消え行く職人の道具  : 解説ページ

伝統工芸に携わる職人は、昔から受け継がれてきた「道具」を使わなくてもいいのでしょうか?

 加賀友禅の職人は昔から受け継がれてきた「道具」があるのに使わない・その訳は・・・

渋筒 
(しぶづつ)

  渋筒とは、枯れた紙(古い建物を壊すときに、襖の裏に貼ってある薄い日本紙)を筒状にして、

  柿の渋を数回塗って乾燥させた筒のことですが、渋筒は使い始めて二週間で駄目になる・・

  そして、渋筒の使い方さえも知らない。

  一方、特殊フイルムの筒は半年以上経過しても ・・ まだまだ使えそうです。

  そんな訳で、私を含めて・・・殆どの人が渋筒を使っていないようです。

  格段の差がある材料の使用を誰が止めることができるのでしょうか?
刷毛(はけ)

  地入れ (豆汁)専用の刷毛は、決して安いものではないのですが、

  近年・・・本当に良い刷毛がありません。

  使っている当初は、数本ですが抜け落ちてきますし、3ヶ月もすると毛がバサバサと抜け落ちてしまいます。
  
  ★  現在では、襖の張替えに使うときの「ノリ刷毛」を使用しています。

一本糸用 ロックミシン

  友禅業界では、必要不可欠な「一本糸用ロックミシン」ですが、現在は生産:販売されていません。

地入れ用 ガスバーナー


  糊置き職人には、無くてはならない 「地入れ用ガスバーナー」ですが、これもまた生産工場が有りません。

  新たに友禅の糊置きをしようとする場合は、どうすれば手に入るのでしょう?

伸子 (しんし)

  友禅の生地の加工には無くてはならない伸子ですが、近年のものは腰が弱くなった気がしてなりません。

  以前のような伸子はもう作り手がいなくなったのでしょうか・・・?

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