加賀友禅・糊置きの職人になった≪キッカケ≫     
           

金沢の美術館へ美人画の展覧会を観に行った時の事です。

手が届きそうなところにある美人画の数々・・・近づいて美人画の真下に立った時、

その大きさと迫力に、全身トリハダがたって、その場で感動に打ち震えました。

「すごい!」、「本物はすごい!」、と何度も何度も心の中で繰り返し、手は汗でグッショリ濡れていました。

その夜は、展覧会の美人画を思い出し、なかなか寝付けませんでした。

展覧会での美人画との出会いが、私の一生を変えた一瞬!!!

その一瞬が≪加賀友禅・糊置き≫の職人になる≪キッカケ≫でした。

       中島良二 : プロフィール 

 〔 加賀友禅 ・ 手描部門(糊置)  伝統工芸士 〕

1993年   第19回加賀友禅新作協議会 中部通商産業局長賞(糊置)

1997年   加賀友禅 手描部門(糊置)  伝統工芸士:認定

2001年   第23回伝統加賀友禅工芸展 糊置技能賞
2009年   第31回伝統加賀友禅工芸展 糊置技能賞

2009年   韓国:全州市姉妹提携

      第8回伝統工芸作家交流展:金沢金箔・加賀友禅招待展

      韓国:全州市・校洞アートセンターにて、糊置きを実演
      
      ・・・・・・・・・ 韓国では、本当に親切にもてなして頂き、感謝感謝です。

資   格    経済産業大臣認定資格  加賀友禅・手描部門・糊置
伝統工芸士          登録番号・504156 
会   員 日本伝統工芸士会     加賀染振興協会

下記に、私の名前「中島良二」・・・が、掲載中 (^-^)/

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下記にも 私の名前「中島良二」・・・が、掲載中 (^-^)/

加賀友禅 KAGAYUZEN-ホーム ⇒「 リンク」 より 掲載中!


 手仕事の詩  ここからはは、私の「ボヤキ」 が主です。

まず第一に、これからの、加賀友禅はどうなっていくのでしょうか?

昨今の友禅業界は悲惨なものです。

このままでは、後継者どころか、現役の職人たちも食って行けないのが現状です。

「糊置きの工賃」の大半(加賀友禅では比較的に値段の安いもの)は、内職程度のものなのです。

マ〜そういう私も安い工賃でしか、仕事はありません。仕事量もありません。

もちろん、本業だけでは食っていくことは出来ないので、バイトに行っています。

消費者にすれば、加賀友禅は決して安いものではありません・・・

ところが、新聞の内職案内の欄には、必ず「加賀友禅の糊置き」と「加賀友禅の彩色」が掲載されています。

しかも、工賃などは委細面談とのこと・・・

これからの加賀友禅を、内職だけでやっていこうというのだろうか?

加賀友禅本来の良い技、良い伝統などは無視していいのでしょうか?

こんなことで「良いもの、本物の加賀友禅」が出来るわけがありません。

加賀友禅の名前を汚すだけではないでしょうか・・・

先人たちが苦労をして伝えてきた『技』などを無視して、これからの仕事をやっていこうというのか?

私には、疑問点がいっぱいあります。


少なくとも、糸目糊の材料だけは、この資料を参考にして、しっかりした本物の糊を使ってほしいものです。

面倒だから、利益が出ないから等といって、伏せ糊に使うような材料を使って「糸目糊」を置くような人もいるとの話があります。

とにかく、儲かれば良い・・・

このような考えでは「本物の加賀友禅」は無くなってしまいますし、また消費者も見向きもしないようになるでしょう???


私は、加賀友禅の本物・技・材料を残していくべきだと思っていますし、

『日本が誇る巧みの技』を世界に公表したいと思っています。

職人の工賃だけは思いっきり安くなりました。そして仕事量も激減しました。

それで??
「それで、どうしたの?」 と言われても、困るんですが・・・

マ〜こんな訳で、今はメチャクチャになってしまった加賀友禅業界ですが、出来ることなら

私のサイトを参考にして、良いものとそうでないものを「見分ける目」を養ってください!

そして、良い物を購入してください。

 伝統を保存していくために   

誰か名案を・・・加賀友禅本来の手作りの技を、いつまでも後世に残すために。

   今、何をすべきなのかを考えなくてはならない!と思います。

   このままでは、加賀友禅本来の良い技、良い伝統・そんなものの全てが失われてしまいます。

   そのためには、まず我々伝統工芸士だけではなく、きっちりと良い仕事をする人たちの、

   地位が向上しなければならない訳ですが、この厳しい現状ではそれも無理なのかな?

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