01/03/30 改訂 07/07/12 加筆修正
上白滝駅

数少ない各駅停車が静かに停まる 降りたのはおじさん一人、そして私が車内に一人…

石北本線“上白滝駅” いよいよ1日1往復の「白滝シリーズ」の始まりである そして駅舎はご覧の通りもう真っ白…
観察日記 1999年12月11日 特急オホーツク3号で撮影するが失敗。 降り返しの普通列車で停車中に観察
この白滝シリーズも、小さな街のある「白滝駅」でホッとするのも束の間、これから凄まじい秘境駅の連続が始まる。 この“上白滝駅”の周囲には、人家が7〜8軒は
あるが運転士氏の話では、利用者は先程降りたおじさんが一人だけだそうだ。 駅舎は古いが結構しっかりした造りであり、是非とも壊さないで残して欲しいものだ。
ホームは片面1線だけで、多分この重厚な造りの駅舎から想像すると以前は交換可能の駅だった気もする。 そして列車は2両のキハ40で私一人乗せて次の白滝
シリーズの最奥に位置する“奥白滝駅”へ向けて発車していった。 今回の石北本線の秘境駅訪問は、全て停車中での観察に留まり、しかも夜間で詳細が良く掴めなかった。
次にここを来訪する際には、余裕のある日程と万全の準備で望もうと思う。
棒線化されても開業当時の古い駅舎が残っており、駅としての風格を感じる 周囲に人家が7〜8軒あり、国道沿いのため秘境感には乏しい

なんと、駅舎に覆い被さるように雪が捨てられていた 屈辱的な光景だ! 駅に停まる列車は1日/1往復だけ ここまで減った今、利用者は…
訪問日記 2001年3月11日 訪問
この駅は、石北本線の中でも超閑散線区となる白滝〜上川間に有って、普通列車は特快「きたみ」を含めて2往復しか運行されていない。 その他は、特急「オホーツク号」と
極僅かに運行されている貨物列車のみである。 更に、特快「きたみ」はこの駅を通過してしまうため、実際は1日1だけの停車という凄まじさだ。 そのダイヤも早朝の7:05が
下りの遠軽・網走方面、そして夕刻は17:26に上りの上川・旭川方面という設定である。 これはもう駅訪問を趣味としている人間にとっては“拷問”に近く、列車だけの訪問は
非効率の頂点を極める。 こうした状況では、どちらかの列車を利用して隣の駅まで歩くという手段を取るのが、列車を利用しての駅訪問における常套手段であろう。
まだこの駅が救われているのは隣の白滝駅から3.3kmと比較的近いため、到達においてはさほど苦労しないということだ。
駅の周囲には国道333号線が通っていて、その沿道に7〜8軒の人家と1軒の商店が見られるため秘境感には乏しい。 ただ、この魅力的な古い駅舎は、重厚な存在感に満ち溢れ、
昔懐かしい郷愁を感じさせる雰囲気をそのまま残していて、ここを訪れた旅人の心を優しく癒してくれる。 ただ、地元の人間からは“鉄道”という存在を否定された感が強く、
無残にも除雪された雪が駅舎に覆い被さるように捨てられていた。 その姿を見ると何だかやるせない思いになってしまうが、この駅に停車する列車本数と交換設備が撤去されて
しまった今、駅としての役割は既に終えている感じだ。 ただ、そんな中でもたった一人の定期利用者がいるというのは、何だか心強い気がするのは何故だろう?
今回はレンタカーで訪れており、返却時間を考えて10分程度の滞在しか叶わず、次の目的地である奥白滝駅へと出発してしまう。
そしていよいよ人家が無くなり、山深い峠へと進んで行くのであった…