99/12/18 作成  07/07/11 加筆修正

北星駅

簡素なホームと、恐ろしく古い農機具置き場のような待合室   そして“厠”という表現がぴったりのトイレがある

       

いかにも北の駅といった風情ある駅名で、実際に訪れてみるとそれを実感できる    この待合室は古い木造であるが、以外に居心地が良い

       

待合室内部である   木目が剥き出しで何とも味わい深く窓からの隙間風が郷愁を誘う     トイレも同様に恐ろしく古い

 訪問日記  1999年12月11日訪問

  ここは宗谷本線の“北星駅”である。 周囲に人家が4〜5軒点在しているので秘境駅といった風情には乏しいのだが、それをも上回る魅力的な駅であった。
 訪問した朝はもう凄まじい程の大雪で、少し離れた待合室までズボズボと深雪に足をとられながら歩く。 何とも言えぬ程の古い木造の待合室は農家にある農機具置き場を
 連想するかのように、木目が剥き出しため温かみを感じる。 内部は作り付けの椅子と砂の入った缶の灰皿、箒や除雪用具などがある。 この椅子に座って壁にもたれて
 隙間風が吹き込んでくる窓の外を眺めていると、次第に不思議な気分になってくる。
 そして、外に小さなトイレがあるのだが、これも類に洩れず恐ろしく古い。 しかも便器は取り外されていて、跨ったが最後、床が踏み抜けて最悪の事態を招きかねない。 
 30分程度で次の訪問駅である「智北駅」へ行くための列車がやって来た。 本当は隣の「智東駅」の方を訪れたかったのだが、生憎冬季閉鎖により通過してしまうので、
 他の機会としよう。 でもお陰でノーマーク状態であったこの駅へ一番似合う季節に訪れることが出来たことはラッキーだったと思う。