00/9/8 作成 07/07/11 加筆修正
明塚駅

三江線 「明塚駅」 国道は江の川の対岸を走り、静かな環境に数軒の人家。 そして田圃が広がる…

駅前は田圃とネギ畑の農地が長閑な雰囲気を出している。 待合室といってもコンクリブロック造りの吹きさらしタイプで長椅子ベンチがあるだけ。
訪問日記 2000年8月13日 訪問
この駅は、三江線の江津-浜原区間にある。 今まで互いに江の川沿いに平行していた県道40号線は、川の対岸へと大きく逸れてしまい、何故かこの駅だけが
取り残された格好となっている。 おまけにその対岸へ渡ろうにも近くに橋が無く、約1.7Km石見簗瀬側へ戻った所にある県道の橋を渡る他に道は無い。
駅前に通っている道は、とても狭い上に三江線とも何度も絡み合い、踏み切りを渡りながら右往左往しながら進んでいくというとても不便な場所にある。
このような辺鄙な場所にあるため、自動車の交通量は殆ど無く、周囲にある数軒の人家に特別な用のない限り、通行する必要など全く無いであろう。
その人家の他には“明塚発電所”という水力発電所と、やっているのかいないのか判らない小さな鉄鋼所があるだけで目立ったものは特に無く、人通りも稀で
不気味なほど静まり返っていた。
今回、私は中国秘境駅訪問旅として、この三江線は“期待路線”ということで特にマークしており、目的に叶いそうな駅を丹念に観察しながら進んでいた。
乗っていた列車は浜原停まりであるため、その前に雰囲気の良い駅を見つけて下車したいと思っていたが、なかなか良さそうな駅が無く、少々焦り始めていた。
そんな矢先この明塚駅に近づき、乗車していたキハ120の前方より観察した結果、中々の雰囲気であった為、下車を決断した。 そしていよいよ下車をするのであるが、
生憎の雨模様で、しかも下車した直後から突然大雨が降り出してきた。 結局、次の列車を待つ2時間弱を、コンクリブロック造りの吹きさらし待合室のベンチで過ごす
羽目になってしまったことは残念であった。 それでも小雨になるのを見計らって周囲の撮影を済ますが、列車待ちの時間は恐ろしく暇であったが、沸かしたての
コーヒーを飲みながら、今後のプランをゆっくり検討する時間も出来て以外と不満ではなかった。
こうして半ば不毛な時間を過ごしているうちに、乗車目的の三次行きの列車がやってきて乗り込み、この静かな駅を後にしたのであった…