00/9/11 作成  07/07/11 加筆修正

江津本町駅

三江線 「江津本町駅」 水辺にそっと佇む小さな駅に、誰もいない静かな一時が流れている 

    

江の川の河口に近いため、川幅はとても広くて流れは穏やかである   そんな川を眺める絶好のロケーションを誇る駅だが、待合室は落書きの嵐… 

  訪問日記  2000年8月13日 訪問

 この駅は、中国地方を流れる大河である「江の川」の河口に開けた都市である江津市にある。 その江津駅から分岐している三江線でたった一駅目にある“江津本町駅”
 という名の小駅である。 名称だけをみるといかにも街の中心部にあって、さぞかし賑やかな場所にあると思われがちだが、実際は街から離れており、人家は駅のホームから
 対岸に見えるだけという、至って閑静な場所にある。 まあ、こちら側に全く人家が無いと言うのではなく、林の切れ目にカーブしていく狭い道を進むと、いきなり密集した
 集落が現れる。 いきなり騙された?ような錯覚に陥ったが、まあこういった駅も珍しいものであろう。
 
 今回、この江津本町駅へは、江津駅から僅か1Km余りという近さなので、迷わず歩いての訪問となった。 夏の暑い昼下がり、江の川沿いに滴る汗を拭きつつやってきたが、
 まあ10分少々で到着したので大した苦労は無かった。 
 駅のホームにある待合室は締切りもできて造りつけの長椅子もある結構良い構造をしているのだが、都市部に近いせいか如何せん落書きが酷く、おまけに壁の一部が
 蹴らたように破損していた。 まあ、常識外れなマナーの悪い奴はどこの地方にも居るので、今更どうこう言うつもりはない。 こういった人種は残念ながらきっとそれ相応の
 然るべき未来が待ちうけていることであろう。

 しかし、駅のホームから眺める景色はこんな外道の些細な愚行さえも忘れてしまう程、素晴らしい景観が開けていた。 周囲の観察と撮影を終え、暫くこの風景を眺めていたが、
 やがて乗車すべき列車がやってきたので乗り込むことにする。  そして単行のキハ120系は軽快にエンジンを吹かしながら、この江の川に沿って走り出した。