1999/11/22 作成

柿ノ木駅



   この“柿ノ木駅”は、4往復/日ある列車のうち、1往復が通過となる利用者の極少ない小駅である

     

駅周囲は10軒程度の民家と農業倉庫がある     こんな道路標識のような駅名標は馴染めない    駅の入り口は狭く、車が駐車できない

  訪問日記  1999年11月20日 訪問
 
  今回の秘境駅訪問は、生憎の雨模様でしかも車での訪問となった。これは限られた日程で数多くの駅を巡り、事前に得た情報の他にも“掘り出し駅”を得るために
 他ならない。そんな訳で飯山線沿線の各駅を調査した後、只見線の始発駅である小出駅に着いたのが12時ちょうど。以前寄ったことのある「ますだ屋」という店構え
 こそ古いが味の良い蕎麦屋で昼食を取った。ちなみにここは、故・ジャイアント馬場が訪れたというのが自慢である。※関係ないが

 前置きが長くなったが、昼食後に出発して国道252号を只見線に沿いに進む。上条駅までは比較的開けた土地であったが、入広瀬駅あたりから山が迫ってきた。
 こうして、国道の右手方向に現れたのがこの“柿ノ木駅”であった。あまりの小ささに危うく通過してしまう程で、交通量も少なかったのでバックで駅入り口の狭い場所に
 車を押し込んで駐車。目の前はバス停だったが、時間的に来そうになかった。

 駅の周囲は10軒程度の民家があり、“秘境駅”という雰囲気には遠いものがあった。しかし、質素で草が生えたホームや、つっかえ棒(バットレス)で支えらた待合室の
 雰囲気は独特であり、こちらのポイントが高い。豪雪地帯のせいか窓に板張りがしてあるのも良い。待合室を覗くと中は細長く、大衆雑誌が並んでいたりして雑然として
 はいるが、居心地は悪くない。そのうち雨が強く降ってきて、次は人家が一切ないという“田子倉駅”を控えていたので早々と退散することにした。こうして険しい山間部
 へと誘われ、鮮やかな紅葉で迎えてくれたのであった。