02/11/20 作成 07/07/11 加筆修正
東追分駅
原野の中にポツリと存在する小駅。 人影を見ることなどほとんど無い…
防風林からの木漏れ日に一時の安らぎを得る 原野を真っ直ぐ突き抜けて行く鉄路
訪問日記 2002年1月6日 訪問
この駅は道東へのメインルートとなっている石勝線にあり、特急「スーパーおおぞら」をはじめ、数々の優等列車が沢山の乗客を乗せてここを駆け抜けて行く。
そして、日々変わることなく僅かばかりの地元に住む乗客を乗せた普通列車だけが淡々とやって来て、“誰も降りず誰も乗らず”を繰り返している。 そんな数少ない
普通列車であっても、早朝と深夜の一部の列車はここを通過しており、そのことからも利用者が少ないということを窺い知ることができる。 駅は広大な原野の中にあって、
駅のほとんどは防風林に遮られている。待合室はというと独立してはいないのだが、跨線橋の階段下に延長された形で空間があり、埃だらけのベンチが申し訳け
なさそうに付いているだけという実に簡素なモノだ。
周囲は遠くに人家が数軒点在しているのみで、川を挟んで“道道462号線”には自動車が頻繁に行き交っているのが見える。やはり自動車の数を冷静に見ていると、
近距離を目的とする普通列車の役割というものが、次第に奪われているのが解る。 それは特急列車にとっても追い抜きや行き違いなどの運用面、そして車両そのものの
性能による速度差などがネックとなってスピードアップの妨げとなっている現状もある。 しかし、運転免許を持てない高校生以下の年齢の人や高齢者、体の不自由な
人などの利用など、採算面でメリットが少ないからといって切り捨てて行く考え方には、私個人としての意見は賛成しかねる。
さて、私は今回この駅へお昼前(11:21)の新夕張行きの列車に乗ってやってきた。 しかし次にこの駅を停車する列車は約2時間後である。 一通り散策を終えた私は
空腹を覚え、追分駅で数分停車していた際にチェックしていたタクシー会社の電話番号を携帯電話から掛けた。 およ10分は経ったであろうか、タクシーは雪の中をこちらへ
向かってやってきた。 「追分駅までお願いします」と告げ、約4kmの道のりを走り出すのであった。 道路から見る東追分駅だが、少しばかり長いホームであっても、
すっぽりと防風林に隠れていて様子が良く分からない。 やはり日の目を見ることは無いのであろうか…