2016/04/27 作成

韓国の秘境駅訪問 その4



KTX山川 紫ラインのダリアン編成は光州方面へ運用される ソウル駅にて


    旅程3日目 2016年4月17日  栄州からソウルまで


     道渓(トゲ)から乗ったムグンファは幸いEL牽引だったため、大ループのソラントンネルで排ガスに悩まされることはなかった。しかし、東栢山から太白線に入ると軌道の状態な
    のか、台車の調子が悪いのか判らないが、少々振動が気になった。それでも見るもの全てが新鮮で今までほとんど一睡もしなかったが、さすがに疲労したせいか眠さを我慢する
    ことは出来ず、気が付けばかなり長い時間寝入っていた。それでも中央線と接続する堤川(チェチョン)では、多くの人が入れ替わり、行楽帰りと思われる人々の喧騒でとても寝ら
    れるような状態ではなくなった。聞き慣れない言語なのか、独特のイントネーションなのか、気になってしまうのが悲しいところ。今夜のソウル〜釜山のムグンファでは徹底的に自
    衛しないとまずいと、戦慄を走らせるのであった。

          

    特室(トクシル)は、旧セマウル号の車両で快適!  清涼里(チョンニャンニ)駅に到着    地下鉄カードの発行機は日本語切り替えモードあり!  カードの保証金は50wなので記念品に!  


    そんな気持ちもお構いなしに列車は淡々と進む。原州(ウォンンジュ)では更に人が増えて、通路までいっぱいになった。ソウル近郊区間に入ると、やはり運転間隔がタイトになる
    せいか、時々信号待ちで停車することも。それでもほぼ定刻に清涼里(チョンニャンニ)駅に着いた。この駅は東京近郊へいえば上野駅、大阪であれば天王寺駅あたりの位置付
    けである。ただ異なるのが、中心のソウル駅まで地上を走る山手線や大阪環状線みたいなもので連絡されている訳ではなく(一部列車のみ連絡あり)、南の龍山(ヨンサン)駅と
    同様に地下鉄で連絡されている。唯一救いなのは一番最初に開通した1号線で行けるぐらいか。これが他の線区を経由したり乗り換えたりすると、ハングルも解らないこともある
    が、実に複雑かつ難解になろう。ちなみにソウル駅までは、日本語表示機能の付いた自動券売機で1,350Wのカードを購入する。さらに乗車後に払い戻し機で50wの保証金を取り
    戻すことも出来る。ただ、日本円でわずか5円だから記念品にしたのは言うまでもない。
    

          

     ソウルからの夜行ムグンファはDL牽引      車内は2+2列の特急型リクライニングシート    手差しサボの頼りはローマ字ですw        明け方4:04の定刻通りに釜山駅に着く 


    ソウルに着いて、駅ナカで夕食を済ませることにした。せっかくだから韓式の店に入って石焼ビビンバを注文。店員のおばさんに英語で“Stone-Pod Bibimbap”と伝えるが通じ
    ず、そのまま店の表側へ連行され、ディスプレイのブツを指差して了解してもらった。言葉が解らなければ行動で示すしか手は無い。最初にキムチ系の小鉢が3皿出て来た。
    相当辛いけどめちゃくちゃ旨くて、メインが来るまでにほとんど平らげてしまうと、もう3皿サービスしてくれた。いやぁー親切だなぁ〜(感激)そして熱々の石焼ビビンバもボリュ
    ーム満点で、これ一式が12,000w 高いかって言われると現地ではそうかも知れないが、日本円で1,200円を払ってここまで満足出来るなら安いものだ。腹ごしらえを済ませて
    早速、色々な列車がくるホームを階段を登って行ったり来たり。これがかなり激しい運動になるんだけど、一向に疲れない。普段、階段だとハーハ―、ゼーゼー、言ってるくせ
    に何故だろう?

    一本早い釜山行き夜行ムグンファ1225列車を見送ってから、しばらく待って同じムグンファ1227列車が入線して来たのでへ乗り込んだ。網棚に荷物を乗せていると、結構たくさ
    んの人が乗り込んで来た。この列車は車内灯の減光はないし、夜中だろうが到着アナウンスはお構いなしに響く。検札が無い様子なので、早速100均で買ったアイマスクと耳詮
    を装着して無理矢理寝込む体勢に入った。お陰様で20分ほどでシャットダウン。途中ぼんやり外に目をやったのは東大邸駅(2:41)ぐらいで、ほぼ終点の釜山(4:04)までゆっ
    くり寝ることに成功した。

        

     韓国船(未来高速)のコビ―             こちらがJR九州のビートル             帰りはグリーンです!(笑)


    釜山駅に着いたが、何とコンコースはホームレスのたまり場だった。何やら匂いも気になったので、だいぶ早いが釜山港国際ターミナルへ歩いて行くことにした。15分くらいで
    着いたが、ターミナルはまだ閉まっていた。仕方ないので、バス乗り場のベンチで横になっていたが、正面の自動ドアを開けたようなので、そのまま中に入った。ベンチは肘掛
    けが邪魔で横になれないが、暖房も効いていることなので、2時間ほどアイマスクと耳詮をして寝入った。もうどこでも寝れそうな勢いである。そのうち、アジュマ達の集団がや
    ってきて耳詮を突き抜ける攻撃を仕掛けてきたので、已む無く起き上がってコンビニ(StoryWay)のおにぎりを朝食にして過ごした。

    釜山港9:30発のビートル210便に乗船して博多に向かう。帰りは夜行ムグンファの寝不足を考慮して、3,000円プラスでグリーン席を取ったが、特に眠いことはなく、コーヒーや
    お菓子、お茶、毛布貸出しなどのサービスを受けながら博多港に着いた。うーん、やっぱりグリーンは良い(笑)入国審査も無事に終わって、ようやく日本の地を踏んだ気にな
    った。これから九州道と中国道で自宅のある三次市へ帰るが、昼食を食べるため回転寿司の「スシロー」に吸い寄せられて行った。


                                                                                                 おわり