奈良町

写真上:奈良町資料館
写真下:奈良町物語館周辺
 奈良町は、平城京のまちの構造をもとに、中世に新たに発達した町です。
 長岡京遷都の後、平城京は荒廃しましたが、寺院はそのまま奈良に残り、やがて、寺の仕事にたずさわる人たちが住みつき、「郷」と呼ばれるまちができました。
 室町時代には、商業や手工業が発達し、町人による自治制度も確立されていきます。安土桃山時代には一時期沈滞しますが、江戸時代には再び産業が栄え、そして、東大寺や春日大社などの参拝者を迎える門前町へと変わっていきました。

 地域としては、奈良公園、高畑周辺と一部ダブっていますが、歴史的に見て、中世・近世以降の面影を遺すまちとして、天平文化のエリアである奈良公園等とは性格が少し異なるため、分けて捉えてみました。
 江戸末期から明治期の建物や資料館、中世を通じて庶民の信仰を集めた元興寺など、見学スポットも多々あります。
 近年、まちづくり意識の高まりを感じます。

(平成12年3月奈良市観光課発行「ならまち」参考)

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