの集落は廃屋が多いかもしれません。
 山形側の集落は列車が駅を出て四、五秒くらいして見えてきます。 案外近いかも。 駅からそこへは、木々に囲まれた緩い上り坂の一本の小道をとぼとぼと歩いて
 いくようです。 (私が乗車した時は一人のおばさんが下車し ました)

 ダイヤは下り(秋田方面)が12:40、17:33、18:59。つまり午前は全部通過。 逆に上り(酒田・鶴岡方面)は6:24、7:24。以降は全部通過。 凄いアンバランス。 
 降りていろいろ確かめたくなる駅ですが、列車を待つのはかなりきつそうです。  隣り駅まで歩くしかないですね。
 国道7号からは離れてますが、吹浦バイパスが完成したらこの駅のすぐそばを走るようになり、今後は様子がだいぶ変ってしまうのかもしれません。
 北海道や飯田線などとは比べ物にはならず、秘境度のランク的にはかなり低いかと思います。  しかし何か惹きつけるものが あります。

 そして、私の感想を

 この度は「東北秘境駅訪問旅」として、この「女鹿駅」を初めとする多くの駅調査、お疲れ様でした。 そして、この「女鹿駅」 素晴らしい駅ですね。
 うじゃくさんのおっしゃるように、トップの写真で待合室の「女鹿○○○」と白くペンキで消された跡は恐らく信号場と書かれていたと思われ、事実その昔は臨時駅と
 なっており、普段はただの信号場でした。 その名残りでしょうか、大概の列車は通過してしまうという冷遇さで、この車社会が発達した今、この駅の存在価値は
 ちょっと疑問ですね。 そして、この桜咲く長閑な駅はきっと訪問者の心を癒してくれる良い駅でしょう。