2000/9/11 作成

江津本町駅

三江線 「江津本町駅」 水辺にそっと佇む小さな駅に、誰もいない静かな一時が流れている 

    

江の川の河口に近いため、川幅はとても広くて流れは穏やかである   ブロック積みの待合室は至って簡素

   訪問日記  2000年8月13日 訪問

  ここは、中国地方を流れる大河「江の川」の河口近くの小さな駅。三江線の起点、江津から一駅目である。駅名だけ見ればいかにも街の中心部
にあり、さぞかし賑やかな所にあると思いきや、人家はホームから広い川幅の対岸に見えるだけだ。それでも、こちら側に全く人家が無くはないが、
切通しのカーブを抜けると、いきなり街らしい集落が現れるといったところ。何やら騙されたような錯覚に陥ったが、これだけ変わった立地の駅も珍
しいものである。
 
今回の訪問は、江津駅から僅か1Km余りなので、歩いての訪問した。夏の暑い昼下がりだったが、江の川を眺めながら10分少々で到着したので大
して苦労しなかった。ホームにある待合室は締切りも可能で、造りつけの長椅子もあるが、都市部に近いせいか少々落書きが見られたことは残念で
あった。しかし、駅のホームから眺める景色はこんな外道達の些細な愚行さえも忘れてしまうほど素晴らしい。周囲の観察と撮影を終え、しばし風景
を眺めていた。やがて乗車すべき列車がやってきたので乗り込んだ。単行のキハ120系は軽快にエンジンを吹かしながら、川に沿って走り出した。