99/11/22  作成  07/07/12 加筆修正

柿ノ木駅



   この“柿ノ木駅”は、4往復/日ある列車のうち、1往復が通過となる利用者の極少ない小駅である

     

駅周囲は10軒程度の民家と農業倉庫がある       個人的にこのタイプの駅名標は嫌いである       駅の入り口は狭く、車が駐車できない

  訪問日記  1999年11月20日 訪問
 
  今回の秘境駅訪問は、生憎の雨模様でしかも車での訪問となった。 これは、限られた日程で数多くの駅を巡り、事前に得た情報の他にも“掘り出し物”となるべき駅の発掘をも
 目的としているからである。 私の実家(親が居住している場所)は現在、長野県にあり土曜の夕方に八王子を出発、「中央道」を使っておよそ2時間で到着し、一晩厄介になった。
 そして、翌朝に出発となった訳であるが、今回は飯山線沿線の「秘境駅発掘」も兼ねてたので、只見線の始発駅である小出駅には12時丁度となった。 昼飯時なので、以前に
 寄ったことのある「ますだ屋」という店構えはボロイが味が良い蕎麦屋で昼食を取った。
 ちなみにここは、故・ジャイアント馬場が訪れたという曰く付き?の店であるという情報を前回の訪問でキャッチしていた。 ※あまり関係ないが・・・

 前置きが非常に長くなったが、昼食後に出発して国道252号を只見線に沿いながら走り進む。 上条駅までは田舎には違いないが、比較的開けた土地であったが、入広瀬駅あたり
 から山が左右から迫ってきた。 そして、突如国道の右手方向に現れたのがこの“柿ノ木駅”であった。 あまりの小ささと寂しさに危うく通過してしまう程であった。
 交通量も少なかったのでバックして駅入り口の狭い場所に車を押し込んで駐車。 目の前はバス停だったが、時間的に来そうになかったので、些細なわがままを許して頂きたい。

 駅の周囲は10軒程度の民家があり、「秘境駅」というには大袈裟な感じがした。 しかし、質素で草が生えたホームやつっかえ棒で支えらた待合室の雰囲気は独特であり、
 こちらのポイントは高い。 豪雪地帯のせいか窓に板張りがしてある辺りは特に味がある。 待合室を覗くと中は狭く、大衆雑誌が並んでいたりして雑然としてはいるが、居心地は
 悪くない。 ただ、民家が近いので駅寝していたら、恐らく近くの住民から尋問されてしまうことであろう。 雨が強く降ってきたし、次はあの“田子倉駅”を控えていたので早々と退散
 することにする。 そして、国道は山間部へと吸い込まれて行き、鮮やかな紅葉で私を迎えてくれたのである。