01/01/15 作成  07/07/12 加筆修正

北比布駅

宗谷本線 “北比布駅” コンクリブロック造りの駅舎がそっと脇に建っている

       

周囲の人家は数軒が離れて点在   駅はコンクリブロック造りの簡素なもので内部は土間、そしてベンチは板切れを渡しただけという代物だ

  訪問日記  2001年1月1日 訪問

  この駅は、実際に訪問するまでは、通過列車の多い同線に数ある秘境駅の中でも、旭川市近郊に属している地域であるため、利用者はそれなりに居るのではないかと
 思われた。 しかし、周囲は荒涼とした大地が広がっているだけで、特に目立ったものは無く、人影もまったく見られないという寂しさであった。 元日という極めて特殊な日に
 訪問したためと思うが、この荒れ果てたコンクリ製で造られている待合室を眺めていると、普段でもこんな状態なのでは …と思わせる。 その室内は、土埃の立つような土間。
 そして、板切れを壁沿いに這わしただけの、その場限り的な造りのベンチ。 お世辞にも居心地は良いとは言えない。 そんな待合室でも風雪が厳しい日に、遅れてくる列車を
 ひたすら待っている人にとって、かけがえのない存在なのであろう。

 今回この駅には、同行する“なまらさん”と車での訪問となった。  そして、その彼もまた、この地の駅を訪問して歩いていたという経歴の持ち主で、このように昔のままの姿で
 残る駅の味わいを知る、数少ない人間である。 そんな思いで、これらの駅訪問(再訪)旅を、じっくりと味わう良い機会が実現できたというのは、とても素晴らしいことであると思う。
 そして、次の秘境駅として同じ比布駅の兄弟分である、“南比布駅”へ向かうことになった。