葛城

写真上:高天原の万葉歌碑
写真下:一言主神社北方の道から大和三山を望む
 大和と河内の国境にある葛城山・金剛山の麓を伝う葛城古道は、大和青垣の東麓を伝う山の辺の道に対し「西の山の辺」とも呼ばれています。

 ここは、古代豪族の賀茂氏・葛城氏の本拠地として知られ、神社が多い地域です。
 賀茂氏は、三輪を拠点とする三輪氏と同じく大国主神(またの名を大物主神・大己貴(おおなむち)神)の子孫という大田田根子を祖とし、“天つ神”と呼ばれた大陸からの渡来者に支配される以前に“国つ神”として君臨した神々を奉ずる氏族といわれます。
 葛城氏は、五世紀に大王家の外戚として重きをなし、仁徳天皇の皇后となった磐之媛など歴史上著名な人物を輩出している氏族です。(吉川弘文館『日本古代氏族人名辞典』参考)

 また、葛城には神話に登場する“高天原”伝説地もあります。
 のどかな田園風景が広がるなかで、ふと、神話の雰囲気に惹きこまれてしまう…ここは、そんな里なのです。

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奈良大和路花紀行〜秋の葛城古道 九月の葛城古道は、彼岸花や秋桜が、さりげなくも華やかに彩り、道行く人を酔わせます。
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