斑鳩

写真上:藤ノ木古墳
写真下:法起寺遠景
 斑鳩といえば、聖徳太子ゆかりの里といえましょう。

 「日本書紀」によると聖徳太子(厩戸皇子)は推古9年(601)に斑鳩宮の造営を始め、その4年半後に移り住み、以後、太子は斑鳩にて政務を行っていたとみられています。
 そして、太子が、斑鳩宮のすぐそばに、今日も世界最古の木造建築として名高い法隆寺を建立したことは、もはや定説となっています。
 太子の死後、太子の子孫(上宮王家)は蘇我入鹿らに攻め滅ぼされ、斑鳩宮は焼失してしまいましたが、後世その故地に、太子の遺徳を偲んで法隆寺東院が建立されたと伝わっています。

 斑鳩には、このほかにも、太子の母穴穂部間人皇女の宮を寺としたと伝わる中宮寺、太子の遺言により太子の子の山背大兄王が岡本宮を寺に改めたという法起寺、山背大兄王が建立したと伝わる法輪寺、太子が晩年過ごしたと伝わる飽波葦垣宮と推定される上宮(かみや)遺跡など、聖徳太子に関わる寺や遺跡がたくさんあります。

 聖徳太子にまつわる伝承には、まだ多くの謎が隠されています。田園の向こうに古寺の塔が見える…そんなのどかな斑鳩の里には、それらの謎を解く鍵が秘められているのです。

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聖徳太子の史跡〜上宮遺跡 聖徳太子が晩年過ごしたと伝わる飽波葦垣宮の推定地。
聖徳太子の史跡〜三井 聖徳太子が作ったと伝わる古井戸のひとつ。
奈良 法隆寺東院夢殿 聖徳太子の史跡、法隆寺東院夢殿。本尊特別開扉のときにぜひ訪れたいところです。(仏像の撮影はできませんが。)
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