00/7/30 作成  07/07/11 加筆修正

広戸駅

五能線 “広戸駅” 1軒の人家も無い寂れたところだが、化成工場と日本海を遮る防護フェンスが憎らしい…

     

すぐそこは雄大なる日本海を望むところだが、防護フェンスに覆われて見通しが悪い  トイレ内臓の狭い待合室は内部が臭い  国道の向こうに化成工場がある

  訪問日記  2000年7月20日 訪問

  この広戸駅は五能線の中間拠点である深浦駅の隣にあるのだが、五能線きっての撮影名所として知られる奇岩の聳える美しい海岸線を経て、気が付くと人家の全く無い辺鄙な
 場所に列車は停車した。  周囲にあるのは同名のバス停と国道の向こう側に「青森化成工業」の工場があるだけだ。  この工場では何を作っているのか気になって、門の前まで
 行ってみたが、取り扱い薬品を見る限り有機系の溶剤か何かを製造しているようだった。 そして、目の前に雄大に広がる筈の日本海は残念ながら防護フェンスで覆われて非常に
 見通しが効かず、雰囲気が悪い。 更に小さく狭い待合室の構造は、作り付けの椅子がありそこそこの設備なのだが、内部にトイレがあって便臭が漂っており、とてもその場所に
 長く居られるものではなかった。 

 今回は東北秘境駅訪問旅として「18きっぷ」でやってきた。 当初はここで駅寝の予定であったが、2駅先にある驫木駅の雰囲気が絶品であったため、そちらへ変更した。 
 この駅へは深浦行きの夕方の列車で降りたのだが、18分の滞在ですぐに降り返して千畳敷駅まで乗車する。 駅寝好適駅の調査であったが、結局引き返して驫木駅で駅寝と
 なったのである。 この広戸駅は個人的にはあまり良い印象には映らなかったが、すぐ脇にそこそこの交通量のある国道が通り、人家も無い寂しげな雰囲気に鉄道駅としての
 本来の役割を果たしているかは疑問を感じる所だ。 雰囲気が気に入らなくても短時間なら興味本位で観察するというのもまた秘境駅訪問としての楽しみ方の一つだろう。