01/01/07  作成  07/07/11 加筆修正

東山駅

函館本線 「東山駅」 駒ケ岳を望む雄大なロケーションの中、林のなかにひっそりと佇んでいる…  

        

                 特急の通過は多いが普通列車の本数は少ない。               今乗ってきた列車が私一人を残して遠ざかって行く…            

  訪問日記  2000年12月30日 訪問
 
  今回は3回目の北海道秘境駅訪問旅として、まず最初に訪れたのが、この“東山駅”である。 函館駅から森駅までは、お約束の特急「スーパー北斗」で行く。 
 そこで、全国に知れ渡った有名駅弁の「いかめし」を、駅前の製造直売店である阿部商店で求めた。 夕飯までは時間があったが、丁度良いおやつタイムといったところである。
 小振りなパッケージを開けるとイカが3匹、想像が出来ない程に充実した腹ごしらえが出来る上に非常に味が染みており、満足度は高いものであった。 そしてこれをこれから
 向かう始発列車であるキハ40のボックスに陣取り、車中で食しているとやがて発車時間となった。 発車するなり、暫く並行しながら行く砂原経由の列車を見送りながら、
 一路山間部へ向けて20‰級の登坂を開始する。 先に乗車した「スーパー北斗」のキハ281系とは雲泥の差で、非力なエンジンを唸らせてノロノロと走る。 そして、その後に
 訪問する予定の姫川駅に停車した後、間も無くこの駅に到着した。 乗降者は私一人で、日もすっかり落ちて薄暗い林の中にある、板切れホームの上に降り立った。
 この駅は戦時型スイッチバックと呼ばれる形式の停車場であったが、その遺構を探索するには暗くなってしまい、とうとう発見するには至らなかった。 また、待合室と呼べるものは
 一切無く、北海道の駅としては珍しい部類に属すると思う。 周囲を見渡す限り人家は直接見えなかったが、国道へ約300メートル程歩いて向かう途中に数軒ほど確認できた。
 そして、隣にある姫川駅へ向け、交通量の多い国道5号線の歩道をとぼとぼと歩き出したのである。